24 / 53
第24話 十三番目の旗、掲げられる時
しおりを挟む
謁見の間には、深紅の絨毯をはさんで十二の団長と副団長が整然と並び、帝国最上位の緊張が張り詰めていた。
重厚な角笛の音が鳴り響くと、奥の大扉が音もなく開かれる。
重厚な扉が、音もなく開かれる。
射し込んだ陽光を背に、ゆっくりと歩みを進める一人の男。
それは、オーディン帝国第三代王――アル=クロード=ヴィクトル。
金糸で織られた深青の王衣は、歩みとともに静かに揺れ、陽光を浴びた肩までの金髪は、まるで光の冠のように輝いている。
若々しい顔立ちには気品が漂い、彫りの深い整った輪郭に、鋭さと温かみを兼ね備えた蒼の瞳。
その双眸には常に思慮が宿り、まっすぐ前を見据えながらも、誰にも気づかれぬほど微かに、柔らかな微笑みを浮かべていた。
その姿が現れた瞬間、空気が変わった。
騎士たちは同時に、膝を折る。
深紅の絨毯の上で一斉に屈する十二騎士団の動きは、まさに統制の極みだった。
静寂の中に、誓いの重みが満ちていく。
中央、フェイの隣に立っていたエヴァも、遅れてその流れに倣い、ぎこちなく頭を下げた。
だがその頬には、薄く冷や汗が滲んでいた。
(……ここが……“帝国の中心”……)
自分のすぐ目の前にいるのは、国家の象徴。
その両脇には、神話のように語られる歴戦の将たち――《十二騎士団》。
押し寄せるような存在感。
無言の圧力が、全身にじわじわとのしかかる。
喉の奥が乾き、背筋が凍るような緊張が肌を這う。
そんな中――
ふと、柔らかな気配がひとつ、そっと差し込んだ。
第三騎士団《漆黒騎士団》の副団長、レーナ・ファン・ルナ。
黒銀の装束を整えたその女性は、団長クレアの隣に静かに立ち、
他の誰とも違う穏やかな目で、エヴァを見つめていた。
その視線には――威圧も警戒もない。
ただ、目を細め、柔らかく口元だけで小さな微笑を返してきた。
“気負わずに、あなたのままで”
言葉ではなく、温度で伝わるようなまなざしだった。
エヴァは、気づかれぬよう小さく頷いた。
張りつめていた息が、少しだけ抜ける。
その瞬間、王――アル=クロード=ヴィクトルは、静かに玉座へと腰を下ろした。
高みにありながらも、決して威圧的ではない。
そこに座する王の姿には、静かなる重みと、揺るぎない意志が漂っていた。
やがて、王の口から低く、澄んだ声が落ちる。
「……本日は、集まってくれて感謝する」
その一言に、騎士たちは再び頭を垂れる。
玉座の前の床に、膝をついた十二の忠誠が沈黙のうちに応じた。
エヴァも、それに倣いながら――
ほんの少し、自分の立つ場所を、見据える力を取り戻していた。
静けさの中で、王――アル=クロード=ヴィクトルが、重く、確かな声が空気を揺らすように落ちた。
「……まずは、ヴァレスティア森林における異常調査、治安の回復、ならびに――新たなる協力者の獲得に尽力した者たちに。帝の名において、心より礼を述べよう」
荘厳な言葉が、謁見の間に染み渡る。
思わずエヴァは背筋を正し、膝の上の拳をきつく握った。
これまでの旅路が、苦闘が、ここで王の口から“確かに認められた”という実感。
静かに、だが確かに、その胸に火が灯るようだった。
玉座からの視線が、緩やかに降りてくる。
王の瞳が、エヴァとフェイへと向けられる。
その目には、決して作り物ではない敬意が宿っていた。
「困難な状況の中、迅速かつ的確に任を果たし、村の安全を守った。……さらには、帝都の未来に繋がる者との、貴重な縁を結んでくれたこと――大いなる誇りである」
(……未来に繋がる、縁……)
エヴァの胸に、リィの姿が浮かぶ。
王の視線がすっと流れ、間もなく、“そこ”に向けられた。
白き異形――リィ。
その巨体は、謁見の間の端に静かに佇み、呼吸の音さえ出していない。
それでも、その存在はあまりにも“濃い”。
皮膚のようなものに覆われた、滑らかで異質な輪郭。
三メートルを超える巨軀は、まるで人でも獣でもない。
だが恐ろしいほどに静かで――威圧も敵意も、何一つ見せていなかった。
最初は目を逸らしていた十二騎士団の面々も、今は視線を向けずにはいられなかった。
「……これは……」
第八騎士団《氷牙騎士団》のシュレイン・グランヴァルが、淡々とした口調で言葉を零す。
感情の起伏が少ないことで知られる“氷王”ですら、その瞳の奥に一瞬だけ、鋭い警戒を滲ませていた。
「生物……よね? ……でも、気配が、なさすぎる」
副団長ファラ・ミストが、無表情のままささやくように口を開いた。
淡々とした語調の裏に、情報処理のための精密な観察が走っているのがわかる。
「……動かないな」
第六団《雷迅騎士団》副団長、バルド・グレンが、腕組みをしたまま短く呟く。
その双眸は鋭く、動きの予兆を探っていた。
「いや、見てるぞ。あいつ、俺たち全員を……」
同じく雷迅の団長、ガラル・バルド=ゾルドの低い声が響いた。
虎耳をピクリと動かしながら、眉間に皺を寄せる。
巨軀の戦士は、野生の本能で“ただならぬ何か”を本能的に察していた。
「なにか、見たことのないものね……」
第五騎士団《白陽騎士団》のミレイユ・ランツが、細く息を吐く。
その金の瞳には怯えではなく、“美しい不可解”に対する好奇心が宿っていた。
謁見の間に、わずかにざわめきが走る。
しかし、王は――あえて、それに触れなかった。
まるで、“今はまだ名を問うべき時ではない”とでも言うように。
その沈黙が、場の緊張をさらに際立たせる。
空気の密度が高まる中、王は視線をゆるやかに前へ戻し、静かに続けた。
「――さて。ここからは、今後の動向について話そう」
その言葉が落ちた瞬間、すべての視線が再び王へと集中する。
厳かな沈黙の中で、王が静かに告げる。
「エヴァ・ムーンカルザ。汝の行動は、まさに誇るべきものである」
名を呼ばれた瞬間、エヴァの体が跳ねた。
思わず膝を折り、床に右手をついて頭を下げる。
「……はっ。光栄に存じます、陛下」
声は震えていなかったが、その内心は嵐のようだった。
王自らが名を呼び、労いの言葉を述べる――
それは、単なる“報告任務”の場ではない。
“何かが始まる”予感が、空気をひりつかせる。
そして王の口が、再び静かに開かれた。
「その責を果たした汝に、我は新たな任を与えようと思う」
(……新たな、任?)
戸惑いが脳裏をよぎる。
(何を言って……)
王の言葉が続く。
「帝国は今、新たな風を迎える。よって、ここに――」
一拍の間の後。
「“十三番目”の騎士団を創設することを、宣言する」
その瞬間――謁見の間に、明確な“ざわめき”が走った。
「十三番……?」
「前例が……ないはずだ」
「空位だった席が、新たに加わるのか……?」
一部の団長たちがわずかに身を乗り出し、目を見開いた。
あの十二の椅子で完結していた帝国の象徴。
それを“超える”という意味を、全員が瞬時に理解する。
重厚な角笛の音が鳴り響くと、奥の大扉が音もなく開かれる。
重厚な扉が、音もなく開かれる。
射し込んだ陽光を背に、ゆっくりと歩みを進める一人の男。
それは、オーディン帝国第三代王――アル=クロード=ヴィクトル。
金糸で織られた深青の王衣は、歩みとともに静かに揺れ、陽光を浴びた肩までの金髪は、まるで光の冠のように輝いている。
若々しい顔立ちには気品が漂い、彫りの深い整った輪郭に、鋭さと温かみを兼ね備えた蒼の瞳。
その双眸には常に思慮が宿り、まっすぐ前を見据えながらも、誰にも気づかれぬほど微かに、柔らかな微笑みを浮かべていた。
その姿が現れた瞬間、空気が変わった。
騎士たちは同時に、膝を折る。
深紅の絨毯の上で一斉に屈する十二騎士団の動きは、まさに統制の極みだった。
静寂の中に、誓いの重みが満ちていく。
中央、フェイの隣に立っていたエヴァも、遅れてその流れに倣い、ぎこちなく頭を下げた。
だがその頬には、薄く冷や汗が滲んでいた。
(……ここが……“帝国の中心”……)
自分のすぐ目の前にいるのは、国家の象徴。
その両脇には、神話のように語られる歴戦の将たち――《十二騎士団》。
押し寄せるような存在感。
無言の圧力が、全身にじわじわとのしかかる。
喉の奥が乾き、背筋が凍るような緊張が肌を這う。
そんな中――
ふと、柔らかな気配がひとつ、そっと差し込んだ。
第三騎士団《漆黒騎士団》の副団長、レーナ・ファン・ルナ。
黒銀の装束を整えたその女性は、団長クレアの隣に静かに立ち、
他の誰とも違う穏やかな目で、エヴァを見つめていた。
その視線には――威圧も警戒もない。
ただ、目を細め、柔らかく口元だけで小さな微笑を返してきた。
“気負わずに、あなたのままで”
言葉ではなく、温度で伝わるようなまなざしだった。
エヴァは、気づかれぬよう小さく頷いた。
張りつめていた息が、少しだけ抜ける。
その瞬間、王――アル=クロード=ヴィクトルは、静かに玉座へと腰を下ろした。
高みにありながらも、決して威圧的ではない。
そこに座する王の姿には、静かなる重みと、揺るぎない意志が漂っていた。
やがて、王の口から低く、澄んだ声が落ちる。
「……本日は、集まってくれて感謝する」
その一言に、騎士たちは再び頭を垂れる。
玉座の前の床に、膝をついた十二の忠誠が沈黙のうちに応じた。
エヴァも、それに倣いながら――
ほんの少し、自分の立つ場所を、見据える力を取り戻していた。
静けさの中で、王――アル=クロード=ヴィクトルが、重く、確かな声が空気を揺らすように落ちた。
「……まずは、ヴァレスティア森林における異常調査、治安の回復、ならびに――新たなる協力者の獲得に尽力した者たちに。帝の名において、心より礼を述べよう」
荘厳な言葉が、謁見の間に染み渡る。
思わずエヴァは背筋を正し、膝の上の拳をきつく握った。
これまでの旅路が、苦闘が、ここで王の口から“確かに認められた”という実感。
静かに、だが確かに、その胸に火が灯るようだった。
玉座からの視線が、緩やかに降りてくる。
王の瞳が、エヴァとフェイへと向けられる。
その目には、決して作り物ではない敬意が宿っていた。
「困難な状況の中、迅速かつ的確に任を果たし、村の安全を守った。……さらには、帝都の未来に繋がる者との、貴重な縁を結んでくれたこと――大いなる誇りである」
(……未来に繋がる、縁……)
エヴァの胸に、リィの姿が浮かぶ。
王の視線がすっと流れ、間もなく、“そこ”に向けられた。
白き異形――リィ。
その巨体は、謁見の間の端に静かに佇み、呼吸の音さえ出していない。
それでも、その存在はあまりにも“濃い”。
皮膚のようなものに覆われた、滑らかで異質な輪郭。
三メートルを超える巨軀は、まるで人でも獣でもない。
だが恐ろしいほどに静かで――威圧も敵意も、何一つ見せていなかった。
最初は目を逸らしていた十二騎士団の面々も、今は視線を向けずにはいられなかった。
「……これは……」
第八騎士団《氷牙騎士団》のシュレイン・グランヴァルが、淡々とした口調で言葉を零す。
感情の起伏が少ないことで知られる“氷王”ですら、その瞳の奥に一瞬だけ、鋭い警戒を滲ませていた。
「生物……よね? ……でも、気配が、なさすぎる」
副団長ファラ・ミストが、無表情のままささやくように口を開いた。
淡々とした語調の裏に、情報処理のための精密な観察が走っているのがわかる。
「……動かないな」
第六団《雷迅騎士団》副団長、バルド・グレンが、腕組みをしたまま短く呟く。
その双眸は鋭く、動きの予兆を探っていた。
「いや、見てるぞ。あいつ、俺たち全員を……」
同じく雷迅の団長、ガラル・バルド=ゾルドの低い声が響いた。
虎耳をピクリと動かしながら、眉間に皺を寄せる。
巨軀の戦士は、野生の本能で“ただならぬ何か”を本能的に察していた。
「なにか、見たことのないものね……」
第五騎士団《白陽騎士団》のミレイユ・ランツが、細く息を吐く。
その金の瞳には怯えではなく、“美しい不可解”に対する好奇心が宿っていた。
謁見の間に、わずかにざわめきが走る。
しかし、王は――あえて、それに触れなかった。
まるで、“今はまだ名を問うべき時ではない”とでも言うように。
その沈黙が、場の緊張をさらに際立たせる。
空気の密度が高まる中、王は視線をゆるやかに前へ戻し、静かに続けた。
「――さて。ここからは、今後の動向について話そう」
その言葉が落ちた瞬間、すべての視線が再び王へと集中する。
厳かな沈黙の中で、王が静かに告げる。
「エヴァ・ムーンカルザ。汝の行動は、まさに誇るべきものである」
名を呼ばれた瞬間、エヴァの体が跳ねた。
思わず膝を折り、床に右手をついて頭を下げる。
「……はっ。光栄に存じます、陛下」
声は震えていなかったが、その内心は嵐のようだった。
王自らが名を呼び、労いの言葉を述べる――
それは、単なる“報告任務”の場ではない。
“何かが始まる”予感が、空気をひりつかせる。
そして王の口が、再び静かに開かれた。
「その責を果たした汝に、我は新たな任を与えようと思う」
(……新たな、任?)
戸惑いが脳裏をよぎる。
(何を言って……)
王の言葉が続く。
「帝国は今、新たな風を迎える。よって、ここに――」
一拍の間の後。
「“十三番目”の騎士団を創設することを、宣言する」
その瞬間――謁見の間に、明確な“ざわめき”が走った。
「十三番……?」
「前例が……ないはずだ」
「空位だった席が、新たに加わるのか……?」
一部の団長たちがわずかに身を乗り出し、目を見開いた。
あの十二の椅子で完結していた帝国の象徴。
それを“超える”という意味を、全員が瞬時に理解する。
0
あなたにおすすめの小説
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
碧天のノアズアーク
世良シンア
ファンタジー
両親の顔を知らない双子の兄弟。
あらゆる害悪から双子を守る二人の従者。
かけがえのない仲間を失った若き女冒険者。
病に苦しむ母を救うために懸命に生きる少女。
幼い頃から血にまみれた世界で生きる幼い暗殺者。
両親に売られ生きる意味を失くした女盗賊。
一族を殺され激しい復讐心に囚われた隻眼の女剣士。
Sランク冒険者の一人として活躍する亜人国家の第二王子。
自分という存在を心底嫌悪する龍人の男。
俗世とは隔絶して生きる最強の一族族長の息子。
強い自責の念に蝕まれ自分を見失った青年。
性別も年齢も性格も違う十三人。決して交わることのなかった者たちが、ノア=オーガストの不思議な引力により一つの方舟へと乗り込んでいく。そして方舟はいくつもの荒波を越えて、飽くなき探究心を原動力に世界中を冒険する。この方舟の終着点は果たして……
※『side〇〇』という風に、それぞれのキャラ視点を通して物語が進んでいきます。そのため主人公だけでなく様々なキャラの視点が入り混じります。視点がコロコロと変わりますがご容赦いただけると幸いです。
※一話ごとの字数がまちまちとなっています。ご了承ください。
※物語が進んでいく中で、投稿済みの話を修正する場合があります。ご了承ください。
※初執筆の作品です。誤字脱字など至らぬ点が多々あると思いますが、温かい目で見守ってくださると大変ありがたいです。
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる