109 / 177
第八章 終末のようなものについて
第百話 上の空
しおりを挟む
三日後。
俺達は、再び始まったウェンディル学園へ登校する。
実に一生ぶりの学園である。
もっとも、それは俺にとってだけの話だろうが。
寮から学校に向かう人達の顔は皆、明るい。
「ジィン、大丈夫?」
「……へ?」
「何だか、落ち着かないといった具合ね。『繋がっている』からか……ちょっと分かるの」
「ああ……。いや、そりゃそうですよ。だって今も、あのロディアが襲ってこないとは言い切れないんですから。逆にガラテヤ様は疲れてないんですか?結構、神経使うと思うんですけど」
「私は大丈夫。だって、ジィンがいるもの」
「俺の心労は無視ですかそうですか」
「それが貴方の仕事でしょ?」
「ぐう」
「なんて、冗談よ、冗談。……でも、ぐうの音は出るみたいね」
「シャレになりませんから」
「仕方ないわ。……今はこうするしか無いの。向こうから来られても困るけど、私達の方からなんて、もっとどうすることもできないのだから」
もどかしく、しかし今来られても困るという、詰みよりも悪い状況。
講堂で講義再開についての話を聞いている間も、魔法の講義を受けている間も、訓練場で剣を振っている間も、その情報が抜けることは無く、常に上の空といった具合であった。
「ジィンお兄ちゃん?今日、ぼけーっとしてる」
「あ?ああ……ファーリちゃんか。どうした?」
ガラテヤ様が受けている講義が終わるのを待っている間、俺は学園の敷地内を徘徊していた。
何やら男にはデリケートな講義であるようで、俺が合わせて履修することを拒まれた、数少ないものである。
これは思ったよりも重症かもしれない。
肩を叩いてくれるまで、ファーリちゃんが後ろで歩いていることに気づけなかった。
「なあ、ファーリちゃん。ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど」
俺は、自らの内を吐露する。
ロディアが裏切り者であるということは理解していたとはいえ、その正体が悪魔であり、あの禍々しいキメラのような姿が本来のロディアであるということ。
それに対してこちら側からどうすることもできず、かといって対処することも難しいだろうこと。
そして、この生殺しのような状況に、居ても立ってもいられないということ。
「……ふん、ちょっと分かる」
俺が話をする相手にファーリちゃんを選んだのは、単にガラテヤ様が講義を受けている最中であったというだけではない。
達観しいるガラテヤ様に言っても、「その時はその時だ」と、あのヒーローのような尊姉ちゃんになだめられるだけであることが、分かりきっていたからである。
いくら大好きな姉ちゃんとはいえ、話し相手に適任では無い場合だってあるのだ。
「こんな時、ファーリちゃんはどうしてたんだ?」
俺は話を聞いて欲しいだけではあったが、会話を繋ぐため、ファーリちゃんに話を振るような形とした。
「質問を質問で返すのは良くないって、分かってる。でも、何でおいらに聞いたの?」
故に、この際の返答はどうでも良かった。
「ファーリちゃん、猟兵だったじゃん?それに、『獣道』は、そこまで規模が大きい猟兵じゃ無かった。だから戦闘が絡むトラブルに関しては、俺よりも経験してきたかもしれないと思って」
「……もどかしいことは、よくあった。依頼を達成するには、普通に考えたら勝てない魔物を殺したり、猟兵より規模が大きい兵隊を相手にしたり、しなきゃいけなくて。でも、勝てないからって依頼をやめたら、お金も食べ物も、動物を狩る場所も無くて、生きていけなくて。……最悪、消すって脅されたこともあった」
「ああ」
「全部、運が良かった。だから、おいらはここにいる。でも、あのロディアと戦う時も、運が良いとは限らない」
「……そうだな」
「だから、今できることをする」
「やっぱり、それくらいが関の山か」
しかし、やはり明確な対処法が出てこないとなると、少し凹むというものである、
「ジィンお兄ちゃん、確認」
「何を?」
「今できること……鍛錬、武器と防具を整備するのと、作戦を練るの。それ以外に思いついてる?」
「へ?いや、特には。いつ、どこで襲われるとも分からないし」
「まだある」
「ま、マジ?」
「キラキラしてる目。……これが、ロディアに通じるかは分からない。でも、役に立つかもしれない」
「その役に立つかもしれない今できることってのは……!」
「道具を、作ること」
自信満々にファーリちゃんが言う。
そして数秒後、俺は自らの抜けていた部分を自覚するのであった。
俺はいつの間にか、自らの力や技で戦うことだけを考えていた。
最初にガラテヤ様と出会った時、技はともかく、俺に力は無かった。
しかし、近くにあるものを有り合わせの武器として用い、ゴブリンに喰らいついたではないか。
「そうか、道具……!」
まだ、残っている。
環境と道具を利用した戦い方なら、時と場合に応じていくらでも思いつく。
実戦の役に立つかはともかく、せめてこの気持ちは紛れるであろう。
それが役に立てば、御の字である。
俺はファーリちゃんの手を引き、講義が終わったばかりのガラテヤ様にことわりを入れた後、にアドラさんの武器工房へ向かった。
俺達は、再び始まったウェンディル学園へ登校する。
実に一生ぶりの学園である。
もっとも、それは俺にとってだけの話だろうが。
寮から学校に向かう人達の顔は皆、明るい。
「ジィン、大丈夫?」
「……へ?」
「何だか、落ち着かないといった具合ね。『繋がっている』からか……ちょっと分かるの」
「ああ……。いや、そりゃそうですよ。だって今も、あのロディアが襲ってこないとは言い切れないんですから。逆にガラテヤ様は疲れてないんですか?結構、神経使うと思うんですけど」
「私は大丈夫。だって、ジィンがいるもの」
「俺の心労は無視ですかそうですか」
「それが貴方の仕事でしょ?」
「ぐう」
「なんて、冗談よ、冗談。……でも、ぐうの音は出るみたいね」
「シャレになりませんから」
「仕方ないわ。……今はこうするしか無いの。向こうから来られても困るけど、私達の方からなんて、もっとどうすることもできないのだから」
もどかしく、しかし今来られても困るという、詰みよりも悪い状況。
講堂で講義再開についての話を聞いている間も、魔法の講義を受けている間も、訓練場で剣を振っている間も、その情報が抜けることは無く、常に上の空といった具合であった。
「ジィンお兄ちゃん?今日、ぼけーっとしてる」
「あ?ああ……ファーリちゃんか。どうした?」
ガラテヤ様が受けている講義が終わるのを待っている間、俺は学園の敷地内を徘徊していた。
何やら男にはデリケートな講義であるようで、俺が合わせて履修することを拒まれた、数少ないものである。
これは思ったよりも重症かもしれない。
肩を叩いてくれるまで、ファーリちゃんが後ろで歩いていることに気づけなかった。
「なあ、ファーリちゃん。ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど」
俺は、自らの内を吐露する。
ロディアが裏切り者であるということは理解していたとはいえ、その正体が悪魔であり、あの禍々しいキメラのような姿が本来のロディアであるということ。
それに対してこちら側からどうすることもできず、かといって対処することも難しいだろうこと。
そして、この生殺しのような状況に、居ても立ってもいられないということ。
「……ふん、ちょっと分かる」
俺が話をする相手にファーリちゃんを選んだのは、単にガラテヤ様が講義を受けている最中であったというだけではない。
達観しいるガラテヤ様に言っても、「その時はその時だ」と、あのヒーローのような尊姉ちゃんになだめられるだけであることが、分かりきっていたからである。
いくら大好きな姉ちゃんとはいえ、話し相手に適任では無い場合だってあるのだ。
「こんな時、ファーリちゃんはどうしてたんだ?」
俺は話を聞いて欲しいだけではあったが、会話を繋ぐため、ファーリちゃんに話を振るような形とした。
「質問を質問で返すのは良くないって、分かってる。でも、何でおいらに聞いたの?」
故に、この際の返答はどうでも良かった。
「ファーリちゃん、猟兵だったじゃん?それに、『獣道』は、そこまで規模が大きい猟兵じゃ無かった。だから戦闘が絡むトラブルに関しては、俺よりも経験してきたかもしれないと思って」
「……もどかしいことは、よくあった。依頼を達成するには、普通に考えたら勝てない魔物を殺したり、猟兵より規模が大きい兵隊を相手にしたり、しなきゃいけなくて。でも、勝てないからって依頼をやめたら、お金も食べ物も、動物を狩る場所も無くて、生きていけなくて。……最悪、消すって脅されたこともあった」
「ああ」
「全部、運が良かった。だから、おいらはここにいる。でも、あのロディアと戦う時も、運が良いとは限らない」
「……そうだな」
「だから、今できることをする」
「やっぱり、それくらいが関の山か」
しかし、やはり明確な対処法が出てこないとなると、少し凹むというものである、
「ジィンお兄ちゃん、確認」
「何を?」
「今できること……鍛錬、武器と防具を整備するのと、作戦を練るの。それ以外に思いついてる?」
「へ?いや、特には。いつ、どこで襲われるとも分からないし」
「まだある」
「ま、マジ?」
「キラキラしてる目。……これが、ロディアに通じるかは分からない。でも、役に立つかもしれない」
「その役に立つかもしれない今できることってのは……!」
「道具を、作ること」
自信満々にファーリちゃんが言う。
そして数秒後、俺は自らの抜けていた部分を自覚するのであった。
俺はいつの間にか、自らの力や技で戦うことだけを考えていた。
最初にガラテヤ様と出会った時、技はともかく、俺に力は無かった。
しかし、近くにあるものを有り合わせの武器として用い、ゴブリンに喰らいついたではないか。
「そうか、道具……!」
まだ、残っている。
環境と道具を利用した戦い方なら、時と場合に応じていくらでも思いつく。
実戦の役に立つかはともかく、せめてこの気持ちは紛れるであろう。
それが役に立てば、御の字である。
俺はファーリちゃんの手を引き、講義が終わったばかりのガラテヤ様にことわりを入れた後、にアドラさんの武器工房へ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる