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プロローグ
入学式~後編~
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黄色い声援の先にいたのは美男美女の集まりだった
目麗しい美男美女が歩き、様々な声援を受けている
女子生徒達「きゃぁぁぁ♡一颯様~!」
「天恵様、素敵~♡」
「青音様こっち向いてぇぇぇぇ♡」
男子生徒達「うぉぉぉぉぉ!!花梨様!!葩月様!!今日も麗しい!!」
ゆ(ぉぉぉ、、すごい声援だ)
女子生徒A「あぁ、、今日も拝めて眼福、、」
女子生徒B「はぁ、、、、ほんと、
とても_生徒会_とは思えないわ♡」
ゆ(ぇぇえ?!あれが生徒会なの?!)
(っ、時間!とりあえず式に間に合わなくなっちゃうからほかの入口探してみるか)
20分後、、、、
みなさん、、、、すいません、、、、
ご察しの方もいるかと思いますが、、僕迷子になりました!!
入学式の時間は8時30分
ただいま8時23分
ちーん、終わった、、、、、、、、
もう間に合うように着くのは諦めるしかない(半泣き)
ぶわっ
うわっ、風つよっ
強い風が吹いた瞬間目を閉じ
止んだ瞬間目を開けるとそこには
桜の世界が広がっていて、感動が押し寄せてくる
桜が風に吹かれ散るその姿を
ゆ「確かこう言うんだっけ」
???・ゆ「零れ桜だ・ね」
ゆ「えっ、、??」
もうひとつの声が聞こえて振り返るとそこには、、、、
???「あ、、驚かせちゃったかな?」
ゆ「あ、いや、だ、大丈夫だよ」
そこには夢で見たお姫様と同じ女の子がいた
???「ふふっ。君は噂の特待生くんかな??」
ゆ「う、噂??噂はよく分からないけど僕の名前は水城癒樹、よろしくね」
???「、、、、やっぱり(ボソッ)」
ゆ「え?」
???「ごめんなさい、なんでもないわ。私の名前は宵斬花梨。気軽に花梨って読んでね(ニコッ)」
ゆ「花梨、??」
初めて聞く名前なのにどこか、どこか懐かしさを感じる
そうまるで遠い昔から知ってるかのような
花「ゆきくんは入学式だよね?大丈夫?」
ゆ「はっ!!忘れてた!!」
そう言われてスマホの時計を見ると、8時26分
うん、もう間に合わない、ダメだ、
母さん、ごめん、初日から僕遅刻です
花「あちゃ、これは時間間に合わなそうだね、、そういえばなんでこんなところに来たの?」
ゆ「それが、、人だかりがあったからほかの入口探そうと思っただけなんだけど(泣)」
花「人だかり、?あぁ、多分それは私達のせいだね、ごめんねゆきくん」
ゆ「え、いやいや花梨さんが謝ることじゃないよ!!」
なんで花梨さんが謝るかはよく分からなかったけど女の子を悲しませるのはよくない
花「ふふ、ありがとう。お詫びに私から埋め合わせするね」
ゆ「ん?埋め合わせ?」
花「ゆきくん、耳を塞いで、目をつぶってくれないかな?」
ゆ「なんで??」
花「いいから」そう花梨さんは言って僕のおでこに手を当てた
花「ほら、早く、ね?(ニコッ)」
ゆ(う、笑顔が眩しい)
「わかった!」花梨さんの言う通りに目をつぶり
耳を塞ごうとすると
花「10秒たったら目を開けてね」
僕は返事の代わりに頷いた
耳は塞いでても微かに花梨さんが何かを呟く声が聞こえる
花「我は望む。我は望む。このらを目的の地へと導かん。我は望む。この者を導き届けんと、、」
だんだん花梨さんの声が聞こえなくなり
10秒数えて目を開けてみるとそこは何故か
何故か僕の行きたかった入学式が行われる体育館の入口前だった
何がどうしてそうなったか分からないけど
花梨さんのおかげで僕は式に間に合い特待生としての挨拶を無事に終えた
でも、僕の頭は式の間ずっと花梨さんとの
不思議な出来事で頭がいっぱいだった
だって、あの時、確かに僕は花梨さんと外にいたはず
そして、花梨さんが何かして僕は間に合った
一体何をしたんだろう、、、、
花梨side
「ふふ、ゆきちゃんきっとびっくりするだろうなぁ」
???「お、花梨、お前ここにいたのかよ」
???「探した、花梨」
???「花梨たら!急にいなくなるからびっくりしたわよ!!」
花「あ、一颯、天恵と青音くん、それに葩月まで、ごめんごめん、ちょっと雪と戯れてたの」
天恵「ゆき?この時期にか?」
青音「あぁ、、なるほどな」
一颯「あ’’??何の話してんだよ」
青音くんは何となく察してるみたい
花「まぁ、雪は雪でもただの雪じゃない」
そう、私にとってこの世にひとつしかない
たった一つの宝物
今世では絶対私が守るからね、樰
*あとがき*
キャラの説明は後で出てきますが読み方だけ載せときます!
一颯(いぶき)
天恵(そらえ)
青音(あおね)
葩月(はづき)
目麗しい美男美女が歩き、様々な声援を受けている
女子生徒達「きゃぁぁぁ♡一颯様~!」
「天恵様、素敵~♡」
「青音様こっち向いてぇぇぇぇ♡」
男子生徒達「うぉぉぉぉぉ!!花梨様!!葩月様!!今日も麗しい!!」
ゆ(ぉぉぉ、、すごい声援だ)
女子生徒A「あぁ、、今日も拝めて眼福、、」
女子生徒B「はぁ、、、、ほんと、
とても_生徒会_とは思えないわ♡」
ゆ(ぇぇえ?!あれが生徒会なの?!)
(っ、時間!とりあえず式に間に合わなくなっちゃうからほかの入口探してみるか)
20分後、、、、
みなさん、、、、すいません、、、、
ご察しの方もいるかと思いますが、、僕迷子になりました!!
入学式の時間は8時30分
ただいま8時23分
ちーん、終わった、、、、、、、、
もう間に合うように着くのは諦めるしかない(半泣き)
ぶわっ
うわっ、風つよっ
強い風が吹いた瞬間目を閉じ
止んだ瞬間目を開けるとそこには
桜の世界が広がっていて、感動が押し寄せてくる
桜が風に吹かれ散るその姿を
ゆ「確かこう言うんだっけ」
???・ゆ「零れ桜だ・ね」
ゆ「えっ、、??」
もうひとつの声が聞こえて振り返るとそこには、、、、
???「あ、、驚かせちゃったかな?」
ゆ「あ、いや、だ、大丈夫だよ」
そこには夢で見たお姫様と同じ女の子がいた
???「ふふっ。君は噂の特待生くんかな??」
ゆ「う、噂??噂はよく分からないけど僕の名前は水城癒樹、よろしくね」
???「、、、、やっぱり(ボソッ)」
ゆ「え?」
???「ごめんなさい、なんでもないわ。私の名前は宵斬花梨。気軽に花梨って読んでね(ニコッ)」
ゆ「花梨、??」
初めて聞く名前なのにどこか、どこか懐かしさを感じる
そうまるで遠い昔から知ってるかのような
花「ゆきくんは入学式だよね?大丈夫?」
ゆ「はっ!!忘れてた!!」
そう言われてスマホの時計を見ると、8時26分
うん、もう間に合わない、ダメだ、
母さん、ごめん、初日から僕遅刻です
花「あちゃ、これは時間間に合わなそうだね、、そういえばなんでこんなところに来たの?」
ゆ「それが、、人だかりがあったからほかの入口探そうと思っただけなんだけど(泣)」
花「人だかり、?あぁ、多分それは私達のせいだね、ごめんねゆきくん」
ゆ「え、いやいや花梨さんが謝ることじゃないよ!!」
なんで花梨さんが謝るかはよく分からなかったけど女の子を悲しませるのはよくない
花「ふふ、ありがとう。お詫びに私から埋め合わせするね」
ゆ「ん?埋め合わせ?」
花「ゆきくん、耳を塞いで、目をつぶってくれないかな?」
ゆ「なんで??」
花「いいから」そう花梨さんは言って僕のおでこに手を当てた
花「ほら、早く、ね?(ニコッ)」
ゆ(う、笑顔が眩しい)
「わかった!」花梨さんの言う通りに目をつぶり
耳を塞ごうとすると
花「10秒たったら目を開けてね」
僕は返事の代わりに頷いた
耳は塞いでても微かに花梨さんが何かを呟く声が聞こえる
花「我は望む。我は望む。このらを目的の地へと導かん。我は望む。この者を導き届けんと、、」
だんだん花梨さんの声が聞こえなくなり
10秒数えて目を開けてみるとそこは何故か
何故か僕の行きたかった入学式が行われる体育館の入口前だった
何がどうしてそうなったか分からないけど
花梨さんのおかげで僕は式に間に合い特待生としての挨拶を無事に終えた
でも、僕の頭は式の間ずっと花梨さんとの
不思議な出来事で頭がいっぱいだった
だって、あの時、確かに僕は花梨さんと外にいたはず
そして、花梨さんが何かして僕は間に合った
一体何をしたんだろう、、、、
花梨side
「ふふ、ゆきちゃんきっとびっくりするだろうなぁ」
???「お、花梨、お前ここにいたのかよ」
???「探した、花梨」
???「花梨たら!急にいなくなるからびっくりしたわよ!!」
花「あ、一颯、天恵と青音くん、それに葩月まで、ごめんごめん、ちょっと雪と戯れてたの」
天恵「ゆき?この時期にか?」
青音「あぁ、、なるほどな」
一颯「あ’’??何の話してんだよ」
青音くんは何となく察してるみたい
花「まぁ、雪は雪でもただの雪じゃない」
そう、私にとってこの世にひとつしかない
たった一つの宝物
今世では絶対私が守るからね、樰
*あとがき*
キャラの説明は後で出てきますが読み方だけ載せときます!
一颯(いぶき)
天恵(そらえ)
青音(あおね)
葩月(はづき)
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