241 / 248
第241話
しおりを挟む
アルたちは、100匹を超える様々な種類のコボルトの群れとボスのコボルトソルジャーリーダーを倒した。
アルは戦闘が終わった後にユキ、シェーレ、サフィに魔法薬を渡して、三十階層のボス部屋に落ちている魔石とドロップアイテムを引き寄せる魔法を発動して集めて行った。
「かなりの量の魔石が手に入ったな。」
魔石だけで小さな山が出来るくらい集まり、更にドロップアイテムの毛皮や牙に爪、コボルトたちが使っていた剣や杖など様々なドロップアイテムも今回のボス戦で手に入った。
「飲み終わったなら、宝箱を開けに向かうぞ。」
『分かったのです!何が入っているのか、今から楽しみなのです!!』
『良い物が入っていると良いですね、あるじ様。』
『……ちょっと……飲み過ぎた。』
「サフィは大丈夫なのか?」
ユキとシェーレは宝箱が気になったのか、魔法薬を飲むのもそこそこに宝箱に向かうが、サフィは魔法薬を飲み過ぎて気持ち悪そうにしていた。
アルは、サフィを連れて先に向かったユキたちが宝箱の前で待っているのに追い付いた。
『アル、罠は無いです?』
ユキに言われて手を宝箱にかざすと、より詳しく罠を調べる魔法を発動した。
「うん、罠は無いな。ユキ、開けても大丈夫だぞ。」
『なら!開けるのです!!』
器用にユキが宝箱の蓋を開けると、アルたちは宝箱の中を見た。
「あれ?無いな…………ん、これか?……これは宝石だな。詳しく調べてみよう。」
宝箱に入っていたのは指の爪よりも小さくあまりにも小さく発見が遅れてしまったが、黄色の綺麗な宝石だった。
詳しく鑑定魔法を使って調べると、この黄色の宝石はシトリンと言う宝石のようだ。
『あるじ様、それでどのような宝石出したか?』
『気になるのです!早く、教えて欲しいのです!』
「シトリンって名前の宝石だったよ。加工すれば土属性魔法の強化に使えるみたい。このシトリンはサイズが小さいから、そこまでの効果は期待できないけどね。」
ユキたちにどんな宝石なのかを説明しながら、宝箱の中に入っていたシトリンを収納空間に仕舞うと、アルたちは三十一階層へと向かった。
三十一階層に着くと、すぐに周りの景色を見渡しながら転移水晶を探して行くと、思いの外すぐそこに転移水晶は生えていた。
転移水晶に登録を済ませると、早速アルたちは三十一階層の探索を開始した。
三十一階層から四十階層は一メートルから三メートルほどの大きさの岩がゴロゴロと転がっている草原だ。
出現するモンスターは鉄皮リザード、鉄針ネズミ、鉄甲虫の三種類のモンスターが現れる。
そんな、三十一階層をアルたちは進んでいると、岩の陰にモンスターが居るのを探知魔法で発見した。
「みんな聞いてくれ。あそこの岩陰にモンスターが居る。数は二匹で、鉄皮リザードだと思う。俺が相手をする。だから、三匹は鉄皮リザードの観察をして、次に自分が相手をする時の参考にしてくれ。」
『分かったです!』
『分かりました。』
『……分かった。』
「じゃあ、行ってくる。一応、周囲の警戒はして置いてくれよ。」
剣を鞘から引き抜き、身体強化を闘気を纏って行なうと、アルは鉄皮リザードの隠れる大岩に向かった。
アルが大岩に接近しているのを鉄皮リザードたちも気が付いているようで、飛び出して襲おうとしているのが、探知魔法でアルには丸分かりになっている。
いつ飛び出して来ても良いようにしながらアルは進んでいると、一匹の鉄皮リザードが飛び出して来た。
飛び出して襲って来るのが分かっていた為、上から空気で押し付けて、下から石の棘が突き上げて、鉄皮リザードを貫いて串刺しになった。
串刺しになっている鉄皮リザードは鉄の皮膚をした尻尾を入れて三メートルは超える大きなトカゲモンスターだ。
串刺しになっていても、すぐには死なずに暴れ続ける鉄皮リザードの首を切り落とした瞬間に、もう一匹の鉄皮リザードも襲って来た。
アルは戦闘が終わった後にユキ、シェーレ、サフィに魔法薬を渡して、三十階層のボス部屋に落ちている魔石とドロップアイテムを引き寄せる魔法を発動して集めて行った。
「かなりの量の魔石が手に入ったな。」
魔石だけで小さな山が出来るくらい集まり、更にドロップアイテムの毛皮や牙に爪、コボルトたちが使っていた剣や杖など様々なドロップアイテムも今回のボス戦で手に入った。
「飲み終わったなら、宝箱を開けに向かうぞ。」
『分かったのです!何が入っているのか、今から楽しみなのです!!』
『良い物が入っていると良いですね、あるじ様。』
『……ちょっと……飲み過ぎた。』
「サフィは大丈夫なのか?」
ユキとシェーレは宝箱が気になったのか、魔法薬を飲むのもそこそこに宝箱に向かうが、サフィは魔法薬を飲み過ぎて気持ち悪そうにしていた。
アルは、サフィを連れて先に向かったユキたちが宝箱の前で待っているのに追い付いた。
『アル、罠は無いです?』
ユキに言われて手を宝箱にかざすと、より詳しく罠を調べる魔法を発動した。
「うん、罠は無いな。ユキ、開けても大丈夫だぞ。」
『なら!開けるのです!!』
器用にユキが宝箱の蓋を開けると、アルたちは宝箱の中を見た。
「あれ?無いな…………ん、これか?……これは宝石だな。詳しく調べてみよう。」
宝箱に入っていたのは指の爪よりも小さくあまりにも小さく発見が遅れてしまったが、黄色の綺麗な宝石だった。
詳しく鑑定魔法を使って調べると、この黄色の宝石はシトリンと言う宝石のようだ。
『あるじ様、それでどのような宝石出したか?』
『気になるのです!早く、教えて欲しいのです!』
「シトリンって名前の宝石だったよ。加工すれば土属性魔法の強化に使えるみたい。このシトリンはサイズが小さいから、そこまでの効果は期待できないけどね。」
ユキたちにどんな宝石なのかを説明しながら、宝箱の中に入っていたシトリンを収納空間に仕舞うと、アルたちは三十一階層へと向かった。
三十一階層に着くと、すぐに周りの景色を見渡しながら転移水晶を探して行くと、思いの外すぐそこに転移水晶は生えていた。
転移水晶に登録を済ませると、早速アルたちは三十一階層の探索を開始した。
三十一階層から四十階層は一メートルから三メートルほどの大きさの岩がゴロゴロと転がっている草原だ。
出現するモンスターは鉄皮リザード、鉄針ネズミ、鉄甲虫の三種類のモンスターが現れる。
そんな、三十一階層をアルたちは進んでいると、岩の陰にモンスターが居るのを探知魔法で発見した。
「みんな聞いてくれ。あそこの岩陰にモンスターが居る。数は二匹で、鉄皮リザードだと思う。俺が相手をする。だから、三匹は鉄皮リザードの観察をして、次に自分が相手をする時の参考にしてくれ。」
『分かったです!』
『分かりました。』
『……分かった。』
「じゃあ、行ってくる。一応、周囲の警戒はして置いてくれよ。」
剣を鞘から引き抜き、身体強化を闘気を纏って行なうと、アルは鉄皮リザードの隠れる大岩に向かった。
アルが大岩に接近しているのを鉄皮リザードたちも気が付いているようで、飛び出して襲おうとしているのが、探知魔法でアルには丸分かりになっている。
いつ飛び出して来ても良いようにしながらアルは進んでいると、一匹の鉄皮リザードが飛び出して来た。
飛び出して襲って来るのが分かっていた為、上から空気で押し付けて、下から石の棘が突き上げて、鉄皮リザードを貫いて串刺しになった。
串刺しになっている鉄皮リザードは鉄の皮膚をした尻尾を入れて三メートルは超える大きなトカゲモンスターだ。
串刺しになっていても、すぐには死なずに暴れ続ける鉄皮リザードの首を切り落とした瞬間に、もう一匹の鉄皮リザードも襲って来た。
56
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる