【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『フランス人形のような少女』 【過去作リクエスト／ＮＯ．５７】

～『見地話せんり』 様～


　得てして美しい少女を形容する時に使われる言葉だが、
実際には「褒め言葉」になっていない。
　実在の「フランス人形」は、綺麗というよりは
寧ろ「不気味」な印象を想起させる。
　我々日本人に限った話かもしれないが、
特に「男」はフランス人形を綺麗とも可愛いともあまり想わないし、
いたとしても少数派であろう。
（大の男がお人形遊びですか……('A`)）
　まずは「作者」が本当にソレを美しいと想っているのか？
　そうでないなら「思考停止」の「テンプレ表現」以外の
何モノでもないし、なにより作者の気持ちが乗・っ・て・いない作品は
往々にして『つまらない』モノである。
『嘘』しか書いてないというコトだから。
（「虚構」を『現実』のモノとして具現化させるのが【創作】である）　

　大体なんで『フランス人形』が、
【攻撃】したり【魔法】使ってきたりするのだ？
　もうその時点で『フランス人形のような』ではないであろう。
　ただの“バケモノ”か或いは新型の「兵器」である。
当然「容姿」の描写など吹き飛んでしまっている。
　そもそも『フランス人形』自体が“中国語”と一緒で
その実・体・が存在しない概念だ。
　自分の「ラノベ」もそうだと言いたいのか？
　ソレはお手数かけたありがとう。
　でもわざわざ説明しなくても、
アンタの書いたラノベは最初から “素すっ空感からかん” である……('A`)