因習村の生贄の双子を拾って10年、何故か双子に執着されています

ユッキー

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翳る威光

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「そういや嵐、今日は部活休みなんだよな」
「そうだけど、どした? デートする?」
「ははっ、デートじゃないが最近数駅先にショッピングモールが出来ただろ? そこに行ってみないかなと」
「え~、せっかくの部活休みなんだからネズミーランドとかにしない?」
「あんな人混みが多い場所行ったら俺がダウンするわ。じゃあ行かないんだな」
「うそうそ、行く行くから! しゃぁあああ! 透さんと二人きりでデートだ!」
「いや、普通に凪も一緒だぞ? 凪が嫌じゃなければだけど」
「ぜひご一緒させてください。すぐに支度します!」
「お、おう。まぁ嫌じゃないなら良かった」

 たかがショッピングモールに出かけるだけで、なんでこの二人はテンションが滅茶苦茶上がってるんだ? いや、まぁ渋々ついて来られたり、そもそも拒否されなくて幸いなんだが。嵐が言ったようなテーマパークにでも連れていってやればもっと喜んでくれただろうが、多少なら我慢できるが、あの規模だと人酔いしそうだしなぁ。まぁテーマパークなんて行った事ないから想像でしかないが。
 
「思ってたよりデカいな~」
「そう? わりと小さい方だと思うけど」
「え!? これで小さい方なのか!?」
「……透さんって本当に世間知らずだよな」
「うぐっ」
「ショッピングモールの大小なんて些細なこと御影さんが気にする必要はありませんから大丈夫ですよ」
「そう? いや、そうだよな!」
「あんた一応ルポライターなんだから気にしないとダメだろ」
「一応ってなんだ! 立派なルポライターだっての!」

 望んだわけではないが、月影村の一件から怪異とかそういうの専門のルポライターになってしまっているが。あんなゴリゴリの神様案件は幸い今のところ遭遇してないので、あんまり派手な結果は残せてないがそこそこ評判は良い。とはいえ3人の生活費を考慮すると余裕があると言い切れる程の稼ぎではないが。それでもへそくりはあるので2人を大学に通わせるくらいはできるだろう。親代わりとしては大学までは行かせてやりたいしな。

「へぇ~色んな店が入ってるんだな。どこから行こうか?」
「透さん、服買いに行こうぜ!」
「ん? 嵐新しい服が欲しかったのか? お小遣い足りなかったか?」
「違ぇよ。あんたのだよあんたの! いっつも使い古したよれよれのシャツ着て。俺らのより自分の服装をどうにかしろよ」
「嵐の言い方はアレですが、僕も御影さんの服を買い替えた方が良いと思います」
「あ~、これくらいの方がルポライターとして雰囲気でるんだよ、多分」
「多分ってなんだよ……。絶対面倒くさいだけだろ」

 え~服なんて着られればそれで良くないか? ボロボロになるまで使いまわしたほうが経済的だと思うんだが。勿論凪と嵐は別だぞ? そんなことしたらいじめに遭うかもしれないからな。まぁこいつらが大人しくいじめられるような玉だとは思わんが。

「とりま服屋に行くってことで決定~。ほらこっちだよ透さん」
「うおっ!?」
「こら、嵐! 御影さんをそんな雑に引っ張るな!」
「ちっ、うるせーな。兄貴が居なかったら透さんと二人っきりでデートだったのにさ」
「それはお互い様だ」
「ふーん、兄貴も透さんとデートしたかったんだ」
「なっ!? そういう意味じゃない! お前がいると騒々しいからだ」
「はいはいそういうの良いから」
「お前ら出先でくらい仲良くしろよ……」

 いつも通り左右がぎゃいぎゃい騒がしいが、心を無にして俺は服屋に向かった。勿論庶民の味方のとこだ。双子ならまだしも、俺はここで十分だ。俺に洒落っ気なんて無いしな。そして服屋に到着して早々、双子はまたいがみ合いだした。勘弁してくれ。

「透さんに似合うのは黒だろ黒!」
「いいや白だ!」
「どっちでも良いんだが……」

 双子は俺のシャツの色を黒色にするか白色にするかで揉めている。ちなみに凪は普段から白色を好み、今も白のジャケットを羽織っている。嵐は黒色を好み、ジャケットも黒だ。見分けがつきやすくて良いが、こいつら本当に双子なのに好みが合わないな。双子ってもっと趣味が似通ってるものだと思っていたんだが。

「面倒だからこれにするぞ」
「結局緑かよ……」
「まぁ御影さんには緑色はよく似合ってますが……」

 俺がいつも通り緑色のシャツを手に取ると、二人とも何とも言えない表情をした。代わり映えしなくて悪いな。気が付くと緑色に手を出してるんだよ。なんか落ち着くというか。

「たまにはもっと明るい色選んでもいいんじゃねぇ? そういうのも透さんに合うと思うけど」  
「さっきまで黒色勧めてた奴の台詞か?」
「僕もそう思うが、そろそろこの場から離れた方が良いだろ。煩わしい視線が増えてきた」
「確かに、さっさと買って場所移動するか」

 凪が言う様に周りには人が集まって来ていた。まぁ二人とも顔が良いからな、見ていたくなる気持ちはよくわかる。とはいえ、それが双子にとって不快なら保護者としてはいただけない。適当に睨みつけて散らし、俺達はさっさとシャツを購入してその場から離れた。

「顔が良いって言うのも大変だなぁ……」
「他人事みたいに言ってるけど透さん目当ても居たからな?」
「御影さんをじろじろ見るなど万死に値する」
「落ち着け凪。顔が怖いぞ」
「失礼しました」

 凪は嵐とはじゃれ合っているが、普段は温厚で人当たりが良いのだが俺に害を為す者がいると過激になるんだよなぁ。しかも害の判定がわりとガバガバ。まぁ俺が声掛けたらすぐ落ち着くから問題になったことは無いが。そもそも俺に敵意を持つ人間なんて居ないしな。がっつり敵対しようものなら嵐も参戦して大惨事になりそうだからこれからも現れないで欲しいが。

「まぁ兄貴みたいな過激な事を言うつもりはねぇけど、俺の透さんを勝手に見つめられるのは良い気がしねぇな」
「いつ御影さんがお前のものになった愚弟よ」
「お前ら喧嘩は良いから喫茶店に行こう。俺はなんか疲れた、休みたい」
「オッケー、じゃあステバ行こうぜステバ! 俺新商品気になってたんだよな」
「あ~、あの謎の呪文をいう所か」
「御影さんにはもっと落ち着いた場所の方が良いのでは?」
「いや、いいよ。座れればそれで十分だ。座れないくらい混んでたらまた今度だが」
「はいはい~。じゃあ1階に降りないとだな」

 そうして俺達はステバに移動すると、双子は案の定謎の呪文を唱えていた。遠い目になりながら俺はシンプルなホットコーヒーを頼むのだった。おじさんには何が何だかよく分からん。

「毎回思うけど、透さん猫舌なんだからアイスコーヒー頼めばいいのに」
「うるせーな。猫舌でも温かいもの飲みたいんだよ」
「大丈夫です。俺が冷ましますから」

 凪はそう言うと俺のコーヒーに息を吹きかけだした。それを見て嵐が俺も~! と何故か参戦して双子で俺のコーヒーにふーふーしてる。なんだこれ、居たたまれない。お前ら周りの目を考えろ! 顔面偏差値の高い双子がふーふーしてる光景は、色々と破壊力が高いんだよ。近くにいた女性鼻血出してんじゃねぇか。もう飲めると思いますよじゃねーんだよ! お前らの所為で周りの視線が無駄に集まってるじゃねぇか。休憩しにきたのにどっと疲れた。どうしてくれる。

「なんで透さん余計ぐったりしてるんだ?」
「嵐なにか失礼な事をしたのか?」
「全部俺の所為にするの止めてくれませんかね~」

 お前ら双子の所為だと口にする気力もなく、俺はホットコーヒーを一気に飲み干した。今度からアイスにしようと心に決めながら。
 その後特に欲しいものが三人共無かったので、適当にぶらぶらとウインドウショッピングをしていた。俺も双子もあんまり物欲ないんだよなぁ。なんかガチャガチャだけの店があって、見てるだけでも楽しかった。俺には価値が分からないものがいっぱいあったが、売っているという事は買う人がいるのだろう。双子も不思議そうにしていたがきっと売れるんだろう! 
 そんな風にうろうろしていたら流石にお腹が空いてきたので、少し遅めの昼食をフードコートで取る事にした。俺は海鮮丼、凪はお好み焼き、嵐はラーメンだ。時間がずれていたからかそんなに時間がかからずに全員分揃った。

「透さんさ~うどん屋をちらちら見てたのになんで海鮮丼にしたのかな~?」
「あ? そんなの今日は海鮮丼って気分だっただけだ」
「え~、うどんだったらまた俺達がふーふーしてあげたのに」

 にやりと笑う嵐の表情を見て、こいつは俺を辱しめる為にやっていたのだと確信する。そういう奴だよなお前は! あ、凪うどんを買いに行こうとしなくていいから。流石に両方は食べられない。俺は小食なのだ。

「嵐、来月の小遣い減額な」
「はぁ!? なんで俺だけ! 兄貴だって同罪じゃん!」
「何の話だ?」
「凪に悪気はないから許すが、お前は悪意しかなかったからダメだ」
「理不尽~!」
「よく分かりませんが、愚弟が何かやらかしたみたいで申し訳ありません」
「嵐は反省するように」
「横暴だ!」

 横暴なのはそんな事口にしながら人の海鮮丼を勝手に奪ってるお前だよ嵐。美味いか? なら良かった。お前らが美味しそうに食べてたら俺はそれで十分だよ。だから凪、お好み焼きを俺に渡してこなくて良いからな?

「お、このラーメンうまっ。透さんも食べてみ? ほらあーん」
「嵐……」

 この歳になってあーんは恥ずかしいが、今回は悪意ではなく善意みたいだから仕方なくラーメンを口にする。味は濃いめだが確かに美味い。お礼を告げると嵐は嬉しそうにはにかんだ。

「御影さん、あ、あーんです」
「凪、恥ずかしいならやらなくて良いんだぞ?」

 どっちも恥ずかしい思いをしながら、凪のお好み焼きも口にした。ソースが独特で美味しかったが、色々な意味でお腹いっぱいだ。

「まぁでも結局透さんの飯が一番美味いよな~」
「当たり前だ。御影さんが手間暇かけて作ってくださるんだから」
「そこまで凝ったものは作ってねぇだろ。まぁ悪い気はしないがな。夕飯の材料でも買って帰るか」
「晩飯なんにするんだ~?」
「ん、カレーで良いか?」
「おけおけ、俺カレー大好きだぜ!」
「僕も御影さんが作るカレーは好きです」
「手抜きで申し訳ないがな」
「それならカレーハンバーグにしてよ!」
「今からだと晩飯が遅くなるからまた今度な」
「ちぇ~」
「嵐、御影さんの手間を増やそうとするな」

 食べ終えた俺達はフードコートを後にして、カレールーなど足りないものを購入した。流石にルーなしでカレーを作れたりはしない。いや、やってみたら意外といけるのか? どうなんだろう? 
 そんな事を考えて帰宅していると不意に双子が揃って足を止めた。

「で、どこまでついてくる気だよ」
「偶然で済むラインはとうに過ぎているぞ」

 双子の言葉に不審に思い振り返ると一人の女性が立っていた。知らない顔だ。いや、俺人の顔を覚えるのが苦手だから実は知ってる人かもしれないが。でも双子の反応的に多分知らない人、だよな?

「私お二人を今日ステバで見かけた瞬間に運命だと思ったんです! きっと神様が私達を巡り合わせてくれたんだって。だから二人の事をもっと知りたくて、ついてきちゃいました。でも仕方ないですよね? 見ず知らずの私が貴方達の事を知る為にはそうするしかないから。でも二人ともずっと私のこと気にしてくれてて、やっぱり私達は相思相愛なんだなって。二人も運命を感じたから私を気にしてくださってたんですよね。あは、あはは。あ、そうだ自己紹介がまだでした私——」

 息をせずにひたすら喋りまくる女性に俺は軽く引いていた。嘘、思いっきり引いていた。話を聞く限り、ステバで双子を見て一目惚れしてここまでストーキングしてきたようだ。確かに双子はイケメンだがこんな厄介なものをひきつけてしまうのか。いや、今までストーカー被害が無かったのがおかしいのか? こんな顔の良い双子が居たらストーカーの一匹や二匹湧かない方がおかしいのかもしれない。セキュリティのしっかりした場所に引っ越した方が良いのか? なんて現実逃避で色々考えているが、まだ女性は喋ってる。怖い。人間って愛に狂うとこんな風になるのか。

「あ~うっせぇ。黙れよお前。透さんが怯えてるだろうが」
「お前みたいなただの人が神を語るな!」
「いや、怒るとこそこ? まぁ分かるけど。俺達の運命はもう出会っちまってるの、あんたはお呼びじゃないから大人しく帰ってくれる?」
「なんで!? 私達は運命に導かれて出会ったのよ!? どうして私を選んでくれないの!?」
「もう俺らはとっくの昔に選んでんだよバーカ」
「選択はとうに済ませている」
「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!?!?!?!?!? なんで私を選んでくれないの!!」

 保護者として前に出ないといけないんだろうが、下手に口出すと余計に事態が悪化しそうで何もできずにいる。面倒だが警察を呼ぶべきか? いや、まだ決定的な事をされた訳でもないから警察も動いてくれないか? 

「なんでなんでなんでなんで。おかしい、おかしいおかしい! ああ、そうかまだ時間が足りないのか。そうかそうか。じゃあ時間を作らないと。そうだ時間を作ろう!」

 そう言って女性はカバンからスタンガンを取り出した。護身用に持ち歩いていたのだろう。だが、明らかに今から行おうとしているのは護身目的ではない。双子を害す為の行動だ。”俺の目の前で”二人を害そうとしている。そんなこと許されるわけがない。

「————」

 女が何か口にしているようだが何も聞こえない。いつの間にか集まっていた野次馬の声も、鳥のさえずりも、木々のざわめきも。何もかもが世界から消えた。音が消えたなら次に消えるべきは何だろう。俺は女に視線をやる。何故か先程までの激情が嘘みたいに消え失せ、ただただ怯えている。何を怖がる必要があるのだろう。どうせ――選ばれなかったものは消えるだけなのに。

「透さん!」
「ん? どうした嵐?」
「もう大丈夫だから!」

 何が大丈夫なんだろう? よく分からない。けれど嵐が大丈夫というなら大丈夫なのだろう。一呼吸置いて気が付いたが木々のざわめきが耳に入る。やじ馬たちの声が、鳥の声が。世界に音が戻っていた。
 女性はあれだけ執着していた双子を見向きもせずに、恐怖で引きつった表情のまま走り去った。多分だが、二度と俺達の前に現れることは無いだろう。何故かそう確信できた。

「帰ろう透さん」
「お、おう。そうだな」

 嵐は俺の手を引いて家へと向かって歩き出す。力強くて少し痛いが、何故か焦っている嵐に何も言えなかった。そうやって歩き出した俺達の背後で凪がぽつりと零していたのを、俺達は知らなかった。

「やはりお前は……堕とす側か」

 
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