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第三章 創作! 物語の世界!
第29話 刑事と犯人と僕と
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「『ポリス・エカット』?
……ミステリーの世界にいた、エカット刑事か!」
「はい。産業革命が起きた当時のイギリスでしたら、人々の住める世界が作れるかもしれませんよ」
「なるほど! いい案かもしれない!
……しかし、彼を呼ぶと言うことはその世界は自然と……」
などと言っているうちに、僕たちの真っ白だった足元に世界が広がっていく。
木造の床に、木製の壁が生え始め、あれよと言う間に天井。そしてシャンデリアが生成されていく。
僕たちの目の前に立派なソファー。そして大きなテーブル。
あたりはタバコと紅茶の匂い。
窓がなく薄暗く……大きな室内。客間だろうか?
じめっとした地下室のような……大きな洋館。ここはものすごく見覚えがある。
僕たちが一度訪れた、ミステリーの世界の洋館がそのまま現れたのである。
これは……僕がミステリーの世界を作ったのだろうか?
それとも、あの世界に戻ってきてしまったのだろうか?
どのみち、ここが『ミステリーの世界』であるならば……
目の前のソファーには、既に数名座っている。
皆一様に、深刻な顔をして黙り込んでいた。
そして、エカット刑事が僕たちの存在に気がつくと……。
紅茶を一口のみ、一息ついて周りの人間にこう言った。
「席を外してもらえませんかな?」
すると、周りの深刻な顔をした人たちが一瞬僕を見て、
不安そうに立ち去っていく。
エカット刑事が立ち上がる。
「ハウドゥードゥー。またお会いしましたな。貴方をお待ちしておりました。
プリーズシッダウン。どうぞおかけ下さい。最も、私のハウスではありませんがな」
それは、再会を喜ぶ人の顔ではなかった。
どうしてここにいる人々は不安そうにしているんだろう? 僕たちがこの世界にいた時、確か事件は解決したはずだ。
僕とリードは、刑事に促されるまま、彼の正面のソファーに座った。
「お久しぶりです。この洋館、まだあったんですね」
僕は、とりあえずの挨拶を刑事にした。
「持ち主の方がその……お亡くなりになったんでしたよね?
今は誰が管理しているのでしょう?」
僕が気になっていたことを聞く。すると刑事は意味ありげなため息をつき、紅茶を一口啜って、僕にこう言ったのだ。
「実は……『久しぶり』ではないのです」
「え?」
「あなた方が事件を解決し、ワンダフル、不思議なゲーツを作ってこのお屋敷を……この世界を、と言うべきなのですかな?
出られてから、あれから実は……一時間と経っていないのです」
そう言われて、この人たちがまだ洋館にいることに納得したのと同時に、嫌な予感がした。
刑事は、重々しくこう、告げてきた。
「数分前、殺人鬼『切り裂き人面獣』を相手に朝を迎え……
我々を閉じ込めていた洋館の扉は確かに開きました。しかし……事件は解決していなかったのです」
段々と、僕の嫌な予感が質量を持ち始めて現実になっていくのを感じる。
「でも、この洋館から逃げられる訳でしょう?」
僕が言うと刑事は、疲れ切った表情でこちらを見た。
「ええ。外に出られます。……この洋館の、正門まででしたら。
……そうなのです。我々は未だ、コンファイン閉じ込められたままなのです。そして先ほど……新たなマーダー……殺人事件が発生してしまいました。ゲーツを無理やり登ろうとした人間が、何者かによって後ろからシューティング……撃たれたのです。犯人は、何がなんでも我々をこの洋館から出さない気なのでしょう」
「外に助けを求めては!?」
「いいえ。電話線が切られております。
それにこの洋館はあいにく、人里離れたブルーベルの森の奥にありまして。声を出してもどこにも届きません……」
「いや、スマホとか無線……」
「ワッツ・スマホ? なんですかそれは」
そりゃあそうだ……スマホなんてあるわけがないじゃないか。
頓珍漢な事を言ってしまったと僕は頭を抱えた。
なんと言うことだ。新しい世界を作るはずが、既にある世界に閉じ込められるなんて!
「犯人は幽霊ではなかったと言う事ですか……」
「イエス。はい。まあ……そりゃあそうだろと言われてしまえばその通りなのですが。とにかく真犯人を探さないと、この洋館から出ることはできません」
刑事から非情な現実を突きつけられた。
世界から出られないどころか、閉じ込められている間、殺人犯のいる洋館にいないといけない。
すると……
「お兄ちゃーん!!」
と、何かが駆け寄ってくる。
ああそうだった……この洋館で会ったんだ。騒々しい少年に……。
少年は、走ってきた勢いそのままに、僕とリードの間のわずかな隙間に座った。
「また会ったね! お兄ちゃん!」
「やあ……司くん……だっけ」
「そう! 少年探偵『二小司』だよ!
やっぱり犯人は幽霊じゃなかったよ! 大変なことになっちゃったね!! ねえ、だったら誰が犯人かなあ!」
少年の目が輝いている。相変わらずの二小司っぷりであると言える。
……警察と少年探偵がいるなら、早いとこ事件を解決してもらえないものかなと思う。
僕は無関係を装いたかった(実際そうだし)が、なんだか事件解決に協力しないといけない流れになってしまった……。
「手がかりはないんですか?」
諦めて僕が聞くと、少年探偵がよくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに身を乗り出してくる。
「お兄ちゃん達がいなくなった後、『切り裂き人面獣』から、新たな犯行予告が来たんだ!」
少年探偵が言うと、エカット刑事がコートのポケットから、紙を取り出した。
「これが……新たなレター……犯行予告です。
読ませていただきます。
『……親愛なる上流国民ならびに、警察諸君に告げる。
私は、切り裂き人面獣。
私の殺戮劇に朝まで付き合っていただいて感謝する。
しかし私の正体はレイなどではない。
捜査関係者においては、ド凹みしているところだと思うが、私の劇はまだ終わらない。まだ赤く染マリシ布を纏った生贄が足りない。まだツミ木は完成していない。
お前達上流国民が、身勝手なムスタファ令によって我々労働者から奪ったものを返してもらうまで、
私のラ圭状の刃物によって劇は終演しないだろう。
貴様らが我々から奪ったもの。ソノ大切なものを返してもらう。切り裂き人面獣』
……以上でございます」
「なんだか文章のところどころがおかしかったのですが……
なんですか? ラ圭状とか、ムスタファ令とは」
「さあわかりませぬ。ムスタファがアラビア語で『選ばれた者』ですが。もしかしたらプロレタリアの間で流行している言葉やもしれませんな」
「犯人は労働者階級の人間ってことですか?」
「アイドンノー、わかりません。ソーリー。
とにかく、我々の事をブルジョアジーだと思っていて、あるものを奪われたことに恨みを持っている。それを返せ、との要求のようですな」
「何を奪われたんでしょう?」
「アイドンノー、わかりません。ソーリー」
だめだ……。まるでだめだ。
一気に疲労感がやってきた。
「ベリータイアド、お疲れのようですな? ジェントルマン。
少しの間お部屋で休まれてはいかがでしょう?
私が使用人のローマに、部屋を都合してもらうように頼んでみます」
そういえば、僕はサイクロプスと戦った後だった。
僕もリードも体力の限界だ。
「そうしていただけると、大変助かります」
僕たちはメイドのローマさんに、二階にある客間の一つを用意してもらった。
リードが早速ベッドにダイビングする。
無理もない。疲れているのだ。
僕もベッドの脇の椅子に腰を落ち着かせた。
もう眠ってしまいそうだった。
本当に寝落ちしてしまう直前に、リードが突然飛び跳ねて僕の肩を揺らす。
「ライトさん! これまずいです!!」
「……何がだい?」
「以前、私がミステリーの世界で言った事を覚えてますか!?
この世界において、事件発生中、部屋に篭ることは悪手です!!」
そうだった。フラグを立てたら、ミステリーの法律に裁かれてしまうんだった。
そしてそのミステリーの法律において、安全地帯に篭ることは違反行為……らしいのだ。
僕は立ち上がって、廊下に通ずる客間の扉を開けようとした。
……
……遅かった。
「ライトさん……?」
「……扉が、開かない……」
すると、客間の照明が落ちる。
「キャ!」と言う声はリードの悲鳴だろうか?
そして、暗闇に目が慣れるのと同時に、僕たち以外に男が部屋の中に立っている事に気がついた。
こいつが切り裂き人面獣だろうか!
刃物を持っている!
「わあ!!」
「喋るな!!」
男は刃物を僕に突きつけた。
暗闇で、顔も表情も確認できない。しかし、明らかに僕に恨みを持っていることは伝わってくる。
「……切り裂き人面獣か……」
「お前らブルジョアが、我々から奪った大事なものを、崇高なる思考を返してもらう!」
「なんだ! 一体僕が君から何を奪ったんだ!」
「やかましい!」
男の籠った声でようやくわかった。彼はマスクで顔を覆っている。どうりで表情が見えないわけだ。
「不可思議を! それを思考する喜びを! 貴様らは労働者から奪っている! それを返してもらう!!」
「なんだ! それはなんなんだ!」
「自分で考えろ! でないとここで息の根を止めてやる!!」
再び僕に、命の危機が訪れた。しかし、男の方も本音では、僕に答えを知ってほしいようにも思えた。
労働者が、奪われたものとは一体なんだろう?
* * * * *
刃物を突き立てながら、男は僕にこう言った。
「せめてヒントをくれてやろう……
二十話に出てくる何かに、『鬼赤月の言い伝え』を実践しろ!!」
……ミステリーの世界にいた、エカット刑事か!」
「はい。産業革命が起きた当時のイギリスでしたら、人々の住める世界が作れるかもしれませんよ」
「なるほど! いい案かもしれない!
……しかし、彼を呼ぶと言うことはその世界は自然と……」
などと言っているうちに、僕たちの真っ白だった足元に世界が広がっていく。
木造の床に、木製の壁が生え始め、あれよと言う間に天井。そしてシャンデリアが生成されていく。
僕たちの目の前に立派なソファー。そして大きなテーブル。
あたりはタバコと紅茶の匂い。
窓がなく薄暗く……大きな室内。客間だろうか?
じめっとした地下室のような……大きな洋館。ここはものすごく見覚えがある。
僕たちが一度訪れた、ミステリーの世界の洋館がそのまま現れたのである。
これは……僕がミステリーの世界を作ったのだろうか?
それとも、あの世界に戻ってきてしまったのだろうか?
どのみち、ここが『ミステリーの世界』であるならば……
目の前のソファーには、既に数名座っている。
皆一様に、深刻な顔をして黙り込んでいた。
そして、エカット刑事が僕たちの存在に気がつくと……。
紅茶を一口のみ、一息ついて周りの人間にこう言った。
「席を外してもらえませんかな?」
すると、周りの深刻な顔をした人たちが一瞬僕を見て、
不安そうに立ち去っていく。
エカット刑事が立ち上がる。
「ハウドゥードゥー。またお会いしましたな。貴方をお待ちしておりました。
プリーズシッダウン。どうぞおかけ下さい。最も、私のハウスではありませんがな」
それは、再会を喜ぶ人の顔ではなかった。
どうしてここにいる人々は不安そうにしているんだろう? 僕たちがこの世界にいた時、確か事件は解決したはずだ。
僕とリードは、刑事に促されるまま、彼の正面のソファーに座った。
「お久しぶりです。この洋館、まだあったんですね」
僕は、とりあえずの挨拶を刑事にした。
「持ち主の方がその……お亡くなりになったんでしたよね?
今は誰が管理しているのでしょう?」
僕が気になっていたことを聞く。すると刑事は意味ありげなため息をつき、紅茶を一口啜って、僕にこう言ったのだ。
「実は……『久しぶり』ではないのです」
「え?」
「あなた方が事件を解決し、ワンダフル、不思議なゲーツを作ってこのお屋敷を……この世界を、と言うべきなのですかな?
出られてから、あれから実は……一時間と経っていないのです」
そう言われて、この人たちがまだ洋館にいることに納得したのと同時に、嫌な予感がした。
刑事は、重々しくこう、告げてきた。
「数分前、殺人鬼『切り裂き人面獣』を相手に朝を迎え……
我々を閉じ込めていた洋館の扉は確かに開きました。しかし……事件は解決していなかったのです」
段々と、僕の嫌な予感が質量を持ち始めて現実になっていくのを感じる。
「でも、この洋館から逃げられる訳でしょう?」
僕が言うと刑事は、疲れ切った表情でこちらを見た。
「ええ。外に出られます。……この洋館の、正門まででしたら。
……そうなのです。我々は未だ、コンファイン閉じ込められたままなのです。そして先ほど……新たなマーダー……殺人事件が発生してしまいました。ゲーツを無理やり登ろうとした人間が、何者かによって後ろからシューティング……撃たれたのです。犯人は、何がなんでも我々をこの洋館から出さない気なのでしょう」
「外に助けを求めては!?」
「いいえ。電話線が切られております。
それにこの洋館はあいにく、人里離れたブルーベルの森の奥にありまして。声を出してもどこにも届きません……」
「いや、スマホとか無線……」
「ワッツ・スマホ? なんですかそれは」
そりゃあそうだ……スマホなんてあるわけがないじゃないか。
頓珍漢な事を言ってしまったと僕は頭を抱えた。
なんと言うことだ。新しい世界を作るはずが、既にある世界に閉じ込められるなんて!
「犯人は幽霊ではなかったと言う事ですか……」
「イエス。はい。まあ……そりゃあそうだろと言われてしまえばその通りなのですが。とにかく真犯人を探さないと、この洋館から出ることはできません」
刑事から非情な現実を突きつけられた。
世界から出られないどころか、閉じ込められている間、殺人犯のいる洋館にいないといけない。
すると……
「お兄ちゃーん!!」
と、何かが駆け寄ってくる。
ああそうだった……この洋館で会ったんだ。騒々しい少年に……。
少年は、走ってきた勢いそのままに、僕とリードの間のわずかな隙間に座った。
「また会ったね! お兄ちゃん!」
「やあ……司くん……だっけ」
「そう! 少年探偵『二小司』だよ!
やっぱり犯人は幽霊じゃなかったよ! 大変なことになっちゃったね!! ねえ、だったら誰が犯人かなあ!」
少年の目が輝いている。相変わらずの二小司っぷりであると言える。
……警察と少年探偵がいるなら、早いとこ事件を解決してもらえないものかなと思う。
僕は無関係を装いたかった(実際そうだし)が、なんだか事件解決に協力しないといけない流れになってしまった……。
「手がかりはないんですか?」
諦めて僕が聞くと、少年探偵がよくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに身を乗り出してくる。
「お兄ちゃん達がいなくなった後、『切り裂き人面獣』から、新たな犯行予告が来たんだ!」
少年探偵が言うと、エカット刑事がコートのポケットから、紙を取り出した。
「これが……新たなレター……犯行予告です。
読ませていただきます。
『……親愛なる上流国民ならびに、警察諸君に告げる。
私は、切り裂き人面獣。
私の殺戮劇に朝まで付き合っていただいて感謝する。
しかし私の正体はレイなどではない。
捜査関係者においては、ド凹みしているところだと思うが、私の劇はまだ終わらない。まだ赤く染マリシ布を纏った生贄が足りない。まだツミ木は完成していない。
お前達上流国民が、身勝手なムスタファ令によって我々労働者から奪ったものを返してもらうまで、
私のラ圭状の刃物によって劇は終演しないだろう。
貴様らが我々から奪ったもの。ソノ大切なものを返してもらう。切り裂き人面獣』
……以上でございます」
「なんだか文章のところどころがおかしかったのですが……
なんですか? ラ圭状とか、ムスタファ令とは」
「さあわかりませぬ。ムスタファがアラビア語で『選ばれた者』ですが。もしかしたらプロレタリアの間で流行している言葉やもしれませんな」
「犯人は労働者階級の人間ってことですか?」
「アイドンノー、わかりません。ソーリー。
とにかく、我々の事をブルジョアジーだと思っていて、あるものを奪われたことに恨みを持っている。それを返せ、との要求のようですな」
「何を奪われたんでしょう?」
「アイドンノー、わかりません。ソーリー」
だめだ……。まるでだめだ。
一気に疲労感がやってきた。
「ベリータイアド、お疲れのようですな? ジェントルマン。
少しの間お部屋で休まれてはいかがでしょう?
私が使用人のローマに、部屋を都合してもらうように頼んでみます」
そういえば、僕はサイクロプスと戦った後だった。
僕もリードも体力の限界だ。
「そうしていただけると、大変助かります」
僕たちはメイドのローマさんに、二階にある客間の一つを用意してもらった。
リードが早速ベッドにダイビングする。
無理もない。疲れているのだ。
僕もベッドの脇の椅子に腰を落ち着かせた。
もう眠ってしまいそうだった。
本当に寝落ちしてしまう直前に、リードが突然飛び跳ねて僕の肩を揺らす。
「ライトさん! これまずいです!!」
「……何がだい?」
「以前、私がミステリーの世界で言った事を覚えてますか!?
この世界において、事件発生中、部屋に篭ることは悪手です!!」
そうだった。フラグを立てたら、ミステリーの法律に裁かれてしまうんだった。
そしてそのミステリーの法律において、安全地帯に篭ることは違反行為……らしいのだ。
僕は立ち上がって、廊下に通ずる客間の扉を開けようとした。
……
……遅かった。
「ライトさん……?」
「……扉が、開かない……」
すると、客間の照明が落ちる。
「キャ!」と言う声はリードの悲鳴だろうか?
そして、暗闇に目が慣れるのと同時に、僕たち以外に男が部屋の中に立っている事に気がついた。
こいつが切り裂き人面獣だろうか!
刃物を持っている!
「わあ!!」
「喋るな!!」
男は刃物を僕に突きつけた。
暗闇で、顔も表情も確認できない。しかし、明らかに僕に恨みを持っていることは伝わってくる。
「……切り裂き人面獣か……」
「お前らブルジョアが、我々から奪った大事なものを、崇高なる思考を返してもらう!」
「なんだ! 一体僕が君から何を奪ったんだ!」
「やかましい!」
男の籠った声でようやくわかった。彼はマスクで顔を覆っている。どうりで表情が見えないわけだ。
「不可思議を! それを思考する喜びを! 貴様らは労働者から奪っている! それを返してもらう!!」
「なんだ! それはなんなんだ!」
「自分で考えろ! でないとここで息の根を止めてやる!!」
再び僕に、命の危機が訪れた。しかし、男の方も本音では、僕に答えを知ってほしいようにも思えた。
労働者が、奪われたものとは一体なんだろう?
* * * * *
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