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第一章
⑭あなたのせいにして
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「・・・なんか、リリアンヌ、グレードアップしてない?」
「え?なにが?」
ローリエは朝の挨拶もそこそこに、リリアンヌを眺めて驚いていた。
「あ!制服新しくなったのよ。アニーが仕立屋と何度も打ち合わせて、特別仕様にしてくれたみたいで。見た目はほとんど分からないけど、胸のところに伸縮性だとか強度がどうとか。ずっと布で押さえてたから、やっと楽になったよー。いつも苦しかったんだから」
「どうりで・・・、すごい迫力。急に育ったみたいで、なんというか、驚愕と羨望と・・・」
「こんなの大きくなっても、邪魔なだけよ。肩は凝るし、服は入らないし、破れるし、走るときとか痛いし邪魔で動きづらいし」
「はぁー、一度で良いから言ってみたいわその台詞」
二人で朝からワイワイ話していると、リリアンヌを見つけたエリーナが近づいてきた。
「おはようございます。昨日はお見苦しいところをお見せして恥ずかしいです。あの、ありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ、余計なおせっかいだったら申し訳なかったわ。それで、エリザベスとは?」
「はい、おかげで様で。無事仲直り出来ました。本当にありがとうございました」
丁寧に礼をして、エリーナは席に戻っていった。
ローリエが、どういう事?という視線を送ってきたが、教師が来てしまったので、後で話すと合図をした。
エリーナとエリザベスが落ち着いたからといって、この件が終わりというわけではない。
エリーナには、様々な困難が待っている。リリアンヌはエリーナの背中に静かにエールを送った。
□□□
やはり、学園内は、しばらくアルフレッド王子とエリーナの噂で持ちきりだった。
男爵令嬢のエリーナは風当たりが強く、道を歩けばヒソヒソ話、私物を隠されたり、落書きをされたりと、エリザベスが守ってはいたが、様々な嫌がらせが続いていた。
そんな折、フェルナンド達、三学年生の山修行が終わり、無事学園に帰還した。
フェルナンドは帰ってきて早々、リリアンヌを生徒会会長室に呼び出した。
「失礼します」
ノックをして返事があり、部屋に入ると、少し日に焼けたフェルナンドが満面の笑みで迎えてくれた。
「お元気そうで良かったです。かなり過酷なものと聞き及んでおりましたので」
「心配してくれて、ありがとう。毎年天候が荒れるから酷いことになるのだけど、今年は恵まれてね。じつに平和に過ごすことができたよ」
「それは、とても良いことでございましたね」
「リリアンヌ」
フェルナンドが手を広げた。
これは、抱きしめる合図だと言うことは分かった。
だか、リリアンヌには、まずやるべき事があるのだ。
「殿下、その前に、少しよろしいですか」
「え?あぁ…」
フェルナンドをソファーに座らせて、リリアンヌは向かいに座った。
「殿下は大変な事であったと思いますが、こちらも色々とありまして。実のところを言わせていただくと、私は殿下との婚約を真剣に考えていませんでした」
「ごほっ…まぁそれはうすうす、そうはっきり言われると、ショックだね」
「ずっと、自分の恋愛については、考えないようにしておりました。しかし、殿下の事を真剣に考える令嬢を見て、私自身の責任について気がついたのです」
フェルナンドは、真っ直ぐと、真剣な目でリリアンヌを見ていた。リリアンヌは一呼吸おいて続けた。
「フェルナンド様にちゃんと向き合う事が大切だと、こうして膝を向き合わせて、真剣に話をする必要があると考えたのです。だって、婚約まではあっという間で、お互いの事はあまりに知らなすぎると思うのです」
「分かった」
「えっ…」
リリアンヌが熱く語ったのに対して、フェルナンドがあまりにアッサリと了承したので、リリアンヌは拍子抜けした。
「それはもちろん、私も考えていたんだ。離れている時間があったからね、こうして同じ学園に入って、ゆっくり話す時間も出来たし、これからは放課後はここへ来て語り合い、少しでもお互いを知り合えたらと思うんだけどどうかな」
「はい、私もそれが出来たら良いと思っておりました」
「そうだね、良かった良かった」
それじゃ話はついたからと、フェルナンドは、ニコニコと笑顔で手を広げてリリアンヌを呼んだ。
「だっだめです!殿下」
「え!!」
リリアンヌ思わず立ち上がって、後ろにするすると下がった。
「そのっ、だめなんです。殿下にぎゅっとされると、心臓がドキドキして、顔から湯気が出るくらい熱くなるし、考えなきゃいけないのに、何も考えられなくなって…だから」
喋りながら、すでに真っ赤になり、感情が高ぶって、涙目になってしまった。
「リリアンヌ…君はもう、私を試しているのかな」
フェルナンドは頭を抱えて蹲ってしまった。
体調が優れないのかと、リリアンヌは慌てて駆け寄った。
「大丈夫ですか!?殿下、申し訳ございません。お帰りになったばかりで、お疲れですよね。私全然気づかすに…うわぁ!!」
すっかり、気を抜いていたところを、フェルナンドに抱き竦められてしまった。
「いいんだよ、リリアンヌ。何も考えないで、私がこうしたいのだから、私のせいにすればいい」
でもそれはと言おうとしたが、フェルナンドの腕に込められた力がやけに真剣に思えて、リリアンヌ大人しく腕の中に収まることにした。
「そうだ、リリアンヌ、ジェイド・クラフトには気をつけて」
「クラフトというと、クラフト王国の王太子ですよね」
「あぁ、少しよくない噂があってね」
「というと・・・」
「まだ詳しくは話せないけど、とりあえず、近づいてきたら逃げて、話さないで、目も合わせちゃだめ!」
「ええ?!」
「分かったね」
「は、はい」
訳もわからず、同意させられてしまったが、下手に情報を与えて、巻き込みたくはないのだろう。
このタイミングで、生徒会の人がフェルナンドを呼びに来てしまったので、それ以上深くは聞けなかった。
また次回の約束をして、リリアンヌは会長室から出た。
□□□□□□
□おまけ□
教室へ戻る途中、やけに日焼けした、というか日焼けのレベルが尋常じゃない、焦げ付いた鍋のレベルまで黒い人が前から歩いてきたので、リリアンヌはポカンと眺めてしまった。
「よう!」
「ひっぃ!!」
突然話しかけられて、びっくりしたが、その声には覚えがあった。
「えっ・・・フレイムさま?」
「おー!久しぶり。リリアンヌ、元気そうだ」
確かに姿形はフレイムだ。元々浅黒いが、しかし、レベルが違う。肌は黒光りして、オレンジ色の頭の毛はチリチリになっているので、もはや別人だ。
「いっいったい、どうされたのですか?すごい日焼けされて・・・」
フェルナンドの軽い日焼けレベルと比べても、とても同じ訓練をしてたとは思えない。
「俺もなぜだか分からんが、剣技場の清掃係になってしまったんだ。遠征先についたら草むしりから始めて、毎日どこかしら壊れるから、補修に追われ、野郎共の服の洗濯やら、道具を洗ったり、屋根がないから、一日中外で過ごしていたらこうなった」
「そっそんな!王子自らそんな事を!!山修行とは、そんなに過酷なものなのですね。フェルナンド様は平和だったと仰っていたので、私はてっきりもっと軽いものかと・・・」
平和と聞いて、フレイムの目がギラリと光った。リリアンヌの肩をつかみ、必死の形相で聞いてくれ!と声を上げた。
「フェルナンド!やつは、俺には剣の訓練は必要ないと言って、代わりにブラシを持たせたんだ!リリアンヌ!悪いことは言わない、今なら間に合う、アイツは!あく…」
「フレイム」
言い終わらないうちに、突然名前を呼ばれたフレイムは、ビクっと体を揺らして固まった。
フレイムの後ろから、フェルナンドがひょっこり現れた。
「やぁ、リリアンヌ、ちょっとフレイムに用があって探していたんだ」
「あの…フレイム様、勢いが凄すぎて、何を仰っていたのか、分からなかったのですが…」
「あ!いーのいーの、こっちの話、さっ!フレイム行こうか」
フェルナンドはニコニコしてとても楽しそうに笑っていた。男同士のくだらない話なのかなと解釈した。
「まぁ、仲がよろしくて羨ましいですわ。では私もこれで」
ドレスを翻して、離れていく瞬間、リリア…と小さく聞こえた気がしたが、空耳だろう。
途中で振り返ると、肩を組んで楽しそうな男同士の背中が見えた。
二人は本当に仲が良いんだなと微笑ましい気持ちになった。
自分もローリエと、宿題でもやろうかなと、リリアンヌも教室へ戻る足を早めたのであった。
□□□
「え?なにが?」
ローリエは朝の挨拶もそこそこに、リリアンヌを眺めて驚いていた。
「あ!制服新しくなったのよ。アニーが仕立屋と何度も打ち合わせて、特別仕様にしてくれたみたいで。見た目はほとんど分からないけど、胸のところに伸縮性だとか強度がどうとか。ずっと布で押さえてたから、やっと楽になったよー。いつも苦しかったんだから」
「どうりで・・・、すごい迫力。急に育ったみたいで、なんというか、驚愕と羨望と・・・」
「こんなの大きくなっても、邪魔なだけよ。肩は凝るし、服は入らないし、破れるし、走るときとか痛いし邪魔で動きづらいし」
「はぁー、一度で良いから言ってみたいわその台詞」
二人で朝からワイワイ話していると、リリアンヌを見つけたエリーナが近づいてきた。
「おはようございます。昨日はお見苦しいところをお見せして恥ずかしいです。あの、ありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ、余計なおせっかいだったら申し訳なかったわ。それで、エリザベスとは?」
「はい、おかげで様で。無事仲直り出来ました。本当にありがとうございました」
丁寧に礼をして、エリーナは席に戻っていった。
ローリエが、どういう事?という視線を送ってきたが、教師が来てしまったので、後で話すと合図をした。
エリーナとエリザベスが落ち着いたからといって、この件が終わりというわけではない。
エリーナには、様々な困難が待っている。リリアンヌはエリーナの背中に静かにエールを送った。
□□□
やはり、学園内は、しばらくアルフレッド王子とエリーナの噂で持ちきりだった。
男爵令嬢のエリーナは風当たりが強く、道を歩けばヒソヒソ話、私物を隠されたり、落書きをされたりと、エリザベスが守ってはいたが、様々な嫌がらせが続いていた。
そんな折、フェルナンド達、三学年生の山修行が終わり、無事学園に帰還した。
フェルナンドは帰ってきて早々、リリアンヌを生徒会会長室に呼び出した。
「失礼します」
ノックをして返事があり、部屋に入ると、少し日に焼けたフェルナンドが満面の笑みで迎えてくれた。
「お元気そうで良かったです。かなり過酷なものと聞き及んでおりましたので」
「心配してくれて、ありがとう。毎年天候が荒れるから酷いことになるのだけど、今年は恵まれてね。じつに平和に過ごすことができたよ」
「それは、とても良いことでございましたね」
「リリアンヌ」
フェルナンドが手を広げた。
これは、抱きしめる合図だと言うことは分かった。
だか、リリアンヌには、まずやるべき事があるのだ。
「殿下、その前に、少しよろしいですか」
「え?あぁ…」
フェルナンドをソファーに座らせて、リリアンヌは向かいに座った。
「殿下は大変な事であったと思いますが、こちらも色々とありまして。実のところを言わせていただくと、私は殿下との婚約を真剣に考えていませんでした」
「ごほっ…まぁそれはうすうす、そうはっきり言われると、ショックだね」
「ずっと、自分の恋愛については、考えないようにしておりました。しかし、殿下の事を真剣に考える令嬢を見て、私自身の責任について気がついたのです」
フェルナンドは、真っ直ぐと、真剣な目でリリアンヌを見ていた。リリアンヌは一呼吸おいて続けた。
「フェルナンド様にちゃんと向き合う事が大切だと、こうして膝を向き合わせて、真剣に話をする必要があると考えたのです。だって、婚約まではあっという間で、お互いの事はあまりに知らなすぎると思うのです」
「分かった」
「えっ…」
リリアンヌが熱く語ったのに対して、フェルナンドがあまりにアッサリと了承したので、リリアンヌは拍子抜けした。
「それはもちろん、私も考えていたんだ。離れている時間があったからね、こうして同じ学園に入って、ゆっくり話す時間も出来たし、これからは放課後はここへ来て語り合い、少しでもお互いを知り合えたらと思うんだけどどうかな」
「はい、私もそれが出来たら良いと思っておりました」
「そうだね、良かった良かった」
それじゃ話はついたからと、フェルナンドは、ニコニコと笑顔で手を広げてリリアンヌを呼んだ。
「だっだめです!殿下」
「え!!」
リリアンヌ思わず立ち上がって、後ろにするすると下がった。
「そのっ、だめなんです。殿下にぎゅっとされると、心臓がドキドキして、顔から湯気が出るくらい熱くなるし、考えなきゃいけないのに、何も考えられなくなって…だから」
喋りながら、すでに真っ赤になり、感情が高ぶって、涙目になってしまった。
「リリアンヌ…君はもう、私を試しているのかな」
フェルナンドは頭を抱えて蹲ってしまった。
体調が優れないのかと、リリアンヌは慌てて駆け寄った。
「大丈夫ですか!?殿下、申し訳ございません。お帰りになったばかりで、お疲れですよね。私全然気づかすに…うわぁ!!」
すっかり、気を抜いていたところを、フェルナンドに抱き竦められてしまった。
「いいんだよ、リリアンヌ。何も考えないで、私がこうしたいのだから、私のせいにすればいい」
でもそれはと言おうとしたが、フェルナンドの腕に込められた力がやけに真剣に思えて、リリアンヌ大人しく腕の中に収まることにした。
「そうだ、リリアンヌ、ジェイド・クラフトには気をつけて」
「クラフトというと、クラフト王国の王太子ですよね」
「あぁ、少しよくない噂があってね」
「というと・・・」
「まだ詳しくは話せないけど、とりあえず、近づいてきたら逃げて、話さないで、目も合わせちゃだめ!」
「ええ?!」
「分かったね」
「は、はい」
訳もわからず、同意させられてしまったが、下手に情報を与えて、巻き込みたくはないのだろう。
このタイミングで、生徒会の人がフェルナンドを呼びに来てしまったので、それ以上深くは聞けなかった。
また次回の約束をして、リリアンヌは会長室から出た。
□□□□□□
□おまけ□
教室へ戻る途中、やけに日焼けした、というか日焼けのレベルが尋常じゃない、焦げ付いた鍋のレベルまで黒い人が前から歩いてきたので、リリアンヌはポカンと眺めてしまった。
「よう!」
「ひっぃ!!」
突然話しかけられて、びっくりしたが、その声には覚えがあった。
「えっ・・・フレイムさま?」
「おー!久しぶり。リリアンヌ、元気そうだ」
確かに姿形はフレイムだ。元々浅黒いが、しかし、レベルが違う。肌は黒光りして、オレンジ色の頭の毛はチリチリになっているので、もはや別人だ。
「いっいったい、どうされたのですか?すごい日焼けされて・・・」
フェルナンドの軽い日焼けレベルと比べても、とても同じ訓練をしてたとは思えない。
「俺もなぜだか分からんが、剣技場の清掃係になってしまったんだ。遠征先についたら草むしりから始めて、毎日どこかしら壊れるから、補修に追われ、野郎共の服の洗濯やら、道具を洗ったり、屋根がないから、一日中外で過ごしていたらこうなった」
「そっそんな!王子自らそんな事を!!山修行とは、そんなに過酷なものなのですね。フェルナンド様は平和だったと仰っていたので、私はてっきりもっと軽いものかと・・・」
平和と聞いて、フレイムの目がギラリと光った。リリアンヌの肩をつかみ、必死の形相で聞いてくれ!と声を上げた。
「フェルナンド!やつは、俺には剣の訓練は必要ないと言って、代わりにブラシを持たせたんだ!リリアンヌ!悪いことは言わない、今なら間に合う、アイツは!あく…」
「フレイム」
言い終わらないうちに、突然名前を呼ばれたフレイムは、ビクっと体を揺らして固まった。
フレイムの後ろから、フェルナンドがひょっこり現れた。
「やぁ、リリアンヌ、ちょっとフレイムに用があって探していたんだ」
「あの…フレイム様、勢いが凄すぎて、何を仰っていたのか、分からなかったのですが…」
「あ!いーのいーの、こっちの話、さっ!フレイム行こうか」
フェルナンドはニコニコしてとても楽しそうに笑っていた。男同士のくだらない話なのかなと解釈した。
「まぁ、仲がよろしくて羨ましいですわ。では私もこれで」
ドレスを翻して、離れていく瞬間、リリア…と小さく聞こえた気がしたが、空耳だろう。
途中で振り返ると、肩を組んで楽しそうな男同士の背中が見えた。
二人は本当に仲が良いんだなと微笑ましい気持ちになった。
自分もローリエと、宿題でもやろうかなと、リリアンヌも教室へ戻る足を早めたのであった。
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※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
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