3 / 3
死の淵一歩手前までいった女は言う
しおりを挟む
ここまで聞いて、ロースケは察した。
マツリの職場で何かあったのだろう。
だから直球で聞いてみた。
「マツリ姉ちゃん、職場で何かあったの?」
「うん…」
マツリは深い…それはそれは深いため息をついた。
「3か月前に異動してきた子が、出社できなくなっちゃってね…」
「何かの病気?」
病欠により休むことで、マツリや他の人が業務を負担することになったのだろうか。
「…心の病気で、ね…」
「あぁ…」
長時間労働やパワハラなど様々な原因で発症する、近年問題視されている病。
「なんかイジメでもあったの?」
「イジメねぇ…。イジメられたって本人が主張したらイジメになるかもってところね…」
「おぉ…」
「うちの部署、年度末からすごく忙しくて人員募集してたのよ。それでやっと入ってきたのが後輩ちゃんなのね。
入社して4、5年だったらしいから新人でもないし、ハキハキ喋るから問題なさそうだった。
入って1か月くらいは仕事も頑張ってくれてたんだけど…。
22時近くまでの残業が続いてたし、彼に任せた仕事はなかなか捗ってないようだったから。『自分は何にもできないんだ』って思いこんで、どこかで心が折れちゃったんじゃないかしら…。
しかも新しい部署で親しい人はいないし、専任の教育係がいるわけじゃないから、彼からしたら気軽に質問できる相手もいなかったわけで、孤独感があったんじゃないかな…。
本人からは何も聞いてないから、憶測でしかないけどね」
「うわぁ…」
ロースケはなんと言ったらいいかわからなかった。
テレビ番組などでたまに耳にする過労死や鬱病などが、こんな身近にあるとは思わなかった。
「――というか、マツリ姉ちゃんも同じ部署だったんでしょ?大丈夫だったの?」
「あと一歩で死ぬところだったわ」
「……」
冗談ではなく、マツリはあと一歩で死にそうであったと言う。
肉体的にではなく、精神的に。
「途中で推しのライブがなかったら、とっくに人生を放棄してたわ…」
どれだけ酷な職場だったのだろうか。
「…私、こういうのをニュースで見たときはさ、なんで同僚は助けてやらないのかって疑問に思ってたんだ。
先輩とかはその子が追いつめられないように、効率のいい作業手順を伝授したり一緒にご飯食べに行って悩みを聞いてあげるとか。
――でも、追いつめられるほどの過酷な職場にいる同僚達が、楽な作業をしてるわけがないのよね…。
同じだけ…うぅん、特に先輩なんかはより重要性の高い重い仕事を抱えてるから、助けてる余裕なんてないんだって身にしみてわかったわ。
昼休みもパンを食べながらキーボード叩いてるし、帰りは一刻も早く家に帰って眠りたいんだから一緒にご飯なんて行く余裕はないし。
化粧する時間があるなら1秒でも長く眠っていたい――そんな生活してギリギリの状態で精神を保っている状態だと、生きるのに精いっぱいになるんだなって…」
「マツリ姉ちゃん…」
「『どうして気づいてあげなかったんだ』『困っているなら助けてあげればいいじゃないか』ってそう思われるかもしれないけど…。
作成するのに1時間かかる書類を1時間後には提出しなければならないって時に、他人の様子を見ている余裕なんてないわ。
目の前の仕事を時間通りに仕上げることに全集中してるんだもの。
質問されたなら答えるけれど、質問してこない人の面倒を見る余裕はないわよ…」
ため息交じりに言い切ったマツリは、ひどく疲れた顔をしていた。
「…その人ってどうなったの?」
「今週は無断欠勤したわ」
「……」
上司が連絡しても応答がないらしい。
「ロースケ…もし忙しい部署に回されたら、周りの人にガンガン質問しなさい。
じっと耐えるのはやめて、声を上げなさい。
できない仕事があって、詳しい手順もまったくわからないものを回されたら『これができません!』っていうのを全員に聞こえるように伝えなさい!」
「全員にって…」
「何も大声を出せっていうんじゃないのよ。職場の中で使ってるツールがあるはず…メールとか、メッセージツールがね。
それで、チームの人全員が見えるようなところで発言するの。
直属の上司とか、先輩個人宛にしたらだめよ。
『この辺で安くてうまい店知りませんか?』とかだったら、先輩個人宛にしてもいいけど、業務で知りたいことはチーム全員にあてて質問すること。
そうすれば、手が空いてる人が回答してくれるし、何より『質問したけど誰も答えてくれなかった』という事実が残るわ」
マツリは真剣なまなざしでロースケを見る。
「ロースケが困っていて、誰か教えてください!って言ってるのに、誰も答えてくれない状態が続くのなら、すぐに異動願いを出しなさい。
もしくは、退職したほうがいいわ」
「え…でも…」
すぐに辞めてしまっては、心象が悪いのではないか。
社会人として、そんな簡単に辞めてしまっていいのだろうか。
戸惑うロースケにマツリは言う。
「ロースケを守れるのはロースケだけなのよ」
あまりにも真剣なその表情に、ロースケは気の利いた返答もできずただ頷いた。
「会社にとって社員は、基本的に使い捨ての消耗品よ。
だから社員側だって、会社なんてステップアップするための踏み台にしてやればいいのよ」
「…うん…」
「あと、私も一歩手前まで行ったから、実際にその状況になったら何も手につかなくなるのは百も承知だけど……。
『辞めたら迷惑をかけるから辞められない』っていう人多いけど、ダラダラと何も手につかないのに出社して鬱々とその場にいられる方が迷惑なのよ。
手につかなかった仕事は他の人が負担するわけだからね。
『この仕事は私の手には負えません』と一言上司に訴えるだけで異動できる可能性があるし、異動すれば部署にとっても次の人を入れる空きができるのよ」
出来ないことを『頑張ります!』といって挑戦し、結果うまくいかずに無駄に時間を浪費して心と体を壊すくらいなら、さっさと出来ないと宣言して立ち去った方が双方のためになる。
「ロースケは実家から通うみたいだからいいけど、特に地方から都会に引っ越してきた人が精神に支障をきたすのよね…」
「……それはなんとなくわかる気がする」
遠方から引っ越すということは、今までの交友関係がリセットされることだと思う。
先に都会に出ている友人知人がいるならよいが、そうでなければ休日に気軽に会える友人がいないということだ。
仕事の愚痴を言い合える存在は、実はかなり重要だ。
もちろん実際に会うだけでなく、オンラインで繋がる交友関係でも良い。
くだらないことを話せる相手の存在は、想像以上に心の安定させてくれるのだ。
「あとね…。職場で苦しい思いをしていても、親には話せないものよ。心配かけたくないし。
――仮に『仕事辞めようかな』っていっても、素直に辞めさせてくれないことが多いから。
自分で考えて、自分のために…どうすれば自分が生きやすいかを最優先に考えて行動したほうがいいわ」
「わかった。……マツリ姉ちゃん、あの…さ…。連絡先、交換してもらってもいいかな?」
ロースケは恐る恐るマツリに切り出した。
これからの新生活への不安から、相談できる相手が欲しかった。
確かに両親には相談し辛いだろうなと想像できた。
ロースケが弱音を吐こうものなら『その程度でねを上げてどうするんだ!』と叱責してきそうだ。
愚痴を話せそうな友人はいるが、相談はできないと思った。
――それに、このままではマツリが壊れてしまうんじゃないか心配になったのだ。
「俺、マツリ姉ちゃんと仕事の愚痴を言いながら居酒屋で飲んでみたいんだ」
「ふはっ、なにそれ。――いいよ。ちょっと待って、携帯とってくるわ」
玄関横の和室から鞄をとってきたマツリと連絡先を交換する。
メッセージアプリだけでなく、電話番号とメールアドレスも交換してくれた。
「ありがと、マツリ姉ちゃん」
「勤務中はさすがに返信できないけど、愚痴りたいことでも呟きたいことでも、適当に書いていいからね。
仕事が辛くなってきたら、あの世の淵まで行きかけたこのマツリお姉さまが話を聞いてあげるわ」
「――うん、ありがとう」
車のエンジン音がする。叔父一家が到着したようだ。
ずっと庭で立ち話をしていた母たちが、叔父たちを出迎える声が聞こえた。
「叔父さんたちも来たみたいね。お寿司とかお皿を並べちゃいましょうか」
「うん」
食器を並べながら、そっとマツリを見る。
小さいころから憧れていたお姉さんが、なんだか小さく頼りなく――危うく見えた。
マツリの職場で何かあったのだろう。
だから直球で聞いてみた。
「マツリ姉ちゃん、職場で何かあったの?」
「うん…」
マツリは深い…それはそれは深いため息をついた。
「3か月前に異動してきた子が、出社できなくなっちゃってね…」
「何かの病気?」
病欠により休むことで、マツリや他の人が業務を負担することになったのだろうか。
「…心の病気で、ね…」
「あぁ…」
長時間労働やパワハラなど様々な原因で発症する、近年問題視されている病。
「なんかイジメでもあったの?」
「イジメねぇ…。イジメられたって本人が主張したらイジメになるかもってところね…」
「おぉ…」
「うちの部署、年度末からすごく忙しくて人員募集してたのよ。それでやっと入ってきたのが後輩ちゃんなのね。
入社して4、5年だったらしいから新人でもないし、ハキハキ喋るから問題なさそうだった。
入って1か月くらいは仕事も頑張ってくれてたんだけど…。
22時近くまでの残業が続いてたし、彼に任せた仕事はなかなか捗ってないようだったから。『自分は何にもできないんだ』って思いこんで、どこかで心が折れちゃったんじゃないかしら…。
しかも新しい部署で親しい人はいないし、専任の教育係がいるわけじゃないから、彼からしたら気軽に質問できる相手もいなかったわけで、孤独感があったんじゃないかな…。
本人からは何も聞いてないから、憶測でしかないけどね」
「うわぁ…」
ロースケはなんと言ったらいいかわからなかった。
テレビ番組などでたまに耳にする過労死や鬱病などが、こんな身近にあるとは思わなかった。
「――というか、マツリ姉ちゃんも同じ部署だったんでしょ?大丈夫だったの?」
「あと一歩で死ぬところだったわ」
「……」
冗談ではなく、マツリはあと一歩で死にそうであったと言う。
肉体的にではなく、精神的に。
「途中で推しのライブがなかったら、とっくに人生を放棄してたわ…」
どれだけ酷な職場だったのだろうか。
「…私、こういうのをニュースで見たときはさ、なんで同僚は助けてやらないのかって疑問に思ってたんだ。
先輩とかはその子が追いつめられないように、効率のいい作業手順を伝授したり一緒にご飯食べに行って悩みを聞いてあげるとか。
――でも、追いつめられるほどの過酷な職場にいる同僚達が、楽な作業をしてるわけがないのよね…。
同じだけ…うぅん、特に先輩なんかはより重要性の高い重い仕事を抱えてるから、助けてる余裕なんてないんだって身にしみてわかったわ。
昼休みもパンを食べながらキーボード叩いてるし、帰りは一刻も早く家に帰って眠りたいんだから一緒にご飯なんて行く余裕はないし。
化粧する時間があるなら1秒でも長く眠っていたい――そんな生活してギリギリの状態で精神を保っている状態だと、生きるのに精いっぱいになるんだなって…」
「マツリ姉ちゃん…」
「『どうして気づいてあげなかったんだ』『困っているなら助けてあげればいいじゃないか』ってそう思われるかもしれないけど…。
作成するのに1時間かかる書類を1時間後には提出しなければならないって時に、他人の様子を見ている余裕なんてないわ。
目の前の仕事を時間通りに仕上げることに全集中してるんだもの。
質問されたなら答えるけれど、質問してこない人の面倒を見る余裕はないわよ…」
ため息交じりに言い切ったマツリは、ひどく疲れた顔をしていた。
「…その人ってどうなったの?」
「今週は無断欠勤したわ」
「……」
上司が連絡しても応答がないらしい。
「ロースケ…もし忙しい部署に回されたら、周りの人にガンガン質問しなさい。
じっと耐えるのはやめて、声を上げなさい。
できない仕事があって、詳しい手順もまったくわからないものを回されたら『これができません!』っていうのを全員に聞こえるように伝えなさい!」
「全員にって…」
「何も大声を出せっていうんじゃないのよ。職場の中で使ってるツールがあるはず…メールとか、メッセージツールがね。
それで、チームの人全員が見えるようなところで発言するの。
直属の上司とか、先輩個人宛にしたらだめよ。
『この辺で安くてうまい店知りませんか?』とかだったら、先輩個人宛にしてもいいけど、業務で知りたいことはチーム全員にあてて質問すること。
そうすれば、手が空いてる人が回答してくれるし、何より『質問したけど誰も答えてくれなかった』という事実が残るわ」
マツリは真剣なまなざしでロースケを見る。
「ロースケが困っていて、誰か教えてください!って言ってるのに、誰も答えてくれない状態が続くのなら、すぐに異動願いを出しなさい。
もしくは、退職したほうがいいわ」
「え…でも…」
すぐに辞めてしまっては、心象が悪いのではないか。
社会人として、そんな簡単に辞めてしまっていいのだろうか。
戸惑うロースケにマツリは言う。
「ロースケを守れるのはロースケだけなのよ」
あまりにも真剣なその表情に、ロースケは気の利いた返答もできずただ頷いた。
「会社にとって社員は、基本的に使い捨ての消耗品よ。
だから社員側だって、会社なんてステップアップするための踏み台にしてやればいいのよ」
「…うん…」
「あと、私も一歩手前まで行ったから、実際にその状況になったら何も手につかなくなるのは百も承知だけど……。
『辞めたら迷惑をかけるから辞められない』っていう人多いけど、ダラダラと何も手につかないのに出社して鬱々とその場にいられる方が迷惑なのよ。
手につかなかった仕事は他の人が負担するわけだからね。
『この仕事は私の手には負えません』と一言上司に訴えるだけで異動できる可能性があるし、異動すれば部署にとっても次の人を入れる空きができるのよ」
出来ないことを『頑張ります!』といって挑戦し、結果うまくいかずに無駄に時間を浪費して心と体を壊すくらいなら、さっさと出来ないと宣言して立ち去った方が双方のためになる。
「ロースケは実家から通うみたいだからいいけど、特に地方から都会に引っ越してきた人が精神に支障をきたすのよね…」
「……それはなんとなくわかる気がする」
遠方から引っ越すということは、今までの交友関係がリセットされることだと思う。
先に都会に出ている友人知人がいるならよいが、そうでなければ休日に気軽に会える友人がいないということだ。
仕事の愚痴を言い合える存在は、実はかなり重要だ。
もちろん実際に会うだけでなく、オンラインで繋がる交友関係でも良い。
くだらないことを話せる相手の存在は、想像以上に心の安定させてくれるのだ。
「あとね…。職場で苦しい思いをしていても、親には話せないものよ。心配かけたくないし。
――仮に『仕事辞めようかな』っていっても、素直に辞めさせてくれないことが多いから。
自分で考えて、自分のために…どうすれば自分が生きやすいかを最優先に考えて行動したほうがいいわ」
「わかった。……マツリ姉ちゃん、あの…さ…。連絡先、交換してもらってもいいかな?」
ロースケは恐る恐るマツリに切り出した。
これからの新生活への不安から、相談できる相手が欲しかった。
確かに両親には相談し辛いだろうなと想像できた。
ロースケが弱音を吐こうものなら『その程度でねを上げてどうするんだ!』と叱責してきそうだ。
愚痴を話せそうな友人はいるが、相談はできないと思った。
――それに、このままではマツリが壊れてしまうんじゃないか心配になったのだ。
「俺、マツリ姉ちゃんと仕事の愚痴を言いながら居酒屋で飲んでみたいんだ」
「ふはっ、なにそれ。――いいよ。ちょっと待って、携帯とってくるわ」
玄関横の和室から鞄をとってきたマツリと連絡先を交換する。
メッセージアプリだけでなく、電話番号とメールアドレスも交換してくれた。
「ありがと、マツリ姉ちゃん」
「勤務中はさすがに返信できないけど、愚痴りたいことでも呟きたいことでも、適当に書いていいからね。
仕事が辛くなってきたら、あの世の淵まで行きかけたこのマツリお姉さまが話を聞いてあげるわ」
「――うん、ありがとう」
車のエンジン音がする。叔父一家が到着したようだ。
ずっと庭で立ち話をしていた母たちが、叔父たちを出迎える声が聞こえた。
「叔父さんたちも来たみたいね。お寿司とかお皿を並べちゃいましょうか」
「うん」
食器を並べながら、そっとマツリを見る。
小さいころから憧れていたお姉さんが、なんだか小さく頼りなく――危うく見えた。
36
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
魅了の対価
しがついつか
ファンタジー
家庭事情により給金の高い職場を求めて転職したリンリーは、縁あってブラウンロード伯爵家の使用人になった。
彼女は伯爵家の第二子アッシュ・ブラウンロードの侍女を任された。
ブラウンロード伯爵家では、なぜか一家のみならず屋敷で働く使用人達のすべてがアッシュのことを嫌悪していた。
アッシュと顔を合わせてすぐにリンリーも「あ、私コイツ嫌いだわ」と感じたのだが、上級使用人を目指す彼女は私情を挟まずに職務に専念することにした。
淡々と世話をしてくれるリンリーに、アッシュは次第に心を開いていった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる