やめて!お仕置きしないで!本命の身代わりなのに嫉妬するの?〜国から逃亡中の王子は変態悪魔に脅される!?〜

ゆきぶた

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三章までの間話

161、恥ずかしいデート④ ☆

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だいぶ時間が経ってしまい申し訳ありません。
間話の間はこんな間隔で進む予定です。
今回はエロだけど、一応微エロ扱いです。

ー  ー  ー  ー  ー

















「ぁあっ!!」

ディルドを入れられた俺は、声が漏れるのを抑えられないでいた。

「思った以上にだいぶ細めだったから、簡単に入ったね。じゃあ、その状態で立ってもらえるかな?」
「む、無理……」
「無理じゃない。ほら、俺が立たせてあげるね」

ウルに持ち上げられた俺は両足が床につくのと同時に、中に入ってるディルドが抜けそうになっているのに気がついた。
俺は必死に尻に力を込めて抜けないようにしようとしたのに、それはズルズルと抜けていく。

「う、ウル……これ、簡単に抜ける……」
「こら、抜いたらダメだよ?」

ウルはニコリと笑うと、突然俺の尻をディルドごと叩いたのだ。

「ぁあっ!!」

再びディルドが奥へ入る感覚と、お尻を叩かれた事で俺の体はビクンっと跳ねてしまう。
そして俺は、ウルがわざと緩々なディルドを俺に入れた理由に気がついてしまったのだ。

「まさか、コレがしたくて……?」
「どうだろうね~。ほらデオ、また抜けそうになってるよ。ここまで緩々だと大変だからさ、デオには今日一日コレを履いてもらうしかないね」
「へ?」

ウルが手にしていたのは、紐パンツだった。
俺は出てきたものに呆気にとられてしまう。そしてハッと我に帰ったときには既に紐を結ばれ、俺はそのパンツを履いていた。
青色で可愛いレース生地が使われてはいるが、一応は男性用の紐パンツだからなのか俺のが勃ったままだというのに、何故か凄くフィットしてる気がする。
しかし、すぐに俺はこのパンツの履き心地がおかしい事に気がついた。

「何だこれ、ヌルヌルしてる……?」
「これはね、スライムでできたパンツなんだよ」
「す、スライム!?」
「だからね、こうやって……」
「ぁあっ、こらぁ!それをグリグリするなぁ!」

ウルが抜けかけてるディルドをパンツの上から触るせいで、先程中にいれたスライムを潰すようにグリグリと押してくる。
気持ちいいところを押された俺は、またイきそうになってしまう。

「まったぁ、このままだと下着にだすからぁっ!」
「大丈夫だから、出していいよ?」
「ぁあっ、あっん!あーーーーー!!」

俺はやってしまったと、スライムで出来ているという下着を見て驚いた。
結構出してしまった筈なのに全く汚れてない……?

「はぁ、はぁ……なんだこのスライム……んっ」
「面白いよね~。このパンツさ、体液をあげるとそれを吸収する事で長持ちするんだよ。長生きすると言うのかもしれないけどね」
「……ある意味、実用的で便利なパンツなのかコレは……?」
「でしょ?これならデオがデート中にいくらイっても大丈夫だし、弾力性もあるからディルドが抜けるのもさっきよりも遅くなってるよね?」

確かにウルの言う通り、それがゆっくり抜けていくのが俺にもわかってしまう。
しかもその感覚にムズムズしてしまい、俺は少しだけ感じてしまいそうになる。

「勿論抜けそうになったら、俺がこうやって戻してあげるから安心してね?」
「や、やめっ、んぁあっ!!」

再びウルにお尻を叩かれた俺は、体をビクビクさせてしまう。

「ふふ、デオにはもっと気持ちよくなって欲しいからね。後もう少し準備をしてあげるよ」
「……まだ、終わりじゃ無いのか?」

さっき、コレが最後のアイテムって言ってたような……。

「うん、これ以上は出てこないよ。だから、今あるアイテムを正しく使うだけだよ?」
「正しく?」

ウルの手が、俺の尻に伸びるのをじっと見ていた。
そこには先程入れた青いスライムから垂れている紐が、ディルドの隙間からヒラヒラと出ているのが見えていた。
紐を掴んだウルは、それを勢いよく引っ張った。
その瞬間、中のスライムがプルプルと震え出したのだ。

「ひゃっ!?ぁあっん、まってぇ……コレぇ、つっつよっい、からぁ……あっ、ぁんっ!!」
「ごめんごめん、最大パワーで付けたみたいだ。デートするなら、出力を下げないとね」

例え出力を下げたとしても、こんな状態でデートなんて出来る訳がない。
そう言ってやりたかったのに、俺の口からは喘ぎ声しか出てこなかった。

「下はこれでオッケーだね。これで絶対に乳首だけでイく事はなくなったし……ようやく俺のプレゼントを試せるよ」
「……んっ、なにいってぇっ?」

ウルからのプレゼント……それは既に俺の首に巻かれているチョーカーの事だろう。
まさか───!?
俺がそう思ったときには、既にウルの手がチョーカーへと触れていた。
ウルは宝石の真下にあった二つのリングを掴むと、それをゆっくりと引っ張ったのだ。

俺には一瞬リングが取れたように見えた。
しかしよく見るとリングには紐が付いているようで、それはチョーカーの宝石へと繋がっていた。
ウルはわざとらしく伸ばしたリングを一度手放す。リングは紐に引かれるように、自然に元の場所へと戻っていった。
そしてもう一度リングを引っ張ると、よく見えるように俺の顔に近づけたのだ。

「さて、このリングをどこに使うと思う?」
「ど、どこ……って、指とか……?」
「残念、不正解。確かにリングだから指につけると思っても仕方がないかぁ~」
「っん、なら……どこにっ」
「正解は……」

ウルの手がゆっくりと俺の胸へと移動していく。
そして、俺がまさかと思った時にはウルはリングをそこに装着したのだ。

「乳首しかないよね?」

つけた瞬間、そのリングは俺の乳首のサイズに合わせるように縮まった。
そして乳首をキュッと締め付けたのだ。

「ぁあっ!!?」

気持ちよくて顔を仰反ると、紐に引っ張られ乳首が伸びてしまう。
どうやら乳首にリングを嵌めると、そこで紐の長さも固定される作りになっているらしい。

「やぁっ、あぁん!」

ただでさえ胸についてるピンクのスライムシートのせいで、乳首を弄られてる感じがするのに……これでは、簡単に首を動かす事もできない。

「デオ……とっても似合ってるよ」
「……ウルぅ、この状態でデートなんて、んっ、無理だぁってぇ……」
「ふふ、大丈夫だよ。さっきも言ったけど、デオのチョーカーには認識阻害がついてるからね。つまりデオが外でどれだけ恥ずかしい格好したり、だらしない顔をしててもバレないんだよ。だから安心してデートを楽しもうね」

ニコリと微笑むウルは楽しそうで、なによりとても嬉しそうだった。
本当は、こんな姿でデートなんて嫌だと言いたかった。
それでも今の俺にとっては、これがウルと行く初めてのデートになるのだと思うとなんだか嬉しくて、誘いを断る事なんて出来なかったのだ。
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感想 15

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みんなの感想(15件)

哀華
2025.01.27 哀華

ずっと更新無く寂しいです…(;_;)
更新楽しみに待ってます!

解除
Aiiro
2021.09.26 Aiiro

デオもイルも気持ち良さそうでよかったぁ♡
かわいい兄弟!デオがかわいすぎて心配です。イルがどうなってるのかも気になる!

解除
香山
2021.09.04 香山

はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。
デオが可哀想で可愛くて最高です(*≧∀≦)
これからも更新楽しみにしています!

解除

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