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8話「サンタクロース大量発生中」
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もう冬になり、気温がかなり下がって寒くなってきた。まばらだが雪も降ってきている。
ひだまりとすふれが学校の帰宅途中に雑談している。
「もう今年も終わりだねー」とひだまり。
「ねー」とすふれ。
ひだまりは歩きながら街並みを見渡す。町はもうクリスマスムードになっていて、建物に装飾がされていた。駅にある木がクリスマスツリーにされていたりしている。
「ローストチキン食べたいなー」とひだまり。
「それじゃ買っていきましょうか」とすふれ。
「あ、そうだケーキも」とひだまり。
「クリスマスケーキも大事よねー。そうだ、ついでだからクリスマスのために色々買っていきましょう」とすふれ。
ふたりがローストチキンやクリスマスケーキなどを買って薬品店に帰ってきた。
ただいまー、とすふれとひだまりがドアを開ける。
すると薬品店にはすでにタフィーとれあが店の中にいて「おかえりー」と言った。
「ローストチキンとクリスマスケーキ買ってきたよー」とひだまり。
「ほかにもミンスパイとか飾りつけとか色々買ってきちゃった」とすふれ。
「おおー豪勢でござるなー」とタフィーが言うと「そうかしら?」とれあ。
「さぞやおうちでは豪勢なんでしょうねー」とすふれが言うと「そうじゃなくてそのローストチキンが普通のサイズだったから豪勢かって言うと豪勢って言うほどじゃないと思って……ってわたしの家は関係ないでしょ」とれあ。
「クリスマスと言えば年末でーサンタクロースだよねー」とひだまり。
「サンタクロースのコスプレがしたいでござるー!」とタフィー。
「いいわねーサンタクロース」とすふれ。
「みんなでやろっかサンタのコスプレ」とひだまり。
「……え、わたしも?」とれあ。
「やらないの?」とひだまりが聞くと、「わ、わたしはちょっと……恥ずかしいからいいわよ」れあが顔をそらした。
「えー」とひだまり。
みんなの話す様子を見に来たこむぎが「おまえらクリスマス間近だから楽しそうだなーっておい、すふれ! なんだその量の買い物は!?」と言う。
「クリスマスの準備と思って色々買ってきちゃったのー」とすふれ。
「あー、そっか。わかった。まぁあまり羽目を外さないようにな」とこむぎ。
すふれが「見てみて~これがサンタクロースの服装なんだけどー」と買ってきたサンタのコスプレ用の服を取り出すと、結構露出度が高い服だった。
『おおー』とひだまりとタフィーが声を上げる。
「真冬にそんなの着るの……」とれあ。
「部屋の中なら大丈夫よー」とすふれ。
こむぎがサンタコス用の服を嫌そうに見る。
「そういえば師匠、みんなでクリスマスだからサンタのコスプレしようと思うんですけど、師匠は――」とひだまりが言うと。
「やだ」とこむぎは即答した。
「ええー、まだ全部言ってないじゃないですか」とひだまり。
「自分たちだけその服着りゃいいじゃん」とこむぎ。
「服装のバランス取りましょうよ~」とひだまり。
「バランスってなんだよ」こむぎがツッコむ。
「お揃いが一番ですって~」とひだまり。
「やだ」とこむぎ。
「そんなこと言わずに~」ひだまりは食い下がる。
「嫌だっつてんだろ、っておいひっつくな!」
ほっぺをスリスリ寄せてくるひだまりの顔を引き剥がそうとするこむぎ。
」
「こうなったら着替えさせた方が早いわねー、こむぎちゃんを縄で縛ってサンタコスさせるのよー!」
『おー!』とひだまりとタフィーがすふれの合図に呼応してこむぎを捕まえようとする。
「お、お前らー……」とこむぎ。
「さーて師匠、大人しく自分でサンタコスをするか、自分でサンタコスをするか選んでください。私だけじゃ絶対に師匠を捕まえることはできませんけど、タフィーちゃんがいますからねー……」ひだまりが邪悪に笑う。
「あとで覚えてろよ」と言うこむぎに一瞬ひだまりの顔が一瞬引きつる。「い、いくぞー!」とひだまりがこむぎを捕まえようととびかかるが、一瞬でのされてしまった。
しかし、タフィーの神速とも言える速度で、こむぎの手は縄で縛られてしまった。
こむぎは無理やりサンタコスに着替えされられてしまった。
すふれとひだまりとタフィーはすでにサンタコスに着替えていた。
「わーいい感じ―」と手を合わせながら言うすふれ。「も、もういいだろ……」とこむぎ。
「なに言ってんですかー。クリスマスはまだ始まったばかりですよー」とひだまり。
「ちょ、ちょっと! なんでわたしまで……!」気が付くと、れあもサンタコスにさせられていた。
「みんなで一緒の方がいいじゃん」とひだまり。「だから、私は良いって言ってるでしょうに」とれあ。
「あ、そうだせっかくだからカメラ撮ってこようっとー」ひだまりはそう言いながら自分の部屋に戻っていった。
はぁ、とため息をつくこむぎとれあだった。
「私も見たかった……」とショコラは帰ってきて、こむぎがサンタコスになっていたことを知ってふくれながら最初にしゃべった言葉がそれだった。
「見なくていいから……見ないでくれ頼むから」とこむぎは顔を手で隠しながら言った。
「ショコラちゃんもサンタになるー?」とひだまりが言うと「するけどさー……」とぶつくさ言いながらサンタコスをするのだった。
クリスマスパーティーの準備を始めることになった。
すふれとショコラが料理を作り、れあは部屋の飾り付け、タフィーは追加の買い出しに行った。
ひだまりは主に掃除。
「ねー、わたしだけクリスマス関係なくない?」とひだまりが言うと、すふれは「ひまちゃんがやると細かい作業ってなにかやらかすでしょ?」
「えー? そんなことは――あるね」ひだまりは今までにやらかしたことを思い出した。
「キメ顔で言わないでねー」とすふれ。
クリスマスパーティの準備が終わった後、
「メリークリスマス!」とひだまりとすふれがクラッカーを鳴らしながら言った。
テーブルには買って来た食べ物が食器に載せられて準備し終わっている。
「やれやれ。じゃああたしは仕事に戻るから」とこむぎは自分の部屋に戻っていった。
「あ、師匠―、クリスマスのチキンとかケーキあとで持って行きますねー」とひだまり。
「あーいいよいいよ。あとで食べとくからそこに置いておいて」とこむぎ。
そのあと、ひだまり、すふれ、れあ、タフィー、ショコラの5人でクリスマスパーティをしていたのだった。
翌日、クリスマスパーティをしながらみんなは寝てしまって朝になった。
ひだまりが目を覚ますと朝日にライトアップされた部屋のクリスマスツリーが見えて、窓からは雪が降っているのが見えた。
こむぎの部屋のカーテンは閉まっていた。
代わりに部屋の明かりを点けている。
こむぎは自室で前日のサンタ服を着て見て、鏡を見た。「普段こんなもの着ないからあれだが……いけるか?」真剣な表情で自分の服装を見るこむぎ。
廊下から足音が聞こえ、誰かが部屋に近づいてくるのを察知して、「なんでこんな時に――!」とぎょっとして、こむぎは部屋の隅に逃げた。
「こむぎちゃん?」ノックせずにドアを開けてくるすふれ。
こむぎは息を潜めてすふれの気配を把握しようとしている。
「サンタコス、気に入ったんだね」そう呟いてすふれは扉を閉めた。こむぎは青ざめていた。
ひだまりとすふれが学校の帰宅途中に雑談している。
「もう今年も終わりだねー」とひだまり。
「ねー」とすふれ。
ひだまりは歩きながら街並みを見渡す。町はもうクリスマスムードになっていて、建物に装飾がされていた。駅にある木がクリスマスツリーにされていたりしている。
「ローストチキン食べたいなー」とひだまり。
「それじゃ買っていきましょうか」とすふれ。
「あ、そうだケーキも」とひだまり。
「クリスマスケーキも大事よねー。そうだ、ついでだからクリスマスのために色々買っていきましょう」とすふれ。
ふたりがローストチキンやクリスマスケーキなどを買って薬品店に帰ってきた。
ただいまー、とすふれとひだまりがドアを開ける。
すると薬品店にはすでにタフィーとれあが店の中にいて「おかえりー」と言った。
「ローストチキンとクリスマスケーキ買ってきたよー」とひだまり。
「ほかにもミンスパイとか飾りつけとか色々買ってきちゃった」とすふれ。
「おおー豪勢でござるなー」とタフィーが言うと「そうかしら?」とれあ。
「さぞやおうちでは豪勢なんでしょうねー」とすふれが言うと「そうじゃなくてそのローストチキンが普通のサイズだったから豪勢かって言うと豪勢って言うほどじゃないと思って……ってわたしの家は関係ないでしょ」とれあ。
「クリスマスと言えば年末でーサンタクロースだよねー」とひだまり。
「サンタクロースのコスプレがしたいでござるー!」とタフィー。
「いいわねーサンタクロース」とすふれ。
「みんなでやろっかサンタのコスプレ」とひだまり。
「……え、わたしも?」とれあ。
「やらないの?」とひだまりが聞くと、「わ、わたしはちょっと……恥ずかしいからいいわよ」れあが顔をそらした。
「えー」とひだまり。
みんなの話す様子を見に来たこむぎが「おまえらクリスマス間近だから楽しそうだなーっておい、すふれ! なんだその量の買い物は!?」と言う。
「クリスマスの準備と思って色々買ってきちゃったのー」とすふれ。
「あー、そっか。わかった。まぁあまり羽目を外さないようにな」とこむぎ。
すふれが「見てみて~これがサンタクロースの服装なんだけどー」と買ってきたサンタのコスプレ用の服を取り出すと、結構露出度が高い服だった。
『おおー』とひだまりとタフィーが声を上げる。
「真冬にそんなの着るの……」とれあ。
「部屋の中なら大丈夫よー」とすふれ。
こむぎがサンタコス用の服を嫌そうに見る。
「そういえば師匠、みんなでクリスマスだからサンタのコスプレしようと思うんですけど、師匠は――」とひだまりが言うと。
「やだ」とこむぎは即答した。
「ええー、まだ全部言ってないじゃないですか」とひだまり。
「自分たちだけその服着りゃいいじゃん」とこむぎ。
「服装のバランス取りましょうよ~」とひだまり。
「バランスってなんだよ」こむぎがツッコむ。
「お揃いが一番ですって~」とひだまり。
「やだ」とこむぎ。
「そんなこと言わずに~」ひだまりは食い下がる。
「嫌だっつてんだろ、っておいひっつくな!」
ほっぺをスリスリ寄せてくるひだまりの顔を引き剥がそうとするこむぎ。
」
「こうなったら着替えさせた方が早いわねー、こむぎちゃんを縄で縛ってサンタコスさせるのよー!」
『おー!』とひだまりとタフィーがすふれの合図に呼応してこむぎを捕まえようとする。
「お、お前らー……」とこむぎ。
「さーて師匠、大人しく自分でサンタコスをするか、自分でサンタコスをするか選んでください。私だけじゃ絶対に師匠を捕まえることはできませんけど、タフィーちゃんがいますからねー……」ひだまりが邪悪に笑う。
「あとで覚えてろよ」と言うこむぎに一瞬ひだまりの顔が一瞬引きつる。「い、いくぞー!」とひだまりがこむぎを捕まえようととびかかるが、一瞬でのされてしまった。
しかし、タフィーの神速とも言える速度で、こむぎの手は縄で縛られてしまった。
こむぎは無理やりサンタコスに着替えされられてしまった。
すふれとひだまりとタフィーはすでにサンタコスに着替えていた。
「わーいい感じ―」と手を合わせながら言うすふれ。「も、もういいだろ……」とこむぎ。
「なに言ってんですかー。クリスマスはまだ始まったばかりですよー」とひだまり。
「ちょ、ちょっと! なんでわたしまで……!」気が付くと、れあもサンタコスにさせられていた。
「みんなで一緒の方がいいじゃん」とひだまり。「だから、私は良いって言ってるでしょうに」とれあ。
「あ、そうだせっかくだからカメラ撮ってこようっとー」ひだまりはそう言いながら自分の部屋に戻っていった。
はぁ、とため息をつくこむぎとれあだった。
「私も見たかった……」とショコラは帰ってきて、こむぎがサンタコスになっていたことを知ってふくれながら最初にしゃべった言葉がそれだった。
「見なくていいから……見ないでくれ頼むから」とこむぎは顔を手で隠しながら言った。
「ショコラちゃんもサンタになるー?」とひだまりが言うと「するけどさー……」とぶつくさ言いながらサンタコスをするのだった。
クリスマスパーティーの準備を始めることになった。
すふれとショコラが料理を作り、れあは部屋の飾り付け、タフィーは追加の買い出しに行った。
ひだまりは主に掃除。
「ねー、わたしだけクリスマス関係なくない?」とひだまりが言うと、すふれは「ひまちゃんがやると細かい作業ってなにかやらかすでしょ?」
「えー? そんなことは――あるね」ひだまりは今までにやらかしたことを思い出した。
「キメ顔で言わないでねー」とすふれ。
クリスマスパーティの準備が終わった後、
「メリークリスマス!」とひだまりとすふれがクラッカーを鳴らしながら言った。
テーブルには買って来た食べ物が食器に載せられて準備し終わっている。
「やれやれ。じゃああたしは仕事に戻るから」とこむぎは自分の部屋に戻っていった。
「あ、師匠―、クリスマスのチキンとかケーキあとで持って行きますねー」とひだまり。
「あーいいよいいよ。あとで食べとくからそこに置いておいて」とこむぎ。
そのあと、ひだまり、すふれ、れあ、タフィー、ショコラの5人でクリスマスパーティをしていたのだった。
翌日、クリスマスパーティをしながらみんなは寝てしまって朝になった。
ひだまりが目を覚ますと朝日にライトアップされた部屋のクリスマスツリーが見えて、窓からは雪が降っているのが見えた。
こむぎの部屋のカーテンは閉まっていた。
代わりに部屋の明かりを点けている。
こむぎは自室で前日のサンタ服を着て見て、鏡を見た。「普段こんなもの着ないからあれだが……いけるか?」真剣な表情で自分の服装を見るこむぎ。
廊下から足音が聞こえ、誰かが部屋に近づいてくるのを察知して、「なんでこんな時に――!」とぎょっとして、こむぎは部屋の隅に逃げた。
「こむぎちゃん?」ノックせずにドアを開けてくるすふれ。
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