あんたは俺のだから。

休息-kyusoku-5

「ぅくっ…。せまっ…。」

ギチギチと入った樹矢のモノを苦しさから無意識に締め付ける。

痛い…。息がまともにできない…。

「み、みぃっ…。っうぅ…。」

「っ…は…。締め付けすぎっ…。」

少しずつ動く樹矢の腰に合わせて、俺も自然と腰を振る。

「……っんあああぁ！」

「ここ、好きだね？しゆ。」

所謂俺のイイトコロに当たった樹矢は、嬉しそうにそしてまた、黒く笑ったのが顔を見ずに伝わる。

「んぅ！ぁん…！や、やだ…！」

「気持ちい…？ヌルヌルさせて、エロ…。」

滑りが良くなってきて、腰の動きも大きくなる。
何時より樹矢のモノが奥に当たり、突かれるたびに苦しいのに気持ちよくて、まともに声が出ない。

「っく。はっ…。あぁう、く、るしっ…！」

「んっ…しゆ、気持ちいい。最高…っ…。」

首筋にピリッと痛みが走る。
きっと、樹矢にキスマークを付けられた…。

「みぃ…く。もっ！もう、イキたいよぉ…。」

欲を解放したい…。
早く、早く、早く…！と自分のモノに手を伸ばす。

「しゆ、駄目。」

低く囁いて、手で阻止される。

「イカせてっ…！イキたい…！」

涙目で精一杯、樹矢の方に振り向いて訴える。

「しゆっ…。お強請りするなら、言い方があるでしょ？」

「みぃくん…。っあ！あぁ…んっ…。」

「ほら、言い直して…。」


完全に黒くなってる…。樹矢め…。