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木曜神の急勝な愛【29話~39話】
静かなる時!!
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――お布団の準備は万全……。
こんな時でも可愛く微笑む女神様が愛しくてたまらない。
布団に寝転がってはしゃいでいる菊花を押さえつけて愛し合いたい。
そんな事が脳によぎるももう日付が変わるまで一時間を切った頃。
「ふわぁぅっ!! 疲れちゃった!!」
体をピンっと伸ばしてはあくびも一緒にだして背骨をポキポキとならす。
確かに思えば今日一日は密度がいつもより高い気がした。
「俺も疲れたな……。」
布団の中から声がする。
翠は布団の中ですでに眠りの体勢に入っており、電気さえ消して菊花がおとなしくしてくれれば眠れる状態なのだ。
けど、賑やかでもイラッとしないしむしろ可愛くて仕方ない。
「翠ぃっ!」
「おわっ!?」
ガバッと布団越しに抱きついて来た菊花。
少しだけ目を潤わせて蕩けた表情でおねだりしてきた。
「翠、あのねっ……私が私じゃなくなる前に、一回で良いの、キスしたいよ……。」
「せ、積極的だな……。 良いよ。」
苦笑いしつつも積極的な菊花なついつい微笑んでしまう。
夜遅くなので翠は体力が枯渇してしまい動けないが、たまにはリードされることも必要だと悟る。
「ちゅ……ぴちゃ、くちゅっ……。」
「うっ……んはぁ……。」
菊花の小さい舌が翠の舌を捕らえようと奥へ奥へと絡みつく。
菊花の甘いような透き通るミント味の唾液がこちらに送られてきて、翠の体は甘味を求めているかのようで、菊花の唾液を飲み込むと少しだけ体が甘く痺れる感覚に見舞われる。
幾分か経つと菊花は顔を上げてはニコやかに、それで官能的に微笑み、口から繋がった銀色の糸が二人を繋いでいる。
「菊花さんのお尻も……。」
パジャマの上からでもお構い無しの翠は菊花のお尻を揉みほぐす。
やはり小さいけど運動するのが好きなのか、キュッと引き締まった良いお尻なのだ。
しかし、お尻も良いけどすぐに手は別なところへいくのに時間はかからず、パジャマ越しから秘芽を軽く擦りつける。
「ひやぁあああぁぁぁぁんっ! いっ……今、敏感になって……やっ……いっ……。」
触ってから数秒も経ってないのに菊花は翠から逃げるように腰を浮かせるも、翠は菊花を抱きしめているため逃げることは叶わない。
次第に、にちゃにちゃと淫らな音が部屋に響く。
「菊花さん濡れてるね。 とてもえっちだね。」
「はぁ……あぅううっ、いっ……イッちゃうよぉおおぉっ! ああああぁぁぁぁっ!!」
甘い声を耳元で呟く。
その直後だろうか、弓なりに体をのけ反らせながらガクガクと数回痙攣したあと、ぷしゅっと潮を噴いて軽く失禁してしまう。
力の抜けた菊花はだらしなく口から唾液が糸を引いたまま滴り落ちていて、そのまま翠に体を預けるようにしては力強く抱きつく。
「ひ、ひどいよぉ……、パジャマ一張羅なのにぃ! パンツの替えはあるけど……ふぇえっ!」
首もツインテールもブンブンと振り回して駄々をこねるも翠は引き出しから服を取り出しては手渡す。
「どういう原理かは知らないけど、ここに来たときには俺の服がなん着もあった。 まぁ、あるなら活用するし、ほら……一色使え。」
学校指定のジャージを引っ張り出すと菊花に手渡す。
もちろん、下着も。
「あぅぅ。 パンツがスースーする。」
当たり前だが女の子がトランクスを穿くなど無いのだから未知なる感覚に戸惑い、そしてウェストの細さゆえかガバガバである。
「呆れるほど可愛いけど……、くくくっ、あっひゃっひゃ、似合わねぇ!」
ブカブカなジャージは菊花を可愛く見せてくれるものの、似合わないため吹き出して笑ってしまう。
とても失礼なのだから菊花はぷくーっと膨れっ面で、自分の汚れた布団の上に黄色と青のカードを乗せて部屋の隅に寄せておくと、翠の布団に潜ってしまう。
「ん、何をやって……おわっ、俺の布団!!」
「何をやってるのかって? あれは明日になったらお布団を綺麗にする魔法だよ! それと布団は無いから貸してもらうね、元々この布団も私のだからクレームは受け付けな……ひゃわぁわぁっ!?」
翠は布団から聞こえる菊花の声にガバッとこちらも潜り込む。
でも、菊花にとっては翠は一緒に寝てくれる事のできる安心する存在。
だから笑って許してくれた。
「また、一週間後だね。 明日の私、結構扱い難しいから、頑張ってね?」
「お、おう。」
菊花は無理難題を出して翠を混乱させようとそんなことを言ったのだろうか、少し翠は怖じけついてしまいその表情を見ることができると安心して瞳を閉じ、眠りにつくことができた。
長かった一日が終わろうとして、翠は菊花の頭を撫でてやると瞳を閉じた。
――時計の日付が変わった瞬間……。
緑色の髪の毛から茶髪へと変化する菊花ではなく名も知れぬ少女。
目が覚めた少女は水を飲みに台所へ行こうと立ち上がる。
背丈は菊花と同じくらい。
しばらくして帰ってくると一緒に寝ている翠を見つめると少しだけ微笑んではまた眠りにつくのであった。
こんな時でも可愛く微笑む女神様が愛しくてたまらない。
布団に寝転がってはしゃいでいる菊花を押さえつけて愛し合いたい。
そんな事が脳によぎるももう日付が変わるまで一時間を切った頃。
「ふわぁぅっ!! 疲れちゃった!!」
体をピンっと伸ばしてはあくびも一緒にだして背骨をポキポキとならす。
確かに思えば今日一日は密度がいつもより高い気がした。
「俺も疲れたな……。」
布団の中から声がする。
翠は布団の中ですでに眠りの体勢に入っており、電気さえ消して菊花がおとなしくしてくれれば眠れる状態なのだ。
けど、賑やかでもイラッとしないしむしろ可愛くて仕方ない。
「翠ぃっ!」
「おわっ!?」
ガバッと布団越しに抱きついて来た菊花。
少しだけ目を潤わせて蕩けた表情でおねだりしてきた。
「翠、あのねっ……私が私じゃなくなる前に、一回で良いの、キスしたいよ……。」
「せ、積極的だな……。 良いよ。」
苦笑いしつつも積極的な菊花なついつい微笑んでしまう。
夜遅くなので翠は体力が枯渇してしまい動けないが、たまにはリードされることも必要だと悟る。
「ちゅ……ぴちゃ、くちゅっ……。」
「うっ……んはぁ……。」
菊花の小さい舌が翠の舌を捕らえようと奥へ奥へと絡みつく。
菊花の甘いような透き通るミント味の唾液がこちらに送られてきて、翠の体は甘味を求めているかのようで、菊花の唾液を飲み込むと少しだけ体が甘く痺れる感覚に見舞われる。
幾分か経つと菊花は顔を上げてはニコやかに、それで官能的に微笑み、口から繋がった銀色の糸が二人を繋いでいる。
「菊花さんのお尻も……。」
パジャマの上からでもお構い無しの翠は菊花のお尻を揉みほぐす。
やはり小さいけど運動するのが好きなのか、キュッと引き締まった良いお尻なのだ。
しかし、お尻も良いけどすぐに手は別なところへいくのに時間はかからず、パジャマ越しから秘芽を軽く擦りつける。
「ひやぁあああぁぁぁぁんっ! いっ……今、敏感になって……やっ……いっ……。」
触ってから数秒も経ってないのに菊花は翠から逃げるように腰を浮かせるも、翠は菊花を抱きしめているため逃げることは叶わない。
次第に、にちゃにちゃと淫らな音が部屋に響く。
「菊花さん濡れてるね。 とてもえっちだね。」
「はぁ……あぅううっ、いっ……イッちゃうよぉおおぉっ! ああああぁぁぁぁっ!!」
甘い声を耳元で呟く。
その直後だろうか、弓なりに体をのけ反らせながらガクガクと数回痙攣したあと、ぷしゅっと潮を噴いて軽く失禁してしまう。
力の抜けた菊花はだらしなく口から唾液が糸を引いたまま滴り落ちていて、そのまま翠に体を預けるようにしては力強く抱きつく。
「ひ、ひどいよぉ……、パジャマ一張羅なのにぃ! パンツの替えはあるけど……ふぇえっ!」
首もツインテールもブンブンと振り回して駄々をこねるも翠は引き出しから服を取り出しては手渡す。
「どういう原理かは知らないけど、ここに来たときには俺の服がなん着もあった。 まぁ、あるなら活用するし、ほら……一色使え。」
学校指定のジャージを引っ張り出すと菊花に手渡す。
もちろん、下着も。
「あぅぅ。 パンツがスースーする。」
当たり前だが女の子がトランクスを穿くなど無いのだから未知なる感覚に戸惑い、そしてウェストの細さゆえかガバガバである。
「呆れるほど可愛いけど……、くくくっ、あっひゃっひゃ、似合わねぇ!」
ブカブカなジャージは菊花を可愛く見せてくれるものの、似合わないため吹き出して笑ってしまう。
とても失礼なのだから菊花はぷくーっと膨れっ面で、自分の汚れた布団の上に黄色と青のカードを乗せて部屋の隅に寄せておくと、翠の布団に潜ってしまう。
「ん、何をやって……おわっ、俺の布団!!」
「何をやってるのかって? あれは明日になったらお布団を綺麗にする魔法だよ! それと布団は無いから貸してもらうね、元々この布団も私のだからクレームは受け付けな……ひゃわぁわぁっ!?」
翠は布団から聞こえる菊花の声にガバッとこちらも潜り込む。
でも、菊花にとっては翠は一緒に寝てくれる事のできる安心する存在。
だから笑って許してくれた。
「また、一週間後だね。 明日の私、結構扱い難しいから、頑張ってね?」
「お、おう。」
菊花は無理難題を出して翠を混乱させようとそんなことを言ったのだろうか、少し翠は怖じけついてしまいその表情を見ることができると安心して瞳を閉じ、眠りにつくことができた。
長かった一日が終わろうとして、翠は菊花の頭を撫でてやると瞳を閉じた。
――時計の日付が変わった瞬間……。
緑色の髪の毛から茶髪へと変化する菊花ではなく名も知れぬ少女。
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