冴えない俺の異世界記

どど

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 スケルトンを仕留めるとスケルトンは跡形なく消え、魔石がドロップした。
 ダンジョン内で敵を仕留めると魔石と言われるアイテムがドロップする。
 それに加えモンスターの素材や武器、防具が落ちることもある。魔石を拾うとルベルトが言った。

 「今回は一旦帰ろうか。無理してもいい事は無いだろうしね」

 帰り道も何度か戦闘になったが難なく倒せた。
 それから1週間ほどかけてブロンズ級の冒険者としての基礎を身に付けた。
 いつものようにダンジョンに潜ると重装備の大男が声を掛けてきた。
 大男はパーティーメンバーを探しており、2人に一緒に組まないかと言ってきた。
 ルベルトは男に質問をする。
 男の名前はギルで職業は戦士らしい。
 今までダンジョンを2つ攻略しており、4つ目のダンジョンを攻略すればゴールド級に昇格できるそうだ。
 何より驚いたのは装備を外した時に気づいたのだが熊の獣人族だったのだ。

 「どうしようか?」
 
 「せっかくだし、仮のパーティーとして誘いを受けてみようぜ」

 「そうしよう、よろしく頼む」

 俺達は承諾した。

 「じゃあ、早速行こうか!」

 ダンジョンの奥へと進む。
 道中、ゴブリンと遭遇したがギルが瞬殺してしまった。
 ギルの強さを目の当たりにして顔を合わせる2人。
  顔を合わせ驚いてるいるとギルが立ち止まった。

 「ここから先がボスの部屋だ、準備はいいか?アルト、ルベルト?」

 俺達は大きく返事をした。
扉を開けるとそこにはゾンビがいた。

 「あれはデスナイトだ!気をつけろ!!」

 デスナイトはこちらを見るといきなり剣を振り回してきた。
 間一髪避けることが出来たが当たれば即死間違いなしである。
 デスナイトの攻撃は続く。
 何度も振り下ろされる剣を何とか避けながらチャンスを伺う。
 ルベルトが横から魔法を仕掛けるが効いていないようだ。

「ダメだ!!魔法耐性が高いんだ!」

 デスナイトの攻撃をギルの大盾で跳ね返す。

 「神聖力を流し込め!!!」

 俺は槍にいつもより多めの神聖力を流すと眩しい光が放たれた。

 「いっけぇーーー!!!」

 槍を突き出すと光の槍が一直線に飛んでいき、デスナイトを貫いた。

 「ぐぁあああ!」

 断末魔を上げるとデスナイトはそのまま消えていった。

 「やったな!アルト!!」

 ルベルトがハイタッチを求めてきたのでそれに答える。
 デスナイトのいた足元にはいつものように魔石とデスナイトが身に付けていたマントが落ちる。

 「2人とも凄いな!まさかこんなにも早く倒してしまうなんて」

 ギルが褒めてくれる。
ドロップ品は俺達が貰えることになった。
 魔石を拾い終えるとギルが口を開け話し始める。

 「今日はこれで引き上がろう。明日は休みだから3人で飲みにでも行かないか?」

 「俺は賛成、ルベルトは?」

 「もちろん、行くよ」

 3人で飲む約束をしてこの日は解散した。
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