聖女として召喚されたのは双子の兄妹でしたー聖女である妹のオマケとされた片割れは国王の小姓となって王都復興を目指しますー

高井繭来

文字の大きさ
139 / 167
御使い様が誑しに進化しました

【御使い様は学びたい42】

しおりを挟む
「フレイムアーチャはどうなってるんですか!ガフティラベル帝国と仕える厨房の設備が天と地の差なんですけど!!」

「まぁ栄養が取れて腹が満ちればそれでいい国だからね~」

 珍しく深海がお怒りだ。
 昼の食事でまず怒り、買い物で気分が晴れたと思った矢先、またお怒りになった。

「焼くしか出来ないって、レベル低すぎだと思いませんかフィルド様?」

「う~んウチも復興前は酷かったからあんまり言えないな~。つーか焼くだけの厨房でその食事作ったフカミちゃんが凄いと思ってる」

「うんうん、フカミちゃんの手料理たすかりますよ!こんな味気の無い食事じゃ女の子漁りに行く気にもならないってもんですよ!」

「それでルナトーちゃんも今日は居る訳ね」

「フィルド様だけ美味しい食にあり付こう何て思わないで下さいね。私フカミちゃんもストライクゾーンど真ん中なのに自制してあげてるんですよ?その分の恩をちゃんと返して下さいよ?」

「有難うございますルナトーさん」

 フィルドがルナトーを手を合わせ拝む。
 毎夜ルナトーが町に繰り出してくれるからフィルドは深海と2人きりで入れるのである。
 無自覚な深海のせいで精神は天国と地獄のシャトルランだが。
 それでも好きな女の子と毎日2人きりで過ごせるのは確かな幸せだ。
 これからフィルドはルナトーに頭が上がらないだろう。
 深海の学びたい発言から発生した旅で、カースト順位が変化した瞬間であった。

「まぁ焼いただけなんであんまり期待しないで下さいね」

 そう言って深海がトレイを机の上に置く。

 ☆本日の夕食☆
 ・直火焼き バーベキュー パン
 材料
 強力粉2カップ(200g)
 ハチミツ(砂糖)
 塩小さじ2/3
 牛乳150cc
 バター(オイル)20g
 ・作り方
 1材料を順番にボールか混ぜられるサイズのお鍋に入れていく。
 2混ぜていく。混ぜ粉、塩、砂糖、牛乳を混ぜて混ぜて捏ねる。
 3ひとまとまりになったら常温で柔らかくなったバターを混ぜ込む。
 4油が浮かなくなったらさらに1分くらい捏ねてひとまとめに綺麗に丸くする。
 5棒に生地をぐるぐると巻く。
 6とろ火で焼く。ぷくーっと膨れていい匂いがしてきたら完成。

 ・ポーク バックリブのスパイシーカレー焼き
 材料
 アメリカン・ポーク(豚肉)バックリブ(かたまり)1スラブ
 <A>
 カレー粉大さじ1
 ヨーグルト1カップ(ガフティラベルで購入してフィルドに魔力で【防腐】をかけて貰っていた物)
 塩小さじ2
 クミンシード小さじ1
 ・作り方
 1アメリカン・ポーク バックリブは骨と骨の間に包丁を入れて切り分ける。 
 2ボウルに(1)と<A>を入れてよくなじませる。
 3天板に並べ、強火で30分ほど焼く。

 ・ アコーディオンポテト
 材料
 じゃがいも4個
 ローズマリー (乾燥)小さじ2
 クリームチーズ大さじ4
 パセリ適量
 レモン(くし形切り)1切
 A)
 オリーブオイル大さじ4
 塩こしょう小さじ1
 ・作り方
 1じゃがいもを皮ごとよく洗う。
 2箸をセットして下部を切り落とさないように3mm幅の間隔で切れ込みを入れる。
 3ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。
 4スキレットに4を乗せて5を刷毛で塗り、ローズマリーを振りかける。
 5強火の鉄板で15分焼く。
 6じゃがいもに火が通ったら、クリームチーズとパセリとレモンを添えて完成。

「フカミちゃん天才!おいし~♡」

「ルナトーちゃん俺の分まで取らないでよ!」

「はいはい、足りない分は私が分けますから取り合いは止めて下さいね」

 フィルドとルナトーが食事に夢中になってる姿を見て、ようやく深海の怒りも治まったのであった。
しおりを挟む
感想 213

あなたにおすすめの小説

存在感のない聖女が姿を消した後 [完]

風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは 永く仕えた国を捨てた。 何故って? それは新たに現れた聖女が ヒロインだったから。 ディアターナは いつの日からか新聖女と比べられ 人々の心が離れていった事を悟った。 もう私の役目は終わったわ… 神託を受けたディアターナは 手紙を残して消えた。 残された国は天災に見舞われ てしまった。 しかし聖女は戻る事はなかった。 ディアターナは西帝国にて 初代聖女のコリーアンナに出会い 運命を切り開いて 自分自身の幸せをみつけるのだった。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います

登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」 「え? いいんですか?」  聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。  聖女となった者が皇太子の妻となる。  そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。  皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。  私の一番嫌いなタイプだった。  ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。  そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。  やった!   これで最悪な責務から解放された!  隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。  そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。 2025/9/29 追記開始しました。毎日更新は難しいですが気長にお待ちください。

私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜

AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。 そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。 さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。 しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。 それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。 だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。 そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。 ※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。

追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている

潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。

(完)聖女様は頑張らない

青空一夏
ファンタジー
私は大聖女様だった。歴史上最強の聖女だった私はそのあまりに強すぎる力から、悪魔? 魔女?と疑われ追放された。 それも命を救ってやったカール王太子の命令により追放されたのだ。あの恩知らずめ! 侯爵令嬢の色香に負けやがって。本物の聖女より偽物美女の侯爵令嬢を選びやがった。 私は逃亡中に足をすべらせ死んだ? と思ったら聖女認定の最初の日に巻き戻っていた!! もう全力でこの国の為になんか働くもんか! 異世界ゆるふわ設定ご都合主義ファンタジー。よくあるパターンの聖女もの。ラブコメ要素ありです。楽しく笑えるお話です。(多分😅)

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます

七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。 「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」 そう言われて、ミュゼは城を追い出された。 しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。 そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。

SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない? その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。 ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。 せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。 こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。

処理中です...