14 / 143
火曜神の激熱な愛【7話~18話】
最後の思考!!
しおりを挟む
――まるで赤子のよう……。
翠は智美の胸に吸い付き、まるで赤子のようにうっとりとしている。
そんな智美もうっとりとしていて、母性を感じるのか優しく抱きしめながらも時々甘い声を出してしまうのだ。
「まったく、赤ちゃんみたいだねぇ。 甘えんぼさん。」
まるで我が子の頭を撫でるかのように、翠の髪の毛をくしゃくしゃっとさせては楽しんでいる。
それにしてもずいぶん大きな赤ん坊になってしまう。
「母乳って出る訳じゃないんだな。」
「う……、赤ちゃんができないと出ないわよ。 常識よ?」
智美は少し呆れながらも微笑もうとした瞬間だった。
また背中を弓なりのようにしならせては甘い声を放ってしまう。
「ひぁ……ん……んぅっ!? ちょっ、やらぁあぁぁっ!!」
激しく弓なりになったためか激しくお湯が波打ち、抵抗するも本心から嫌がっていないような蕩けた表情の智美の表情に翠は、ニンマリ笑みを浮かべている。
――時間をかけてゆっくりと……。
智美の豊満な胸を堪能し最後に残る砦は最大の神秘である場所で、翠は少し考え事をしているようだった。
先程、智美が弓なりにのけ反ってしまったのは待ちきれずに秘所に指を入れて少し刺激してあげたからであったが、とあることを思い出したためか瞬時に止めたのだ。
「はぁ……は……ぁ? ど、どうしたの……急に止めちゃって?」
いきなり手を止められたからなのだろうか、難しい表情をする翠に智美は聞き返した。
もちろん、ここで熱を冷ますわけにもいかないし智美にとってもっと構って欲しいし愛して欲しいのだから。
「よ、よく童貞の俺が……。 彼女いない歴が年齢とイコールしてる俺がここまでこれたんだ。 き、今日で卒業……なのか?」
この雰囲気からすれば確実に卒業はできるのだ。
しかし何か失ってしまうようで本当に良いのか考えてしまうも、どのみちここまで来たのなら後戻りできない。
「結局は魔法使いになれなかったが、それで良いんだ。」
男は童貞のまま三十歳を迎えると魔法使いにジョブチェンジするみたいで、それを聞いた智美はクスクス笑っている。
「な、何がおかしいんだよ……それっ!」
「ちょっ、ひゃわっ!?」
顔にちょっとお湯をかけられたものの、智美はそんなに心配する必要もなさそうにこう言った。
「ここじゃ皆魔法が使えるから、気にするほどでもないわよ。」
智美は指先から炎を揺らめかせては甘い吐息と共に吹き消す。
そして待ちきれなくなったのか智美は翠の首に腕を回して再度深く抱きしめては耳元でささやく。
「いつまでレディを待たせるつまりかしらね? 男からバシッとエスコートして欲しいものね。」
「よ、よし……。 すまないな、俺の友達共……。 俺は今日で童貞を卒業する。」
こんなにもかわいい女神様をゲットし、ジーンと感動しながらも智美の方をチラッと見る。
「元の世界に帰ってこれ報告したら、何人の友達にボコられると思う?」
翠の学友で全員が童貞の仲間。
それを自らたちきることを報告するのがどれ程の物なのか。
沈黙は金なりとはよく言うが、智美はニコニコしながら答えた。
「世の中の童貞全員にボコられて死ねば良いわ? そしたらまた私と……火曜日は愛し合いましょう? 誰も文句は言わせない。 言うヤツは私の炎で炭にしてあげるわよ?」
最後の確認を終えた翠バシッと決めることに。
急に先程の威勢が減速してきたのか震えておぼつかない表情をし、童貞でしか味わえぬ右手が恋人に別れの挨拶を心で告げては最後にもう一度、智美を優しく抱きしめてあげるのであった。
翠は智美の胸に吸い付き、まるで赤子のようにうっとりとしている。
そんな智美もうっとりとしていて、母性を感じるのか優しく抱きしめながらも時々甘い声を出してしまうのだ。
「まったく、赤ちゃんみたいだねぇ。 甘えんぼさん。」
まるで我が子の頭を撫でるかのように、翠の髪の毛をくしゃくしゃっとさせては楽しんでいる。
それにしてもずいぶん大きな赤ん坊になってしまう。
「母乳って出る訳じゃないんだな。」
「う……、赤ちゃんができないと出ないわよ。 常識よ?」
智美は少し呆れながらも微笑もうとした瞬間だった。
また背中を弓なりのようにしならせては甘い声を放ってしまう。
「ひぁ……ん……んぅっ!? ちょっ、やらぁあぁぁっ!!」
激しく弓なりになったためか激しくお湯が波打ち、抵抗するも本心から嫌がっていないような蕩けた表情の智美の表情に翠は、ニンマリ笑みを浮かべている。
――時間をかけてゆっくりと……。
智美の豊満な胸を堪能し最後に残る砦は最大の神秘である場所で、翠は少し考え事をしているようだった。
先程、智美が弓なりにのけ反ってしまったのは待ちきれずに秘所に指を入れて少し刺激してあげたからであったが、とあることを思い出したためか瞬時に止めたのだ。
「はぁ……は……ぁ? ど、どうしたの……急に止めちゃって?」
いきなり手を止められたからなのだろうか、難しい表情をする翠に智美は聞き返した。
もちろん、ここで熱を冷ますわけにもいかないし智美にとってもっと構って欲しいし愛して欲しいのだから。
「よ、よく童貞の俺が……。 彼女いない歴が年齢とイコールしてる俺がここまでこれたんだ。 き、今日で卒業……なのか?」
この雰囲気からすれば確実に卒業はできるのだ。
しかし何か失ってしまうようで本当に良いのか考えてしまうも、どのみちここまで来たのなら後戻りできない。
「結局は魔法使いになれなかったが、それで良いんだ。」
男は童貞のまま三十歳を迎えると魔法使いにジョブチェンジするみたいで、それを聞いた智美はクスクス笑っている。
「な、何がおかしいんだよ……それっ!」
「ちょっ、ひゃわっ!?」
顔にちょっとお湯をかけられたものの、智美はそんなに心配する必要もなさそうにこう言った。
「ここじゃ皆魔法が使えるから、気にするほどでもないわよ。」
智美は指先から炎を揺らめかせては甘い吐息と共に吹き消す。
そして待ちきれなくなったのか智美は翠の首に腕を回して再度深く抱きしめては耳元でささやく。
「いつまでレディを待たせるつまりかしらね? 男からバシッとエスコートして欲しいものね。」
「よ、よし……。 すまないな、俺の友達共……。 俺は今日で童貞を卒業する。」
こんなにもかわいい女神様をゲットし、ジーンと感動しながらも智美の方をチラッと見る。
「元の世界に帰ってこれ報告したら、何人の友達にボコられると思う?」
翠の学友で全員が童貞の仲間。
それを自らたちきることを報告するのがどれ程の物なのか。
沈黙は金なりとはよく言うが、智美はニコニコしながら答えた。
「世の中の童貞全員にボコられて死ねば良いわ? そしたらまた私と……火曜日は愛し合いましょう? 誰も文句は言わせない。 言うヤツは私の炎で炭にしてあげるわよ?」
最後の確認を終えた翠バシッと決めることに。
急に先程の威勢が減速してきたのか震えておぼつかない表情をし、童貞でしか味わえぬ右手が恋人に別れの挨拶を心で告げては最後にもう一度、智美を優しく抱きしめてあげるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる