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二章
149、お尻を ★
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ー ー ー ー ー
ウルにガンガン突かれながら、俺はどこかホッとしていた。
実はあの時ポロっと自分が変だと言ってしまった俺は、記憶がない事がバレるのを恐れて自分からおかしくなっているように見せかけていた。
だから今の俺は意識もハッキリしているし、本当は別にそこまでおかしくなってなどいなかったのだ。
「う、ウル……もっと、もっと頂戴っ!」
自分で恥ずかしい事を言ってるのはわかっていた。だけど、ここまで来たらもう引く事はできない。
「軟膏を塗ってるだけなのに、本当にデオは欲しがりさんだね。だけど中がユルユルな今のデオだと、俺の通常サイズでは満足させられないかもしれないよ?」
「そ、それでもいいから……!」
とにかく恥ずかしいのをどうにかしたかった俺は、早く頭がおかしくなる程気持ちよくなってしまいたかった。
それなのに、そんな俺を見たウルは何故かズルリと男根を引き抜いた。そして突然俺を持ち上げて体勢を変えたのだ。
「ウ、ウル……?」
「うん、この体勢ならデオのお尻がよく見えるね」
今の俺はうつ伏せで膝立ちをしている為、お尻を突き出すような格好になっていた。
「な、何で……」
「今のデオを見てたら、一つ試してみたい事ができたんだよねぇ。だからもし痛かったら言ってね?」
「……え?」
痛くしないでと言ったのに……どうして?
そう思った瞬間、俺のお尻からパチンと音がした。
「ひゃあっ!」
その衝撃と少しの痛みで、俺はウルにお尻を叩かれた事に気がついた。
叩く強さはそれほど強くない。だけど連続でパチンパチンと叩かれ続けている俺は、お尻に力を込めてしまう。
「デオ、その調子だよ。頑張ってお尻に力を込めて、緩んでしまった入口をキュッと締めようね」
「が、頑張る……んっ!」
ウルのしたい事は理解できた。
でも何故だろう、俺はお尻を叩かれているだけなのに少しずつ気持ちよくなってしまい、俺のモノは完全に勃ち上がっていた。
「デオ、もしかして叩かれて気持ちよくなってる?」
「ち、違っ……!」
「これも薬のせいなのかな?」
そうだったのなら、どれほどよかったか……。
だって本当に薬は切れているのだ。
それなのに感じてるなんて……今の俺はお尻を叩かれて気持ちよくなってるただの変態という事になってしまう。
でもそんな事ウルに知られたくない俺は、今は薬のせいにしたのだった。
「そ、そうかもしれない……だからもっと叩いて欲しいっ」
もう今はどれほど変態と思われてもいいからバレないようにと、俺は恥を捨てて言い切ったのだ。
そんな俺の言葉にウルも驚いたのか、一瞬手が止まった。
「そっか~、それならもっと気持ちよく感じられるようにしてあげるね」
「……もっと?」
「うん、少し赤みがかって美味しそうになったデオのお尻……食べちゃってもいいよね?」
そう言うと、ウルは俺の尻にガブリと噛み付いたのだ。
「いっ!!あっ……な、何で……噛まれただけなのに、俺またイキそうっ!ぁあっ、カミカミしないでぇ……あっ、ぁん!イっちゃうからぁーー!!」
噛まれるのに弱いのはわかっているけど、それだけでイってしまうなんて思ってもいなかった。
「噛まれるだけでイっちゃうなんて、デオは噛まれるの好きだよね」
「へ、変態でごめん……」
「ううん、寧ろデオの弱いところが知れて俺は嬉しいよ。それじゃあ、反対のお尻もマーキングしてあげるね」
嫌だと言いたいけど今の俺はそんな事言えるわけなくて、ウルにされるまま反対側も噛まれて再びイってしまったのだ。
「デオがすぐにイける所がドンドン増えていくね」
「……うん、嬉しい……」
これは本当に嬉しいと思えるのだけど、そろそろ日常生活に支障がでないか少し不安になってる俺がいた。
「デオに喜んで貰ったところで、ここからが本番だよ。お尻につけた噛み跡を優しく叩いてあげるね?」
そんなと事をされたら、またすぐにイってしまう。
だからやめてと言いたかったのに、既にウルの手は俺のお尻をパチンパチンと叩き始めたのだ。
叩かれた瞬間、噛まれたところが疼いてしまって俺は簡単に射精していた。
「ひぃんっ!あーーっあーーー!!」
「叩く度に、イってるみたいだね。凄く体がびくびくしてるよ?」
「ぁあっ、何度もイクの……何でぇ?でも、もっと叩いて欲しいっ!」
「ただ気持ちよくなるだけじゃ駄目だよ。ちゃんとお尻を締めないと、デオの中に綺麗に軟膏塗れなくなっちゃうでしょ?」
そう言うとウルは、一際大きくお尻バチーンと叩いたのだ。
「あぁあっーー!!」
「いいよ、もっと締めて!もう少しで俺のをもう一回入れられそうだからね~」
「ウルの欲しいからぁ、俺……が、頑張るぅっ!」
ずっとビクビクとイキ続けている俺は、気持ちよさに脳が支配されて本当におかしくなっていた。
このまま何も考えずにウルともっとしていたい。
そう思い始めた頃、ウルは再び俺の中にソレを入れようとしていた。
「そろそろ良さそうだね、それじゃあ改めてデオの中に軟膏塗っていこうか」
「ウルぅ、奥までしっかり塗ってね……?」
「ずっと中に欲しいのを我慢してくれたんだよね、デオのお尻ずっと俺のがほしいってヒクヒクしてたんだよ?」
「だって、ウルのを入れて欲しかったから……」
「それならデオのお望み通り、奥までタップリ軟膏を塗ってあげるよ!」
そう言いながらウルは俺の中に、いっきに男根を突き刺したのだ。
そして、ウルの腰が俺のお尻とぶつかった。
パンパンとお尻に当たる度に、俺は気持ちよくておかしくなりそうだった。
だってそこには、先程の噛み跡があったのだ。
奥まで突かれながら噛み跡がウルの腰にぶつかる度に、俺は耐えられなくてまた射精してしまう。
「ぁあっ!ウルぅ、気持ちいい!!もっと中グリグリしてぇ、パンパンお尻ぶつけてっ!!」
「全く、デオは軟膏塗ってるだけってわかってるのかな?」
「ひゃん!勝手に気持ちよくなって、ごめんなさいっ!」
「仕方がないな……そんな変態なデオには、沢山マーキングして普通に生活するのも大変な事になってもらおうかな?」
「ぁあっ、それでもいいからぁ!ウルぅ、もっと頂戴!!」
「わかったよ、デオが望むなら仕方がないよね?」
そしてウルは突然俺に覆い被さると、首から肩、背中と至る所を噛み始めたのだ。
「ぁあっ!!やぁ、噛まれるとすぐイっちゃあーーっ!」
そのせいで何度も何度もイってしまった俺は、軟膏を塗り終わる頃になるとまた何も出なくなってしまったのだった。
そして俺は今、至る所を噛んで貰った事を後悔していた。
寝ようと思って仰向けになった瞬間、噛まれた所が直に感じてしまい俺のがまた勃ち上がり初めていたのだ。
嘘だろ。体が疼いて仕方がないんだけど……この状態を一体どうしたらいいんだ?
どうにかして欲しいのに、ウルはサースと話し合いをしてくるからと出ていったので、もう部屋にはいない。
このままだと眠れないし、一回抜いておくか……。
そう思ったのに俺はもうすでにイき過ぎたせいなのか、上手く自分でイク事ができなくなってしまったのだ。
まさか俺は、一人でイけなくなったわけじゃないよな……?
そう思いながら俺は何度オナニーをしてもイく事が出来ず、しかもこの状態では眠る事もできなかったのだ。
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