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第四節 有償で絵師様を募集してみよう
カゴ様編 ~ラフ?~
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挿絵を依頼する場合、絵師様の方も挿絵のお仕事は初めてという場合が多いです。
表紙を依頼するアマチュアは珍しくないと思いますが、1枚絵を何枚も描いてもらう挿絵の場合、依頼総額が数万円から十万円を超えることも。
そこまでの情熱をもって小説を書いているアマチュアとなると、さすがにレアでしょう。
というわけで、短編の挿絵師様として、カゴ様に白羽の矢を立てた私は言いました。
「短編にも1枚だけ挿絵を入れたいので、印象に残ったシーンのラフを1枚お願いします」
賢者様の挿絵をお願いした桂様のラフはこんな感じだったので、こんな感じのものを想定していました。
そして届いた、カゴ様のラフ。……ラフ?
え、なんかこれ、ほぼ完成しているように見えるのは私の気のせいでしょうか……。
ていうか、どこでもいいと言ったのは私ですが、しまった。
よもや、バッドエンド分岐のクライマックスですと……!?
ここまで描き込まれたものは、ボツにしにくいんですが、すみません。
バッドエンドは避けて下さい、お願いします。
なんか、1キャラ1,000円でお願いしたキャラデザも、本編の挿絵をお願いしているのぶ様のキャラデザがこんな感じだったので、こんな感じのものを想定していたら。
のぶ様のキャラデザをベースにした、カゴ様のキャラデザ。
……。
依頼人としては嬉しいのですが、これ、ホントに1,000円でいいの?( ゚Д゚)
カゴ様は二次加工OKの絵師様なので、表紙にしてみました。
おお、たった3,000円でクオリティの高い表紙が2枚も手に入ったぞ。
こんなことがあっていいのか。
有償で描くのは初めてとのことで、どうやら、匙加減がわからないご様子。
ていうか、1,000円のキャラデザがコレで、5,000円の挿絵がアレですと……?
ううーむ。
いろんな絵師様がいらっしゃいますね!( ゚Д゚)9
さても、ボツになった挿絵の新たなるラフが届きました。
――おお!
え、すごい、これ素敵✨
描き直してもらってよかった!!(狂喜乱舞)
もちろんOKですが、ラフ? ラフってこんなに完成度高いものだっけ?
ていうか、カゴ様、コレを描けるのにアレを最初に提案してしまうのか……。
なんて、もったいない絵師様でしょうか。
この提案の仕方では、取れる依頼も取れないと思うのは、私の気のせいでしょうか。
たくさんの絵師様に依頼してきましたが、カゴ様は安定感あります。
デッサンがしっかりしていて、線画を頼めばハズレなし。
このラフがどう仕上がったかは、また次回、お話しするとして。
ラフの完成度がまだ高すぎる気がしたので、ボツになってもダメージが少ない段階でと言ってみたら、次の挿絵のラフはこれでした。
ラフっていうか線画ですね…。
うん、すごく綺麗。
ラフの完成度がまだ高すぎる気がしたので、これいきなり描いてるんでしょうかと確認したら、アナログでラフを描いているそうで。
それ、スマホで撮影してアップしてもらえればと言ったら、汚すぎてわからないと思います、とすごく遠慮してたけど、まぁ、そう言わず。
挿絵のお仕事は長丁場ですし、私はリテイクをかけまくるタイプ。
ラフ段階ではボツも珍しくありませんし。
絵師様の負担はなるべく軽くしておかないと、途中で疲れた絵師様に逃げられてしまいます。
カゴ様が汚い、汚いというから、アナログのラフ、そんなにやばいのかなと、わかんなかったらどうしようと、ちょっとビビリながら見せて頂きました。
え、綺麗じゃん!
ていうか、カゴ様、挿絵の才能ある!!
このシーンに必要な絵を完璧にわかっていらっしゃいますよ!!?
超少女漫画、ガラ〇の仮面の世界になっていますが、正しいです。このシーンはそういうシーンです。シリアスな展開の多い『悪役令嬢と十三霊の神々』渾身のギャグ回ザ・喜劇。
素晴らしい馬鹿っぽさ、パーフェクト!( ゚Д゚)9
京奈ちゃんの年齢をもうちょっと上げて、聖女の杖を追加して下さいと注文して、ラフOK。
だいぶ、慣れてきたカゴ様。
なんだ、スマホで撮影したアナログでいいのか――
あ、これ違う。
デゼルをこんな真剣な顔で説得なんてサイファ様しないな。
そこに邪神がいるシーンで、サイファ様がこんな厳しい表情じゃいけない。(なんでだよ)
このシーンはサイファ様の空気読まなさがすごい絵が欲しいんだ。
結論から先に言うと、この絵(↓)が欲しかった私がいろいろと注文し――
カゴ様のラフが進化(退化?)しました、『アタリ』!
先にボディラインだけ描いて、構図が決まってから服を着せるんだそうです。
アタリOKで右のラフになって、そして先にアップした線画に仕上がりました。
スバラ! スバラ!
大満足の仕上がりです、この絵が欲しかった✨
今回の内容は絵師様向けのように思われるかもしれませんが、挿絵を頼む場合、絵師様がラフ段階で気合入りすぎているようだと、たいてい、途中で続かなくなります。
描き直してと言いづらくて、納得行かない挿絵で気まずい思いをすることにもなりかねません。
依頼人の側から、ラフはもっとザツなものでいいんですよと、慣れない絵師様に声をかけてあげるのもまた、挿絵プロジェクトを成功に導くための、有効スキルの一つと言えましょう。
(慣れない絵師様だと、絵師様の側からはなかなかね。仕事をもらうための最初のサンプルにアタリを提出するのは勇気がいるし、いったん、気合の入りすぎたラフでお仕事を取ってしまったが最後、次の挿絵は手抜きのラフからでいいですかとは、言い出しにくいかもしれません。慣れてくれば、アタリ提出が当たり前になってくると思いますが)
それにしても、カゴ様の線画は安定してクオリティが高いです。神の領域です。
キャラのイメージを外さないし、場面のイメージがたまに間違ってても、修正をお願いしたら、綺麗に直ってくるからスゴイ。
こういう動きのある絵を、綺麗に描ける絵師様はすごく貴重ですよ。
バストアップだけ綺麗な絵師様なら山ほどいるんですけれど。
☆ カゴ様は私のお仕事がほぼ終わって、現在、お仕事募集中です。
https://skima.jp/profile?id=157340
※ 1,000円のキャラデザは私の(4万円の挿絵のお仕事の)サンプル・リクエスト向けに描いて頂いたもので、カゴ様の通常価格とは異なります。
表紙を依頼するアマチュアは珍しくないと思いますが、1枚絵を何枚も描いてもらう挿絵の場合、依頼総額が数万円から十万円を超えることも。
そこまでの情熱をもって小説を書いているアマチュアとなると、さすがにレアでしょう。
というわけで、短編の挿絵師様として、カゴ様に白羽の矢を立てた私は言いました。
「短編にも1枚だけ挿絵を入れたいので、印象に残ったシーンのラフを1枚お願いします」
賢者様の挿絵をお願いした桂様のラフはこんな感じだったので、こんな感じのものを想定していました。
そして届いた、カゴ様のラフ。……ラフ?
え、なんかこれ、ほぼ完成しているように見えるのは私の気のせいでしょうか……。
ていうか、どこでもいいと言ったのは私ですが、しまった。
よもや、バッドエンド分岐のクライマックスですと……!?
ここまで描き込まれたものは、ボツにしにくいんですが、すみません。
バッドエンドは避けて下さい、お願いします。
なんか、1キャラ1,000円でお願いしたキャラデザも、本編の挿絵をお願いしているのぶ様のキャラデザがこんな感じだったので、こんな感じのものを想定していたら。
のぶ様のキャラデザをベースにした、カゴ様のキャラデザ。
……。
依頼人としては嬉しいのですが、これ、ホントに1,000円でいいの?( ゚Д゚)
カゴ様は二次加工OKの絵師様なので、表紙にしてみました。
おお、たった3,000円でクオリティの高い表紙が2枚も手に入ったぞ。
こんなことがあっていいのか。
有償で描くのは初めてとのことで、どうやら、匙加減がわからないご様子。
ていうか、1,000円のキャラデザがコレで、5,000円の挿絵がアレですと……?
ううーむ。
いろんな絵師様がいらっしゃいますね!( ゚Д゚)9
さても、ボツになった挿絵の新たなるラフが届きました。
――おお!
え、すごい、これ素敵✨
描き直してもらってよかった!!(狂喜乱舞)
もちろんOKですが、ラフ? ラフってこんなに完成度高いものだっけ?
ていうか、カゴ様、コレを描けるのにアレを最初に提案してしまうのか……。
なんて、もったいない絵師様でしょうか。
この提案の仕方では、取れる依頼も取れないと思うのは、私の気のせいでしょうか。
たくさんの絵師様に依頼してきましたが、カゴ様は安定感あります。
デッサンがしっかりしていて、線画を頼めばハズレなし。
このラフがどう仕上がったかは、また次回、お話しするとして。
ラフの完成度がまだ高すぎる気がしたので、ボツになってもダメージが少ない段階でと言ってみたら、次の挿絵のラフはこれでした。
ラフっていうか線画ですね…。
うん、すごく綺麗。
ラフの完成度がまだ高すぎる気がしたので、これいきなり描いてるんでしょうかと確認したら、アナログでラフを描いているそうで。
それ、スマホで撮影してアップしてもらえればと言ったら、汚すぎてわからないと思います、とすごく遠慮してたけど、まぁ、そう言わず。
挿絵のお仕事は長丁場ですし、私はリテイクをかけまくるタイプ。
ラフ段階ではボツも珍しくありませんし。
絵師様の負担はなるべく軽くしておかないと、途中で疲れた絵師様に逃げられてしまいます。
カゴ様が汚い、汚いというから、アナログのラフ、そんなにやばいのかなと、わかんなかったらどうしようと、ちょっとビビリながら見せて頂きました。
え、綺麗じゃん!
ていうか、カゴ様、挿絵の才能ある!!
このシーンに必要な絵を完璧にわかっていらっしゃいますよ!!?
超少女漫画、ガラ〇の仮面の世界になっていますが、正しいです。このシーンはそういうシーンです。シリアスな展開の多い『悪役令嬢と十三霊の神々』渾身のギャグ回ザ・喜劇。
素晴らしい馬鹿っぽさ、パーフェクト!( ゚Д゚)9
京奈ちゃんの年齢をもうちょっと上げて、聖女の杖を追加して下さいと注文して、ラフOK。
だいぶ、慣れてきたカゴ様。
なんだ、スマホで撮影したアナログでいいのか――
あ、これ違う。
デゼルをこんな真剣な顔で説得なんてサイファ様しないな。
そこに邪神がいるシーンで、サイファ様がこんな厳しい表情じゃいけない。(なんでだよ)
このシーンはサイファ様の空気読まなさがすごい絵が欲しいんだ。
結論から先に言うと、この絵(↓)が欲しかった私がいろいろと注文し――
カゴ様のラフが進化(退化?)しました、『アタリ』!
先にボディラインだけ描いて、構図が決まってから服を着せるんだそうです。
アタリOKで右のラフになって、そして先にアップした線画に仕上がりました。
スバラ! スバラ!
大満足の仕上がりです、この絵が欲しかった✨
今回の内容は絵師様向けのように思われるかもしれませんが、挿絵を頼む場合、絵師様がラフ段階で気合入りすぎているようだと、たいてい、途中で続かなくなります。
描き直してと言いづらくて、納得行かない挿絵で気まずい思いをすることにもなりかねません。
依頼人の側から、ラフはもっとザツなものでいいんですよと、慣れない絵師様に声をかけてあげるのもまた、挿絵プロジェクトを成功に導くための、有効スキルの一つと言えましょう。
(慣れない絵師様だと、絵師様の側からはなかなかね。仕事をもらうための最初のサンプルにアタリを提出するのは勇気がいるし、いったん、気合の入りすぎたラフでお仕事を取ってしまったが最後、次の挿絵は手抜きのラフからでいいですかとは、言い出しにくいかもしれません。慣れてくれば、アタリ提出が当たり前になってくると思いますが)
それにしても、カゴ様の線画は安定してクオリティが高いです。神の領域です。
キャラのイメージを外さないし、場面のイメージがたまに間違ってても、修正をお願いしたら、綺麗に直ってくるからスゴイ。
こういう動きのある絵を、綺麗に描ける絵師様はすごく貴重ですよ。
バストアップだけ綺麗な絵師様なら山ほどいるんですけれど。
☆ カゴ様は私のお仕事がほぼ終わって、現在、お仕事募集中です。
https://skima.jp/profile?id=157340
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