41 / 53
第41話 自らのしがらみ切らさずに
しおりを挟む
カルディナの郊外。
夕焼けに染まる空の下、小高い岩場の上でグライヴは一人、退屈そうに脚をぶらつかせていた。
その視線は、茜に染まった雲の切れ間を、どこか焦点の合わないまま追っている。
「……はあ、結局あれっきりかよ。口説き文句も通じねえとはな」
吐き出すように言葉を漏らし、口にくわえていた細枝をカリリと噛んで、ポキリと折る。
「“嫁にしろ”ってのは……まあ半分本気だったんだけどな。ま、拒まれりゃどうしようもねえ」
肩をすくめて笑うその顔に、わずかに浮かぶのは照れ隠しとも、未練ともつかない表情。
どこかで期待していたのかもしれない──己でも気づかぬ程度には。
「……ま、どっちにしろ俺は一人。気楽でいいさ。しがらみなんざ御免だ」
誰にでもなく、言い聞かせるように呟いた。
立ち上がろうと、腰を浮かせた──その瞬間だった。
ゾクリ、と。
全身の毛穴が開く。背筋を冷たい指で撫でられたような感覚。
思わず動きを止める。肺の奥が、じわじわと圧迫されていく。
「……っ?」
胸が詰まるような息苦しさ。空気が、ねっとりと変質している。
視界の端で、何かが“揺れている”──確かにそこにあるはずの風景が、ほんのわずかに、波打つように歪んでいた。
風が止んでいる。
いや──音が、消えている。空気の振動すら、凍りついたように静まり返る。
──何かが“いる”。
「……なんだ、これは」
低く呟き、グライヴは目を細めた。視線を走らせながら、無意識に背筋を正す。
これは殺気じゃない。
だが、それよりも質が悪い。
もっと根本的に、空間そのものが侵食されている。
それが生き物であれ、自然現象であれ──この“気配”は、理屈を超えている。
「気のせいじゃねえ……あっちか」
視線が自然と向かう。草原の先、遠く離れた街道の向こう。
あの女たちが、馬を走らせていた方向。
「まさか、な……」
苦笑まじりにぼやきながらも、脚が勝手に動き始めていた。
「だぁ、クソ……これで放っておいたら、こっちの目覚めが悪いじゃねぇか」
胸の奥で、獣の本能が警鐘を鳴らし続けていた。
直感が告げている。
“あれ”はヤバい。放置すれば、何かが取り返しのつかないことになる──と。
だが同時に、腹の奥の方に芽生えていたのは、
あの剣を持った女騎士への、拭いきれない引っかかりだった。
「しがらみ御免、とか言っといて、結局これかよ。……笑えるぜ」
吐き捨てるようにそう言い残し、グライヴは草原の向こうへと駆け出した。
その眼に、もう迷いはなかった。
***
エヴァは、いつになく強い緊迫感に包まれていた。
それは、得体の知れない敵への本能的な警戒か──それとも、イーゼルが放つ底知れぬ“圧”のせいか。
イーゼルの“眼”が、じわじわとエヴァに焦点を合わせてくる。
その視線に晒されるたびに、思考が濁る。心の深い場所に、誰のものとも知れぬ囁きが滲み込んでくる。
(……これは──)
目の奥が、鈍く痛んだ。視界がまた歪む。天地の感覚が曖昧になり、風の音が逆流し始める。
足元の土が軋み、浮き上がるような違和感が全身を包む。
──幻術だ。
「惑わされるな。あいつの得意技だ。視覚だけじゃない、心も染めようとしてくる」
背後から伸びたフェイの手が、しっかりとエヴァの肩を掴む。
その声は静かだが、確かな強さが宿っていた。
「わかってる……けど、重い。思考が引っ張られる……!」
言葉を絞り出すように返すエヴァ。意識の芯が、じわじわと引きずられていく。
「リィ!」
フェイの短い呼びかけに、白い影が素早く応じる。
リィ──無言の使い手が、空を裂くように跳躍し、拳をイーゼルへと振り下ろす。
その動きは音さえ追いつかない。しなやかで鋭く、躊躇いがない。
だがイーゼルもまた、只者ではない。
片手をすっと掲げると、闇を溶かしたような黒い霧が湧き立ち、リィの間合いを鈍らせる。
霧の中で光る紫黒の瞳──それが、まるで空間ごと支配しているかのようだった。
そこから、幻影がいくつも現れる。
リィは鋭く身を翻し、連続で攻撃を浴びせるが、幻影は次々と現れ、消え、かわし、エヴァの背後にまで忍び寄っていく。
「くそ……!」
エヴァが剣を一閃。幻影を断ち切る鋭い一撃が、風を割った。
イーゼルの視線は、リィの動きを捉えながらも、なおエヴァに意識を向けていた。
その眼差しは──初対面のものではない。
だが、言葉を交わすことはない。ただ、視線と視線がぶつかる奥で、互いに何かを探るような沈黙が交錯していた。
その時──
フェイが静かにメイセンを構え直す。
刃が、空気を裂いた。
わずかな音。だが、それは確かに空気の“質”を変えた。
彼の瞳が、わずかに深くなる。
内側に沈むように、気を落としていく。まるで底なしの湖のように静かで、そして揺るがない。
フェイの周囲に、密度の濃い“気”が漂いはじめた。
それは目に見えずとも、誰の肌にも感じ取れるほど明瞭な存在感となって、空気を震わせる。
その揺らぎが、イーゼルの注意をわずかに逸らす。
──そして。
「おいおいおい……マジかよ。こんなんと戦ってやがるのか!」
雷鳴のごとき声とともに、草原の向こうから一人の男が駆け込んでくる。
グライヴだ。
その手にした大槍が、地面を裂く勢いで振るわれ、幻影の一体を派手に吹き飛ばす。
「あっちで変な空気を感じたと思ったら……まさかのとんでもないやつとやり合ってるとはな」
驚きと興奮をないまぜにした声。
顔には笑み──だがその目は、状況を見極める戦士のそれ。
イーゼルの視線が、新手の乱入者にわずかに傾く。
「……新手か」
その声は低く、乾いていた。が、油断は微塵も感じさせない。
グライヴはゆっくりと前へ進み、エヴァの隣に立つ。
「まさかこんなことになってるとはな、さすがに聞いてねえぞ」
エヴァは剣を構えたまま、彼にちらと目をやる。
「こっちが聞きたい……なぜ来た」
「気配が妙だった。それだけさ。……ま、おかげで面白そうな場に出くわした」
応じながら、グライヴの口元に、いつもの余裕の笑みが浮かぶ。
だがそのやり取りの背後で、再びイーゼルの“気”が高まる。
空気がわずかに震え、濃密な圧が押し寄せてくる──
だが、それでももう遅い。
フェイの気はすでに完成されていた。目線は鋭く、イーゼルを正面から捉えている。
リィも構えを変え、イーゼルを左右から挟む形へと動いていた。
そして何より──グライヴの乱入が、戦況のバランスを決定的に崩していた。
イーゼルはわずかに沈黙する。
目元が静かに揺れる。
そして、すっと目を閉じ──
「……今は潮時、か」
仮面の奥の眼が、フェイをまっすぐに見据える。
「“裁定者”の守り人よ。……今はその瞳を守っていればいい」
低く、囁くような言葉が空気を滑ると同時に、彼女の姿が靄とともに掻き消える。
黒霧が風に溶けるように散り、空気の重さが一気に消えた。
まるで、何事もなかったかのように──だが、その余韻だけは、誰の肌にもはっきりと焼きついていた。
──また、来る。
そう確信させる、静かで不気味な撤退だった。
夕焼けに染まる空の下、小高い岩場の上でグライヴは一人、退屈そうに脚をぶらつかせていた。
その視線は、茜に染まった雲の切れ間を、どこか焦点の合わないまま追っている。
「……はあ、結局あれっきりかよ。口説き文句も通じねえとはな」
吐き出すように言葉を漏らし、口にくわえていた細枝をカリリと噛んで、ポキリと折る。
「“嫁にしろ”ってのは……まあ半分本気だったんだけどな。ま、拒まれりゃどうしようもねえ」
肩をすくめて笑うその顔に、わずかに浮かぶのは照れ隠しとも、未練ともつかない表情。
どこかで期待していたのかもしれない──己でも気づかぬ程度には。
「……ま、どっちにしろ俺は一人。気楽でいいさ。しがらみなんざ御免だ」
誰にでもなく、言い聞かせるように呟いた。
立ち上がろうと、腰を浮かせた──その瞬間だった。
ゾクリ、と。
全身の毛穴が開く。背筋を冷たい指で撫でられたような感覚。
思わず動きを止める。肺の奥が、じわじわと圧迫されていく。
「……っ?」
胸が詰まるような息苦しさ。空気が、ねっとりと変質している。
視界の端で、何かが“揺れている”──確かにそこにあるはずの風景が、ほんのわずかに、波打つように歪んでいた。
風が止んでいる。
いや──音が、消えている。空気の振動すら、凍りついたように静まり返る。
──何かが“いる”。
「……なんだ、これは」
低く呟き、グライヴは目を細めた。視線を走らせながら、無意識に背筋を正す。
これは殺気じゃない。
だが、それよりも質が悪い。
もっと根本的に、空間そのものが侵食されている。
それが生き物であれ、自然現象であれ──この“気配”は、理屈を超えている。
「気のせいじゃねえ……あっちか」
視線が自然と向かう。草原の先、遠く離れた街道の向こう。
あの女たちが、馬を走らせていた方向。
「まさか、な……」
苦笑まじりにぼやきながらも、脚が勝手に動き始めていた。
「だぁ、クソ……これで放っておいたら、こっちの目覚めが悪いじゃねぇか」
胸の奥で、獣の本能が警鐘を鳴らし続けていた。
直感が告げている。
“あれ”はヤバい。放置すれば、何かが取り返しのつかないことになる──と。
だが同時に、腹の奥の方に芽生えていたのは、
あの剣を持った女騎士への、拭いきれない引っかかりだった。
「しがらみ御免、とか言っといて、結局これかよ。……笑えるぜ」
吐き捨てるようにそう言い残し、グライヴは草原の向こうへと駆け出した。
その眼に、もう迷いはなかった。
***
エヴァは、いつになく強い緊迫感に包まれていた。
それは、得体の知れない敵への本能的な警戒か──それとも、イーゼルが放つ底知れぬ“圧”のせいか。
イーゼルの“眼”が、じわじわとエヴァに焦点を合わせてくる。
その視線に晒されるたびに、思考が濁る。心の深い場所に、誰のものとも知れぬ囁きが滲み込んでくる。
(……これは──)
目の奥が、鈍く痛んだ。視界がまた歪む。天地の感覚が曖昧になり、風の音が逆流し始める。
足元の土が軋み、浮き上がるような違和感が全身を包む。
──幻術だ。
「惑わされるな。あいつの得意技だ。視覚だけじゃない、心も染めようとしてくる」
背後から伸びたフェイの手が、しっかりとエヴァの肩を掴む。
その声は静かだが、確かな強さが宿っていた。
「わかってる……けど、重い。思考が引っ張られる……!」
言葉を絞り出すように返すエヴァ。意識の芯が、じわじわと引きずられていく。
「リィ!」
フェイの短い呼びかけに、白い影が素早く応じる。
リィ──無言の使い手が、空を裂くように跳躍し、拳をイーゼルへと振り下ろす。
その動きは音さえ追いつかない。しなやかで鋭く、躊躇いがない。
だがイーゼルもまた、只者ではない。
片手をすっと掲げると、闇を溶かしたような黒い霧が湧き立ち、リィの間合いを鈍らせる。
霧の中で光る紫黒の瞳──それが、まるで空間ごと支配しているかのようだった。
そこから、幻影がいくつも現れる。
リィは鋭く身を翻し、連続で攻撃を浴びせるが、幻影は次々と現れ、消え、かわし、エヴァの背後にまで忍び寄っていく。
「くそ……!」
エヴァが剣を一閃。幻影を断ち切る鋭い一撃が、風を割った。
イーゼルの視線は、リィの動きを捉えながらも、なおエヴァに意識を向けていた。
その眼差しは──初対面のものではない。
だが、言葉を交わすことはない。ただ、視線と視線がぶつかる奥で、互いに何かを探るような沈黙が交錯していた。
その時──
フェイが静かにメイセンを構え直す。
刃が、空気を裂いた。
わずかな音。だが、それは確かに空気の“質”を変えた。
彼の瞳が、わずかに深くなる。
内側に沈むように、気を落としていく。まるで底なしの湖のように静かで、そして揺るがない。
フェイの周囲に、密度の濃い“気”が漂いはじめた。
それは目に見えずとも、誰の肌にも感じ取れるほど明瞭な存在感となって、空気を震わせる。
その揺らぎが、イーゼルの注意をわずかに逸らす。
──そして。
「おいおいおい……マジかよ。こんなんと戦ってやがるのか!」
雷鳴のごとき声とともに、草原の向こうから一人の男が駆け込んでくる。
グライヴだ。
その手にした大槍が、地面を裂く勢いで振るわれ、幻影の一体を派手に吹き飛ばす。
「あっちで変な空気を感じたと思ったら……まさかのとんでもないやつとやり合ってるとはな」
驚きと興奮をないまぜにした声。
顔には笑み──だがその目は、状況を見極める戦士のそれ。
イーゼルの視線が、新手の乱入者にわずかに傾く。
「……新手か」
その声は低く、乾いていた。が、油断は微塵も感じさせない。
グライヴはゆっくりと前へ進み、エヴァの隣に立つ。
「まさかこんなことになってるとはな、さすがに聞いてねえぞ」
エヴァは剣を構えたまま、彼にちらと目をやる。
「こっちが聞きたい……なぜ来た」
「気配が妙だった。それだけさ。……ま、おかげで面白そうな場に出くわした」
応じながら、グライヴの口元に、いつもの余裕の笑みが浮かぶ。
だがそのやり取りの背後で、再びイーゼルの“気”が高まる。
空気がわずかに震え、濃密な圧が押し寄せてくる──
だが、それでももう遅い。
フェイの気はすでに完成されていた。目線は鋭く、イーゼルを正面から捉えている。
リィも構えを変え、イーゼルを左右から挟む形へと動いていた。
そして何より──グライヴの乱入が、戦況のバランスを決定的に崩していた。
イーゼルはわずかに沈黙する。
目元が静かに揺れる。
そして、すっと目を閉じ──
「……今は潮時、か」
仮面の奥の眼が、フェイをまっすぐに見据える。
「“裁定者”の守り人よ。……今はその瞳を守っていればいい」
低く、囁くような言葉が空気を滑ると同時に、彼女の姿が靄とともに掻き消える。
黒霧が風に溶けるように散り、空気の重さが一気に消えた。
まるで、何事もなかったかのように──だが、その余韻だけは、誰の肌にもはっきりと焼きついていた。
──また、来る。
そう確信させる、静かで不気味な撤退だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
悲報 スライムに転生するつもりがゴブリンに転生しました
ぽこぺん
ファンタジー
転生の間で人間以外の種族も選べることに気付いた主人公
某人気小説のようにスライムに転生して無双しようとするも手違いでゴブリンに転生
さらにスキルボーナスで身に着けた聖魔法は魔物の体には相性が悪くダメージが入ることが判明
これは不遇な生い立ちにめげず強く前向き生きる一匹のゴブリンの物語
(基本的に戦闘はありません、誰かが不幸になることもありません)
僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる