1 / 10
ベーコンと甘芋
しおりを挟む
日暮れ前のこと。
町はずれの森から細い煙が立ち上っているのを、火の見櫓の見張り番が見つけた。
煙が立ち上る場所には川辺があるため、金のない旅人が野宿でもしているのだろう。
川辺から煙が見えるのは特に珍しくなく、見張り番は特に気にした様子がない。それでも万が一があるため、仲間への報告だけは怠らなかった。
森の中には2人の少女の姿があった。
彼女達は川辺で、野営の準備をしている。
2人は年が離れており一見すると姉妹のように見えるが、髪や瞳の色が異なり顔も似てはいないため、血の繋がりはないようだった。
美しい金の髪を持つ幼い少女は、川辺の石で作った竈の中央に枯れ葉や枝を置き、火をつけた。
火は少女の指先から放たれた。魔術を用いて、火をつけたのだ。
竈の上に網を置き、その上に小さな片手鍋を置くと今度は指先から水を出現させ、鍋の中を満たした。
火の様子を見ながら、お湯が沸くのを待つ。
「お嬢様、手際が良くなりましたね」
テントの準備を終えた年上の少女は、竈の様子を見て感心したように言った。
竈に使われている石は大きさがちょうど良く、上にのせた網と鍋がぐらつかないように出来ている。
枝は焚き火に最適な、乾燥した物ばかりが集められていた。
小さな少女が1人で準備したものにしては、上出来だった。
「ふふふ。そうでしょう?私にかかればこんなことくらい、朝飯前よ!」
「そんなドヤ顔しないでください」
「ドヤぁ!」
「わざわざ口に出さないでくださいよ、ウザいですよ」
褒められたのがよほど嬉しいのか、少女――カナリア・イエローカップは上機嫌な様子だ。
腰に手をやり胸を張るカナリアを、彼女の侍女であるアナは『ばかわいい』なと思った。
片手鍋のお湯が沸くと、アナは側にあった2つのカップにお湯を注ぐ。
片方にはティーバッグを入れて紐を上下に揺らす。茶の色がでたのを確認してからティーバッグを取り出すと、もう1つのカップにそれを入れた。
お茶を入れたカップはカナリアに渡して、もう一方のカップを手に取り再度紐を揺らした。
カナリアは木で作られたカップに口をつけ、紅茶を一口飲むと、ほうっと息を吐いた。
「美味しい。・・・ところでアナ、今日のお夕食は何にするの?」
「お肉屋さんでベーコンの塊が安く売っていたので、ベーコンを焼きます。それから甘芋も買ったので、これを竈の火の中に入れて、焼き芋にしようと思います」
「焼き芋?」
「はい。――ああ、お嬢様は焼き芋を食べたことがないんですね。芋によっては多少の当たり外れがありますが、やさしい甘さで、美味しいんですよ」
私の好物です、とアナは言う。
彼女は何もないところから甘芋を2本取り出して、カナリアの魔術で水に濡らすと、これまた何もないところから取り出した紙を巻いて竈の火の中にそれを置いた。
カナリアはその様子を興味深そうに見つめる。
カナリアが火と水の魔術を使えるように、アナにも使える魔術があった。
それは『異空間倉庫』と呼ばれる物で、ここではないどこか――異空間に繋げ、そこから物を自由に出入りさせることが出来る。
本人のみが出し入れ可能であるため、これ以上無い安全な倉庫だといえよう。
空間のサイズには個人差があるものの、奪われる心配の無いところに収納できるとあって、商人や隠し財産を持つ富豪には大変羨ましがられる能力だ。倉庫に入れている間は時間が停止しているため、特に食品を取り扱う商人には喉から手が出るほど欲しい能力だといえる。
アナ曰く「私の場合は8畳間くらいの広さしかないです」とのこと。カナリアにはその広さがどれほどの物かわからないが、2人で野営をするための道具一式を余裕で収納できるほどではあるらしい。
アナが異空間倉庫を使えることは、カナリアだけが知っている。
珍しい能力ではあるが、使える者が全くいないわけではない。それでも、この能力を犯罪に利用しようと考える者がいる以上、余計なことに巻き込まれたくないアナは、能力が使えることを実の親にも話していなかった。
カナリアに話したのは、主従関係にあるからではなく、単純に彼女を信頼しているからだ。
アナは取り出したまな板を比較的平らな石の上に置くと、ナイフと分厚いベーコンの塊を取り出した。
ベーコンはカナリアの顔よりも大きい。
「うわ、大きい!」
「ふふ。特売だったので、欲張って大きいのにしちゃいました。これをちょっと厚めに切って、網でじっくり焼いていきましょう」
「私も切ってみたいわ!」
「えぇ、いいですよ。こんな感じで、ご自分が食べられる大きさに切ってみてください」
アナはベーコンの端を自分用に切り落とすと、カナリアにナイフを渡した。
ナイフを持ち真剣な顔つきでベーコンに立ち向かうカナリアに、アナは切り方を教える。
「やった!切れたわ!」
「はい。よくできました。では、さっそくそれを焼いていきましょう」
「えぇ!」
アナが取り出したトングを使い、2人分のベーコンを網に乗せる。
やがてベーコンに火が通ると、ジワジワと油が滴り落ちる。
落ちた油により、焚き火の勢いが一時的に増した。
肉の焼ける香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
カナリアは我慢できなくなってきた。
「ねえ、アナ・・・まだ?」
「もうそろそろ大丈夫でしょう。私はもう少し焦がした方が好みなので、まだ焼きますけど。お嬢様はもう食べますか?」
「うん。もう待てないわ。お皿貸して!」
「はい」
アナから木皿を受け取ると、カナリアは自分用のベーコンを皿に盛った。
肉汁したたるベーコンが、『早く食べて』と彼女を誘惑する。
「いただきます!」
トングをフォークに持ち替えたカナリアは、勢いよくベーコンにかぶりついた。
母に見られたらあまりの行儀の悪さに失神されかねないだろうが、お上品にナイフで切り分けてなどいられない。
行儀を気にしていたら野営など出来ないのだ。
「あっつ!ふあっ・・・お、美味しい!」
最初は熱さに驚くが、ベーコンの肉汁が口の中に溢れ、香ばしい匂いが広がる。
噛むほどに肉汁が溢れ、ベーコンそのものの旨味が口いっぱいに広がった。
味付けはしていないので、ベーコンの塩気のみだが、それがまた良い。
カナリアは口の中の幸せを噛みしめるようにして、ベーコンを頬張った。
「そろそろお芋が焼けたかな~」
アナが、トングで焚き火の中から芋を取りだした。
巻いていた紙も芋の皮も黒焦げになっている。
いつの間に取り出したのか、アナの手には作業用の白い手袋がはめられていた。それは以前、彼女が『軍手』と呼んでいたものだ。
真っ黒な紙の残骸を手で払いのけてから黒焦げになった芋をアナが手で割ると、ぶわりと白い湯気が立ち上る。
外側の焦げとは異なり、割った中身は黄金色に輝いていた。
ふんわりとした甘い匂いがする。
アナは割った芋をカナリアの皿に置き、焚き火から取り出したもう一つの小ぶりな芋を同じように割る。
「とても熱いですから、手で直接食べるよりも、フォークで中身を取り出して食べてみてください。焦げた皮は残してくださいね、美味しくないですから」
「わかったわ」
カナリアはフォークで芋を掬うと、息をふきかけて冷ましてから口に運んだ。
「――ッ!?」
口に入れて驚く。
ホクホクとして、優しい甘さが口内を満たした。
「甘くて美味しいわ!甘芋って、お菓子に使われることが多いけれど、そのままで食べても甘くて美味しいのね」
「いいえ、そのままですとさほど甘くはありません。焼き芋にしたから甘さが増したんですよ」
「焼き芋にすると甘くなるの?丸ごと火に入れたら甘くなるってことかしら」
「甘芋に限って言うならばこの調理方法が一番、芋の甘さを引き出すことが出来ます。庶民の間では秋に収穫した甘芋を、一度蒸してからスライスし、天日干しして冬の保存食を作るのですが、この干し芋では焼き芋ほどの甘さは出せないんです」
「へ~。不思議ね」
「もし甘い干し芋があったら、それは表面に砂糖をまぶしたものか、甘芋よりも甘みが強い蜜芋をつかったものでしょうね」
焼き芋がよほど口に合ったのか、カナリアはあっという間に平らげてしまった。
この味は自宅では決して味わえないだろう。
「美味しかったわ。もっと食べたい気もするけど・・・」
「野営では満腹にするのはあまりよくないですよ」
「・・・そうよね・・・」
魔獣や盗賊の襲撃といった危険性があるため、野営時には腹八分目に抑えておく。
満腹にして体が重くなってしまうと、逃げるときに支障がでるためだ。
それは初めて野営を行ったときに、アナから説明があった。
辺りはすっかり暗くなっている。
焚き火の炎では明かりが足りないため、アナが用意してくれていたランタンが優しく照らしていた。
食後のお茶を楽しみながら、カナリアは焚き火を見つめた。
「――アナと外で過ごすようになってから、これで何回目だったかしら」
「野営をしたのは、これで3回目ですね。最初の頃のピクニックを入れたら、お嬢様と2人で外に出るのは、20回は超えているんじゃないでしょうか」
2人が初めてピクニックに出たのは、昨年の春のことだった。
「そう・・・もう、あの頃からそんなに経ったのね」
カナリアは焚き火を見つめながら、どこか遠くを見る目をした。
町はずれの森から細い煙が立ち上っているのを、火の見櫓の見張り番が見つけた。
煙が立ち上る場所には川辺があるため、金のない旅人が野宿でもしているのだろう。
川辺から煙が見えるのは特に珍しくなく、見張り番は特に気にした様子がない。それでも万が一があるため、仲間への報告だけは怠らなかった。
森の中には2人の少女の姿があった。
彼女達は川辺で、野営の準備をしている。
2人は年が離れており一見すると姉妹のように見えるが、髪や瞳の色が異なり顔も似てはいないため、血の繋がりはないようだった。
美しい金の髪を持つ幼い少女は、川辺の石で作った竈の中央に枯れ葉や枝を置き、火をつけた。
火は少女の指先から放たれた。魔術を用いて、火をつけたのだ。
竈の上に網を置き、その上に小さな片手鍋を置くと今度は指先から水を出現させ、鍋の中を満たした。
火の様子を見ながら、お湯が沸くのを待つ。
「お嬢様、手際が良くなりましたね」
テントの準備を終えた年上の少女は、竈の様子を見て感心したように言った。
竈に使われている石は大きさがちょうど良く、上にのせた網と鍋がぐらつかないように出来ている。
枝は焚き火に最適な、乾燥した物ばかりが集められていた。
小さな少女が1人で準備したものにしては、上出来だった。
「ふふふ。そうでしょう?私にかかればこんなことくらい、朝飯前よ!」
「そんなドヤ顔しないでください」
「ドヤぁ!」
「わざわざ口に出さないでくださいよ、ウザいですよ」
褒められたのがよほど嬉しいのか、少女――カナリア・イエローカップは上機嫌な様子だ。
腰に手をやり胸を張るカナリアを、彼女の侍女であるアナは『ばかわいい』なと思った。
片手鍋のお湯が沸くと、アナは側にあった2つのカップにお湯を注ぐ。
片方にはティーバッグを入れて紐を上下に揺らす。茶の色がでたのを確認してからティーバッグを取り出すと、もう1つのカップにそれを入れた。
お茶を入れたカップはカナリアに渡して、もう一方のカップを手に取り再度紐を揺らした。
カナリアは木で作られたカップに口をつけ、紅茶を一口飲むと、ほうっと息を吐いた。
「美味しい。・・・ところでアナ、今日のお夕食は何にするの?」
「お肉屋さんでベーコンの塊が安く売っていたので、ベーコンを焼きます。それから甘芋も買ったので、これを竈の火の中に入れて、焼き芋にしようと思います」
「焼き芋?」
「はい。――ああ、お嬢様は焼き芋を食べたことがないんですね。芋によっては多少の当たり外れがありますが、やさしい甘さで、美味しいんですよ」
私の好物です、とアナは言う。
彼女は何もないところから甘芋を2本取り出して、カナリアの魔術で水に濡らすと、これまた何もないところから取り出した紙を巻いて竈の火の中にそれを置いた。
カナリアはその様子を興味深そうに見つめる。
カナリアが火と水の魔術を使えるように、アナにも使える魔術があった。
それは『異空間倉庫』と呼ばれる物で、ここではないどこか――異空間に繋げ、そこから物を自由に出入りさせることが出来る。
本人のみが出し入れ可能であるため、これ以上無い安全な倉庫だといえよう。
空間のサイズには個人差があるものの、奪われる心配の無いところに収納できるとあって、商人や隠し財産を持つ富豪には大変羨ましがられる能力だ。倉庫に入れている間は時間が停止しているため、特に食品を取り扱う商人には喉から手が出るほど欲しい能力だといえる。
アナ曰く「私の場合は8畳間くらいの広さしかないです」とのこと。カナリアにはその広さがどれほどの物かわからないが、2人で野営をするための道具一式を余裕で収納できるほどではあるらしい。
アナが異空間倉庫を使えることは、カナリアだけが知っている。
珍しい能力ではあるが、使える者が全くいないわけではない。それでも、この能力を犯罪に利用しようと考える者がいる以上、余計なことに巻き込まれたくないアナは、能力が使えることを実の親にも話していなかった。
カナリアに話したのは、主従関係にあるからではなく、単純に彼女を信頼しているからだ。
アナは取り出したまな板を比較的平らな石の上に置くと、ナイフと分厚いベーコンの塊を取り出した。
ベーコンはカナリアの顔よりも大きい。
「うわ、大きい!」
「ふふ。特売だったので、欲張って大きいのにしちゃいました。これをちょっと厚めに切って、網でじっくり焼いていきましょう」
「私も切ってみたいわ!」
「えぇ、いいですよ。こんな感じで、ご自分が食べられる大きさに切ってみてください」
アナはベーコンの端を自分用に切り落とすと、カナリアにナイフを渡した。
ナイフを持ち真剣な顔つきでベーコンに立ち向かうカナリアに、アナは切り方を教える。
「やった!切れたわ!」
「はい。よくできました。では、さっそくそれを焼いていきましょう」
「えぇ!」
アナが取り出したトングを使い、2人分のベーコンを網に乗せる。
やがてベーコンに火が通ると、ジワジワと油が滴り落ちる。
落ちた油により、焚き火の勢いが一時的に増した。
肉の焼ける香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
カナリアは我慢できなくなってきた。
「ねえ、アナ・・・まだ?」
「もうそろそろ大丈夫でしょう。私はもう少し焦がした方が好みなので、まだ焼きますけど。お嬢様はもう食べますか?」
「うん。もう待てないわ。お皿貸して!」
「はい」
アナから木皿を受け取ると、カナリアは自分用のベーコンを皿に盛った。
肉汁したたるベーコンが、『早く食べて』と彼女を誘惑する。
「いただきます!」
トングをフォークに持ち替えたカナリアは、勢いよくベーコンにかぶりついた。
母に見られたらあまりの行儀の悪さに失神されかねないだろうが、お上品にナイフで切り分けてなどいられない。
行儀を気にしていたら野営など出来ないのだ。
「あっつ!ふあっ・・・お、美味しい!」
最初は熱さに驚くが、ベーコンの肉汁が口の中に溢れ、香ばしい匂いが広がる。
噛むほどに肉汁が溢れ、ベーコンそのものの旨味が口いっぱいに広がった。
味付けはしていないので、ベーコンの塩気のみだが、それがまた良い。
カナリアは口の中の幸せを噛みしめるようにして、ベーコンを頬張った。
「そろそろお芋が焼けたかな~」
アナが、トングで焚き火の中から芋を取りだした。
巻いていた紙も芋の皮も黒焦げになっている。
いつの間に取り出したのか、アナの手には作業用の白い手袋がはめられていた。それは以前、彼女が『軍手』と呼んでいたものだ。
真っ黒な紙の残骸を手で払いのけてから黒焦げになった芋をアナが手で割ると、ぶわりと白い湯気が立ち上る。
外側の焦げとは異なり、割った中身は黄金色に輝いていた。
ふんわりとした甘い匂いがする。
アナは割った芋をカナリアの皿に置き、焚き火から取り出したもう一つの小ぶりな芋を同じように割る。
「とても熱いですから、手で直接食べるよりも、フォークで中身を取り出して食べてみてください。焦げた皮は残してくださいね、美味しくないですから」
「わかったわ」
カナリアはフォークで芋を掬うと、息をふきかけて冷ましてから口に運んだ。
「――ッ!?」
口に入れて驚く。
ホクホクとして、優しい甘さが口内を満たした。
「甘くて美味しいわ!甘芋って、お菓子に使われることが多いけれど、そのままで食べても甘くて美味しいのね」
「いいえ、そのままですとさほど甘くはありません。焼き芋にしたから甘さが増したんですよ」
「焼き芋にすると甘くなるの?丸ごと火に入れたら甘くなるってことかしら」
「甘芋に限って言うならばこの調理方法が一番、芋の甘さを引き出すことが出来ます。庶民の間では秋に収穫した甘芋を、一度蒸してからスライスし、天日干しして冬の保存食を作るのですが、この干し芋では焼き芋ほどの甘さは出せないんです」
「へ~。不思議ね」
「もし甘い干し芋があったら、それは表面に砂糖をまぶしたものか、甘芋よりも甘みが強い蜜芋をつかったものでしょうね」
焼き芋がよほど口に合ったのか、カナリアはあっという間に平らげてしまった。
この味は自宅では決して味わえないだろう。
「美味しかったわ。もっと食べたい気もするけど・・・」
「野営では満腹にするのはあまりよくないですよ」
「・・・そうよね・・・」
魔獣や盗賊の襲撃といった危険性があるため、野営時には腹八分目に抑えておく。
満腹にして体が重くなってしまうと、逃げるときに支障がでるためだ。
それは初めて野営を行ったときに、アナから説明があった。
辺りはすっかり暗くなっている。
焚き火の炎では明かりが足りないため、アナが用意してくれていたランタンが優しく照らしていた。
食後のお茶を楽しみながら、カナリアは焚き火を見つめた。
「――アナと外で過ごすようになってから、これで何回目だったかしら」
「野営をしたのは、これで3回目ですね。最初の頃のピクニックを入れたら、お嬢様と2人で外に出るのは、20回は超えているんじゃないでしょうか」
2人が初めてピクニックに出たのは、昨年の春のことだった。
「そう・・・もう、あの頃からそんなに経ったのね」
カナリアは焚き火を見つめながら、どこか遠くを見る目をした。
35
あなたにおすすめの小説
私の風呂敷は青いあいつのよりもちょっとだけいい
しろこねこ
ファンタジー
前世を思い出した15歳のリリィが風呂敷を発見する。その風呂敷は前世の記憶にある青いロボットのもつホニャララ風呂敷のようで、それよりもちょっとだけ高性能なやつだった。風呂敷を手にしたリリィが自由を手にする。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!
【完結】うちの悪役令嬢はヒロインよりも愛らしい
らんか
恋愛
前世の記憶を思い出した今なら分かる。
ヒロインだからって、簡単に王子様を手に入れていいの?
婚約者である悪役令嬢は、幼い頃から王子妃になる為に、厳しい淑女教育を受けて、頑張ってきたのに。
そりゃ、高圧的な態度を取る悪役令嬢も悪いけど、断罪するほどの事はしていないでしょ。
しかも、孤独な悪役令嬢である彼女を誰も助けようとしない。
だから私は悪役令嬢の味方なると決めた。
ゲームのあらすじ無視ちゃいますが、問題ないよね?
伯爵令嬢アンマリアのダイエット大作戦
未羊
ファンタジー
気が付くとまん丸と太った少女だった?!
痩せたいのに食事を制限しても運動をしても太っていってしまう。
一体私が何をしたというのよーっ!
驚愕の異世界転生、始まり始まり。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
【完結】遺棄令嬢いけしゃあしゃあと幸せになる☆婚約破棄されたけど私は悪くないので侯爵さまに嫁ぎます!
天田れおぽん
ファンタジー
婚約破棄されましたが私は悪くないので反省しません。いけしゃあしゃあと侯爵家に嫁いで幸せになっちゃいます。
魔法省に勤めるトレーシー・ダウジャン伯爵令嬢は、婿養子の父と義母、義妹と暮らしていたが婚約者を義妹に取られた上に家から追い出されてしまう。
でも優秀な彼女は王城に住み、個性的な人たちに囲まれて楽しく仕事に取り組む。
一方、ダウジャン伯爵家にはトレーシーの親戚が乗り込み、父たち家族は追い出されてしまう。
トレーシーは先輩であるアルバス・メイデン侯爵令息と王族から依頼された仕事をしながら仲を深める。
互いの気持ちに気付いた二人は、幸せを手に入れていく。
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.
他サイトにも連載中
2023/09/06 少し修正したバージョンと入れ替えながら更新を再開します。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される
さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。
慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。
だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。
「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」
そう言って真剣な瞳で求婚してきて!?
王妃も兄王子たちも立ちはだかる。
「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる