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エピローグ そして
明日は明日の風が吹く
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五年後の秋。
一連の騒動および結婚式が終わってからも、俺は仲間達と交流を続けている。
俺達は二年前……騒動から三年と少し後に無事、ウェンディル学園を卒業した。
俺とガラテヤ様は、最後の一年目には二人とも、学生にしては珍しいAランク冒険者となり、無事に卒業。
ベルメリア邸へ一度は戻ったものの、やはりガラテヤ様の「前線で人々を助けたい」という果てなき夢に付き合うため、すぐに冒険者として、ここ一年と少しは、二人でフィオレリア王国中を巡っている。
現在の俺は二十一歳で、ガラテヤ様は十七歳。
ガラテヤ様は、とうとう「尊姉ちゃん」だった時期よりも、「ガラテヤ様」として生きていた時間の方が長くなってしまった。
しかし肉体はともかく、俺もガラテヤ様も、あまり以前と大きくは変わっていない。
少し変わったことがあるといえば、騎士とお嬢様の言葉がそれぞれ板についてきたことだろうか。
……あれから、霊の力は五年間、一度も使っていない。
単純に消耗が激しすぎるという点に加え、そもそも読んで字の如く「魂を削る力」であるため、俺かガラテヤ様の魂が擦り切れて死なない保証が無いためである。
せっかく掴んだ未来を、ただ無理をしたというだけで失いたくは無いというのは、俺もガラテヤ様も同じであった。
とにかく、正式に夫婦となった俺とガラテヤ様は、今でも元気に冒険者をやっています、ということだ。
ファーリちゃんは、騒動の後もベルメリア軍から派遣された武官として、正式にウェンディル学園で探索や戦闘のイロハを教わり、俺達と共に卒業した。
現在、十五歳になった彼女は、ベルメリア領の用心棒となって久しい元猟兵……もとい「遊撃隊」となった「獣道」の頭目となり、魔物や盗賊相手にブイブイ言わせているようである。
半年ほど前、久しぶりに会った時には、少しハキハキと喋るようになった……気がした。
しかし、身長はあまり伸びないままま、成長期は終わってしまったようである。
本人はこれからもっと背丈も胸も大きくなると意気込んでいたが、正直、望みも胸も薄いままだろう……だなんて、口が裂けても言えない。
メイラークム先生は、今もウェンディル学園で保健室で医学を学びながら、学生の手当てをしている。
また、俺達が卒業する頃から武術を教える機会が週に一コマ入ったらしく、彼女のキックを目当てに、少なくない数の学生が講義をとるようになったそうな。
メイラークム先生の華麗な蹴りを見ることが目的の学生もいれば、訓練の際に受けることが目的の学生もいるらしい。
ここ最近になって、いくつかの子爵家や男爵家からお見合いの話が入ったらしいが……「タイプじゃないから」の一点張りで、全て断ってしまったと聞いた。
意外に無茶苦茶なところもあるものだ。
メイラークム先生、今になっても謎が残る人である。
ケーリッジ先生は今も教員を続けながら、しかし担当する講義をかなり減らして、冒険者に復帰したらしい。
しばらくはパワードスーツ・「ゴリアテ」を身に纏って活動していたが、いつの間にか、障害を負う前とまではいかずとも、少し闘う程度ならば何の違和感も覚えない程に、全身が動くようになっていたと聞いている。
補助ありでも全身を使って動くことで、動かしていなかった部分の動かし方を身体が思い出したのだろうか。
パワードスーツをを使うことは、動かなくなった部位を動かすだけではなく、良いリハビリにもなったということだろう。
今はもう、Aランクを超える特別枠の冒険者へと昇格したらしいが……この手記に、そのランク名を残すべきではないと口止めされたため、これは俺達の記憶に留めておくとしよう。
今後、ケーリッジ先生の冒険者活動における何かしらを書き残す必要が出てきた際は、「Sランク」とでもしておこうか。
彼女が王国やギルド本部によって、極秘任務を任されたエージェントにされる日も遠くは無いのかもしれない。
もっとも、彼女がそれを望んでいない場合は、ベルメリア家が使える限りのコネを用いて引き留めるつもりではあるが。
何なら、国やギルドに手を打たれる前に、ベルメリア家のエージェントという扱いにしてしまっても良いのではないだろうか。
……今でも時々、俺達は死んでしまった仲間達の墓に顔を出す。
マーズさん、ムーア先生、バグラディの墓は、一時はベルメリア邸に仮のものが作られたものの、マーズさんとバグラディはロックスティラ家に、ムーア先生とアドラさんは王国軍の基地に、それぞれの墓が作られたと聞いた。
ベルメリア邸のものは、「魂が一時的に帰ってくることがあれば、仮拠点として使えるように」と残っているが……マーズさん以外は、あまり希望を持てないだろう。
マーズさんとバグラディの墓が隣同士に置かれたことは、せめてもの救いと言うべきだろうか。
バグラディに関してだが、正式には罪人であるため、本来ならキース監獄跡の無縁墓地に名を刻まれるだけの予定だったらしい。
しかし、マーズさんが死んでも彼女を想い続けた者として、せめて墓だけでも隣に作ってあげようと、レイティル第七隊長もといマーズさんの父が名乗りを挙げたことで、ロックスティラ家に墓を作られることになったそうな。
彼らの墓は、遺骨も肉片も埋まっていない、言ってしまえば「ただの石板」であるため、そう考えてしまえば意味など無いのだろう。
しかし、その石板に意味を見出し、そして死した彼らを想うことができるのは、現世に残された俺達である。
だからこそ、俺達は死ぬまで、定期的に彼らの墓へ顔を出すつもりだ。
墓に祈るためではなく、死んでいった彼らを忘れないため、そして彼らが、せめて俺達が死ぬまでは忘れられないために。
……俺とガラテヤ様は今、東の小さな町、「グォールコーエ」に来ている。
「ジィン、何か良い依頼は見つかった?」
「これなんてどう?こういうの、ガラテヤ様なら、首を突っ込まずにはいられないハズだけど」
「いいわね。困ってる少女を放ってはおけないもの」
「よし、じゃあ決まりで!受付行ってくる!」
「お願~い」
ギルドのグォールコーエ支部の受付に、俺は一枚の依頼書を提出する。
「すいませーん!俺達、この依頼を受けたくて!手続きお願いします!」
依頼書に書いてある内容は、猫の捜索依頼。
先日、隣の村が魔物による襲撃を受けた際に、逃げてしまった猫が見つかっていないのだそうだ。
依頼をしたのは幼い少女。
依頼主が依頼主だけに、報酬は初心者でも渋る程度だったが、今まで上位ランクらしい依頼もこなしてきた俺達には、依頼料など些細なものであった。
魔物による襲撃があった村であるというのは物騒だが、今は村も復興作業を始めているそうで、血みどろの戦いは起きないだろうが……。
俺達は以前、「ラナ」と名乗っていたファーリちゃんに騙し討ちを喰らったことがあるため、一応の注意はしておこう。
依頼書には挑戦を承認するハンコが押され、それは受付の引き出しへ入れられる。
「さあ、久しぶりの猫探しといこうかしら」
「よーっし!あ、そうだ。久々に俺も敬語使います?」
「いいわよ、今更。一年生の頃を思い出して恥ずかしくなるもの」
「そっか!……今度、皆でウェンディル学園に集まろうって手紙書こうと思うんだ。ウェンディル学園に」
「いいわね!皆……それぞれに会うことはあったけれど、五人で会うのは久しぶりね」
「そうそう!だからそろそろ、会っておきたくて!それで……」
俺とガラテヤ様は、来るべき仲間達との再会について話しながら、現場付近まで向かう相乗りの馬車へ乗り込む。
最近は相乗りの大型馬車が流行っているらしく、少し貧しい生活を送っている人でも乗ることができる程度には安価らしい。
つい数年前までは自家用車とタクシーしか無かった状態に、バスが現れ、一気に広まったような感覚である。
俺は今、ガラテヤ様に肩へ寄りかかられながら、相乗りの馬車に揺られている。
前方から感じる風が心地良い。
昨日も、今日も、そして明日も、きっとこの世界には、きっと綺麗な風が吹く。
ガラテヤ様の髪を咥え、耳をくすぐる風は、今日も暖かく、俺達の心を、そして命を繋げているのであろう。
少し下手に格好つけたようなことを思いながら、俺もまた、ガラテヤ様の方へ顔を寄せようと思う。
そんな訳で、とりあえず、ここで手記は終いである。
一度に長く書いても、読みにくくなってしまうだろう。
今後、ここまでの手記をつけることは無いだろうが……とりあえずは、俺やガラテヤ様、総じて仲間達のことが、長く記録に残るならば、嬉しい限りである。
最後に……何故俺が、わざわざこの世界における秘密について手記に残したかを書いておこうと思う。
理由は単純であり、これで、俺達は悪魔や神の分身を殺した秘密を吐き出し、一先ず「普通の冒険者」の気分になることができると、ただそれだけである。
逃れられぬ業であろうが、その業を評価する者は、この世界にはもう手を出せなくなくなってしまったのだ。
神殺しの罪など、今更感が過ぎるというものだろう。
以上で、天国の到来よりも愛する主人や仲間達を優先した、「極悪人」の手記を締めさせて頂く。
神が手を出せなくなった世界に、どうか先人の、人間達の加護が在らんことを。
ジィン・ヤマト・ベルメリアの手記 完
一連の騒動および結婚式が終わってからも、俺は仲間達と交流を続けている。
俺達は二年前……騒動から三年と少し後に無事、ウェンディル学園を卒業した。
俺とガラテヤ様は、最後の一年目には二人とも、学生にしては珍しいAランク冒険者となり、無事に卒業。
ベルメリア邸へ一度は戻ったものの、やはりガラテヤ様の「前線で人々を助けたい」という果てなき夢に付き合うため、すぐに冒険者として、ここ一年と少しは、二人でフィオレリア王国中を巡っている。
現在の俺は二十一歳で、ガラテヤ様は十七歳。
ガラテヤ様は、とうとう「尊姉ちゃん」だった時期よりも、「ガラテヤ様」として生きていた時間の方が長くなってしまった。
しかし肉体はともかく、俺もガラテヤ様も、あまり以前と大きくは変わっていない。
少し変わったことがあるといえば、騎士とお嬢様の言葉がそれぞれ板についてきたことだろうか。
……あれから、霊の力は五年間、一度も使っていない。
単純に消耗が激しすぎるという点に加え、そもそも読んで字の如く「魂を削る力」であるため、俺かガラテヤ様の魂が擦り切れて死なない保証が無いためである。
せっかく掴んだ未来を、ただ無理をしたというだけで失いたくは無いというのは、俺もガラテヤ様も同じであった。
とにかく、正式に夫婦となった俺とガラテヤ様は、今でも元気に冒険者をやっています、ということだ。
ファーリちゃんは、騒動の後もベルメリア軍から派遣された武官として、正式にウェンディル学園で探索や戦闘のイロハを教わり、俺達と共に卒業した。
現在、十五歳になった彼女は、ベルメリア領の用心棒となって久しい元猟兵……もとい「遊撃隊」となった「獣道」の頭目となり、魔物や盗賊相手にブイブイ言わせているようである。
半年ほど前、久しぶりに会った時には、少しハキハキと喋るようになった……気がした。
しかし、身長はあまり伸びないままま、成長期は終わってしまったようである。
本人はこれからもっと背丈も胸も大きくなると意気込んでいたが、正直、望みも胸も薄いままだろう……だなんて、口が裂けても言えない。
メイラークム先生は、今もウェンディル学園で保健室で医学を学びながら、学生の手当てをしている。
また、俺達が卒業する頃から武術を教える機会が週に一コマ入ったらしく、彼女のキックを目当てに、少なくない数の学生が講義をとるようになったそうな。
メイラークム先生の華麗な蹴りを見ることが目的の学生もいれば、訓練の際に受けることが目的の学生もいるらしい。
ここ最近になって、いくつかの子爵家や男爵家からお見合いの話が入ったらしいが……「タイプじゃないから」の一点張りで、全て断ってしまったと聞いた。
意外に無茶苦茶なところもあるものだ。
メイラークム先生、今になっても謎が残る人である。
ケーリッジ先生は今も教員を続けながら、しかし担当する講義をかなり減らして、冒険者に復帰したらしい。
しばらくはパワードスーツ・「ゴリアテ」を身に纏って活動していたが、いつの間にか、障害を負う前とまではいかずとも、少し闘う程度ならば何の違和感も覚えない程に、全身が動くようになっていたと聞いている。
補助ありでも全身を使って動くことで、動かしていなかった部分の動かし方を身体が思い出したのだろうか。
パワードスーツをを使うことは、動かなくなった部位を動かすだけではなく、良いリハビリにもなったということだろう。
今はもう、Aランクを超える特別枠の冒険者へと昇格したらしいが……この手記に、そのランク名を残すべきではないと口止めされたため、これは俺達の記憶に留めておくとしよう。
今後、ケーリッジ先生の冒険者活動における何かしらを書き残す必要が出てきた際は、「Sランク」とでもしておこうか。
彼女が王国やギルド本部によって、極秘任務を任されたエージェントにされる日も遠くは無いのかもしれない。
もっとも、彼女がそれを望んでいない場合は、ベルメリア家が使える限りのコネを用いて引き留めるつもりではあるが。
何なら、国やギルドに手を打たれる前に、ベルメリア家のエージェントという扱いにしてしまっても良いのではないだろうか。
……今でも時々、俺達は死んでしまった仲間達の墓に顔を出す。
マーズさん、ムーア先生、バグラディの墓は、一時はベルメリア邸に仮のものが作られたものの、マーズさんとバグラディはロックスティラ家に、ムーア先生とアドラさんは王国軍の基地に、それぞれの墓が作られたと聞いた。
ベルメリア邸のものは、「魂が一時的に帰ってくることがあれば、仮拠点として使えるように」と残っているが……マーズさん以外は、あまり希望を持てないだろう。
マーズさんとバグラディの墓が隣同士に置かれたことは、せめてもの救いと言うべきだろうか。
バグラディに関してだが、正式には罪人であるため、本来ならキース監獄跡の無縁墓地に名を刻まれるだけの予定だったらしい。
しかし、マーズさんが死んでも彼女を想い続けた者として、せめて墓だけでも隣に作ってあげようと、レイティル第七隊長もといマーズさんの父が名乗りを挙げたことで、ロックスティラ家に墓を作られることになったそうな。
彼らの墓は、遺骨も肉片も埋まっていない、言ってしまえば「ただの石板」であるため、そう考えてしまえば意味など無いのだろう。
しかし、その石板に意味を見出し、そして死した彼らを想うことができるのは、現世に残された俺達である。
だからこそ、俺達は死ぬまで、定期的に彼らの墓へ顔を出すつもりだ。
墓に祈るためではなく、死んでいった彼らを忘れないため、そして彼らが、せめて俺達が死ぬまでは忘れられないために。
……俺とガラテヤ様は今、東の小さな町、「グォールコーエ」に来ている。
「ジィン、何か良い依頼は見つかった?」
「これなんてどう?こういうの、ガラテヤ様なら、首を突っ込まずにはいられないハズだけど」
「いいわね。困ってる少女を放ってはおけないもの」
「よし、じゃあ決まりで!受付行ってくる!」
「お願~い」
ギルドのグォールコーエ支部の受付に、俺は一枚の依頼書を提出する。
「すいませーん!俺達、この依頼を受けたくて!手続きお願いします!」
依頼書に書いてある内容は、猫の捜索依頼。
先日、隣の村が魔物による襲撃を受けた際に、逃げてしまった猫が見つかっていないのだそうだ。
依頼をしたのは幼い少女。
依頼主が依頼主だけに、報酬は初心者でも渋る程度だったが、今まで上位ランクらしい依頼もこなしてきた俺達には、依頼料など些細なものであった。
魔物による襲撃があった村であるというのは物騒だが、今は村も復興作業を始めているそうで、血みどろの戦いは起きないだろうが……。
俺達は以前、「ラナ」と名乗っていたファーリちゃんに騙し討ちを喰らったことがあるため、一応の注意はしておこう。
依頼書には挑戦を承認するハンコが押され、それは受付の引き出しへ入れられる。
「さあ、久しぶりの猫探しといこうかしら」
「よーっし!あ、そうだ。久々に俺も敬語使います?」
「いいわよ、今更。一年生の頃を思い出して恥ずかしくなるもの」
「そっか!……今度、皆でウェンディル学園に集まろうって手紙書こうと思うんだ。ウェンディル学園に」
「いいわね!皆……それぞれに会うことはあったけれど、五人で会うのは久しぶりね」
「そうそう!だからそろそろ、会っておきたくて!それで……」
俺とガラテヤ様は、来るべき仲間達との再会について話しながら、現場付近まで向かう相乗りの馬車へ乗り込む。
最近は相乗りの大型馬車が流行っているらしく、少し貧しい生活を送っている人でも乗ることができる程度には安価らしい。
つい数年前までは自家用車とタクシーしか無かった状態に、バスが現れ、一気に広まったような感覚である。
俺は今、ガラテヤ様に肩へ寄りかかられながら、相乗りの馬車に揺られている。
前方から感じる風が心地良い。
昨日も、今日も、そして明日も、きっとこの世界には、きっと綺麗な風が吹く。
ガラテヤ様の髪を咥え、耳をくすぐる風は、今日も暖かく、俺達の心を、そして命を繋げているのであろう。
少し下手に格好つけたようなことを思いながら、俺もまた、ガラテヤ様の方へ顔を寄せようと思う。
そんな訳で、とりあえず、ここで手記は終いである。
一度に長く書いても、読みにくくなってしまうだろう。
今後、ここまでの手記をつけることは無いだろうが……とりあえずは、俺やガラテヤ様、総じて仲間達のことが、長く記録に残るならば、嬉しい限りである。
最後に……何故俺が、わざわざこの世界における秘密について手記に残したかを書いておこうと思う。
理由は単純であり、これで、俺達は悪魔や神の分身を殺した秘密を吐き出し、一先ず「普通の冒険者」の気分になることができると、ただそれだけである。
逃れられぬ業であろうが、その業を評価する者は、この世界にはもう手を出せなくなくなってしまったのだ。
神殺しの罪など、今更感が過ぎるというものだろう。
以上で、天国の到来よりも愛する主人や仲間達を優先した、「極悪人」の手記を締めさせて頂く。
神が手を出せなくなった世界に、どうか先人の、人間達の加護が在らんことを。
ジィン・ヤマト・ベルメリアの手記 完
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