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13 贄の資質
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本来なら外からの情報は遮断される。だが、今回に限ってはそうではないようだった。倭国からも獣王國からも、今回の顛末を事細かに伝えてくる。
まず、先に述べた倭国の皇太子についてだ。彼はあまりにも無知であり、また、愚かだった。周りの大人から甘やかされ、疑問を持たずに今の歳まで生きてきた。帝の血を引く筈であるのに、能力だけではなくその姿も周りの期待を裏切っていた。
「俺は会った事はないが、そんなに緩んだ体をしているのか?」
二人は何時もの様に食事をする部屋の椅子に座り、今回送られてきた書簡に目を通している。そこで話題に出た元皇太子の容姿を王子が皇子に訊いてきた事からの問いである。
「お恥ずかしいですが」
皇子はなんとも言えない気持ちになった。そうだろう。誰が身内の非を公にしたいだろうか。ましてや次代の帝になる予定であった人物である。
「自己管理も出来ないようじゃ、国の長になるのは無理だな」
「……」
言葉もないとはまさにこの事だろう。兄弟としての感覚は薄いが、帝となるべく育てられた筈なのだ。
「で、結局は後継者争いが起こっている。予想通りだな」
「ですが、我が国の後継者の決め方は……」
「生まれた順で皇太子が廃嫡になった。能力無視は周りが黙ってないだろう」
倭国の後継者は血筋と生まれた順が優先される。今まではそれで良かったのだろう。獣王國と争っていた時代は、それこそ、国を守る為にありとあらゆる知識を深め、体を鍛えていただろう。だが、今の倭国はある意味、平和なのだ。
「平和ボケだな。危機感がない」
王子はポツリと呟く。獣王國とは違い、倭国は人材に事欠かない。能力がなくとも、周りが支援してくれる。おんぶに抱っこ状態の大人が多いのも倭国の特徴だ。そして、そう言う輩は何故が野心だけは持っている。これが始末に負えないのだ。
「帝は危機感を持ったんだろうな。多くの皇子と皇女がいるとは言っても、後ろ盾の一族が曲者だ」
「よくご存知ですね?」
「贄となる事は決まっていたからな。それなりに調べた。獣王國は周りが王を支え、より良いように国を導く。まあ、今でこそそう言い切れるが、倭国と贄の婚姻を決めるまでは血気盛んな獣人が多かった」
「どう言う意味だ?」
王子は皇子に鋭い視線を向ける。
「獣人同士で殺し合うこともあったと言う事だ」
「……っ」
「血の気が多いのも問題だな。今では発散する場所を設けている」
王子が言う発散する場所に、皇子は考えが及ばなかった。
「国が運営する闘技場がある。体を動かす場所は必要だからな」
獣王國は体を動かし、戦う場所を提供しているのか。それでは殺生事になるのではないか。
「言っておくが、殺しは御法度だ。もし、相手の命を奪えば、後に待つのは殺人者という烙印だ。当然、当人だけではなく一族も巻き込む」
血気盛んであるが故に、どうしても箍が外れる。闘技場はそれを管理する役目もある。つまり、闘技場管理者が獣人達を制御する必要があるのだ。勿論、管理者や関わる者達は厳選に厳選を重ねている。それだけ、重要な役職となっているのだ。
「ここに来るまで、貴方が管理していたんですね」
皇子が探るように王子に質問を投げかけた。獣王國の王が誰よりも信頼している人物だ。今回の事にしても、本来なら情報を知らせては来ないだろう。獣王國と倭国間で話し合いを進め、大事にならないようにする。
「どうして、そう思う?」
王子は面白そうに表情を歪め、皇子に逆に質問を投げかけた。
「これまでの話で、獣王國は倭国に比べて国民の数が少ない。闘技場に集まる獣人は言い換えれば、元々、喧嘩っ早いという事になる。普通の者が止めに入って、そうですか、で止まる訳がない。ですが、王子であり、軍を率いている方なら、素直に止めるのではないですか?」
皇子が出した答えに、王子は実に楽しそうだった。
「楽しめるのは体だけだと思っていたが、想像以上に頭が切れるな」
「褒められた気がしないのですが」
「いや、褒めてるんだ。成る程。俺の國から知らせが来るのは俺が煩い事を知ってるからだ。だが、倭国に関しては疑問があったが、そういう事か」
王子は何故か一人で納得したように頷く。皇子はと言えば、その姿に深い溜め息を漏らした。
「私は貴方と違って要職には就いていませんでした。ただ単に主上が気を使っているだけです」
「倭国の帝は気を使うような方か? 普通に考えて、お前の能力を理解していた。ただ、母親の血筋と後ろ盾に問題があったんだろう」
倭国が最も重要視するのは血筋と生まれてくる順番だ。能力など二の次にされてきた。
今まではそれで良かったのだろう。だが、獣王國と実質、休戦状態になり、外に向けていた敵愾心が内側に向けられる事になった。
帝が身分の低い母親を持つ皇子の能力を評価していても、後継者とするには周りが黙っていない。帝を輩出した一族ともなれば、倭国内で強い権力を握る事が可能になるからだ。
「今回の贄。お前が生まれる前から決められてたんだろうな。そうでなければ、お前だけが上と下の兄弟と歳が離れている事に納得出来ないからな」
「……どういう事だ」
「分からない振りか? お前の母親は優秀な人物だったんじゃないか? つまり、母親の実家も身分は低かったんだろうが、それなりの能力を持つ者を朝廷に送り込んでいた。まあ、身分が低ければ軽視されていたんだろうけどな」
間違いなく贄の婚姻が行われる事を、帝は事前に分かっていたのだろう。前回の贄の婚姻は五十年以上前に行われていた。計算する事は可能だっただろう。皇子の年齢に近い兄弟を作らなかったのは帝が計画的だったからに他ならない。
「俺は生まれた時から贄だった。だからこそ、成人と同時に妻を娶るよう手配されていた。王は俺の子を望んだからな。では、お前はどうだ? 軍に所属していたが、他の学問も習得するよう言われていたんじゃないか?」
「そうですが……」
「贄としての人選は各国に委ねられているが、無能者では逆に争いを生む。もし、元皇太子が贄となった場合、軋轢が生まれ、最悪、戦さになっただろう」
王子は今回の事は、倭国の帝が戦略的に考えぬいた事だと予想した。そうでなくては話が合わないからだ。
「そうかもしれません」
帝から贄の宣告を受けた時、疑問はなかった。何故と思うには、贄の条件を満たしていた。年齢は倭国の成人年齢、十八歳から二十二歳を基準としていた。勿論、必ずその歳になるとは限らないだろう。前任者が亡くなった時、より条件を満たす者が選ばれるからだ。
性別は関係がない。獣王國は夫役を、倭国側は性別に関わらず妻役を務める。おそらくだが、資質そのものも判断基準になるのだろう。
皇子は確かに帝の後継者としての資格を持ってはいなかった。だが、一通りの武芸と学問は習得するように求められた。他の皇子達もそうだろうが、皇子に求められたのは将としての資質ではない。何処に行こうと平常心を保つ事を誰よりも求められたのだ。
「お前は贄としてやってきた時、俺の暴挙に狼狽はしたが、次の日、泣き叫んだりはしなかった。まあ、女ではないし、叫ばれてもな」
「選ばれた時に覚悟は決めていた。主上にもそれなりの態度をとるように求められている。否定したところで、改善される事はない」
「そうは思っても、実践するのは難しいだろう。それを受け入れるだけの器を持っていたと言いたいんだ」
贄に求められる資質は特殊なものだ。ましてや、皇子は妻として嫁いで来た。日々求められるのは妻としての務めだ。それに耐えうる精神力も必要なのだ。最終的には諦めなくてはならないだろうが。
「書簡には後継者は未定とある。帝は更にお前を餌に使うだろう。お前は自分の価値を分かっていない」
「価値?」
皇子は王子の言葉に首を傾げる。
「お前の兄弟達は誰もがお前を欲しただろうな」
王子がさらっと言った言葉に、皇子は目を見開く。言っている意味を理解出来ないのだ。
「鈍感だな。いや、鈍感でなくては生きていけなかったか」
「どういう意味です」
「男であれ、女であれ、お前の持つ容姿は魅力的だろう。何より愚かではなく、立場そのものを理解している。兄弟との婚姻も普通に行われているんじゃないのか?」
皇子は王子の言葉に反論が出来なかった。歴代の帝の中には姉や妹を妻とした者もいる。そして、男の妻もだ。節操がないと言われればそれまでだが、それが倭国という国が歩んだ歴史だ。
「帝はお前の資質を見抜いていた。そして、贄となる事で、水面下で動いていた者達が動き出す事を知っていた。一度動いた歯車は余程でなければ止まる事はない。元皇太子がそうであるようにな」
「……淘汰すると?」
「だろうな。お前の姉や妹達は早々に降嫁するだろうな。皇子にしても、今までのような行動をとっていては、身に危険が及ぶだろう。後は、それに気が付くかどうかだ」
皇子は贄の婚姻が倭国を揺るがすとは考えていなかった。いや、見ない振りをしていたのかもしれない。倭国は腐敗しているのだ。その腐敗を帝は知っていた。贄の婚姻を利用するのは、獣王國が関わるからだ。そうでなければ、帝がしようとしている改革は成功しない。他国を巻き込むからこそ、実現出来るのだ。
「主上も困り果てておいでだったという事か……」
「だろうな」
王子はそう言うなり、窓の外に視線を向ける。視界に入るのは降り出した粉雪の姿だった。
まず、先に述べた倭国の皇太子についてだ。彼はあまりにも無知であり、また、愚かだった。周りの大人から甘やかされ、疑問を持たずに今の歳まで生きてきた。帝の血を引く筈であるのに、能力だけではなくその姿も周りの期待を裏切っていた。
「俺は会った事はないが、そんなに緩んだ体をしているのか?」
二人は何時もの様に食事をする部屋の椅子に座り、今回送られてきた書簡に目を通している。そこで話題に出た元皇太子の容姿を王子が皇子に訊いてきた事からの問いである。
「お恥ずかしいですが」
皇子はなんとも言えない気持ちになった。そうだろう。誰が身内の非を公にしたいだろうか。ましてや次代の帝になる予定であった人物である。
「自己管理も出来ないようじゃ、国の長になるのは無理だな」
「……」
言葉もないとはまさにこの事だろう。兄弟としての感覚は薄いが、帝となるべく育てられた筈なのだ。
「で、結局は後継者争いが起こっている。予想通りだな」
「ですが、我が国の後継者の決め方は……」
「生まれた順で皇太子が廃嫡になった。能力無視は周りが黙ってないだろう」
倭国の後継者は血筋と生まれた順が優先される。今まではそれで良かったのだろう。獣王國と争っていた時代は、それこそ、国を守る為にありとあらゆる知識を深め、体を鍛えていただろう。だが、今の倭国はある意味、平和なのだ。
「平和ボケだな。危機感がない」
王子はポツリと呟く。獣王國とは違い、倭国は人材に事欠かない。能力がなくとも、周りが支援してくれる。おんぶに抱っこ状態の大人が多いのも倭国の特徴だ。そして、そう言う輩は何故が野心だけは持っている。これが始末に負えないのだ。
「帝は危機感を持ったんだろうな。多くの皇子と皇女がいるとは言っても、後ろ盾の一族が曲者だ」
「よくご存知ですね?」
「贄となる事は決まっていたからな。それなりに調べた。獣王國は周りが王を支え、より良いように国を導く。まあ、今でこそそう言い切れるが、倭国と贄の婚姻を決めるまでは血気盛んな獣人が多かった」
「どう言う意味だ?」
王子は皇子に鋭い視線を向ける。
「獣人同士で殺し合うこともあったと言う事だ」
「……っ」
「血の気が多いのも問題だな。今では発散する場所を設けている」
王子が言う発散する場所に、皇子は考えが及ばなかった。
「国が運営する闘技場がある。体を動かす場所は必要だからな」
獣王國は体を動かし、戦う場所を提供しているのか。それでは殺生事になるのではないか。
「言っておくが、殺しは御法度だ。もし、相手の命を奪えば、後に待つのは殺人者という烙印だ。当然、当人だけではなく一族も巻き込む」
血気盛んであるが故に、どうしても箍が外れる。闘技場はそれを管理する役目もある。つまり、闘技場管理者が獣人達を制御する必要があるのだ。勿論、管理者や関わる者達は厳選に厳選を重ねている。それだけ、重要な役職となっているのだ。
「ここに来るまで、貴方が管理していたんですね」
皇子が探るように王子に質問を投げかけた。獣王國の王が誰よりも信頼している人物だ。今回の事にしても、本来なら情報を知らせては来ないだろう。獣王國と倭国間で話し合いを進め、大事にならないようにする。
「どうして、そう思う?」
王子は面白そうに表情を歪め、皇子に逆に質問を投げかけた。
「これまでの話で、獣王國は倭国に比べて国民の数が少ない。闘技場に集まる獣人は言い換えれば、元々、喧嘩っ早いという事になる。普通の者が止めに入って、そうですか、で止まる訳がない。ですが、王子であり、軍を率いている方なら、素直に止めるのではないですか?」
皇子が出した答えに、王子は実に楽しそうだった。
「楽しめるのは体だけだと思っていたが、想像以上に頭が切れるな」
「褒められた気がしないのですが」
「いや、褒めてるんだ。成る程。俺の國から知らせが来るのは俺が煩い事を知ってるからだ。だが、倭国に関しては疑問があったが、そういう事か」
王子は何故か一人で納得したように頷く。皇子はと言えば、その姿に深い溜め息を漏らした。
「私は貴方と違って要職には就いていませんでした。ただ単に主上が気を使っているだけです」
「倭国の帝は気を使うような方か? 普通に考えて、お前の能力を理解していた。ただ、母親の血筋と後ろ盾に問題があったんだろう」
倭国が最も重要視するのは血筋と生まれてくる順番だ。能力など二の次にされてきた。
今まではそれで良かったのだろう。だが、獣王國と実質、休戦状態になり、外に向けていた敵愾心が内側に向けられる事になった。
帝が身分の低い母親を持つ皇子の能力を評価していても、後継者とするには周りが黙っていない。帝を輩出した一族ともなれば、倭国内で強い権力を握る事が可能になるからだ。
「今回の贄。お前が生まれる前から決められてたんだろうな。そうでなければ、お前だけが上と下の兄弟と歳が離れている事に納得出来ないからな」
「……どういう事だ」
「分からない振りか? お前の母親は優秀な人物だったんじゃないか? つまり、母親の実家も身分は低かったんだろうが、それなりの能力を持つ者を朝廷に送り込んでいた。まあ、身分が低ければ軽視されていたんだろうけどな」
間違いなく贄の婚姻が行われる事を、帝は事前に分かっていたのだろう。前回の贄の婚姻は五十年以上前に行われていた。計算する事は可能だっただろう。皇子の年齢に近い兄弟を作らなかったのは帝が計画的だったからに他ならない。
「俺は生まれた時から贄だった。だからこそ、成人と同時に妻を娶るよう手配されていた。王は俺の子を望んだからな。では、お前はどうだ? 軍に所属していたが、他の学問も習得するよう言われていたんじゃないか?」
「そうですが……」
「贄としての人選は各国に委ねられているが、無能者では逆に争いを生む。もし、元皇太子が贄となった場合、軋轢が生まれ、最悪、戦さになっただろう」
王子は今回の事は、倭国の帝が戦略的に考えぬいた事だと予想した。そうでなくては話が合わないからだ。
「そうかもしれません」
帝から贄の宣告を受けた時、疑問はなかった。何故と思うには、贄の条件を満たしていた。年齢は倭国の成人年齢、十八歳から二十二歳を基準としていた。勿論、必ずその歳になるとは限らないだろう。前任者が亡くなった時、より条件を満たす者が選ばれるからだ。
性別は関係がない。獣王國は夫役を、倭国側は性別に関わらず妻役を務める。おそらくだが、資質そのものも判断基準になるのだろう。
皇子は確かに帝の後継者としての資格を持ってはいなかった。だが、一通りの武芸と学問は習得するように求められた。他の皇子達もそうだろうが、皇子に求められたのは将としての資質ではない。何処に行こうと平常心を保つ事を誰よりも求められたのだ。
「お前は贄としてやってきた時、俺の暴挙に狼狽はしたが、次の日、泣き叫んだりはしなかった。まあ、女ではないし、叫ばれてもな」
「選ばれた時に覚悟は決めていた。主上にもそれなりの態度をとるように求められている。否定したところで、改善される事はない」
「そうは思っても、実践するのは難しいだろう。それを受け入れるだけの器を持っていたと言いたいんだ」
贄に求められる資質は特殊なものだ。ましてや、皇子は妻として嫁いで来た。日々求められるのは妻としての務めだ。それに耐えうる精神力も必要なのだ。最終的には諦めなくてはならないだろうが。
「書簡には後継者は未定とある。帝は更にお前を餌に使うだろう。お前は自分の価値を分かっていない」
「価値?」
皇子は王子の言葉に首を傾げる。
「お前の兄弟達は誰もがお前を欲しただろうな」
王子がさらっと言った言葉に、皇子は目を見開く。言っている意味を理解出来ないのだ。
「鈍感だな。いや、鈍感でなくては生きていけなかったか」
「どういう意味です」
「男であれ、女であれ、お前の持つ容姿は魅力的だろう。何より愚かではなく、立場そのものを理解している。兄弟との婚姻も普通に行われているんじゃないのか?」
皇子は王子の言葉に反論が出来なかった。歴代の帝の中には姉や妹を妻とした者もいる。そして、男の妻もだ。節操がないと言われればそれまでだが、それが倭国という国が歩んだ歴史だ。
「帝はお前の資質を見抜いていた。そして、贄となる事で、水面下で動いていた者達が動き出す事を知っていた。一度動いた歯車は余程でなければ止まる事はない。元皇太子がそうであるようにな」
「……淘汰すると?」
「だろうな。お前の姉や妹達は早々に降嫁するだろうな。皇子にしても、今までのような行動をとっていては、身に危険が及ぶだろう。後は、それに気が付くかどうかだ」
皇子は贄の婚姻が倭国を揺るがすとは考えていなかった。いや、見ない振りをしていたのかもしれない。倭国は腐敗しているのだ。その腐敗を帝は知っていた。贄の婚姻を利用するのは、獣王國が関わるからだ。そうでなければ、帝がしようとしている改革は成功しない。他国を巻き込むからこそ、実現出来るのだ。
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