輪廻転生~何度生まれ変わっても君を愛する~

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プロローグ

入学式~前編~

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僕の住んでる家から学校までなんと6分ぐらいにある
近いのは確かに嬉しいけどなんでこんな近いんだろう 
なんて思い、僕の父さん(?)というか薫さんに
聞いてみたことがある
あ、なんで疑問形かって?
それがさ、未だに慣れてなくてつい名前にさん付けしちゃうんだよね(苦笑い)

薫さんによるとお金持ちは狙われやすい
だから、桃園学院に入る子供達のために学校自体から
住む場所などを指定されるそうでそれは強制的らしい
また、そうすることにより学校側が管理しやすくなり
学校側も警備が回せるとのことだ

ゆ「あー、、そろそろ学校につく、、緊張するな」

だんだん通学路が入学するであろう生徒たちで溢れかえってきて 

生徒たちの声が聞こえる

女子生徒A「ねぇねぇ、知ってる?」
女子生徒B「どうかしたの?」 
女子生徒A「外部から特待生くるんですって!」
女子生徒B「まぁ、そうなの?!」
女子生徒C「それなら私も聞いたわ!!なんでも水城家の御曹司らしいわ!!」
女子生徒A・B「水城家ってあの?!!」
女子生徒C「どんな方か気になるわぁ♡」


うっ、これ僕のことだ、、あーなんだかもう帰りたい(泣)

そうこうしてるうちに学校に着くとそれはそれは
もう立派な大きな門がドドンという感じである
 
わー、建物色々あるし、警備員さんかな?
人数がかなりいてあちこち見かける
っていうかここほんとに学校かな?
あまりにも広すぎてテーマパークみたいだよ

生徒会男子役員A「さぁ、そこどいたどいたー!」

いきなり大きな声が聞こえたと思ったら
生徒たちがビシッと道を登校口まで開けた
ゆ「え、え、何、何が」
男子役員A「そこの君、さっさとどきなさい!生徒会長様ご一行様のお通りだ!!」
ゆ「え、え、うわっ!!」ドサっ
思いっきり押されて倒されてしまった  
ゆ「イタタタ、、、」
???「お前、大丈夫か」
そう言って男の子が僕に手を差し伸べてくれた
ゆ「あ、ありがとう、、」
おおお、、見上げるとそこには世界一とかなんか
そんな大層なのがつきそうな美形男子がいた
僕が見惚れていると
???「お前見たことないな。もしやお前が外部からの特待生か」
ゆ「え、あ、うん、そうだよ、よくわかったね?」
???「ここはほとんど顔なじみしかいないからな」
ゆ「あ、そっか、そうだよね」
忘れてた、ここは幼稚園からあるんだった
ゆ「良かったら君の名前教えてもらえないかな?」

???「俺か?俺の名前は、、、」
???「青音ー!どこだァ~!」
???「っ、悪いが呼ばれた。また後でな癒樹(フッ)」
ゆ「へぁ?!あ、うん、またね!!」 
誰かに呼ばれ男の子は行ってしまった
というかなんで僕の名前を知ってたんだろうか
女子たちの声「きゃぁぁぁ♡」
今度は何?!
女子たちの黄色い声援の先にいたのは、、、
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