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牢獄と喫茶店
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ポイントをため終えた堂之内は一人、脱出に向けて歩いていた。
「ふうっー結構やったなぁ~ランキング上位者8人の能力改造やっと終わったぜ~。まぁこれでやっと街から出られる……。えーと確かゲートはっと。」
・3,000ポイントを貯めた参加者は街の外れにあるゲートを通過して初めて脱出を認められる。
ゲートに辿り着いた堂之内だったが脱出する事は叶わなかった。いや、何故今まで脱出者が出なかったのか、その理由を知った。
「何だこれは、檻?これも何かの能力なのか?」
ゲートの通り道の一切を封じるかのように大きな檻が穴にぴったりと嵌っている。と、中からゴソゴソと音が聞こえ、ボロボロになった男が現れた。
「人か?久しぶりに見るなぁ……。あいつがここに檻を仕掛けてあんたが初めての訪問者だよ……。檻は恐らく壊せない。無駄な努力はしない方が良いよ。え、何で俺がこうなっているのかって?まぁ良いよ。教えてあげるよ。どうせ俺はもうここで死を待つだけの男だ。退屈しのぎに能力まで全部話してやろう。」
そう言うと男はこうなった経緯について語り始めた。
俺の名は斎藤心。No.は66だ。俺の能力は死神のきまぐれっつってな……(省略)。それでまぁ、一回だけなら支障無いと思って俺は能力を発動した。その時は確か……。1日目が終わる寸前ぐらいだったなぁ。能力の標的を探すために所持ポイントランキングを見たすぐ後だった。
「おぉ何だこれ!?6150ポイント?やっぱ1位はすげぇなぁ~。2位は……。3230ポイントか。まぁこれで充分だなぁ。
さて、やるか。いつやっても結局同じだからな。殺される前に俺の勝ち方でやるしかないからな。決心が揺るがない内にやっちまわないと。」
きまぐれな死神、発動!
すると斎藤の眼の前に手の平に乗るくらいの死神が現れた。
「おぉ主人よ。遂に私の出番ですね~!主人は運が良い、今は何となく66を選ぶ気分ではない。さあ、何の数字にしますか?2つ指定してくださいね!」
死神の弱冠高めのテンションに少々押されながらも斎藤はきっぱりと宣言した。
「70番と77番だ。頼むぞ、死神!これで俺は街を出られる……。」
「フンフ、フンフ、フーーンっとさあさあいきますよ~?俺の今の気分は……77!!では、早速仕事してきます。」
言うや否や死神は虚空に消えてしまった。
「はぁぁぁー。マジで心臓に悪い……。まぁ良いよこれで3,000ポイント貯まったんだ。さっさとこんなゲーム終わらせちまおう。」
死神は5分程で帰って来た。
「主人、仕事は完遂しました!私の力が借りたければまたいつでも呼んでくださいね!」
「よし、成功だな!しかしこいつ、どうやって3,000ポイントも稼いだのか……。」
俺はポイント強奪者が見られるポイント獲得履歴を開いた。
「うおっ何だこれ!?全部隠してあったポイントか!しかも3,000ポイントってことは全隠しポイントを77番が見つけたみたいだな……。強運の能力か何かかな?77番だし……。」
No.77
ー幸運の女神ー
発動している間あらゆる物に当たりやすくなる。
そんな事情で3,000ポイントを稼いだ俺はゲートに急いだ。
「それで、ここを通ろうとした瞬間にこの檻に囲まれたんだ。詳細は分からなかったがその後一度だけ来た使用者に
・この檻は1時間に10ポイントを捕まってるやつから吸い出す
・この檻は俺を倒さない限り絶対に壊れない
と言われたんだ。分かっただろう?君が外に出るためには先にこの檻を作ったやつを倒さなければならない。」
そう言うと斎藤はまた、檻の奥に戻っていってしまった。
堂之内は途方に暮れてしまった。檻の使用者を倒すまでゲートは開かない?参ったなぁ。俺の能力は戦闘用じゃないし……。しばらく迷った堂之内だったが遂に決心しレールへ電話をかけ始めた。
「あぁ、俺だ堂之内だ。こういう事情で街を出られなくなってしまって。」
「フン、それで行く当てもないからうちへ転がり込もうってわけか。いいぜ、お前には借りがあるからな……。但しこれでなし、今から俺たち2人の関係は貸借りなしのクリーンな状態だ。その上で誓え、俺に絶対服従し、惜しみなく能力を使うと。」
「あぁ分かった。、こっちも危害加えられなきゃ何でもやってやるよ。もう3,000ポイントは稼ぎきったからな……。」
No.71 小向 麗華
ー牢獄王ー
自分の描いた円の中に人が両足を踏み入れ、その状態を相手に気づかれないまま監視仕切ると能力発動。事前に決めていた形に檻が出現し、1時間10ポイントペースで捕獲した人間からポイントを吸い出す。
*・檻の維持のために1日檻1つにつき100ポイントを消費する。
・何をやっても檻自体は壊れないが、使用者か捕獲者のどちらかが死亡した場合、又は使用者が誰かに直に触れられてしまった時、檻は解除される。
=住宅街=
「ハァッ!ハァッ!チクショウ!なんでこんな化けものに追われなくちゃいけねえんだよ!」
No.26 夢露 須むろ もとむ (決してメロスではない)
ーアンカーー
三日に一度だけ意志の続く限り走り続けることができる。立ち止まると能力の効果は切れる。死にはしないしスタミナも尽きないが普通に苦しい。
「おいおい!逃げてばっかじゃつまんねえだろうが!」
「ヒィィィィィ!クルシイ!でも止まったらだめだ!」
思えば何か騒がしいからと音のするほうへ行ったのが間違いだった。そこにいたのはいくつも能力を使う戦闘凶、当然僕もターゲットになるわけで、今に至るというわけだ。
もうかれこれ4時間はこの鬼ごっこを続けている、そろそろ僕の心が持たない、しかもあいつテレポート持ちである。さすがに飛べる場所は限られてるみたいだがそれでも恐ろしいことに変わりはない。
「コヒュー、コヒュー…」
もう…無理かもしれない…もう何でもいい、この苦痛から逃れられるならなんだってしてやる。誰か助けて…
「ヨウコソ!」
もう何回か通った交差点の角を左に曲がる…そこで景色がいきなり変わった。
「…なんだ?コレ?」
立ち止まってしまったが気にする余裕はない、気が付けば僕は喫茶店に立っていた。
「「「「「「ようこそ」」」」」」
「へっ?」
目の前には眼鏡の男性に”妙齢の女性”、椅子に座る老婆に髪をいじる若い女の子、そしておかっぱ頭とぼさぼさ頭の少年二人だ。
「なにがなんだかわからないって顔してるね、ふっふっふこのボクが説明しよう!」
おかっぱ少年が元気に告げる、僕は死んだのかな天国は思ったよりしょぼかったようだ。この少年は天使か何かかな?
「ああ、まず君はまだ生きていて、ゲームに参加したままだからそこらへんはきちんと理解しておいてくれ」
”目つきの鋭い女性”がぶっきらぼうに告げる。
死んでなかったのか…
「まあまずぼくから此処の説明をしよう、ここはぼくらの能力を組み合わせて作った場所だ。安全は保障しよう。」
眼鏡の男性がやんわりと告げる
「そして君、ここに来る前に何か願っただろう?そう、例えば”何でもするから助けが欲しい”とかね」
「な、なんでそれを…」
「そのくらいの願いじゃないと通過できないのさ。ぼくの能力はね…ああ、あとついでに自己紹介もしておこう」
No.64 四条 優吾
ーETCー
ポイントを消費して見えない門を作る、門の条件によって消費するポイントは変わる。
喫茶店への門
条件
・一度この門を通った人間に絶対に危害を加えない者
・門を作成した人間にに逆らわない者
・上記の条件に当てはまらない者は門を透過する(通るわけではない)
「まあもちろんこんな人間はいるわけがないから当然ながら門は開かないけど」
「それをあたしの能力で遵守させるのさ…」
No.88 今井 トメ
ー契約ー
契約条件を決定し、その条件に同意した者を契約で縛る。同意は行動で示さなくとも心の中で同意していれば受理される。また、契約に代償を作ることで契約内容を疑似能力のようにして使うこともできる。この場合契約対象は無機物にまで及ぶ
「まあつまり、トメ婆さんの契約を門の前に置いてあるんだけど、それに同意したら門が開いて…」
「ボクの能力でここに飛ぶのさ!」
No.57 遠藤 裕也
ー召喚陣ー
陣を作成し、その上に乗ったものを自動で自分のもとに飛ばす
「陣は門とぴったり重なってるからね!門が開かなきゃ踏めないんだ!」
「んーとね、それからぼくぁの能力で店を隠すんだ」
No.68 喜島 茂吉
ー陰影引籠ー
自身の存在と自身を匿う建物を認識できなくする(任意発動)
「んで、アタシが無差別攻撃防衛だよ」
No.49 雲架 澪
ー意思ナキ力ハ力ニ非ズー
自身を認識していない状態での攻撃を無効化する
「最後に小生だね、僕の能力は役に立たないけど、吾輩はランキング3位だ、だからわたくしは食料調達を担当しているよ」
No.3 ”何原 豊”
「まあ、自己紹介は終わったところで君の名前は?」
四条さんは優しく微笑みかけてくる、その笑みに温かさを感じ僕も笑顔で自己紹介した。
…でもその時の僕は四条さんの表情が一瞬崩れたのを見過ごした。
「ふうっー結構やったなぁ~ランキング上位者8人の能力改造やっと終わったぜ~。まぁこれでやっと街から出られる……。えーと確かゲートはっと。」
・3,000ポイントを貯めた参加者は街の外れにあるゲートを通過して初めて脱出を認められる。
ゲートに辿り着いた堂之内だったが脱出する事は叶わなかった。いや、何故今まで脱出者が出なかったのか、その理由を知った。
「何だこれは、檻?これも何かの能力なのか?」
ゲートの通り道の一切を封じるかのように大きな檻が穴にぴったりと嵌っている。と、中からゴソゴソと音が聞こえ、ボロボロになった男が現れた。
「人か?久しぶりに見るなぁ……。あいつがここに檻を仕掛けてあんたが初めての訪問者だよ……。檻は恐らく壊せない。無駄な努力はしない方が良いよ。え、何で俺がこうなっているのかって?まぁ良いよ。教えてあげるよ。どうせ俺はもうここで死を待つだけの男だ。退屈しのぎに能力まで全部話してやろう。」
そう言うと男はこうなった経緯について語り始めた。
俺の名は斎藤心。No.は66だ。俺の能力は死神のきまぐれっつってな……(省略)。それでまぁ、一回だけなら支障無いと思って俺は能力を発動した。その時は確か……。1日目が終わる寸前ぐらいだったなぁ。能力の標的を探すために所持ポイントランキングを見たすぐ後だった。
「おぉ何だこれ!?6150ポイント?やっぱ1位はすげぇなぁ~。2位は……。3230ポイントか。まぁこれで充分だなぁ。
さて、やるか。いつやっても結局同じだからな。殺される前に俺の勝ち方でやるしかないからな。決心が揺るがない内にやっちまわないと。」
きまぐれな死神、発動!
すると斎藤の眼の前に手の平に乗るくらいの死神が現れた。
「おぉ主人よ。遂に私の出番ですね~!主人は運が良い、今は何となく66を選ぶ気分ではない。さあ、何の数字にしますか?2つ指定してくださいね!」
死神の弱冠高めのテンションに少々押されながらも斎藤はきっぱりと宣言した。
「70番と77番だ。頼むぞ、死神!これで俺は街を出られる……。」
「フンフ、フンフ、フーーンっとさあさあいきますよ~?俺の今の気分は……77!!では、早速仕事してきます。」
言うや否や死神は虚空に消えてしまった。
「はぁぁぁー。マジで心臓に悪い……。まぁ良いよこれで3,000ポイント貯まったんだ。さっさとこんなゲーム終わらせちまおう。」
死神は5分程で帰って来た。
「主人、仕事は完遂しました!私の力が借りたければまたいつでも呼んでくださいね!」
「よし、成功だな!しかしこいつ、どうやって3,000ポイントも稼いだのか……。」
俺はポイント強奪者が見られるポイント獲得履歴を開いた。
「うおっ何だこれ!?全部隠してあったポイントか!しかも3,000ポイントってことは全隠しポイントを77番が見つけたみたいだな……。強運の能力か何かかな?77番だし……。」
No.77
ー幸運の女神ー
発動している間あらゆる物に当たりやすくなる。
そんな事情で3,000ポイントを稼いだ俺はゲートに急いだ。
「それで、ここを通ろうとした瞬間にこの檻に囲まれたんだ。詳細は分からなかったがその後一度だけ来た使用者に
・この檻は1時間に10ポイントを捕まってるやつから吸い出す
・この檻は俺を倒さない限り絶対に壊れない
と言われたんだ。分かっただろう?君が外に出るためには先にこの檻を作ったやつを倒さなければならない。」
そう言うと斎藤はまた、檻の奥に戻っていってしまった。
堂之内は途方に暮れてしまった。檻の使用者を倒すまでゲートは開かない?参ったなぁ。俺の能力は戦闘用じゃないし……。しばらく迷った堂之内だったが遂に決心しレールへ電話をかけ始めた。
「あぁ、俺だ堂之内だ。こういう事情で街を出られなくなってしまって。」
「フン、それで行く当てもないからうちへ転がり込もうってわけか。いいぜ、お前には借りがあるからな……。但しこれでなし、今から俺たち2人の関係は貸借りなしのクリーンな状態だ。その上で誓え、俺に絶対服従し、惜しみなく能力を使うと。」
「あぁ分かった。、こっちも危害加えられなきゃ何でもやってやるよ。もう3,000ポイントは稼ぎきったからな……。」
No.71 小向 麗華
ー牢獄王ー
自分の描いた円の中に人が両足を踏み入れ、その状態を相手に気づかれないまま監視仕切ると能力発動。事前に決めていた形に檻が出現し、1時間10ポイントペースで捕獲した人間からポイントを吸い出す。
*・檻の維持のために1日檻1つにつき100ポイントを消費する。
・何をやっても檻自体は壊れないが、使用者か捕獲者のどちらかが死亡した場合、又は使用者が誰かに直に触れられてしまった時、檻は解除される。
=住宅街=
「ハァッ!ハァッ!チクショウ!なんでこんな化けものに追われなくちゃいけねえんだよ!」
No.26 夢露 須むろ もとむ (決してメロスではない)
ーアンカーー
三日に一度だけ意志の続く限り走り続けることができる。立ち止まると能力の効果は切れる。死にはしないしスタミナも尽きないが普通に苦しい。
「おいおい!逃げてばっかじゃつまんねえだろうが!」
「ヒィィィィィ!クルシイ!でも止まったらだめだ!」
思えば何か騒がしいからと音のするほうへ行ったのが間違いだった。そこにいたのはいくつも能力を使う戦闘凶、当然僕もターゲットになるわけで、今に至るというわけだ。
もうかれこれ4時間はこの鬼ごっこを続けている、そろそろ僕の心が持たない、しかもあいつテレポート持ちである。さすがに飛べる場所は限られてるみたいだがそれでも恐ろしいことに変わりはない。
「コヒュー、コヒュー…」
もう…無理かもしれない…もう何でもいい、この苦痛から逃れられるならなんだってしてやる。誰か助けて…
「ヨウコソ!」
もう何回か通った交差点の角を左に曲がる…そこで景色がいきなり変わった。
「…なんだ?コレ?」
立ち止まってしまったが気にする余裕はない、気が付けば僕は喫茶店に立っていた。
「「「「「「ようこそ」」」」」」
「へっ?」
目の前には眼鏡の男性に”妙齢の女性”、椅子に座る老婆に髪をいじる若い女の子、そしておかっぱ頭とぼさぼさ頭の少年二人だ。
「なにがなんだかわからないって顔してるね、ふっふっふこのボクが説明しよう!」
おかっぱ少年が元気に告げる、僕は死んだのかな天国は思ったよりしょぼかったようだ。この少年は天使か何かかな?
「ああ、まず君はまだ生きていて、ゲームに参加したままだからそこらへんはきちんと理解しておいてくれ」
”目つきの鋭い女性”がぶっきらぼうに告げる。
死んでなかったのか…
「まあまずぼくから此処の説明をしよう、ここはぼくらの能力を組み合わせて作った場所だ。安全は保障しよう。」
眼鏡の男性がやんわりと告げる
「そして君、ここに来る前に何か願っただろう?そう、例えば”何でもするから助けが欲しい”とかね」
「な、なんでそれを…」
「そのくらいの願いじゃないと通過できないのさ。ぼくの能力はね…ああ、あとついでに自己紹介もしておこう」
No.64 四条 優吾
ーETCー
ポイントを消費して見えない門を作る、門の条件によって消費するポイントは変わる。
喫茶店への門
条件
・一度この門を通った人間に絶対に危害を加えない者
・門を作成した人間にに逆らわない者
・上記の条件に当てはまらない者は門を透過する(通るわけではない)
「まあもちろんこんな人間はいるわけがないから当然ながら門は開かないけど」
「それをあたしの能力で遵守させるのさ…」
No.88 今井 トメ
ー契約ー
契約条件を決定し、その条件に同意した者を契約で縛る。同意は行動で示さなくとも心の中で同意していれば受理される。また、契約に代償を作ることで契約内容を疑似能力のようにして使うこともできる。この場合契約対象は無機物にまで及ぶ
「まあつまり、トメ婆さんの契約を門の前に置いてあるんだけど、それに同意したら門が開いて…」
「ボクの能力でここに飛ぶのさ!」
No.57 遠藤 裕也
ー召喚陣ー
陣を作成し、その上に乗ったものを自動で自分のもとに飛ばす
「陣は門とぴったり重なってるからね!門が開かなきゃ踏めないんだ!」
「んーとね、それからぼくぁの能力で店を隠すんだ」
No.68 喜島 茂吉
ー陰影引籠ー
自身の存在と自身を匿う建物を認識できなくする(任意発動)
「んで、アタシが無差別攻撃防衛だよ」
No.49 雲架 澪
ー意思ナキ力ハ力ニ非ズー
自身を認識していない状態での攻撃を無効化する
「最後に小生だね、僕の能力は役に立たないけど、吾輩はランキング3位だ、だからわたくしは食料調達を担当しているよ」
No.3 ”何原 豊”
「まあ、自己紹介は終わったところで君の名前は?」
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