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第14章 アフターストーリー 光の神殿の外側を探索

第88話 隠し地下通路の奥にあるもの。神属性の秘密とは?

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「地下通路の奥に何があるんだ?」
「私たちの神属性の秘密です」
「マコトさんが石板により、私たちの世界をこの世界に出現させてくれました」
 マコトの質問にサミエルとサメエルが答える。

「と言うことは、普通は行けないの?」
 ミアが聞く。
「私たちの世界は天界と呼ばれるところにあります。普通には行けませんし、道具が必要になります」

「魔王倒したけど、そんな道具なかったよな?」
 マコトがみんなに聞く。
「きっと手に入れる方法があるんでしょ?」
 ラミアが言った。

「その道具も魔王がどこかに隠した。……と思っていたけど、違った」
「その道具は地下通路の奥に・・ある」
「天界に行くためのものがか?」
 マコトが驚いて聞いた。
「そう」

「誰が保管してるの?」
 ミズナシが聞いた。
「私たちの神と呼ばれている者」
「意味深ね」
 ラミアがうなずいた。

「ついた」
 マコトたちは地下通路の奥に着いた。
「ここが……」
「なんか、すごいところね」

「お待ちしていましたよ。マコトさん」
「よろしくお願いします」
「これが我々の間に伝わる空船と呼ばれるものです。神の力によって動くことができます」
「どうやって外に?」
「壁をすり抜けることができます」

「ええっ」
「私たちは大丈夫なのか?」
 ミーナがびっくりして聞く。

「安心してください。乗ったままじゃありません」
「外に出してから乗るんです」
「ああ、そういうことね」
 納得する。


「それと、神属性についてもお話しておきましょう」
 こういう話だった。神属性はどの属性に対しても一定の効果が出せる属性で、苦手な相性がなく、悪に強いとされている。
「なるほどな」
「火は水に弱く、草は火に弱いなどの相性がありますが、神属性は相反するものがありません」

「最強じゃないか」
 マコトが言った。
「だが、大魔王により、神は封印され、力は失われた」
「それをマコトさんが」
「石板で復活させた、ということか」
「そうです」
「とりあえず、出ましょう」
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