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第八章
いい湯だな!地獄の湯けむり篇 ~襖の隙間で光る眼~
しおりを挟む「ん?」
隣室の怪しい気配に建太郎が気付いた。
音を立てず、やっと覗けるほどの幅に襖を開く。
剛が美久と盛んにオメコをやっていた。
しかし二十歳の新妻は、まるで初夜の床入りにように、両手で口を塞いでいる。
すっかり布団を被っているが、剛が美久に深々と挿し込んでいるのは明らかだ。
チンボの抜き挿しとともに、掛け布団がずれていく。
青色と薄桃色の浴衣が捲れ上がっていて、下半身だけが露わ。
剛に乗られた美久は下から太腿で挟みつけての『しがらみ』となり、腰を使いたい
のを我慢している。
・・・・・ウッ・・・・ハア・・・・アッ・・・・ハア・・・・
オメコが気持ち良くて堪らず声をあげそうになるのに必死で耐えている。
美久の脚が天井に向かって伸びていった。
その足の指が、反り返ってピクピクしていた。
美久は腰を使わず、大臀筋を閉めては緩め、わずかな上下運動で剛を迎えている。
女がこの振る舞いをすると、大臀筋を締めれば、肛門も締まる。
緩めれば、緩む。
二十歳の美久の肛門は、キュッ、またキュッ、キュッと締まっているに違いない。
肛門括約筋と膣括約筋は『8』の字の形で連なっている。
二十歳の肛門がキュッと締まれば、二十歳のオメコもキュッと締まるのだ。
二十歳の肛門がキュキュと蠢けば、二十歳の膣もキュキュと蠢くのだ。
建太郎が聖良に目配せした。
今度は聖良が覗く。
美久が剛にコンドームを被せているのかは、薄暗くて確認できないが・・・。
女は女。
美久のカラダで今、何が起きているか、肉の僅かな蠢きで、女の聖良には判る。
美久の肛門が締まっては緩み、膣も締まっては緩むのとシンクロするように、
覗いている聖良の膣も肛門も締まっては緩み、締まっては緩むようになっていた。
後ろから夫の建太郎に乳房を揉まながら、膣と肛門をヒクヒクさせているのだ。
覗き続けながら妻は、乳房をまさぐる夫の浴衣の奥を後ろ手で探る。
夫のチンボは勃起していた。
勃起し切っているチンボを握る。
声は出せない。
握っては緩め、緩めては握る。
無言で夫に救援信号を送っているのだ。
<入れて!><ハメて!><早くウ~><挿して!><ハメて、ハメて!!>
<聖良も欲しい~!チンボが欲しい~!><聖良にチンボ、突っ込んで!!>
涙目で夫を振り向く。
夫の眼はもう血走っていた。
妻は震える手で襖をそっと閉じる。
夫が妻の足首を掴む。妻は手で口を塞ぐ。
妻を夫が布団に引き摺る。妻が絹布団に仰向けに。
夫が妻に股を開かせる。股の終点はズルズルのヌルヌル。
妻がチンボに手を添えてオメコに導かなくても、ヌルウ~ッと奥まで嵌った。
「嗚呼!ケンタロ~!!」
聖良は歓喜の叫びを上げたが、襖の向こうの剛も美久も気付きはしない。
もう、夢中で二人もオメコをやっていたから・・・・
「嗚呼!オニイチャ~ン!!」
聖良が襖をそっと閉じた頃、若夫婦の部屋の入口側の襖は、まだ少し開いていた。
光る片眼があった。女将の志保の眼である。
好色な紳士貴顕方の慰み者にされ、鬱屈した日々を過ごす<おもてなし女将>は、
珍しく仲睦まじい御夫婦や、不倫関係にあることは明白でも打算ではなく愛しあって
いるカップルが、離れ座敷にお泊りのさいには、羨ましくて堪らず、寝間で睦みあう
御様子を密かに覗き見ながら、オメコをイジルことが止められなくなっていた。
襖の向こうで、睦みあうというよりは、若オスと若メスらしく夢中でサカリついて
いる、その若オスが、頼りにしている冴子姉さんが十七歳で産んで、二歳で捨て子に
してしまったお子様とは全く知らないが・・・・。
さほどの時間が流れないうちに、この離れ座敷で、冴子姉さんが息子と、湯けむり
に巻かれながら、犬の交尾のような『砧』で、尻と尻をくっ付けあいサカリつく姿も
志保は目の当たりにすることになってしまうのだが・・・・。
* * * *
「地球温暖化もますます深刻になりましたわね」
爽やかな春風に木立の若葉がそよぐ『極楽の湯』の朝湯で身を寄せ合う剛と美久に
たわわな乳房を揺らし、恥毛で湯面を掻き分けながら、女将の志保が近寄ってきた。
「お庭の桜も、もう咲き始めましたわ・・・」
「あらほんと!昨日の夕方に着いたときには気付きませんでしたけどね」
「女将が嫁いだころより、一週間以上早まりました。暖かいのはいいですけど」
「最近は地震も多いし、地球が変になってきましたね」
「さようです。当宿の自慢のひとつは、朝のお食事で召し上がっていただく温泉の
お湯仕立ての湯豆腐ですが、それも源泉が枯れてしまえば・・・」
「ほう、この後は温泉仕立ての湯豆腐か」
公認会計士が妻の手を引き『極楽の湯』に入る。
女将がいうところの御立派なものが、湯面で揺れる。
小柄な妻の恥毛は、お湯の中でゆらゆら。
「夕食で召していただいた銘酒も、この地のいい水があってのことですし、季節の
移ろいをお楽しみいただく私共としては、心配なことが多いですわ」
「・・・昨夜は早々にぐっすり眠ることができましたのにね・・・」
「さようですか。早々にぐっすり。爽やかなお目覚めの御様子です」
「ええ、お布団の寝心地も、とても良かったわ」
互いにそうとは知らず、若い二人の秘め事を覗いた聖良と志保のにこやかな会話が
続く。それぞれの女の性の遍歴を示すように、形や大きさも乳首の色合も異なるが、
美乳であることには違いの無い六つの乳房が、心地よい朝の陽射しを浴びている。
密かな肉欲を抱く息子と養母の、陰茎や睾丸、膣穴や子宮に、湯けむりの下に身を
潜める妖魔が、更にたっぷりと邪淫の精を吸い込ませていることだろうが・・・・
* * * *
北条冴子主演『喪服の麗人~犯られましたの~』が激撮された湯けむりの里の離れ
座敷で、そうとは知らずに狂おしい一夜を過した剛と美久、建太郎と聖良は、深々と
お辞儀する<おもてないし女将>に見送られ、妖魔の潜む湯けむりの里から、東京へ
戻っていく。
魔界の生成AI造りが、天才AI青年・剛を待ち受けていた。
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