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第1章 王女失墜
第1話 不思議な少女
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「知ってる? 最近、戦っている女の子が目撃されてるんだって」
「戦う女の子? なにそれー?」
夕暮れの日差しが眩しい放課後の教室にて、クラスメイトの女子生徒が話す声が聞こえる。その声は最近巷で有名になっている戦う少女の話題であると聞き耳を立てながら考えていた。
少女の噂って最近巷で有名な戦う少女のことかな? 刀を手にして何かと戦っているってSNSとかで有名なあれだよな?
机に突っ伏しながら噂のことを思い出していた。そんなことを考えていると次第にクラスメイト達が各グループごとに集まって会話を始めだす。
先程のように噂話をする人、部活の準備をする人、友達と放課後に遊ぶ計画をする人達が机に座ってスマートフォンを操作して女子生徒達の噂話を聞いている男子生徒がいた。それはどのグループにも所属をしていない黒羽出雲である。
出雲はスマートフォンを操作する振りをして、紺色のブレザー型の制服に皺が付かないように机に突っ伏しつつ噂話を聞き続けることにする。
「写真を撮ってSNSに投稿をしても数秒で消されちゃうんだって! 何か秘密でもあるのかな?」
「映画の撮影とかじゃない? それですぐ消されちゃうとか?」
「そうなのかなー? 見た人は記憶が曖昧であまり覚えてないとか言ってたけど……」
記憶が曖昧か……そんなことが本当にあるのかな? やっぱり噂は噂なのかな。でも記憶が曖昧ってことは誰かが記憶を消しているってことなのか?
そんなことを考えながら放課後を静かに過ごしていると、教室にいるのが出雲だけになってしまう。空いている窓から入る夕日と肌を優しく触り、耳にかかるまでの黒髪を揺らす風が心地いい。四月であるので花粉が飛んでいるのか、目元が痒い。
目が痒くなってきたな……本当にこの季節は辛い……病院に行こうか悩むけど、とりあえず帰るとするか。
「今日も何もなく終わるんだろうな……家に帰ったら何をしようか……」
通学鞄を持って教室である1年1組を後にする。
1年生の教室から出ると目の前に階段が現れる。階段には多数の部活動のポスターが貼られているが、視界に入れずに階段を下りて校舎から出た。
校庭の横を通りながら右を向くと、部活に勤しむ生徒達が見える。自身は部活動に入っていない。なぜなら放課後の時間を自由に使いたかったからである。
「みんな楽しそうに部活をしているな。俺は放課後は自由に過ごしたいから、部活には入りたくないな」
校庭にはクラスメイトの男子達が楽しそうにサッカーをしているその姿を見ながら学校から出て行く。通学をしている高等学校は、都心の那岐区那岐町にある那岐高等学校である。
生徒総数千五百名を誇るマンモス校である那岐高等学校には、様々な生徒達が在籍をしている。出雲はこの高等学校にこの春に入学をし、既に数週間が経過しようとしていた。
「家に帰ってもすることがないけど、何をしようかな」
スマートフォンを操作しながらSNSを見つつ家へと帰るために商店街を通っていく。商店街は夕方ということもあり活気で溢れているようだ。
人が多いなー、四時過ぎだからか買い物をする人で多いな。夫婦とか家族連れがたくさんで楽しそうだ。
「夕方だから人が沢山いるんだな。早く帰らないと婆ちゃんが心配をするけど、まだ帰りたくないな……」
活気で溢れている商店街を歩き続けると、視線の端に見知った少女が映った。その少女はクラスメイトであり、確か名前は夕凪美桜と言っていたと思い出した。
何でこんな場所に夕凪さんがいるんだろう。結構前に教室から出てったのを見たんだけど、商店街に一時間以上もいるのかな? それにしても相変わらず綺麗なだな。
美桜の容姿は夕焼けが映える綺麗な空色のショートカットに、目を奪われるほどに綺麗な鳶色の瞳をしている。その容姿も相まって制服から伸びる白い肌が美しい。
どのように例えても批判が来るであろうが、一言で表すのなら楽園にいる天使のようで艶麗だと言える。そんな美桜は商店街を楽しそうに歩いて総菜屋を見てコロッケを買って食べたり、本屋で雑誌を見ているようだ。
普段は物静かで誰とも喋らずにいる美桜を見ていたので、あのように楽しそうに歩いている姿を見ると普段の姿とどちらが本当なのだろうと不思議に感じてしまう。
「買い物を楽しそうにしているだけなのに絵になるな。食べながら歩いてどこに行くんだろう?」
美桜は雑誌を見終えると、商店街を静かに進んで行く。
途中、商店の人達と挨拶を交わしているようで何か食べ物をもらって食べていた。
「どれだけ食べるんだ? 昼休みの時は小さな弁当を食べていたと思うんだけどなー」
美桜は自身の席の側であるために食べている弁当の内容を知っている。
それほど量が多い弁当ではなく少ない量を食べているのを知っているので、放課後にコロッケや他の様々な総菜を食べていることに驚いてしまう。
「笑顔で二個目のコロッケを食べてるよ……」
笑顔で食べている姿を見ながら一定の距離を取りつつ追いかけていく。
食べながら商店街を抜けた美桜は閑静な住宅街に入っていくようで、その足取りはとても軽いように見えた。
「こっちには住宅街しかないぞ? こっちに住んでいるのか?」
美桜の歩く姿を見つつ追いかけると、次第に追いかけている意味が分からなくなってしまった。
ただ普段とは違う様子の彼女を見かけただけで、ここまでする必要があったのかと疑問を感じてしまう。
「今のこの姿を見られたら、完璧にストーカーだな……」
追いかけるのをやめて帰ろうとした瞬間、美桜がわき道に入ったのが目に入る。
急いで追いかけるがわき道にその姿はなく、両端に塀がある狭い道で何をしたのか理解が出来なかった。
「ど、どこに行ったんだ!? このわき道は一方通行だから、姿が消えるなんてありえない! どこに行ったんだ!?」
わき道から出て背後を見るがやはり姿はないので、おかしいと考えつつも目線を外した際に走って帰ったのかと考えることにした。
一瞬で消えるなんてありえない……一方通行の道なのに帰る時にすれ違うはずなのに。見過ごしたのか?
「一瞬の間にどこかに行ったのかな? 俺が見過ごしただけ?」
どこに消えたんだと考えながら周囲を探すも、美桜の姿は一向に見えなかった。
「また明日追いかけるか……普通に話しかけた方がいいかな? ストーカーみたいなことはしたくないしな」
明日見かけたら声をかけようと決めて家に戻ることにした。出雲の家は那岐町にあり、凪高等学校には徒歩で通える距離にある。
那岐町は都心にあるということもあり、様々な施設や商店街が多数存在している。その中でも先ほどの美桜がいた那岐商店街は町内で一番の大きさを誇り、様々な商店が店を構える有名な場所だ。
祖母と暮らしている家は美桜を追いかけて辿り着いた住宅街の奥にある。
地上三階建ての一軒家に住んでおり、祖母は近所の人とゲートボールをするのを日課だ。
「婆ちゃんただいまー」
「お帰り。今日も遅かったね」
「ちょっと色々あってね。お腹が空いたよー」
目の前に姿勢よく歩いて来た祖母は長い白髪を後頭部で結んでいる。
姿勢を正しく歩くのを意識していると前に話していたのを思い出した。今日も姿勢が正しいなと思いながら2人で階段を上って2階にあるリビングに移動をする。
「今日もゲートボールだったの?」
「そうよ。お隣の京二郎さんに誘われてね。年甲斐もなく張り切っちゃったわよ」
家に到着をする頃には既に18時を回っていたようで、出雲は2時間ほど美桜を観察して追いかけていた。
我ながらおかしなことをしていたと呟くが、いつもと様子が違う夕凪美桜が悪いと決めつけることにした。
「今日は出雲が好きなハンバーグだよ。お手製のドレッシングのサラダもあるから食べてね」
「ありがとう! 今日1番に嬉しいかも!」
「もっと楽しい毎日を過ごしてほしいんだけどねぇ……」
苦笑をしながら祖母がリビングの奥の窓側に設置してある4人掛けのダイニングテーブルに料理を並べていくのを見つつ、椅子に座って料理を食べることにした。
「戦う女の子? なにそれー?」
夕暮れの日差しが眩しい放課後の教室にて、クラスメイトの女子生徒が話す声が聞こえる。その声は最近巷で有名になっている戦う少女の話題であると聞き耳を立てながら考えていた。
少女の噂って最近巷で有名な戦う少女のことかな? 刀を手にして何かと戦っているってSNSとかで有名なあれだよな?
机に突っ伏しながら噂のことを思い出していた。そんなことを考えていると次第にクラスメイト達が各グループごとに集まって会話を始めだす。
先程のように噂話をする人、部活の準備をする人、友達と放課後に遊ぶ計画をする人達が机に座ってスマートフォンを操作して女子生徒達の噂話を聞いている男子生徒がいた。それはどのグループにも所属をしていない黒羽出雲である。
出雲はスマートフォンを操作する振りをして、紺色のブレザー型の制服に皺が付かないように机に突っ伏しつつ噂話を聞き続けることにする。
「写真を撮ってSNSに投稿をしても数秒で消されちゃうんだって! 何か秘密でもあるのかな?」
「映画の撮影とかじゃない? それですぐ消されちゃうとか?」
「そうなのかなー? 見た人は記憶が曖昧であまり覚えてないとか言ってたけど……」
記憶が曖昧か……そんなことが本当にあるのかな? やっぱり噂は噂なのかな。でも記憶が曖昧ってことは誰かが記憶を消しているってことなのか?
そんなことを考えながら放課後を静かに過ごしていると、教室にいるのが出雲だけになってしまう。空いている窓から入る夕日と肌を優しく触り、耳にかかるまでの黒髪を揺らす風が心地いい。四月であるので花粉が飛んでいるのか、目元が痒い。
目が痒くなってきたな……本当にこの季節は辛い……病院に行こうか悩むけど、とりあえず帰るとするか。
「今日も何もなく終わるんだろうな……家に帰ったら何をしようか……」
通学鞄を持って教室である1年1組を後にする。
1年生の教室から出ると目の前に階段が現れる。階段には多数の部活動のポスターが貼られているが、視界に入れずに階段を下りて校舎から出た。
校庭の横を通りながら右を向くと、部活に勤しむ生徒達が見える。自身は部活動に入っていない。なぜなら放課後の時間を自由に使いたかったからである。
「みんな楽しそうに部活をしているな。俺は放課後は自由に過ごしたいから、部活には入りたくないな」
校庭にはクラスメイトの男子達が楽しそうにサッカーをしているその姿を見ながら学校から出て行く。通学をしている高等学校は、都心の那岐区那岐町にある那岐高等学校である。
生徒総数千五百名を誇るマンモス校である那岐高等学校には、様々な生徒達が在籍をしている。出雲はこの高等学校にこの春に入学をし、既に数週間が経過しようとしていた。
「家に帰ってもすることがないけど、何をしようかな」
スマートフォンを操作しながらSNSを見つつ家へと帰るために商店街を通っていく。商店街は夕方ということもあり活気で溢れているようだ。
人が多いなー、四時過ぎだからか買い物をする人で多いな。夫婦とか家族連れがたくさんで楽しそうだ。
「夕方だから人が沢山いるんだな。早く帰らないと婆ちゃんが心配をするけど、まだ帰りたくないな……」
活気で溢れている商店街を歩き続けると、視線の端に見知った少女が映った。その少女はクラスメイトであり、確か名前は夕凪美桜と言っていたと思い出した。
何でこんな場所に夕凪さんがいるんだろう。結構前に教室から出てったのを見たんだけど、商店街に一時間以上もいるのかな? それにしても相変わらず綺麗なだな。
美桜の容姿は夕焼けが映える綺麗な空色のショートカットに、目を奪われるほどに綺麗な鳶色の瞳をしている。その容姿も相まって制服から伸びる白い肌が美しい。
どのように例えても批判が来るであろうが、一言で表すのなら楽園にいる天使のようで艶麗だと言える。そんな美桜は商店街を楽しそうに歩いて総菜屋を見てコロッケを買って食べたり、本屋で雑誌を見ているようだ。
普段は物静かで誰とも喋らずにいる美桜を見ていたので、あのように楽しそうに歩いている姿を見ると普段の姿とどちらが本当なのだろうと不思議に感じてしまう。
「買い物を楽しそうにしているだけなのに絵になるな。食べながら歩いてどこに行くんだろう?」
美桜は雑誌を見終えると、商店街を静かに進んで行く。
途中、商店の人達と挨拶を交わしているようで何か食べ物をもらって食べていた。
「どれだけ食べるんだ? 昼休みの時は小さな弁当を食べていたと思うんだけどなー」
美桜は自身の席の側であるために食べている弁当の内容を知っている。
それほど量が多い弁当ではなく少ない量を食べているのを知っているので、放課後にコロッケや他の様々な総菜を食べていることに驚いてしまう。
「笑顔で二個目のコロッケを食べてるよ……」
笑顔で食べている姿を見ながら一定の距離を取りつつ追いかけていく。
食べながら商店街を抜けた美桜は閑静な住宅街に入っていくようで、その足取りはとても軽いように見えた。
「こっちには住宅街しかないぞ? こっちに住んでいるのか?」
美桜の歩く姿を見つつ追いかけると、次第に追いかけている意味が分からなくなってしまった。
ただ普段とは違う様子の彼女を見かけただけで、ここまでする必要があったのかと疑問を感じてしまう。
「今のこの姿を見られたら、完璧にストーカーだな……」
追いかけるのをやめて帰ろうとした瞬間、美桜がわき道に入ったのが目に入る。
急いで追いかけるがわき道にその姿はなく、両端に塀がある狭い道で何をしたのか理解が出来なかった。
「ど、どこに行ったんだ!? このわき道は一方通行だから、姿が消えるなんてありえない! どこに行ったんだ!?」
わき道から出て背後を見るがやはり姿はないので、おかしいと考えつつも目線を外した際に走って帰ったのかと考えることにした。
一瞬で消えるなんてありえない……一方通行の道なのに帰る時にすれ違うはずなのに。見過ごしたのか?
「一瞬の間にどこかに行ったのかな? 俺が見過ごしただけ?」
どこに消えたんだと考えながら周囲を探すも、美桜の姿は一向に見えなかった。
「また明日追いかけるか……普通に話しかけた方がいいかな? ストーカーみたいなことはしたくないしな」
明日見かけたら声をかけようと決めて家に戻ることにした。出雲の家は那岐町にあり、凪高等学校には徒歩で通える距離にある。
那岐町は都心にあるということもあり、様々な施設や商店街が多数存在している。その中でも先ほどの美桜がいた那岐商店街は町内で一番の大きさを誇り、様々な商店が店を構える有名な場所だ。
祖母と暮らしている家は美桜を追いかけて辿り着いた住宅街の奥にある。
地上三階建ての一軒家に住んでおり、祖母は近所の人とゲートボールをするのを日課だ。
「婆ちゃんただいまー」
「お帰り。今日も遅かったね」
「ちょっと色々あってね。お腹が空いたよー」
目の前に姿勢よく歩いて来た祖母は長い白髪を後頭部で結んでいる。
姿勢を正しく歩くのを意識していると前に話していたのを思い出した。今日も姿勢が正しいなと思いながら2人で階段を上って2階にあるリビングに移動をする。
「今日もゲートボールだったの?」
「そうよ。お隣の京二郎さんに誘われてね。年甲斐もなく張り切っちゃったわよ」
家に到着をする頃には既に18時を回っていたようで、出雲は2時間ほど美桜を観察して追いかけていた。
我ながらおかしなことをしていたと呟くが、いつもと様子が違う夕凪美桜が悪いと決めつけることにした。
「今日は出雲が好きなハンバーグだよ。お手製のドレッシングのサラダもあるから食べてね」
「ありがとう! 今日1番に嬉しいかも!」
「もっと楽しい毎日を過ごしてほしいんだけどねぇ……」
苦笑をしながら祖母がリビングの奥の窓側に設置してある4人掛けのダイニングテーブルに料理を並べていくのを見つつ、椅子に座って料理を食べることにした。
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