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本編で語られなかったイチャラブ事情
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アンドゥSide
「ルーシュは何処かな?今日はオグリが居ないから匂いで追跡は出来ないし、頑張って自分で探さないと。僕予知系は苦手なんだけど大丈夫かな?ルーシュ、何処かでコケたりしていないかな?」
それを人はフラグと言う。
兎に角アンドュアイスによるカカン王宮探索が始まった。
「えーと、まず人に聞いてみよう」
アンドュアイスは近くにあった食堂に入った。
一気に食堂がざわつく。
とんでもない美形が入って来たのだ。
男も女も興奮で顔を赤くしている。
まったくとんでもない誑し体質である。
近くに居た酒を昼から嗜んでいる屈強な男に尋ねる事にした。
「若葉色の髪に稲穂色の瞳の背の高い少女を見なかったであろうか?」
キラキラとアンドュアイスにエフェクトがかかっている。
皇太子スマイルで皆ドッキドキだ。
食堂に入って来たイケメンは身分迄お高そうなのである。
「あ~ん、どこの貴族の兄ちゃんだ?腰に剣をさしているならそれなりに戦えるんだよな?俺に勝ったら教えてやっても良いぜ~」
ぷはぁ~と酒臭い息をかけられる。
どうやらこの屈強な男は同性にはときめかない体質のようだ。
いや、普通は皆ほとんどそうなのだが、誑し体質のアンドュアイスが悪い。
「では手合わせをしよう。勝った暁には少女の事を教えて貰うぞ?」
「いいぜ、兄ちゃんこっちに来な!」
こうしてアンドュアイスは闘技場へと移動したのであった。
:::
ルーシュSide
「あぁぁぁぁぁ逃げちゃった…だってアンドゥ様があんなこと言うなんて!!女の胸嫌いなはずなのに、私のは気持ちいと、か…………」
もうルーシュの顔は真っ赤である。
胸を褒められたのは初めてだ。
しかも恋する男に褒められたのだ。
嬉しくない筈が無い。
だがまだ16歳、思春期のルーシュにはアンドュアイスの言葉は恥ずかしすぎた。
「うぅ~~~いやらしい意味とかじゃなくて大型犬モードで言ってるのは分かっているんだけどさ~~~~」
そう、その言葉に色は無かった。
子供がママの胸好き~、と言っているのと同程度の言葉だ。
だが、だがルーシュは初めて恋したまだ16歳の乙女なのである。
しかもつい1年ちょっと前まで男として生きて来たし、自分の性認識もどちらかと言うと男よりだった。
つまりルーシュは女の子歴1年ちょっとなのだ。
男のあしらい方など知っている筈が無い。
「逃げてきちゃったけどどしよ?しかも足まで挫くし………」
しっかりとフラグを回収しているルーシュであった。
「ルーシュは何処かな?今日はオグリが居ないから匂いで追跡は出来ないし、頑張って自分で探さないと。僕予知系は苦手なんだけど大丈夫かな?ルーシュ、何処かでコケたりしていないかな?」
それを人はフラグと言う。
兎に角アンドュアイスによるカカン王宮探索が始まった。
「えーと、まず人に聞いてみよう」
アンドュアイスは近くにあった食堂に入った。
一気に食堂がざわつく。
とんでもない美形が入って来たのだ。
男も女も興奮で顔を赤くしている。
まったくとんでもない誑し体質である。
近くに居た酒を昼から嗜んでいる屈強な男に尋ねる事にした。
「若葉色の髪に稲穂色の瞳の背の高い少女を見なかったであろうか?」
キラキラとアンドュアイスにエフェクトがかかっている。
皇太子スマイルで皆ドッキドキだ。
食堂に入って来たイケメンは身分迄お高そうなのである。
「あ~ん、どこの貴族の兄ちゃんだ?腰に剣をさしているならそれなりに戦えるんだよな?俺に勝ったら教えてやっても良いぜ~」
ぷはぁ~と酒臭い息をかけられる。
どうやらこの屈強な男は同性にはときめかない体質のようだ。
いや、普通は皆ほとんどそうなのだが、誑し体質のアンドュアイスが悪い。
「では手合わせをしよう。勝った暁には少女の事を教えて貰うぞ?」
「いいぜ、兄ちゃんこっちに来な!」
こうしてアンドュアイスは闘技場へと移動したのであった。
:::
ルーシュSide
「あぁぁぁぁぁ逃げちゃった…だってアンドゥ様があんなこと言うなんて!!女の胸嫌いなはずなのに、私のは気持ちいと、か…………」
もうルーシュの顔は真っ赤である。
胸を褒められたのは初めてだ。
しかも恋する男に褒められたのだ。
嬉しくない筈が無い。
だがまだ16歳、思春期のルーシュにはアンドュアイスの言葉は恥ずかしすぎた。
「うぅ~~~いやらしい意味とかじゃなくて大型犬モードで言ってるのは分かっているんだけどさ~~~~」
そう、その言葉に色は無かった。
子供がママの胸好き~、と言っているのと同程度の言葉だ。
だが、だがルーシュは初めて恋したまだ16歳の乙女なのである。
しかもつい1年ちょっと前まで男として生きて来たし、自分の性認識もどちらかと言うと男よりだった。
つまりルーシュは女の子歴1年ちょっとなのだ。
男のあしらい方など知っている筈が無い。
「逃げてきちゃったけどどしよ?しかも足まで挫くし………」
しっかりとフラグを回収しているルーシュであった。
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