バスケ部員のラブストーリー

小説好き和正

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第1章

バスケ部でばったり

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高田まさるは部活に行くため、教室を出た。

「今日も練習しないとな」
俺は中学の頃からバスケをしている。そこまで強くはないが、県大会に出るくらいの実力はある。今は全国に向けて練習をしているが、全国の壁は高い。予選敗退を繰り返している。


「まさる、遅いぞ」
「悪い」
「お前が来ないと始まらねえよ」
「全国が待ってるからな」
「予選敗退はもう勘弁だ」


「まさる、今日も練習してるのかな?」
みなみはまさるが練習してるであろう体育館の方を向いて呟いた。
「行ってみようかな」


「まさる、パス」
「おう!」
まさるがシュートを決める。
まさるのチームは20―28で勝っていた。
「残り5分、行くぞ!」
(頑張って)


しかし、まさるが相手をマークしていて、ボールをカットしようとした時、相手を倒してしまった。
「ファウル」
相手がフリースローを二発決める。
6点差となり、相手が勢いつく。


まさるのブロックをかわされ、いとも簡単にスリーポイントを決められる。
25―28となり、残り2分。
「まさる、パス」
「おう! あっ」
パスを取り残し、相手チームにボールが渡る。


「なにやってるんだ!」
「ごめん」
結局、29―28で負けてしまった。
「どうしたんだよ、まさる」
「調子悪いな」
「焦ってるんじゃないか?」
「そうかもな」


「まさる!」
「あ、みなみ」
「かわいい彼女のお出迎えか?羨ましいな」
「幼なじみだよ」
「じゃあな」

「まさる、大丈夫?」
みなみが腕を持って、支えてくれる。
みなみは高校になって、すごくキレイになった。体つきも女の子になり、体操着を着ていると良く分かる。


「大丈夫だよ。ちょっと、焦ってるのかもね。それより、みなみは練習良いの?」
「女子は終わったよ。まさるが頑張ってると思って、張り切っちゃった」
「そうなんだ」


「一緒に帰ろう」
「うん」

俺はみなみと帰った。
「まさるの家に行って良い?」
「直接?」
「荷物置いてから」
「良いよ」
「じゃあ、後で行くわね」
「うん」


ピンポーン
呼び鈴が鳴る。
「まさる、来たわよ」
みなみが普段着に着替えて、家に来た。普段着姿のみなみもすごくかわいい。
少し、鎖骨が見えていて、胸が見えるんじゃないかと思うくらいだ。


「入って」
「お邪魔します」
「何年振りかな?」
「中学以来だね」
「もう、そんなになるんだね」

「最近、まさる集中出来てないよね」
「正直言うと、いつもみなみのこと考えてて」
「えっ、それって」
「まだ、早いかなとは思うけど、自分の気持ちを言おうと思ってるんだ」
「まさる、聞かせて。全然早くないよ。小学から一緒なのに」
「みなみ、俺みなみのことが――」
みなみの携帯が鳴る。
「お母さんだ。帰るね」
「うん」

みなみは帰っていった。
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