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二人目の仲間とクエスト準備
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「ふわああ」俺は大きなあくびをした。
「眠いね…」
そう、カイトさんが言うのも無理は無い。俺達は朝まで色々話し合っていた。
その中でも重要な話が3つあった。
それは「仲間を増やす」「お金はどうするのか」「それぞれの能力の確認」
とりあえず仲間を増やす件は今後考えて行くとしてお金の件はこの世界で生きていくために何とかしなければ行けない。
そこで俺達は魔物退治のクエストに行くことにした。
更にそれぞれの能力の確認も出来て一石二鳥だ。
そんな感じでクエスト受注をしようとギルド受付へ向かおうとしたその時
『ピピピ』俺のカード型端末が光った。
「おお!新たな仲間ですかね?」
カイトさんがカード型端末を覗きながら話掛けてきた。
「今度はどんな人かな?」
そんなやり取りをしながらギルド受付前へ向かっていくと
そこには50代位の作業着を来たガタイが良く威厳がありそうな男性が居た。
「カイトさんあの人かな?話しかけるの恐いよ…」
「ここは見なかったことにしない…?」小声で会話をしていると
「すみません。貴方達がチームメンバーを募集していると聞いて来たのですが。」
低い声でその男性は声を掛けてきた。
「はっ!?はい!多分そうです!」
俺はビックリして声が裏返ってしまった。恥ずかしい。
「いきなり申し訳ありません。私の名前は木戸浩って言います。気軽にヒロシって読んでもらえれば。実は私、どこのチームへいってもこの風貌のせいで怖がられたり、年寄りは要らないとかで門前払いされてしまって、ここは誰でも歓迎だって聞いて…」
見た目とは裏腹にこの人も苦労してるんだ…
あと流石にヒロシ呼びはまずいのでヒロシさんと呼ばせて貰おう。
「あの~ヒロシさん。一応確認としてステータス見せてもらえますか?」
「はい。どうぞ」そういって男性はカード型端末を見せてくれた。
体力35 筋力70 魔力80
スキル無し 特殊能力 モノ作り
総合評価C
「このメンバーの中でステータス一番高い…」そう俺が呟くと
「この年だと健康にも気を使いますからね~運動はかかせませんよ。ハハハ」
ヒロシさんはにこやかに答えた。
「あの?特殊能力のモノ作りってどんな事ができるのですか?」
俺が一番気になった所を質問したのはさっきまで怯えていたカイトさんだった。
「基本大きなモノ以外なら何でも。でも異世界に居る住人さん達には特殊能力は馴染みが無いみたいで話しても信じて貰えませんでしたねw」
「あれ?まさかヒロシさんも…ここに来る前は他の世界に…」
俺はたまらず質問した。
「あれ?話しましたっけ?実はここの世界に来る前は技術者として働いていたんです。仕事終わりの帰り道に車に引かれそうになった子供を助けようとしたら交通事故にあってしまい気づいたらこの世界に。」
何かこの世界に転生された人の死因はどれも悲しい死だということがなんとなくわかった気がする。
そして俺はヒロシさんに改めて
「ヒロシさんこれからよろしくお願いします。それと今からクエスト行こうと思っているんですが付いてきて頂けますか?」
と挨拶をした
「勿論です!少しでも役に立つように頑張ります!」
こうして新たなメンバーを迎えてクエストに向かう準備は完了した。
「眠いね…」
そう、カイトさんが言うのも無理は無い。俺達は朝まで色々話し合っていた。
その中でも重要な話が3つあった。
それは「仲間を増やす」「お金はどうするのか」「それぞれの能力の確認」
とりあえず仲間を増やす件は今後考えて行くとしてお金の件はこの世界で生きていくために何とかしなければ行けない。
そこで俺達は魔物退治のクエストに行くことにした。
更にそれぞれの能力の確認も出来て一石二鳥だ。
そんな感じでクエスト受注をしようとギルド受付へ向かおうとしたその時
『ピピピ』俺のカード型端末が光った。
「おお!新たな仲間ですかね?」
カイトさんがカード型端末を覗きながら話掛けてきた。
「今度はどんな人かな?」
そんなやり取りをしながらギルド受付前へ向かっていくと
そこには50代位の作業着を来たガタイが良く威厳がありそうな男性が居た。
「カイトさんあの人かな?話しかけるの恐いよ…」
「ここは見なかったことにしない…?」小声で会話をしていると
「すみません。貴方達がチームメンバーを募集していると聞いて来たのですが。」
低い声でその男性は声を掛けてきた。
「はっ!?はい!多分そうです!」
俺はビックリして声が裏返ってしまった。恥ずかしい。
「いきなり申し訳ありません。私の名前は木戸浩って言います。気軽にヒロシって読んでもらえれば。実は私、どこのチームへいってもこの風貌のせいで怖がられたり、年寄りは要らないとかで門前払いされてしまって、ここは誰でも歓迎だって聞いて…」
見た目とは裏腹にこの人も苦労してるんだ…
あと流石にヒロシ呼びはまずいのでヒロシさんと呼ばせて貰おう。
「あの~ヒロシさん。一応確認としてステータス見せてもらえますか?」
「はい。どうぞ」そういって男性はカード型端末を見せてくれた。
体力35 筋力70 魔力80
スキル無し 特殊能力 モノ作り
総合評価C
「このメンバーの中でステータス一番高い…」そう俺が呟くと
「この年だと健康にも気を使いますからね~運動はかかせませんよ。ハハハ」
ヒロシさんはにこやかに答えた。
「あの?特殊能力のモノ作りってどんな事ができるのですか?」
俺が一番気になった所を質問したのはさっきまで怯えていたカイトさんだった。
「基本大きなモノ以外なら何でも。でも異世界に居る住人さん達には特殊能力は馴染みが無いみたいで話しても信じて貰えませんでしたねw」
「あれ?まさかヒロシさんも…ここに来る前は他の世界に…」
俺はたまらず質問した。
「あれ?話しましたっけ?実はここの世界に来る前は技術者として働いていたんです。仕事終わりの帰り道に車に引かれそうになった子供を助けようとしたら交通事故にあってしまい気づいたらこの世界に。」
何かこの世界に転生された人の死因はどれも悲しい死だということがなんとなくわかった気がする。
そして俺はヒロシさんに改めて
「ヒロシさんこれからよろしくお願いします。それと今からクエスト行こうと思っているんですが付いてきて頂けますか?」
と挨拶をした
「勿論です!少しでも役に立つように頑張ります!」
こうして新たなメンバーを迎えてクエストに向かう準備は完了した。
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