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一章 本命じゃないくせに嫉妬はやめて!

37、触手と一緒に ★

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エロです。
触手系魔物と一緒になので一応注意!


ー  ー  ー  ー  ー














殺気をいまだに止めようとしないウルは、ニヤリと笑うと冷徹に行ったのだ。

「デオはその魔物と続きをしてくれていいよ?俺がじっくりと見ていてあげるからね?」
「み、見るなぁっ!それよりも助けてくれ……コイツのせいで体がおかしくなって、大変なんだっ!」
「どう大変なのかな?」
「中に何か入れてもらえないと……、俺の頭が、おかしくなりそうだぁっ……!」

そう伝えても、ウルは全く俺の方へと来てくれない。
それにこの木はウルの殺気にビビっているのか、さっきから全く動いてくれないのだ。
それでも逃すつもりはないのか、手足の拘束は全く緩んではいなかった。
でもそのせいで俺の理性がどんどんおかしくなっていく。

「ウルっ!ウルの頂戴……!ウルの大きいの入れて貰えれば、おかしいのなおるからぁっ!!」

もう既に、自分が何を言っているのかよくわからない。でもとにかく入れて貰えないともっとおかしな事を口走ってしまいそうだった。

「さっきデオが言ったこともう忘れたのかな?俺とするのは、話し合ってからだって言ってたよね?自分で言ったこと、自分で破るのかな?」
「もう、いいからぁっ!!全部破るから!ウルのがいい!!それじゃなきゃ他の人にお願いしてもいいんだなぁっ?」

そう言い切った瞬間、凶悪な殺気が俺を襲った。
ウルを見るとその姿からドス黒い気が溢れ出してるのが見えて、俺は恐怖で震えてしまう。
青ざめた俺は媚薬の効果なども軽く吹き飛んでしまい、少し冷静になりはじめていた。
そのため、俺が要らないことまで口走ってしまったことにようやく気がついたのだ。

「へ~、デオは他の人でも良いんだ?もし、俺がいない間に同じ事になったら他の人にやってもらうんだね?」
「ち、ちがう……」
「違わないよね?気持ちよさで理性が飛んじゃったら、誰でも良くなるんだ……デオの気持ちはよくわかったよ」

何が分かったのだろうか……。
でも俺は嫌な予感に、ウルから目を逸らしていた。

「デオが俺以外とできなくなるように、しっかりと躾けてから出発しないといけないよね?」
「躾けて……?」
「じゃあ、まずはその木に手伝ってもらおうかなぁ~」

ウルはゆっくりと近づいてくると、軽く指を回す。
そして最後に魔物に向けて紫の光を飛ばしていた。
それを受けた魔物は一瞬体を揺らすと、先程よりも元気に活動し始めたのだ。
そのせいで俺への刺激が再び再開される。

「へっ!なっなんでぇっ!?」
「その木を一時的に俺の支配下に置いたから、俺の思った通りに動いてくれるはずだよ?」

そして触手はゆっくりと俺をウルのところへ運んでゆく。
それも仰向けで足を大きく開かされ、お尻は左右に広げられていた。そのためウルからはしっかりとその秘部を見られてしまう。

「デオの、ここはヒクヒクしてて可愛いね?誰のが欲しくてこんなにさせてるのかな?」

そう言うと触手は再び俺の口を塞ぎ液体を注ぐ。
そして他の触手達も一斉におれに何かしらの液体をかけ始めたのだ。

「さあ、早く言ってくれないと、頭がどんどんおかしくなっちゃうよ?」
「い、いうからぁっ!これ以上おかしくするなぁっ!!」

俺の体は疼いて仕方がないのに、触手は液体をかけるだけかけた後全く動かなくなってしまい、俺は何かして欲しくて腰を揺らしていた。

「それなら早く言ってごらんよ?誰の何が欲しいのかって……。だけどもったいないな~、この姿ならずっと眺めていても飽きなさそうだよ?」
「そんなの、むりだぁっ!だからぁ、言うから!俺はぁっ、う、ウルのお……おちんちんが欲しぃ……っはぁ……んぁっ」

頭がおかしくなりかけてる俺は、とにかくウルのが欲しくて欲しくてたまらない。
それなのに、ウルのが欲しいと言い切った俺を見ても何もしてこない。
ただニヤニヤと殺気を溢れさせたまま、楽しそうに俺を見ているだけだ。

「はぁ……んっ、言ったのにっ、何で……?」
「でもデオは、俺以外でも入れてくれるなら良いんだよね?」
「だっ、だからぁ……そんな事ないからっ!!ウルのだけ、ウルのしかいれない!!!」
「ならさ、俺以外にこんな事されても我慢できるようにならないといけないよね?」
「……え?話がぁちがぁう……ぁんっ!」
「大丈夫大丈夫、おかしくなっても俺がなおしてあげるからね~」

そう言う問題じゃないと俺は訴えようとしたのに、触手が俺の体を撫で始めたのだ。
疼く体はそれだけでも確かに気持ちいい……だけど圧倒的に快感が足りなくて、俺の口から何を言っているのかわからない言葉がでていた。

「ぁっ、やぁ……全然たりないからぁ!もっとはげしいのっ頂戴!!乳首触ってぇ!!ウルの大きいので俺の中、ズボズボしてほしぃ!ウルが足りないっ!!ウル!ウルゥっぁっ!!」
「そうだよ。誰に盛られても俺の名前以外を呼んだらダメだよ?俺をもっと求めて、俺に貫かれる喜びだけを求めて……俺以外でも良いなんて言えなくしてあげる……」

ニタリと笑うウルはその殺気が収まるまで、俺を放置し続けた。
そしてウルの名前をひたすら叫び続けた俺の声が枯れ始めたころ、ようやくその重い腰を上げたのだった。


「デオ、よく耐えたね……何を言ったか覚えて無いかもしれないけど、一度も他の誰かでもいいなんて言わなかったよ?」
「……ウルのが、欲しっ……」
「だいぶおかしくなっちゃってるみたいだから、なおしてあげるね」

ウルは指をパチンとならし、俺のおでこを二度とつつく。それだけで俺は何かから目が覚めるように、ハッと意識が鮮明になったのだった。

「ぁっ!ウル……?」

先程までウルの名をひたすら呼んでいたのは覚えている。
なら、俺はどうなっていたのだろうか……?
そう思いウルを見ると、なんだかいつもより優しい顔で俺を見ていた。

「デオ、もう大丈夫だよ?」
「えっ?な、何がっ……?」
「デオの望み通り、今からは死んじゃうぐらい気持ちよくしてあげるからね?」
「あっ、え?ひゃっ?ぁあっ、やぁっ!!!」

突然触手が再び激しく動き始めたのだ。
乳首は再び吸われ、コリコリとイボイボが刺激してくる。
そして下も同じように俺のを搾り取るように上下に動き始めたのがわかり、俺はその気持ちよさに喘いでしまう。
だけど、やはり中が物足りなくて……。

「ウルのっ、ウルのがほしぃっ!!!入れて!入れてぐちゃぐちゃにして!!!」
「ちゃんと俺のを求めてくれて嬉しいよ。誰にされそうになっても、俺の以外求めたらだめだからね……?」
「ウルのしか欲しくないからぁっ!!は、はやくぅっ!!」
「そんな可愛い顔で言われたら答えない訳にはいかないよねぇっ?」

カチャカチャとズボンを脱ぐ音がした。
それだけなのに、もうすぐソレを入れてもらえると思った俺は喜びの余り、腰を揺らしてしまう。

「そんな腰をいやらしく振るなんて……俺を誘ってる?」
「んっ……そ、そうだぁっ……お、俺は、ウルを誘ってぇ……ぁっぁああ!!?」

気がつけば、ウルの大きいのが中に入ってきていた。
ずっとずっと求めていたその快楽に、俺の理性はすぐに飛んでしまった。

「もっとぉっ!!もっと!ウルでおれをいっぱいにして!!じゅぼしゅぼしてぇっ!!!」
「もう、すぐにスイッチ入っちゃったの?ずっと焦らしてたから仕方ないかな……。でも、いっぱい、い~っぱいデオのこと気持ちよくしてあげるね。……ねぇ、俺はデオ……を、…………かな?」

意識がフワフワしておかしくなっている俺は、最後の方にウルが小声で何かを言ったのを聞き取ることが出来なかった。
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