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1話 騎士の覚醒
#2
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「いきなり遅刻するってどういうことよ!?」
ホームルーム終了後、早速職員室に呼び出しを受ける。
「普通だったらあなたも退学処分を受けているはずなの!校長先生は無欠席、無問題、無早退、無遅刻を条件に退学にしなかったのに…」
佐倉先生の顔は不安そうな様子だ。
この教師、天馬には基本優しい。今回の件でそれが判明した。
だが天馬は
「じゃあ遅刻したから退学ってか?」
と焦る様子を見せない。
その後佐倉先生は周りに聞こえないように
「…このことは黙ってるから、次は寝坊しない、わかった?」
と天馬の耳元で囁く。
次に天馬の耳から離れ
「わかった早く行きなさい。次何か起きたらもうあなたのことを救えないから。」
と言った。
天馬は気だるげな返事をしてその場を去った。
「ホント何であいつだけ停学で済んだんですか?」
後ろから男の声が聞こえる。隣のクラスの担任だ。
「退学した奴らみんな怪我させて、一人に関しては病院送りですよ?」
「それだけ言ったら天馬君だけが悪いように聞こえるじゃないですか!」
佐倉先生は机を叩いた。
職員室にいる教員が皆彼女に視線を向ける。
「彼はいじめを止めるためにあの場にいたんです!
あの子たちと同じに…」
「知ってますよ。当の本人から聞きましたから。」
佐倉先生の声は別の声に遮られる。
「ただね、彼の見た目からして不良にしかみえないんですよ。いつも不機嫌そうな顔をしてね…」
生徒指導室の先生だ。
「本当は優しい生徒なんです。わかって下さい。」
佐倉先生は訴えかけるように言った。
「前も言いましたが、何かトラブルが起きたらどんな理由があっても退学にしますから、そのつもりで。」
生徒指導室の先生は後ろで手を組みそのまま去って行った。
天馬が停学になった事件の話はいずれ話すことになるだろう。
ホームルーム終了後、早速職員室に呼び出しを受ける。
「普通だったらあなたも退学処分を受けているはずなの!校長先生は無欠席、無問題、無早退、無遅刻を条件に退学にしなかったのに…」
佐倉先生の顔は不安そうな様子だ。
この教師、天馬には基本優しい。今回の件でそれが判明した。
だが天馬は
「じゃあ遅刻したから退学ってか?」
と焦る様子を見せない。
その後佐倉先生は周りに聞こえないように
「…このことは黙ってるから、次は寝坊しない、わかった?」
と天馬の耳元で囁く。
次に天馬の耳から離れ
「わかった早く行きなさい。次何か起きたらもうあなたのことを救えないから。」
と言った。
天馬は気だるげな返事をしてその場を去った。
「ホント何であいつだけ停学で済んだんですか?」
後ろから男の声が聞こえる。隣のクラスの担任だ。
「退学した奴らみんな怪我させて、一人に関しては病院送りですよ?」
「それだけ言ったら天馬君だけが悪いように聞こえるじゃないですか!」
佐倉先生は机を叩いた。
職員室にいる教員が皆彼女に視線を向ける。
「彼はいじめを止めるためにあの場にいたんです!
あの子たちと同じに…」
「知ってますよ。当の本人から聞きましたから。」
佐倉先生の声は別の声に遮られる。
「ただね、彼の見た目からして不良にしかみえないんですよ。いつも不機嫌そうな顔をしてね…」
生徒指導室の先生だ。
「本当は優しい生徒なんです。わかって下さい。」
佐倉先生は訴えかけるように言った。
「前も言いましたが、何かトラブルが起きたらどんな理由があっても退学にしますから、そのつもりで。」
生徒指導室の先生は後ろで手を組みそのまま去って行った。
天馬が停学になった事件の話はいずれ話すことになるだろう。
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