すべてkissのせい~愛されて甘やかされて

早河 晶

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~はじまり

16話 焼きおにぎりとワンピース

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「メグミ、お腹減ってる?」
家に帰り、荷物をおろしながらタモツが聞くと、メグミはくすくすと笑いだす。
「タモツさん、お母さんみたい」
確かに、食事のことばかり気にしている様は母親のようだと思いつつ、気恥ずかしくなったタモツはメグミを引き寄せて唇に軽くキスをする
「メグミのお母さんは、こんな風にキスをする?」

ちょっと考えてからメグミは、タモツにぎゅーっと抱きついて答える。
「いえ。でもこんな風に抱きつくことはありました。小さいころは」
そして熱い胸板に顔を押し付ける。
(あ、心臓の音が聞こえる。ドクドクと結構速いみたい)

メグミの顔を上に向かせて、さっきより熱いキスをして
「お母さんとは、絶対しないことをする?それとも、何か食べたい?」
タモツの熱いまなざしを受けながらも、悪戯っぽく笑い
「んーお昼にいっぱい食べたから・・・でも、軽く何か食べたいかも。鯛めしのおにぎり、まだありますよね?」
期待を込めてメグミが伝える。朝のおにぎりも美味しかったしなぁと。
「じゃあ、おにぎりを焼いて、お茶漬けにするのはどう?」
「素敵です。それを聞いただけでお腹が減ってきたみたい」

それを聞いて、早速準備に取り掛かる。
まずは、昨日のうちに保温鍋から中の鍋を取り出す
「それは何ですか?」
「これはね、昨日取り除いた鯛の頭や骨と、ねぎや生姜なんかを一緒に煮た出汁だよ。こうして二重の保温鍋に入れておくと、勝手にことこと煮てくれるから便利でね。店で出すような本格的なものじゃないけど、家ならこれで十分だよ」
そういいながら、別の鍋にザルと布巾をのせて、濾しながら中身をあける
布巾をしぼって、出来るだけ出汁を取ると、鍋を弱火にかける。
出汁が温まるのを待つ間に、おにぎりを二つ取り出してグリルで焼く。弱めの中火でこまめにひっくり返して焦げないようにするのがコツだ。

しゃがんでグリルの中をのぞいていたメグミが
「タモツさん、わたし、これにお味噌を塗って食べたいかも」とねだる。
「じゃあ、もう一つずつ焼こうか」
「はいっ」
おにぎりを追加で二つ取り出してグリルに入れた後、のこりのおにぎりを一つずつラップで包み始めるタモツ
「それは、どうするんですか?」
「さすがに今日は二つでいいだろうから、冷凍しておくんだよ。また食べたくなったら、いつでも食べられるようにね」
「すぐに食べたくなるかも」
「あははは、そしたらすぐに焼いてあげるよ」

香ばしく焼けたおにぎりに味噌を塗る。
「味噌の部分も焦がす?それともそのままにする?」
「んーんーんー、どっちも捨てがたいですね」
「じゃあ、一つは焦がして、半分こにしようか?」
「はいっ」

おにぎりを半分こ。割ってくれるのかと思っていたら、手に持ったおにぎりを口元に差し出されて
「かじって」と言われる。
戸惑いつつも、小さくかじる。
タモツもそこから食べて、メグミが飲み込んだのを確認すると、また口元に差し出す。
そうやって、一つ目のおにぎりを食べきった。
「焼いた味噌のおにぎりの前に、茶漬けを食べようか」

お椀に焼きおにぎりを入れて、醤油を一垂らしして暖かい出汁をかける。
三つ葉をちぎって散らす。
「さぁ、どうぞ」

鯛から出た出汁の香りと、三つ葉の香りが合わさって、食欲をそそる。
メグミはその香りを吸いこんで楽しんだ後、まずは出汁を飲んでみた。
「わぁーすごく美味しい」
うっとりとした笑顔を見せて喜ぶ。

おにぎりを崩しながらスプーンですくって食べた。
「温かくって、美味しくて、すごく幸せ」

最後に、味噌をつけて焼いたおにぎりを、さっきと同じように一口ずつ分け合って食べる。
「んー、焼き味噌もやっぱり美味しいー。どっちも食べられるなんて、贅沢すぎです。ありがとうございます。タモツさん」
目を輝かせて喜ぶメグミを、優しく見つめるタモツ
「じゃあ、ご褒美をくれる?」

椅子を引いて手招きするタモツの膝に、今度は間違わず正面を向いて座り、首に腕を回してキスをした。
「素敵なご褒美だ」

そしてタモツはメグミを支えながら立ち上がり
「じゃあ、その自慢の服を良く見せて」
そう言って少し離れると、服をじっくりと眺め、手触りを楽しんだ。
「やっぱり、すごいよ」
ほめられて嬉しそうに笑うメグミ。
「スカート、本当はもっと長くしたかったんですけど、長くすると重くなって、変に伸びてしまうのが心配で、ぎりぎりの長さにしたんです」
「んー確かにちょっと短くて、ちょっと心配になるけど、すごくそそられるよ」
メグミを引き寄せて抱きしめる。

背中とお尻をさすり、そのニットの感触と、メグミの柔らかくしなやかな体を楽しむ。
「あんっ」
抱きしめられて、とろんとしたメグミの唇に、先ほどとは異なる熱いキスをする。
舌を挿し入れて、口の中を舐め、舌を絡め合う。
「すごく素敵な触り心地だ。着ている人がいいから余計にそう感じるかな」

片手でメグミの髪をかきあげ、頭を支え、もう片方の手ではお尻をなで、つかみ、そしてスカートのすそをめくり、タイツで覆われた足をなぞる。
「あぁん」
手がお尻をなで、熱を帯びた股をくすぐり、腰回りをなでる。

「今、食べたばかりだから、横になるわけにはいかないね」
でももう、これ以上は我慢できない。
何しろ、今日は一日中我慢していたようなものなのだから。

メグミの唇にむしゃぶりつきながら、タイツの履き口に指をひっかけると、一気におろしてお尻を露出させる。
タイツは脱がせず、お尻の下あたりで丸まったままにして、生のお尻をなで割れ目に手を入れる。
「はぁっつん」
両足の動きを封じられた状態で刺激を受け、敏感に反応する。

タイツを自分で脱ごうと試みるも、立った姿勢で後頭部を押さえられ、刺激を受けていては力を入れることはおろか、体制を整えることも出来ず、メグミはされるがままになっていた。

閉じられた足の隙間から、手を抜き差しして刺激を与え、メグミの秘部はとろとろに溶けている。
「すごいね。またこんなになって」
手に付いた蜜を、メグミに見せつけるようにして舐める。
後頭部を支えられたまま、それを見つめるメグミ。口をパクパクして喘ぐ。
「メグミと二人でいると、我慢できなくて、まるで制御できない」
せつなげに言うと、唇を重ね、吸い付く。

テーブルにメグミを押し付け支えさせてしゃがみこみ、閉じられ固定された足の隙間に舌を這わせ、手はお尻をつつみ、揉みしだく。
メグミはされるがまま、手を後ろのテーブルにつき、刺激に震える体を支える。
「はぁぁんっ」
服を着たまま、下腹部だけをさらしている状態は、裸にされるより恥ずかしく、それが故に強く感じてしまう。

それに

そこだけじゃなく、もっと全身を愛して欲しい
タモツに触られていない部分全部が、タモツを求めている。
でも、その刺激もやめないでほしい。
矛盾した気持ちがメグミの中でせめぎ合う。

タモツの舌と手の動きが激しさを増す中、身悶えし、荒く熱い息を吐き出し
自らの手で、ワンピースの裾をたくしあげ、それを脱いだ。

ワンピースの下は、ブラジャーとショーツとタイツしか身に着けていなかったメグミの体が目の前にさらされるのを見たタモツは、自分の中心がカーッと熱くなるのを感じる。
(これじゃあまるで、最初の朝に自分が着せたセーター一枚で外にいたのと変わらないじゃないか)
「いけない子だな。メグミは。こんな格好で外にいたのか」

そんな風に言われてメグミはハッとした。
服を選ぶのに時間がかかったため、いつもなら重ね着をするところ、気が焦ったばかりに下着の上に直接ニットを着てしまっただけなのに、考えたら確かに大胆すぎる格好だったかもしれない。
「あっ、そんなつもりじゃ」

思惑はどうあれ、助手席に座るメグミに手を伸ばしてスカートをたくしあげれば、素肌に直接触れられたであろう現実が、タモツを燃え上がらせる。
もっとも、夏になると多くの女性がそんな格好で街を歩いているのだが、タモツにとっては関係のない話で、メグミがどうしたのかだけが重要なのだ。
それに今、自分で服を脱いだではないか。

火がついてしまったタモツを止めることは出来ない。
メグミの頭をしっかりと支え、唇をさらに強くむさぼり、舐め、吸う。
背中を撫でまわし、ブラジャーを外し、乳房をもみ、乳首を舐めまわす。
そして、再び足の隙間に手をいれて、とろとろの秘部をかきまわし、タイツを脱がせ、片足を持ち上げて、自分のものを挿し入れた。
「あぁっあぁーー・・・ん」

激しく腰を動かし、精を放つ瞬間にそれを抜いて、メグミの腹の上に放出した。
(やばい、つい生のまま挿れてしまった)
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