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第10話 『しのびよるもの』
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ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
ガチャ、
「もしもし……」
「ワタシ、メリーさん……今、お店の近くにいるの……」
ガチャン!!
「はぁ……はぁ……」
なんでこんなことになってしまったんだ……
電話なんか出るんじゃなかった……
-2時間前-
「アンドウさん。ワタシとロメロさんは少し出かけますので電話番をお願いしてもよろしいでしょうか?」
「わかりました!普通に対応すればいいんですよね?」
「はい。基本的に電話はならないかとは思いますが、もしかかってきた場合は普通に電話対応していただければ大丈夫ですので、よろしくお願いいたします。」
「よろしくお願いします♪ジョージ♪」
ロメロちゃんのペコリは可愛い。
「くぅーーーー!!なんだか1人で過ごすのは凄い久しぶりな感じがするなぁ。オーバールックに来てからは賑やかで怒涛の生活だったから新鮮だぁー!!」
俺は久しぶりの1人時間をスマホを見たり、おもむろにエットフリックスを観たりしながら堪能していた。
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
おっ!電話だ!エマさん電話はかかってこないみたいなこと言ってたのに。
ガチャ
「はい!お電話ありがとうごさいます!オーバールックです!」
「ワタシ、メリーさん……今、最寄りの駅にいるの……」
???
メリーさん?あのメリーさん?
「もしもし?どちらのメリーさんでしょうか?」
ツー……ツー……ツー……
電話が切れてる……
まさか違うよな?
「ま、間違い電話だよな……」
気を取り直してエットフリックスでも観るか。
「ハッハッハッ♪このアニメ面白いなぁ♪」
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
また電話?珍しいな?
ガチャ
「はい!お電話ありがとう……」
「ワタシ、メリーさん……今かき氷屋さんの近くにいるの……」
ガチャン!!
おいおいおい……なんか近づいて来てるんだけど……
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
こんな怖い電話取れないでしょ!!どーしよう!!なんでこんな時にエマさんもロメロちゃんもいないんだぁーーー!!!
ガチャ
「もしもし……」
「ワタシ、メリーさん……今お店の近くにいるの……」
ガチャ!!!!
もうダメだ……次にかかってくる時はもう俺の後ろにいるやつだ……
俺死んじゃうの?メリーさんって最後どうなるんだっけ?
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
終わった……短い人生だった……
いや、待てよ……この電話を取らなければメリーさんは俺の後ろには来れないはずだ!!
天才かも知れない!!
電話に出なければいいんだ!!
無になれば俺の勝ちだ!!
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
店内に黒電話のコール音が鳴り響き続ける……
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
………………
???
静かになった?助かったのか?
チャリン♪チャリン♪
「ひぃーーーーーーー!!!!!!」
「どうしたんですか?」
「エマさーーーーん!!メリーさんからずっと電話かかって来て殺されちゃうところだったんですー!!」
「ワタシ殺したりなんかしません!!」
「へ?」
半ベソの金髪縦巻きロールの女の子がエマさんの横にちょこんと立っていた。
「ジョージ!!メリーはそんな怖いことしないよ♪」
「メリー?」
「そうゆうことですか。入り口の前でメリーさんがずっとお店に電話してるのに、すぐ切られるって泣いていたんですよ。」
???
「ワタシお店に1回しか来たことなくて迷子になったら嫌だから道順とか確認したくてずっと電話してたのにすぐ電話切られちゃうから……うっ……うっ……」
「それならズーズルマップで……あっ!」
そうか……オーバールックって地図アプリとかじゃ出ないのか…調べようがないよな……
「メリーさん……ごめんね……俺1人で勝手にビビっちゃって電話出れなくなっちゃったんだ……本当にごめんなさい……」
「ワタシの髪をしっかりと素敵にしてくれたら許してあげます……」
「かしこまりました!!お任せください!!」
チョキチョキ!!!
クルクルクルクル♪♪
キラリーーーン!!!!!
「いかがでしょうか?ツヤツヤの極上縦ロールです!!」
「うん!素敵!!ワタシすごく気に入ったわ♪可愛い縦ロール♪今回はあなたの腕に免じて許してあげる!!一応お店にも無事着けたし!そのかわり!次からはワタシの電話にちゃんと出てね!」
「はい!!ありがとうございます!!しっかりとお電話対応させて頂きます!!」
「ジョージ、許してもらえて良かったね♪」
ハッハッハッ♪
みんな笑顔で今日もなんとか終わることができたジョージであった。
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
ガチャ
「ワタシ、メリーさん……今、あなたの後ろに……」
ジリリリリリ……
ガチャ、
「もしもし……」
「ワタシ、メリーさん……今、お店の近くにいるの……」
ガチャン!!
「はぁ……はぁ……」
なんでこんなことになってしまったんだ……
電話なんか出るんじゃなかった……
-2時間前-
「アンドウさん。ワタシとロメロさんは少し出かけますので電話番をお願いしてもよろしいでしょうか?」
「わかりました!普通に対応すればいいんですよね?」
「はい。基本的に電話はならないかとは思いますが、もしかかってきた場合は普通に電話対応していただければ大丈夫ですので、よろしくお願いいたします。」
「よろしくお願いします♪ジョージ♪」
ロメロちゃんのペコリは可愛い。
「くぅーーーー!!なんだか1人で過ごすのは凄い久しぶりな感じがするなぁ。オーバールックに来てからは賑やかで怒涛の生活だったから新鮮だぁー!!」
俺は久しぶりの1人時間をスマホを見たり、おもむろにエットフリックスを観たりしながら堪能していた。
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
おっ!電話だ!エマさん電話はかかってこないみたいなこと言ってたのに。
ガチャ
「はい!お電話ありがとうごさいます!オーバールックです!」
「ワタシ、メリーさん……今、最寄りの駅にいるの……」
???
メリーさん?あのメリーさん?
「もしもし?どちらのメリーさんでしょうか?」
ツー……ツー……ツー……
電話が切れてる……
まさか違うよな?
「ま、間違い電話だよな……」
気を取り直してエットフリックスでも観るか。
「ハッハッハッ♪このアニメ面白いなぁ♪」
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
また電話?珍しいな?
ガチャ
「はい!お電話ありがとう……」
「ワタシ、メリーさん……今かき氷屋さんの近くにいるの……」
ガチャン!!
おいおいおい……なんか近づいて来てるんだけど……
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
こんな怖い電話取れないでしょ!!どーしよう!!なんでこんな時にエマさんもロメロちゃんもいないんだぁーーー!!!
ガチャ
「もしもし……」
「ワタシ、メリーさん……今お店の近くにいるの……」
ガチャ!!!!
もうダメだ……次にかかってくる時はもう俺の後ろにいるやつだ……
俺死んじゃうの?メリーさんって最後どうなるんだっけ?
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
終わった……短い人生だった……
いや、待てよ……この電話を取らなければメリーさんは俺の後ろには来れないはずだ!!
天才かも知れない!!
電話に出なければいいんだ!!
無になれば俺の勝ちだ!!
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
店内に黒電話のコール音が鳴り響き続ける……
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
………………
???
静かになった?助かったのか?
チャリン♪チャリン♪
「ひぃーーーーーーー!!!!!!」
「どうしたんですか?」
「エマさーーーーん!!メリーさんからずっと電話かかって来て殺されちゃうところだったんですー!!」
「ワタシ殺したりなんかしません!!」
「へ?」
半ベソの金髪縦巻きロールの女の子がエマさんの横にちょこんと立っていた。
「ジョージ!!メリーはそんな怖いことしないよ♪」
「メリー?」
「そうゆうことですか。入り口の前でメリーさんがずっとお店に電話してるのに、すぐ切られるって泣いていたんですよ。」
???
「ワタシお店に1回しか来たことなくて迷子になったら嫌だから道順とか確認したくてずっと電話してたのにすぐ電話切られちゃうから……うっ……うっ……」
「それならズーズルマップで……あっ!」
そうか……オーバールックって地図アプリとかじゃ出ないのか…調べようがないよな……
「メリーさん……ごめんね……俺1人で勝手にビビっちゃって電話出れなくなっちゃったんだ……本当にごめんなさい……」
「ワタシの髪をしっかりと素敵にしてくれたら許してあげます……」
「かしこまりました!!お任せください!!」
チョキチョキ!!!
クルクルクルクル♪♪
キラリーーーン!!!!!
「いかがでしょうか?ツヤツヤの極上縦ロールです!!」
「うん!素敵!!ワタシすごく気に入ったわ♪可愛い縦ロール♪今回はあなたの腕に免じて許してあげる!!一応お店にも無事着けたし!そのかわり!次からはワタシの電話にちゃんと出てね!」
「はい!!ありがとうございます!!しっかりとお電話対応させて頂きます!!」
「ジョージ、許してもらえて良かったね♪」
ハッハッハッ♪
みんな笑顔で今日もなんとか終わることができたジョージであった。
ジリリリリリ……
ジリリリリリ……
ガチャ
「ワタシ、メリーさん……今、あなたの後ろに……」
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