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エピローグ

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 王宮の地下牢へ、一人の罪人が追加された。
『自分の罪を認め、謝罪をする』そんな簡単な酌量すらも飲めずに、連れてこられた一人の娘。

「お姉さまばかりずるい、ずるいわ!」

 ある意味その執念だけは称賛できるものだったのかもしれないが。
 彼女を訪ねてくるものは最後まで、誰一人いなかったという。
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