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第23話 集いし十二の力
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帝都・オーディン王城。
その中心にある“謁見の間”は、いつにも増して緊張感に包まれていた。
長く敷かれた深紅の絨毯の奥に王座が置かれ、そこには、普段滅多に揃うことのない顔ぶれが並んでいる。
帝都最強の十二戦力——《十二騎士団》。
その団長と副団長たちが、静かに集い始めていた。
第一騎士団《天鋼騎士団》
煌断の翼——ライアス・ヴェル=ハルド。
淡いエメラルドグリーンの髪が光を受けて柔らかに揺れ、明るい瞳にはどこか無邪気な光が宿る。
軽やかで童顔、騎士団長には見えないその容姿だが、細身の身体から漂う気配は鋭く、決して侮れない。
彼の鎧は青銀色に輝き、軽装ながらも防御と機動を両立させた設計が見て取れる。
隣に立つ副団長、シグ・ロウウェンは対照的に重厚な佇まい。
深いグレーの長髪を後ろに束ね、褐色の瞳と無骨な顔立ち。寡黙な性格そのままに、重装の盾騎士として、常に団長の背を守る。
第二騎士団《焔牙騎士団》
灼熱の咆哮——ジュダ・フェンリル
彼の身体からは、まるで熱気そのものが立ちのぼるようだった。
狼の血を引く獣人種であり、鋭く尖った耳は頭頂に近く、感情が昂るたび微かに動く。
赤褐色の肌は焼けた鉄のように艶を持ち、瞳の奥に燃えるような黄金の光を宿す。
その筋肉質な体に纏う黒地の軍衣には、紅蓮の炎紋が刺繍され、彼の怒気が空気ごと揺らしているように見える。
副団長:ミナ・カルディス
彼女は完全な人族ではあるが、祖母に蛇人の血を引くとの噂がある。栗色の髪の内側にはわずかに緑銀のメッシュが差し、瞳も淡く透き通る琥珀。
一見すると知的で整った美女だが、何かを見透かすような眼差しには、理性を超えた“本能”を感じさせる瞬間がある。
第三騎士団《漆黒騎士団》
黒き断罪者——クレア・ノクス。
漆黒の軽鎧に身を包み、長い銀白の髪を結い上げたエルフの女性。
高い頬骨と透き通るような肌。瞳は濃い青紫で、見る者の内面をえぐるような視線を持つ。
彼女が踏み込むたびに、まるで影が伸びるかのような錯覚を与える。
副団長のレーナ・ファン・ルナも、しっかりとした足取りで定位置に着くと、綺麗な姿勢で立っている。
第四騎士団《翠刃騎士団》
翡翠の風刃——ティス・レイヴン。
翠緑の装束をまとい、風のように軽やかな足取りで現れる。
整った顔立ちと優しい笑みを浮かべながらも、その手の位置は常に剣に近い。
風の加護を受けていると噂されるほどの移動速度を誇る、柔剣の使い手。
副団長のカイル・シェルダンは金髪碧眼の若者。
細身で中性的な顔立ちだが、腰に下げた細剣の柄からは使い込まれた痕跡が見える。
飄々としつつも団長の刃となり、一撃で戦局を覆す力を持つ。
第五騎士団《白陽騎士団》
光翼の審判——ミレイユ・ランツ
猫族の血を引く彼女は、しなやかに波打つ毛並みの尾と、絹のような白金の耳を持つ。
その耳は感情に敏感に反応し、微細な動きで常に周囲を探っていた。
歩くたびに裾が揺れる白装束は、獣人の動きやすさと気品を両立した特注品であり、戦場ではまさに“風の白刃”のごとく舞う。
副団長:ノア・フロール
同じく猫族の血を引くが、彼女はさらに砂漠の民の要素も併せ持つ。
褐色の肌には戦いの傷が薄く残り、銀の瞳は昼と夜の境を読み分けるように鋭い。
装束はやや無骨ながら機能美に溢れ、部下に指導するときの声色は、驚くほど静かで落ち着いていた。
第六騎士団《雷迅騎士団》
雷槌の轟——ガラル・バルド=ゾルド。
身の丈をゆうに超える体格に、鋼のように盛り上がった筋肉。
額から後頭部にかけては逆立った毛が鬣のように広がり、鋭い虎耳がその間から覗く。
彼は虎族――
野生の力と理性を併せ持つ種族の中でも、とりわけ“轟く雷槌”として知られる猛将だ。
牙のような犬歯が時折覗くが、性格は意外と落ち着きがあり、団員からの信頼も厚い。
ただし、戦場においては一変する。
獣の本能を制御しながら戦うその姿は、雷鳴すらも恐れるという。
副団長:バルド・グレン
同じく虎族でありながら、完全な“防”に特化した個体。
顔には目立った表情が一切なく、眼光だけで威圧を放つ。
鎧もまるで“壁”のように分厚く、肩当てや脛当ては獣骨を模した独自構造で、その場に立つだけで“そこが最前線”になる存在。
第七騎士団《月影騎士団》
朧月の舞——セリス・アルミナ
彼女は人族と古代月精霊の混血と噂される。
身のこなしは異様なまでに静かで、実体が霞むように見えることもある。
肌は夜光のような白さで、紺と銀の衣の裾には常に風が通っているかのように揺れ続けている。
額の刺青は実際には“月の紋章”として微細に変化し、精神の揺らぎに呼応するという。
副団長:エリオット・ミレア
彼は人族ながらも、神託者の家系とされ、瞳の奥には光と影が共存している。
普段は気だるげで柔らかい印象だが、セリスとの連携時にはその動きが一変。
彼の剣筋はもはや“舞”と称され、見る者を魅了しつつ戦場を制圧する。
第八騎士団《氷牙騎士団》
凍絶の牙——シュレイン・グランヴァル。
背は高く、白銀の鎧とケープ。氷のような淡青の髪に氷晶を思わせる瞳。
感情の起伏がほとんどなく、無表情のまま淡々と命令を遂行する姿は、兵たちの間で「氷王」とも称される。
その隣に立つ副団長、イリス・ネヴァランは切れ長の目と滑らかな銀髪を持つ、理知的な女性。
分析力と氷魔法の名手であり、戦術の組み立てを得意とする。冷静で一見感情が薄そうに見えるが、シュレインには忠誠心を隠さない。
第九騎士団《深紅騎士団》
緋色の誓約者——ロウェル・アーベント。
燃えるような赤髪を肩まで流し、黒と紅の騎士服に身を包んだ姿は、理想に燃える“革命騎士”そのもの。
瞳には常に信念の炎が灯っており、言葉より行動で信を示す。
副団長のテオ・ハウルは筋肉質で短髪の熱血青年。
感情表現がストレートで、現場を引っ張る実行力の塊。団長の言葉に命を賭けて応える、まさに信義の塊。
第十騎士団《黄塵騎士団》
砂嵐の監視者——ユルゲン・ド・ファウスト
彼は東方の【砂塵族】という亜人系の末裔で、瞳は垂直に割れた猫のような形状。
肌は干潟の岩のように粗く、砂嵐に磨かれたような褐色。
頭布には風除けの“風符”が編み込まれており、本人の気配を周囲から消す特殊な作り。
黙して語らぬが、その沈黙には重みがあり、存在感は王城内でも際立っている。
副団長:ファラ・ミスト
おそらくは半影族と呼ばれる亜人種であり、その動きは限りなく無音に近い。
小柄で、白銀に近い色素の薄い肌と髪。まばたき一つにも無駄がなく、まるで“存在の薄さ”を纏っているかのよう。
視線を合わせようとしても、気づけばどこかに姿を移していることがある。
第十一騎士団《星環騎士団》
星読の剣——エルネスト・ヴィルト。
長身で細身。濃紺のローブに黄金の刺繍を施した装束は、騎士というよりも賢者を思わせる。
銀の眼差しには星のような光を宿し、冷静かつ的確に未来を読む。彼の言葉は、戦場での指針として絶大な信頼を得ている。
その傍らに立つ副団長——シオン・リュミエールは、性別不詳の風貌を持ち、声も中性的。
淡い光のような髪、表情の読めない微笑。占術に長け、エルネストと並び称されるほどの予見力を持つ。
第十二騎士団《空虚騎士団》
無の断罪——ヴァリス・クロウ=ネメア。
最年長の団長。穏やかな表情に深い皺を刻んだ顔。だがその双眸には年輪と知恵、そして帝国の裏側を支えてきた者だけが持つ深みが宿る。
淡灰のローブと木の杖、優しげな所作でありながら、過去には数多の任務で帝都の闇を処理してきた“静かなる剣”。
副団長のマニ・クレイドは、長い髪を無造作にまとめた女性。
飄々とした態度と明るい笑顔の裏で、全団の裏情報を握る雑務の女王。
彼女に逆らえる団長はいないという噂が、団員たちの間でささやかれている。
⸻
こうして、帝都最強の十二の戦力が謁見の間に揃った。
威厳、信念、冷徹、優雅、理性、闇──それぞれの色がこの場に重なり合い、圧倒的な“国家の核”が形作られる。
王座の背後では、威風堂々たる金の双翼が壁に掲げられ、厳かな空気を支えていた。
そして——
角笛がひとつ、荘厳に鳴り響いた。
その中心にある“謁見の間”は、いつにも増して緊張感に包まれていた。
長く敷かれた深紅の絨毯の奥に王座が置かれ、そこには、普段滅多に揃うことのない顔ぶれが並んでいる。
帝都最強の十二戦力——《十二騎士団》。
その団長と副団長たちが、静かに集い始めていた。
第一騎士団《天鋼騎士団》
煌断の翼——ライアス・ヴェル=ハルド。
淡いエメラルドグリーンの髪が光を受けて柔らかに揺れ、明るい瞳にはどこか無邪気な光が宿る。
軽やかで童顔、騎士団長には見えないその容姿だが、細身の身体から漂う気配は鋭く、決して侮れない。
彼の鎧は青銀色に輝き、軽装ながらも防御と機動を両立させた設計が見て取れる。
隣に立つ副団長、シグ・ロウウェンは対照的に重厚な佇まい。
深いグレーの長髪を後ろに束ね、褐色の瞳と無骨な顔立ち。寡黙な性格そのままに、重装の盾騎士として、常に団長の背を守る。
第二騎士団《焔牙騎士団》
灼熱の咆哮——ジュダ・フェンリル
彼の身体からは、まるで熱気そのものが立ちのぼるようだった。
狼の血を引く獣人種であり、鋭く尖った耳は頭頂に近く、感情が昂るたび微かに動く。
赤褐色の肌は焼けた鉄のように艶を持ち、瞳の奥に燃えるような黄金の光を宿す。
その筋肉質な体に纏う黒地の軍衣には、紅蓮の炎紋が刺繍され、彼の怒気が空気ごと揺らしているように見える。
副団長:ミナ・カルディス
彼女は完全な人族ではあるが、祖母に蛇人の血を引くとの噂がある。栗色の髪の内側にはわずかに緑銀のメッシュが差し、瞳も淡く透き通る琥珀。
一見すると知的で整った美女だが、何かを見透かすような眼差しには、理性を超えた“本能”を感じさせる瞬間がある。
第三騎士団《漆黒騎士団》
黒き断罪者——クレア・ノクス。
漆黒の軽鎧に身を包み、長い銀白の髪を結い上げたエルフの女性。
高い頬骨と透き通るような肌。瞳は濃い青紫で、見る者の内面をえぐるような視線を持つ。
彼女が踏み込むたびに、まるで影が伸びるかのような錯覚を与える。
副団長のレーナ・ファン・ルナも、しっかりとした足取りで定位置に着くと、綺麗な姿勢で立っている。
第四騎士団《翠刃騎士団》
翡翠の風刃——ティス・レイヴン。
翠緑の装束をまとい、風のように軽やかな足取りで現れる。
整った顔立ちと優しい笑みを浮かべながらも、その手の位置は常に剣に近い。
風の加護を受けていると噂されるほどの移動速度を誇る、柔剣の使い手。
副団長のカイル・シェルダンは金髪碧眼の若者。
細身で中性的な顔立ちだが、腰に下げた細剣の柄からは使い込まれた痕跡が見える。
飄々としつつも団長の刃となり、一撃で戦局を覆す力を持つ。
第五騎士団《白陽騎士団》
光翼の審判——ミレイユ・ランツ
猫族の血を引く彼女は、しなやかに波打つ毛並みの尾と、絹のような白金の耳を持つ。
その耳は感情に敏感に反応し、微細な動きで常に周囲を探っていた。
歩くたびに裾が揺れる白装束は、獣人の動きやすさと気品を両立した特注品であり、戦場ではまさに“風の白刃”のごとく舞う。
副団長:ノア・フロール
同じく猫族の血を引くが、彼女はさらに砂漠の民の要素も併せ持つ。
褐色の肌には戦いの傷が薄く残り、銀の瞳は昼と夜の境を読み分けるように鋭い。
装束はやや無骨ながら機能美に溢れ、部下に指導するときの声色は、驚くほど静かで落ち着いていた。
第六騎士団《雷迅騎士団》
雷槌の轟——ガラル・バルド=ゾルド。
身の丈をゆうに超える体格に、鋼のように盛り上がった筋肉。
額から後頭部にかけては逆立った毛が鬣のように広がり、鋭い虎耳がその間から覗く。
彼は虎族――
野生の力と理性を併せ持つ種族の中でも、とりわけ“轟く雷槌”として知られる猛将だ。
牙のような犬歯が時折覗くが、性格は意外と落ち着きがあり、団員からの信頼も厚い。
ただし、戦場においては一変する。
獣の本能を制御しながら戦うその姿は、雷鳴すらも恐れるという。
副団長:バルド・グレン
同じく虎族でありながら、完全な“防”に特化した個体。
顔には目立った表情が一切なく、眼光だけで威圧を放つ。
鎧もまるで“壁”のように分厚く、肩当てや脛当ては獣骨を模した独自構造で、その場に立つだけで“そこが最前線”になる存在。
第七騎士団《月影騎士団》
朧月の舞——セリス・アルミナ
彼女は人族と古代月精霊の混血と噂される。
身のこなしは異様なまでに静かで、実体が霞むように見えることもある。
肌は夜光のような白さで、紺と銀の衣の裾には常に風が通っているかのように揺れ続けている。
額の刺青は実際には“月の紋章”として微細に変化し、精神の揺らぎに呼応するという。
副団長:エリオット・ミレア
彼は人族ながらも、神託者の家系とされ、瞳の奥には光と影が共存している。
普段は気だるげで柔らかい印象だが、セリスとの連携時にはその動きが一変。
彼の剣筋はもはや“舞”と称され、見る者を魅了しつつ戦場を制圧する。
第八騎士団《氷牙騎士団》
凍絶の牙——シュレイン・グランヴァル。
背は高く、白銀の鎧とケープ。氷のような淡青の髪に氷晶を思わせる瞳。
感情の起伏がほとんどなく、無表情のまま淡々と命令を遂行する姿は、兵たちの間で「氷王」とも称される。
その隣に立つ副団長、イリス・ネヴァランは切れ長の目と滑らかな銀髪を持つ、理知的な女性。
分析力と氷魔法の名手であり、戦術の組み立てを得意とする。冷静で一見感情が薄そうに見えるが、シュレインには忠誠心を隠さない。
第九騎士団《深紅騎士団》
緋色の誓約者——ロウェル・アーベント。
燃えるような赤髪を肩まで流し、黒と紅の騎士服に身を包んだ姿は、理想に燃える“革命騎士”そのもの。
瞳には常に信念の炎が灯っており、言葉より行動で信を示す。
副団長のテオ・ハウルは筋肉質で短髪の熱血青年。
感情表現がストレートで、現場を引っ張る実行力の塊。団長の言葉に命を賭けて応える、まさに信義の塊。
第十騎士団《黄塵騎士団》
砂嵐の監視者——ユルゲン・ド・ファウスト
彼は東方の【砂塵族】という亜人系の末裔で、瞳は垂直に割れた猫のような形状。
肌は干潟の岩のように粗く、砂嵐に磨かれたような褐色。
頭布には風除けの“風符”が編み込まれており、本人の気配を周囲から消す特殊な作り。
黙して語らぬが、その沈黙には重みがあり、存在感は王城内でも際立っている。
副団長:ファラ・ミスト
おそらくは半影族と呼ばれる亜人種であり、その動きは限りなく無音に近い。
小柄で、白銀に近い色素の薄い肌と髪。まばたき一つにも無駄がなく、まるで“存在の薄さ”を纏っているかのよう。
視線を合わせようとしても、気づけばどこかに姿を移していることがある。
第十一騎士団《星環騎士団》
星読の剣——エルネスト・ヴィルト。
長身で細身。濃紺のローブに黄金の刺繍を施した装束は、騎士というよりも賢者を思わせる。
銀の眼差しには星のような光を宿し、冷静かつ的確に未来を読む。彼の言葉は、戦場での指針として絶大な信頼を得ている。
その傍らに立つ副団長——シオン・リュミエールは、性別不詳の風貌を持ち、声も中性的。
淡い光のような髪、表情の読めない微笑。占術に長け、エルネストと並び称されるほどの予見力を持つ。
第十二騎士団《空虚騎士団》
無の断罪——ヴァリス・クロウ=ネメア。
最年長の団長。穏やかな表情に深い皺を刻んだ顔。だがその双眸には年輪と知恵、そして帝国の裏側を支えてきた者だけが持つ深みが宿る。
淡灰のローブと木の杖、優しげな所作でありながら、過去には数多の任務で帝都の闇を処理してきた“静かなる剣”。
副団長のマニ・クレイドは、長い髪を無造作にまとめた女性。
飄々とした態度と明るい笑顔の裏で、全団の裏情報を握る雑務の女王。
彼女に逆らえる団長はいないという噂が、団員たちの間でささやかれている。
⸻
こうして、帝都最強の十二の戦力が謁見の間に揃った。
威厳、信念、冷徹、優雅、理性、闇──それぞれの色がこの場に重なり合い、圧倒的な“国家の核”が形作られる。
王座の背後では、威風堂々たる金の双翼が壁に掲げられ、厳かな空気を支えていた。
そして——
角笛がひとつ、荘厳に鳴り響いた。
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