ひきこもりのゴーレムマスター

ゴロヒロ

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第26話

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 昨日はあれから小型蜂ゴーレムたちは新たに異界を3つ侵入する事が出来た為、昨日次元空間の出入り口に登録した異界の数は5つ増えた。

 ちなみに牛の異界、猪の異界、鳩の異界、蟷螂の異界、動く木の異界の5つが登録した異界だ。

 今日のゴーレムたちの探索の予定は小型蜂ゴーレム以外は、兎の異界とゴブリンの異界に牛の異界でボスの魔物と戦う為に黒い柱の探索を行なってもらう。

 そして小型蜂ゴーレムたちは昨日と引き続き新しい異界の探索だ。

 そうして朝早くからゴーレムたちを見送った俺は、昨日手に入れた魔物のドロップアイテムを思い出す。

 兎の魔物からのドロップアイテムは肉、毛皮、牙の3つ、素材登録が可能だったので行なった結果、下級だが下級肉、下級皮、下級牙の3つが増えた。

 ゴブリンは飛ばして、次は牛の魔物からのドロップアイテムは肉と皮と骨の3つが手に入った。

 この牛の魔物から手に入ったドロップアイテムも、もちろん素材生成の素材登録を行なった結果、下級素材に3つ新しく増える事になる。

 それとは別にゴブリンからのドロップアイテムは錆びた金属と言うアイテムだけだった。

 だが、この錆びた金属は本当に様々な金属で出来ているアイテムだった為、本当にランダムだが下級金属の銅、鉄、鋼、銀、レアメタルなどが素材生成の登録に追加された。

 ゴブリンからの思わぬ多くの素材登録には本当に機能は驚いた。素材登録を行なっていたあの時に錆がない部分を見て金属の違いに気が付いて本当に良かった。

 あれで気が付いていなかったら、ここまで下級金属の素材登録が増える事はなかっただろう。

 そして次は異界の探索中に魔物を倒した事で現れた宝箱の話をしよう。

 異界で現れる通常の魔物からでも稀に手に入る宝箱から昨日手に入ったアイテムは、下級の様々なポーションと生産のレシピだけだった為、新しく素材生成に登録された物はない。

 これが昨日の午後の探索での成果だ。

 そして、昨日の午後の分も含めて手に入れたポイントを消費していくが、ゴーレムマスターは総勢50機のゴーレムのコアのレベルアップと新しく建造する予定のゴーレムボディの為に今日は操作しない。

 その為、今から操作するのは次元空間のポイントだけだ。次元空間のポイントを使って新しい空間の空間9を作り出した。

 新しく作った空間9は縦に2メートル、横に2メートル、奥行きに2メートルの小さな空間だが、空間設定の時間停止を設定で付けられた空間だ。

 この空間9の空間内では生き物と生き物が触れた物以外は時間が停止される空間で、この空間があれば時間経過で劣化する物を劣化させずに残しておける。

 縦に2メートル、横に2メートル、奥行きに2メートルの小さな空間だけでも、これまでの次元空間のポイントの全てを使ってしまうほどに、時間停止の設定はポイントが多く使用する事になった。

 そうして作った空間9に手に入れた牛の肉や兎の肉にポーション類を冷蔵庫から取り出して収納すると、俺はゴーレムたちの同行を観察していく。

 異界探索を行なっているゴーレムたちの戦いぶりを眺めながら過ごしていると、先に新しい異界を探している小型蜂ゴーレムたちの方が早く新たな異界に突入した。

 この突入した新しい異界の周りは本来なら芝生の公園のはずだったが、異界があるせいで環境が変化したのか、異界の周りには大きな池が出来上がっていた。

 そんな異界の中に侵入した小型蜂ゴーレムたちの俯瞰視点から確認した異界の中は、腰まで水に浸かっている場所だった。

 「こんな異界もあるのか。今のゴーレムたちのゴーレムボディでの攻略は難しそうだ。」

 この異界の攻略を行なうのに必要なゴーレムボディは、爬虫類型(鰐)のゴーレムボディが必要になりそうだ。

 それに、この異界に現れる魔物に似ているゴーレムボディを使うのもありかも知れない。

 そんな事を思いながら小型蜂ゴーレムたちを空中から水面近くまで降下させると、いきなり水面から小型蜂ゴーレムを狙って1メートルほどの鯉の魔物が飛び出して襲い掛かってきた。

 「危なっ!!」

 小型蜂ゴーレムは鯉の魔物に咥えられる寸前に回避する事に成功する。

 回避が間に合った事に安堵するなか、鯉の魔物からの追撃がくる前に俺は急いで、この異界の登録を行なっていく。

 「もう良いぞ!早く上空に上がってくれ!」

 俺が上空に上がる様に言うとすぐに小型蜂ゴーレムたちは上空に避難するが、その直後に鯉の魔物がまた水面から飛び上がってきた。

 今回は既にある程度の高さもあったお陰でそれほど危うげなく小型蜂ゴーレムたちは、鯉の魔物からの攻撃を回避する事に成功した。

 「本当にこの異界は厄介な異界だな。」

 この異界の攻略は困難を極めそうな異界だと思いながら、俺は小型蜂ゴーレムたちに次の異界を探しに向かわせた。

 そうして午前中の間に更に異界を2つ次元空間の出入り口に登録する事が出来た。

 異界の1つは犬の魔物に酷似しているが違う狼の魔物の異界だ。この異界は夜の草原で狼の魔物のサイズは2メートルもある魔物だった。

 もう1つは豚の魔物が現れる異界だ。この異界は草原のフィールドで、豚の魔物のサイズは1メートルほどだ。

 それ以外でも午前中の探索の成果はある。異界の中を探索をしていたゴーレムたちも黒い柱を発見していた。

 これで明日は兎、ゴブリン、牛の3つの異界の攻略が行なえるだろう。

 それから午後の探索では小型蜂ゴーレム以外のゴーレムたちを亀の異界、鶏の異界、猪の異界の探索に向かわせ、小型蜂ゴーレムたちは午前と同じで引き続き新しい異界の登録をする為に飛び回らせる。

 そうして午後の指示を出し終えた俺は昼食の用意を行なっていく。今日の昼食は今回の探索でゴーレムたちが取ってきた牛の魔物からドロップした肉を使った焼き肉だ。

 昨日の夜は分厚いステーキを食べたが、今日は薄切りにして牛肉を焼いて食べる。

 その味はスーパーで買えるほどほどの値段で購入できる牛肉と同じくらい美味い肉だ。

 焼いた肉をご飯と一緒に口に入れ、ゴーレムたちが現れる魔物を倒していく姿を見ながら昼ごはんを食べて行った。

 それから俺は小型蜂ゴーレムが異界に侵入したと知らされる度に次元空間の出入り口の登録を行なうが、それまで漫画やゲームなどの娯楽を楽しみながら過ごすのだった。
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