顔を焼かれ妹に荒野に捨てられた公爵令嬢、その身を偽り皇太子の護衛として王国へと帰還する

高井繭来

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小話・季節ネタなど(後書き手の呟きとか)

♡HAPPYVALENTINE♡1日遅れてごめんね

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 バレンタイン前日、天界のユラ様から呼び出されました。
 そしてポリフォニーに変化して欲しいと。
 わざわざペガサスで迎えに来てくれたユラ様を無碍に返す訳にはいけません。

 私はペガサスの後ろに乗り込み、ユラ様と天界に行くのでした。

 そしてユラ様が言うままにチョコレートを作りました。
 型を取るためにポリフォニーになる必要があったそうです。
 変な媚薬的なモノも盛られてしまいました。
 まぁ薬学をマロン様から学び、水属性の魔術が使える私には簡単に解毒出来ますが。
 ユラ様は解毒する前に仕事を終えたようです。

 美人の笑顔、眼福ですね。

 そんなにニコニコ微笑まれるとされた事も許してしまいます。
 美人さんは得なのです。

 そして型にピンクのチョコレートを流し込みました。
 そして冷蔵boxに入れて固まるまで冷やします。
 この段階で私はポリフォニーからカノンに戻ります。

 チョコが固まるまでお茶の時間だからです。

 ユラ様が男とお茶をしていると、何処からともなく現れたドラジュ様にイイ笑顔でドナドナされるからです。
 女同士なら問題ないそうです。

 それにしてもチョコレートを作る工程が全部私だったんですが、どうやらユラ様は料理が苦手なのだそうです。
 厨房を爆発させること百数十回。
 手料理禁止令が神様から出ているのだとか。

 そして固まったチョコレートを型から抜き、ラッピングして完成です。
 持って帰るように?
 どうやらコレは私から皇太子様に渡す分のチョコレートなんだそうです。
 このチョコを、ですか………。
 でも折角ユラさんが手解きしてくれたので、明日皇太子様に渡しましょう。

 :::

「カノン、このチョコは…?」

「ユラ様の指導の下作りました」

「どうやってこの形にしたのだ?」

「ポリフォニーに変身させられました。後すぐに治しましたが媚薬を盛られました」

「と、言う事は…コレはポリフォニーの…………」

 皇太子様の頬がバラ色に染まります。
 瞳を蕩けさせて、もう表情が乙女です。

「いただきます♡」

 ペロペロと皇太子様がチョコを舐めます。
 どうせならガブリとかみ砕いてくれた方がメンタル的に有難いんですが。

 上下にペロペロとそのチョコを舐められると何だか複雑な気持ちになります。

「ポリフォニーのが私の口に………」

 うっとりするの止めて貰えないでしょうか?
 チョコレートに夢中な皇太子様を見て、カノンよりポリフォニーの方が好きなんじゃないかと何百回目の疑いを思い浮かべました。
 まぁどちらにしても私だから良いんですけどね。
 こうして私と皇太子様のバレンタインデーは過ぎていきました。

 それより天界でユラ様が、神様にステイされて、その後ドラジュ様にドナドナされた気がするのですが気のせいでしょうか?

 ※気のせいではありません
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