96 / 114
SS
37 温泉旅館・貴羅と響也の場合3※(響也視点)
しおりを挟む
体内に埋め込まれた指と一緒に、お湯が入り込んできた。貴羅さんに抱き付いて何とかやり過ごそうと思っても、違和感が強くてどうしようもねぇし! それに、すぐに前立腺を探し当てて、刺激してくっから、体が意思とは反して過剰に反応する。
入り口を揉みながら入り込んでくる違和感が半端なくて、如何していいか分かんねえ。何とか意識を別のところへ向けたくて、視線を貴羅さんへ向けた。目に飛び込んできたのは耳。其処に輝いているピアスに引き寄せてられるような感覚。
温泉って貴金属外さなきゃ駄目だったのに、って一瞬思ったんだけど、体は別の行動をとった。
「響也?!」
あ、新鮮な反応。だってさ。美味しそうだったんだ。だから、軽く噛み付いてみた。柔らかいし、舌触りがいいし、なんか止まんねぇんだけど。
体内にあった指が抜けていって、肌が粟立った。そして、貴羅さんが俺を引き剥がした。俺、おかしなことはしてねぇと思う。欲望に従いはしたけどな。
「何してるの?!」
「美味しそうだったから」
「は?!」
「ピアスが綺麗でさ、舐めてみたかった」
あれ? 貴羅さんの顔が赤い。珍しいんじゃね? 俺、そんなにおかしなことしたか?
「そういう攻撃するとか、後で後悔するけど?」
「……攻撃はしてねぇよ。本当に食べてみたかっただけだしさ」
「天然?」
「俺が天然なら、世の中の人がほとんど天然じゃねぇの?」
温泉の熱が気持ちいいけどさ。露天だから晒されてる肌の部分が冷えて、変な感じだ。でもさ、ふわふわするんだよな。
「本当に、手に負えない!」
そう吠えたと思ったら、思いっきり乳首を吸われて、体内にさっきよりも強い圧迫感。同時に入り込んできた温泉の熱さ。嘘だろう?! 多分、一気に二本も入れられた?!
「まっ、待って! 両方は無理!」
「余裕を与えたら、またおいたをするでしょう? こっちにだけ集中しな!」
口調が変わった?! ヤバい、やりすぎた? だってさ、俺だけなんて不公平じゃねぇか!
圧迫感がジワリジワリと変化する。体が何かに焦れてる。覚悟なんて出来てないのに、感覚が俺を置き去りにし始めてる。何とか胸から貴羅さんの顔を外そうとするけど、力が入らねぇ!
「……マジで、ちょっと、待って……」
息が上がる。腰が重たくなって、絶対にヤバい。此処、露天温泉の湯船の中だから! このままだったら、絶対にお湯が汚れっし!
「煽った響也が悪い。お仕置き。一人でイキなよ」
嘘だろう?! 後ろを指で犯されながら、前に手が絡み付いた。一回ヤられて、気持ち良かったことを体は覚えてる。
「あっ……あ、ダメ……だって!」
「良いんだよ。イけよ」
本当にまずいって! でも、体は上り詰めていって、止まりそうにない。堪えないと絶対駄目なのに! そう思っていたら、いきなり体が浮遊感に包まれた。その後に来たのは、肌を冷たい空気が打つ感覚。
「いきなり、悪戯するからだよ」
あれ? 俺、お湯の中でイった筈なのに、自分の吐き出したものが体に纏わり付いてる。それに、上気せた感じがする。体が異常に熱い。
「……温泉、楽しみたかったのに……」
「今日はもう駄目だよ。これ以上は体に悪い」
それはさ。貴羅さんが悪いと思うんだ。普通にお湯に浸かりたかったのに。瞼が重くなって、俺の意識はそこで途切れた。
入り口を揉みながら入り込んでくる違和感が半端なくて、如何していいか分かんねえ。何とか意識を別のところへ向けたくて、視線を貴羅さんへ向けた。目に飛び込んできたのは耳。其処に輝いているピアスに引き寄せてられるような感覚。
温泉って貴金属外さなきゃ駄目だったのに、って一瞬思ったんだけど、体は別の行動をとった。
「響也?!」
あ、新鮮な反応。だってさ。美味しそうだったんだ。だから、軽く噛み付いてみた。柔らかいし、舌触りがいいし、なんか止まんねぇんだけど。
体内にあった指が抜けていって、肌が粟立った。そして、貴羅さんが俺を引き剥がした。俺、おかしなことはしてねぇと思う。欲望に従いはしたけどな。
「何してるの?!」
「美味しそうだったから」
「は?!」
「ピアスが綺麗でさ、舐めてみたかった」
あれ? 貴羅さんの顔が赤い。珍しいんじゃね? 俺、そんなにおかしなことしたか?
「そういう攻撃するとか、後で後悔するけど?」
「……攻撃はしてねぇよ。本当に食べてみたかっただけだしさ」
「天然?」
「俺が天然なら、世の中の人がほとんど天然じゃねぇの?」
温泉の熱が気持ちいいけどさ。露天だから晒されてる肌の部分が冷えて、変な感じだ。でもさ、ふわふわするんだよな。
「本当に、手に負えない!」
そう吠えたと思ったら、思いっきり乳首を吸われて、体内にさっきよりも強い圧迫感。同時に入り込んできた温泉の熱さ。嘘だろう?! 多分、一気に二本も入れられた?!
「まっ、待って! 両方は無理!」
「余裕を与えたら、またおいたをするでしょう? こっちにだけ集中しな!」
口調が変わった?! ヤバい、やりすぎた? だってさ、俺だけなんて不公平じゃねぇか!
圧迫感がジワリジワリと変化する。体が何かに焦れてる。覚悟なんて出来てないのに、感覚が俺を置き去りにし始めてる。何とか胸から貴羅さんの顔を外そうとするけど、力が入らねぇ!
「……マジで、ちょっと、待って……」
息が上がる。腰が重たくなって、絶対にヤバい。此処、露天温泉の湯船の中だから! このままだったら、絶対にお湯が汚れっし!
「煽った響也が悪い。お仕置き。一人でイキなよ」
嘘だろう?! 後ろを指で犯されながら、前に手が絡み付いた。一回ヤられて、気持ち良かったことを体は覚えてる。
「あっ……あ、ダメ……だって!」
「良いんだよ。イけよ」
本当にまずいって! でも、体は上り詰めていって、止まりそうにない。堪えないと絶対駄目なのに! そう思っていたら、いきなり体が浮遊感に包まれた。その後に来たのは、肌を冷たい空気が打つ感覚。
「いきなり、悪戯するからだよ」
あれ? 俺、お湯の中でイった筈なのに、自分の吐き出したものが体に纏わり付いてる。それに、上気せた感じがする。体が異常に熱い。
「……温泉、楽しみたかったのに……」
「今日はもう駄目だよ。これ以上は体に悪い」
それはさ。貴羅さんが悪いと思うんだ。普通にお湯に浸かりたかったのに。瞼が重くなって、俺の意識はそこで途切れた。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
死ぬほど嫌いな上司と付き合いました【完結】
三宅スズ
BL
社会人3年目の皆川涼介(みながわりょうすけ)25歳。
皆川涼介の上司、瀧本樹(たきもといつき)28歳。
涼介はとにかく樹のことが苦手だし、嫌いだし、話すのも嫌だし、絶対に自分とは釣り合わないと思っていたが‥‥
上司×部下BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる