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日曜神の柔癒な愛【61話~70話】
実家感覚のリスポーン!!
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――上も下もわからぬこの空間の奥にある光……。
翠は紅い空間の裂け目をユラユラ浮遊しながらポータルの出口であろう場所へと、平泳ぎにも似た格好で出口を目指す。
ただし、全裸でこのように泳いでいるために非常にシュールな絵面なのだが気にしてはいけない。
「あー……痛ぇ。 智美さんめ、俺の尻が割れたらどう責任取ってくれるんだよ。 まぁ、元々割れてるんだけどさ。」
いまだに痛む尻を片手で擦りながらポータルの出口だろうか、淡く光の漏れた場所に手を伸ばしたその瞬間、光に包まれたと同時に体に異常が発生した。
――息ができない……。
ポータルを抜けた翠だが急激に熱いお湯の中に放り投げ出されたものだからたまったものではない。
突然水中に出てきたのだから呼吸が出来なくなるなんて予測がなかったために思いっきり肺にお湯が流れ込み、呼吸をしようと立ち上がる。
「げほっ、がはっ……何が起きたん……だ? って、ええええぇぇっ!?」
「きゃあっ!? み、翠くん!?」
胸元を隠して背中を向けうずくまる天音の姿が。
運が良いのか悪いのか、天音の風呂の時間に直撃して風呂場に送還されてしまったのだが、よく考えれば智美も桃子も天音とは同一の存在なため、翠を陥れる為にタイミングを見計らってこういうイタズラが出来てもおかしくはない。
内心グッジョブと思ってはいるも、水中に出てきて苦しい想いをしたために、許すことはできなかった。
「桃子さんに智美さんめ、絶対に許さないぞ……まったく。」
怒りで天音の入浴時間に出てきたのを忘れたが、天音の声でまた現実に戻される。
天音はというと、顔を真っ赤にしうつむきながらご指摘をする。
「あ……あうぅ、翠くんの……見えてるよぉ。」
「うわぁっ!? す、すまん!!」
ポータルに突入する際に全裸にされたのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、いかんせん二人の色気攻撃で一物は怒張したままで収まりがつかないままこちらに放り出されたのだから仕方ない。
翠はとっさの判断でドボンと湯船に浸かってしゃがんでは壁を向いてしまうも、翠にとってはこのお湯の温度はあまりにも熱くて早く上がりたい気持ちでイッパイだが、上がるとまた見せつけてしまうためどうにもできなかった。
それよりも翠の脳裏には一瞬だが天音の無防備な姿が鮮明に焼き付いて離れないのだ。
智美程ではないが豊かな胸に、体を洗っている最中なのか泡だらけで際どく見えない官能的な裸体。
泡にまみれた黄色にも似た黄金色の陰毛も……翠の欲求の鎖を引きちぎるのに充分すぎるほどだった。
「み、翠くん……?」
「くっ、俺は天音を見ないから……こっちを見るなよ! 俺は上がる!」
背中を向けてプルプルと小刻みに震える翠を心配そうに見つめては声をかけるも、どうやらこれ以上風呂場に居ると天音を無理にでも乱暴してしまうことを翠は理解した為、上がると言い出す。
天音は言われた通り縮まったままギュッと瞳を瞑って翠が上がるのを待つ。
そして翠は天音が瞳を瞑っているのを確認すると、一瞬ドキッとするものの翠も瞳を瞑って何もお互い見なかったことにして退出することに。
翠は紅い空間の裂け目をユラユラ浮遊しながらポータルの出口であろう場所へと、平泳ぎにも似た格好で出口を目指す。
ただし、全裸でこのように泳いでいるために非常にシュールな絵面なのだが気にしてはいけない。
「あー……痛ぇ。 智美さんめ、俺の尻が割れたらどう責任取ってくれるんだよ。 まぁ、元々割れてるんだけどさ。」
いまだに痛む尻を片手で擦りながらポータルの出口だろうか、淡く光の漏れた場所に手を伸ばしたその瞬間、光に包まれたと同時に体に異常が発生した。
――息ができない……。
ポータルを抜けた翠だが急激に熱いお湯の中に放り投げ出されたものだからたまったものではない。
突然水中に出てきたのだから呼吸が出来なくなるなんて予測がなかったために思いっきり肺にお湯が流れ込み、呼吸をしようと立ち上がる。
「げほっ、がはっ……何が起きたん……だ? って、ええええぇぇっ!?」
「きゃあっ!? み、翠くん!?」
胸元を隠して背中を向けうずくまる天音の姿が。
運が良いのか悪いのか、天音の風呂の時間に直撃して風呂場に送還されてしまったのだが、よく考えれば智美も桃子も天音とは同一の存在なため、翠を陥れる為にタイミングを見計らってこういうイタズラが出来てもおかしくはない。
内心グッジョブと思ってはいるも、水中に出てきて苦しい想いをしたために、許すことはできなかった。
「桃子さんに智美さんめ、絶対に許さないぞ……まったく。」
怒りで天音の入浴時間に出てきたのを忘れたが、天音の声でまた現実に戻される。
天音はというと、顔を真っ赤にしうつむきながらご指摘をする。
「あ……あうぅ、翠くんの……見えてるよぉ。」
「うわぁっ!? す、すまん!!」
ポータルに突入する際に全裸にされたのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、いかんせん二人の色気攻撃で一物は怒張したままで収まりがつかないままこちらに放り出されたのだから仕方ない。
翠はとっさの判断でドボンと湯船に浸かってしゃがんでは壁を向いてしまうも、翠にとってはこのお湯の温度はあまりにも熱くて早く上がりたい気持ちでイッパイだが、上がるとまた見せつけてしまうためどうにもできなかった。
それよりも翠の脳裏には一瞬だが天音の無防備な姿が鮮明に焼き付いて離れないのだ。
智美程ではないが豊かな胸に、体を洗っている最中なのか泡だらけで際どく見えない官能的な裸体。
泡にまみれた黄色にも似た黄金色の陰毛も……翠の欲求の鎖を引きちぎるのに充分すぎるほどだった。
「み、翠くん……?」
「くっ、俺は天音を見ないから……こっちを見るなよ! 俺は上がる!」
背中を向けてプルプルと小刻みに震える翠を心配そうに見つめては声をかけるも、どうやらこれ以上風呂場に居ると天音を無理にでも乱暴してしまうことを翠は理解した為、上がると言い出す。
天音は言われた通り縮まったままギュッと瞳を瞑って翠が上がるのを待つ。
そして翠は天音が瞳を瞑っているのを確認すると、一瞬ドキッとするものの翠も瞳を瞑って何もお互い見なかったことにして退出することに。
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