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夢の終わり、涙のラストコンサート!
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コンサートは死闘になった。
ファンの前で寝取りたいバックダンサーと、寝取られるか寝取られないかのギリギリをファンに楽しんでもらいたい寝取られガールズ。
グループの子達が歌いだすと同時、寝取り隊のバックダンサーは華麗なバク宙を決めながらメンバーに近づく。
メンバー達は容赦なく着地後の硬直を狙い、ダンサー達を撃滅していった。
「うぐぅ……。着地を狙われるなんて」
「くっ……リハーサルより鋭いエルボーでした。ですが、今日の僕は不死身です」
そんな風に寝取り隊の面々が硬直狩りに苦しむ中、一人だけ大きな動きが見られないバックダンサーが居た。
僕の寝取り役であるni-samaである。
ファン達はそんなni-samaを見て、口々に不満を呟いてる。
「バックダンサーいい動きしてるけど、Coletteちゃんのところ動き悪くない?」
「仲間が手も足も出なくてビビったんだろ。なんかこう言っちゃ悪いが期待外れだな」
(ni-sama、どういうつもり? 出だしでイメージ悪くしたら、その印象がずっと付きまとうんじゃない?)
心配しながらサビを歌う。
寝取り隊がグループの子に手を伸ばして鞭による反撃を喰らう中、お兄様だけは一向に動こうとしなかった。
ただ腕を組んでステップを刻むだけ。
一体何を狙ってるの?
ファン達からブーイングが起こり、ni-samaへのヘイトが最高に盛り上がったその時、ようやく彼は動いた。
歌っている僕の口に指を入れて呼吸を塞ぎ、そのまま胸に手を伸ばしたのである。
「あっ、あの野郎、Coletteちゃんの胸に――!」
(ni-sama、会場のヘイトが最高に盛り上がったところで、一気に動いた!?)
……そうか。寝取られというシチュエーションは、寝取り役の男が最高に嫌な奴だと盛り上がる! 寝取り隊の皆は誠実に寝取ろうとしてたけど、それじゃ物足りなかったんだ!
全然寝取ろうとしなかったni-samaが不意打ちのようにおっぱいに手を伸ばしたから、ファンの皆はColetteに釘づけになってる!
「あむ……んんん」
「どうしたColette、口パクがバレるぞ?」
最新のマジックアイテムで口パクしてるのがバレちゃうぅぅぅぅ!
「ああん! やめてni-sama! 僕の夢を穢さないでー!」
「僕はアイドル活動より○○○○○の方が好きですと言え」
「本当に……これ以上はぁぁぁ! 揉むのやめてよぉ!」
「ほら、ファンがお前の歌声を待ってるぞ」
「あ……あっ! 僕はぁ、アイドル活動よりぃ……○○○○○がぁ」
と、言いかけたその時、僕の中にアツいのが入ってきた。
う……嘘……。皆の前で、入れちゃったの?
「や……ダメ……ゴリゴリって……しないで」
「もっと喘げよ。お前の中、過去最高に熱くなってるな」
コンサート会場に悲鳴がこだまする。
録音機材から流れる朗々とした僕の歌声と、お尻に肉を叩きつける破廉恥な音が混ざり合って最高に無様だった。
こうして、僕のファースト寝取られコンサートは大成功の内に終わったのである。
ちなみに、魔女は手荷物検査に引っかかって無事、捕まったらしかった。
ファンの前で寝取りたいバックダンサーと、寝取られるか寝取られないかのギリギリをファンに楽しんでもらいたい寝取られガールズ。
グループの子達が歌いだすと同時、寝取り隊のバックダンサーは華麗なバク宙を決めながらメンバーに近づく。
メンバー達は容赦なく着地後の硬直を狙い、ダンサー達を撃滅していった。
「うぐぅ……。着地を狙われるなんて」
「くっ……リハーサルより鋭いエルボーでした。ですが、今日の僕は不死身です」
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ファン達はそんなni-samaを見て、口々に不満を呟いてる。
「バックダンサーいい動きしてるけど、Coletteちゃんのところ動き悪くない?」
「仲間が手も足も出なくてビビったんだろ。なんかこう言っちゃ悪いが期待外れだな」
(ni-sama、どういうつもり? 出だしでイメージ悪くしたら、その印象がずっと付きまとうんじゃない?)
心配しながらサビを歌う。
寝取り隊がグループの子に手を伸ばして鞭による反撃を喰らう中、お兄様だけは一向に動こうとしなかった。
ただ腕を組んでステップを刻むだけ。
一体何を狙ってるの?
ファン達からブーイングが起こり、ni-samaへのヘイトが最高に盛り上がったその時、ようやく彼は動いた。
歌っている僕の口に指を入れて呼吸を塞ぎ、そのまま胸に手を伸ばしたのである。
「あっ、あの野郎、Coletteちゃんの胸に――!」
(ni-sama、会場のヘイトが最高に盛り上がったところで、一気に動いた!?)
……そうか。寝取られというシチュエーションは、寝取り役の男が最高に嫌な奴だと盛り上がる! 寝取り隊の皆は誠実に寝取ろうとしてたけど、それじゃ物足りなかったんだ!
全然寝取ろうとしなかったni-samaが不意打ちのようにおっぱいに手を伸ばしたから、ファンの皆はColetteに釘づけになってる!
「あむ……んんん」
「どうしたColette、口パクがバレるぞ?」
最新のマジックアイテムで口パクしてるのがバレちゃうぅぅぅぅ!
「ああん! やめてni-sama! 僕の夢を穢さないでー!」
「僕はアイドル活動より○○○○○の方が好きですと言え」
「本当に……これ以上はぁぁぁ! 揉むのやめてよぉ!」
「ほら、ファンがお前の歌声を待ってるぞ」
「あ……あっ! 僕はぁ、アイドル活動よりぃ……○○○○○がぁ」
と、言いかけたその時、僕の中にアツいのが入ってきた。
う……嘘……。皆の前で、入れちゃったの?
「や……ダメ……ゴリゴリって……しないで」
「もっと喘げよ。お前の中、過去最高に熱くなってるな」
コンサート会場に悲鳴がこだまする。
録音機材から流れる朗々とした僕の歌声と、お尻に肉を叩きつける破廉恥な音が混ざり合って最高に無様だった。
こうして、僕のファースト寝取られコンサートは大成功の内に終わったのである。
ちなみに、魔女は手荷物検査に引っかかって無事、捕まったらしかった。
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