妄想のススメ

makotochan

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第5章 特別公務員暴行陵虐罪と妄想

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1.
 警視庁捜査第一課の宗像義之は、取調室で容疑者と向き合っていた。連続婦女暴行事件の容疑者として宗像が引っ張ってきた人物であった。
 都内で、就寝中の若い女性が襲われるという事件が連続して発生していた。アパートやマンションの低層階の部屋に忍び込み、襲うという手口である。
 被害者たちは、強姦された上に、首を絞められるなどのケガを負わされていた。警察に訴え出ないように脅す目的で、犯人は暴行していたのだ。
 この事件の捜査に、宗像が所属する捜査係が投入された。被害者宅の周辺住民への聞き込みや変質者の洗い出しなど、地を這うような捜査が行われた。
 犯人はマスクを被り防犯カメラを避けながら行動していたため捜査は難航したが、そんな中、宗像は、ある男に目を付けた。過去に婦女暴行の犯罪歴がある無職の男であった。
 被害者の一人の自宅ベランダに菓子のおまけに付いてくる小さなフィギア人形が落ちていたことが決め手だった。被害者は、そのような菓子を食べたことがない。
 容疑者として目を付けた男には、菓子のおまけのフィギア人形を収集する癖があった。集めるだけではなく、普段から持ち歩いていた。男が夜遅くに何度も外出している姿も、同じアパートの住人によって目撃されていた。
 これらのことだけでは容疑者として特定する証拠としては不十分だったが、宗像の勘に訴えるものがあった。
 宗像は、自分の勘に自信を持っていた。二十年間もの刑事生活の中で培われてきた勘である。
 現実、宗像の勘はよく当る。刑事としての経験を積めば積むほど、勘の的中率が向上していた。
 宗像は、男を任意同行で引っ張った。何が何でも自供させ、逮捕に結びつけようという気概でいた。

 取り調べは、宗像と部下の二人で行うことになった。
 宗像が尋問し、部下は記録係に回った。
 宗像は、男の顔を直視した。男が、視線を逸らす。
 (間違いないな)宗像は確信を持った。煙草に火をつけ、煙を男の顔に向かって吐き出しながら、取り調べの第一声を発した。
 「今日は、何の用で引っ張られたのか、わかっているよな?」
 「さぁ」男が首をひねった。宗像の目には、とぼけているように映った。そっちがその気なら、こっちも気合を入れて吐かせてやる。
 「都内で起こっている連続婦女暴行事件の容疑者としてだよ。知っているだろう? テレビのワイドショーなんかでも騒がれているからな」
 短期間に何人もの女性が被害に遭った事件であり、マスコミも大々的に報道していた。殺人事件ではないにも拘らず、警察も異例の捜査態勢を敷いていた。
 「基本、テレビは見ないっすからねぇ」男が、小馬鹿にしたような言い方で返事をする。
 宗像は、ムッときた。
 「我慢できなくなって、やっちまったのか?」蔑むような視線を男に当てる。
 「何のことですか?」
 「女を襲いたくなったんだろう? お前には、前があるからな。風俗に行く金もないようだし、一般の女性を襲うしかなかったんだよな?」
 「今の言葉は人権侵害ですよ。ボクは、ちゃんと更生したんです」
 「何が人権侵害だ。何が更生しただ。まともに働きもしないくせして。お前みたいのを、社会のゴミって言うんだよ」
 「弁護士を呼んでください」
 「素直にしゃべりゃ、いくらでも呼んでやるよ。なぁ、お前がやったんだろう?」
 「ボクは、関係ありません」
 「関係があるんだよ。これを見てみろ! 被害者の家のベランダに落ちていたものだ。犯人の置き土産だよ」
 宗像は、取り調べ机の上に、透明のビニール袋に入れられた菓子のおまけのフィギア人形を置いた。男が、怪訝な表情を浮かべた。
 「お前、こういうのを集めて持ち歩いているよな。今も、持っているんだろう?」
 男が、視線を逸らす。
 「人形から、お前の指紋が検出されたんだよ」
 実際は、指紋は検出されなかった。男の指紋は警視庁のデータベースに登録されていたのだが、フィギア人形から検出された指紋が不鮮明で誰の指紋なのかは特定できないという鑑定結果が出されていた。
 「もう、逃げられないんだぜ。素直に、吐いちゃえよ」
 宗像は、男に迫った。

2.
 男は、頑として罪を認めなかった。自分は関係がないとの一点張りである。
 宗像の中で、イライラが募った。
 子どものころから人一倍正義感の強かった宗像は、世の中の悪を正すために警察官になった。
 警察学校時代の教えの中に『罪を憎んで人を憎まず』というものがあったが、宗像は、犯罪者を憎んでいた。
 犯罪の裏には、被害者の存在がある。肉体的精神的苦痛を与えられ、己の人生を狂わされ、時として命を奪われる被害者もいる。
 彼らの苦しみは、犯人が捕まったことにより解放されるものではない。一生、心の傷として背負い続けなくてはならない。その苦しみは、被害者の周囲の人間にも及ぶ。
 犯罪者にも様々なタイプがあったが、中でも、婦女暴行犯に対して宗像は強い憎しみを抱いていた。
 婦女暴行は、欲情に任せて力の弱い相手を凌辱するという卑劣な犯罪である。加害者のほんの一時の欲情を発散させることと引き換えに、被害者が一生引きずるほどの深い心の傷を負う。
 しかも、この手の加害者には、罪の意識が希薄な人間が多い。「減るものではない」、「相手も気持ちよがっていた」などとうそぶく加害者もいる。
 目の前の男も明らかに罪の意識がなかった。真犯人なのは間違いないところだが、本人は罪を認める気はさらさらないようだ。
 男が、不敵な笑みを浮かべた。
 宗像に、『捕まえられるものなら捕まえてみろ!』と男が言葉を発しているように感じた。すなわち、正義への挑戦だ。
 「被害者たちが、どれほどの心の傷を負ったか、お前にわかるか?」宗像は、被害者の心情を訴えることにした。
 相手も人間だ。あるいは、人としての心に訴えかければ自供を引き出すことができるのではないかと考えたからだ。
 「どうなんでしょうかねぇ」男は、他人事のように返事をした。
 「被害者の中には、事件に遭った後、自らの意思で婚約を解消したり恋人と別れたりした女性もいる。どうしてだかわかるか?」
 「人の心は、他人にはわからないと思いますけど」
 「相手に対して申し訳ないと思ったからだよ。体を汚されてしまったことについてな。自分は悪くはない、時が解決してくれるはずだ。そのような理屈はわかっていても、自分で自分を許すことができなくなるんだよ。自分のせいで、相手も一生苦しまなければならない。だったら、自分のほうから別れを告げるべきだ。そのほうが、相手の気持ちも楽になるはずだ。自分一人が、すべての苦しみを背負っていけばいいんだ。一人の人間の身勝手な行動で、幸せの絶頂から不幸のどん底にまで引き落とされるんだよ。何の罪もない人間がな」
 「……」
 「お前に、このことの意味がわかるか?」
 「だからぁ、わかりませんって、さっき言いましたよね。他人の心をわかることなんて、誰にもできないんですから」
 「そういうことを言っているんじゃない。加害者は一生苦しむのだということを考えたことはあるのかと聞いているんだ!」
 「考えたことはないですよ。自分とは関係のないことですから」
 「なんだと!」
 宗像は、男を睨みつけた。男が視線をそらす。右手の人差指で、机の上をこつこつと叩きはじめた。
 「こっちを向け!」宗像は、怒鳴りつけた。
 男が、視線を向けた。薄ら笑いを浮かべている。
 「何がおかしい!」
 「別に、おかしくなんかないですよ」
 「人が真面目に話をしているのにヘラヘラとしやがって!」
 「ヘラヘラなんてしていませんよ。もともと、こういう顔なんです。刑事さんがボクのことを犯人だと決めつけているから、ヘラヘラしているように見えるんじゃないですか?」
 宗像は、自分がからかわれているように感じた。それと同時に、男への憎しみが沸騰した。
 しかし、何か言い返そうにも言葉が口をついて出てこない。
 宗像の中で、ある感情が湧いてきた。刑事としては、あるまじき感情であった。過去にも、その感情を抑えきれずに周囲に迷惑をかけたことがあった。

3.
 宗像の中で、何かがはじけた。被害者たちの無念を自分の手で晴らすべきだと思った。
 男は、自分は捕まらないと高をくくっている。
 被害者宅のベランダに菓子のおまけのフィギア人形が落ちていたことは決定的な証拠にはなりえない。たとえフィギア人形に男の指紋が付着していたとしても、男が直接持ち込んだのだと断言することはできないからだ。第三者の手によって持ち込まれたという可能性も否定はできない。
 そもそも、男の指紋が付着していたというのは宗像によるはったりである。男も、そのことを見抜いているようだ。
 このままだと、男を釈放せざるを得なかった。
 しかし、それでは、被害者たちは浮かばれない。
 釈放しても監視を続けるつもりだが、ほかに有力な容疑者が浮かび上がれば監視を中止せざるを得なくなる可能性もあった。宗像の勘だけを頼りに男をマークしていたからだ。
 これ以上、この手の犯罪者を野放しにするわけにはいかない。被害者たちの無念を晴らすためにも、男の目を覚まさせるためにも、そしてやり場のない己の気持ちを治めるためにも、鉄拳が必要だ。
 宗像は、男の首筋に視線を向けた。男の襟首をつかむために、腕を伸ばそうとする。
 しかし、襟首をつかむことはできなかった。腕を伸ばそうとするのを引き留める力が働いたからだ。全身が、誰かに押さえつけられたように動かない。
 宗像は、周囲を見渡した。どこにも、自分の体を押さえつける者などいない。
 容疑者の男は、目の前に座っていた。部下も、脇で調書を取っている。取り調べを開始してから、ほかに取調室に入ってきた人間もいない。
 (どういうことだ?)宗像は腕を動かそうと二の腕に力を込めた。しかし、腕は一向に動かなかった。腕だけではなく、全身が金縛りにあったように固まっている。かろうじて眼球だけが動く状態だった。
 そんな宗像の耳に、誰かがささやた。
 「特別公務員暴行陵虐罪、七年以下の懲役又は禁錮」
 (七年以下の懲役又は禁錮……)宗像は、我に返った。
体を後ろに引っ張る力は消えていた。

宗像は、過去に何度か、容疑者に対して暴力で接した。
そのたびに、上司に呼び出された。
宗像に対して理解のある上司であり、勘に頼る捜査を繰り返している彼のことを常にかばってくれていたが、容疑者に対する暴力に関しては、これ以上はかばい切れないということを言われていた。
大阪府警や福岡県警で立て続けに取り調べ中の刑事による暴行事件があったことが表ざたになり、それに対して地検特捜部が捜査に乗り出し、検察庁も監視を強めている状況であった。
人権派団体の声に呼応するように、警察の行き過ぎた行為を糾弾する記事を書くマスコミの数も増えていた。

男が、コリをほぐすかのように首を左右に揺らした。コキッ、コキッと音が鳴る。反省している気配など、微塵も見られない。記録係の部下が、取り調べを進めることを促すようかのような視線を向けてきた。
宗像は、ゆっくりと男に視線を合わせた。

4.
 「お前がやったんだろ! おらっ! 吐けよ!」宗像は、取調室の机を蹴りあげた。
 机と椅子との間に挟まれた容疑者の男が、背中をのけぞらせた。
 宗像は、男の背後にまわり、髪の毛を掴んだ。そのまま、男の顔面を机の上に叩きつける。
 ガツンという鈍い音が取調室内に響き渡った。男が、グエッという声を漏らす。
 机の上で顔を横に向けた男の頬を、宗像は、思いっきり殴りつけた。
 男の口から、血で染まった唾液が泡のようにあふれ出た。
 「まずいですよ」取り調べに同席していた部下が、宗像の体を抑えにかかった。
 「構わん。犯人は、こいつに決まっているんだ! こういう奴はなぁ、こっちが下手に出るとつけ上がるんだ。被害者の苦しみをわかろうともせずに、ヘラヘラとしやがって……。灸をすえるためにも、痛い目に遭わせたほうがいいんだ!」
 男の髪を引っ張り、再び机の上に顔面を叩きつけるべく力を込める。
 「暴力反対!」男が声を上げた。
 「何て言った? あぁ?」
 「暴力反対!」男が、抗議の言葉を繰り返す。
 「何が暴力反対だ! ふざけやがって! 社会のゴミ野郎が!」
 宗像は、再び男の顔面を机の上に叩きつけた。髪の毛を引っ張り、三度叩きつけようとする。
 「本当にヤバいですから」
 部下が、全力で宗像を容疑者から引き離しにかかった。
 「離せ! お前も、被害者たちの気持ちがわかるだろう! 婚約を解消した人も、大好きだった恋人と別れなくてはならなくなった人もいるんだぞ! みんな、心に大きな傷を負ったんだぞ!」
 「わかります。でも、彼が犯人と決まったわけではないのですから。任意の取り調べ段階なのですから」
 「こいつは、間違いなく犯人なんだよ。こんな奴を世にのさばらせておくと、辛い思いをしなければならなくなる女性がもっと増えるぞ!」
 「気持はわかりますが、少し落ち着いてください」
 宗像は、男から引き離された。
 気がつくと、部下以外の人間も宗像を押さえるのに加担していた。取調室内で暴れている気配が外に伝わったのだろう。
 取調室には、上司の姿もあった。
 宗像は、男を睨みつけた。男も、肩で息をしながら睨み返してくる。
 「こっちへ来い」上司が、宗像の肩を押した。
 宗像は、上司と二人で空いている取調室に入った。上司に促され、取り調べ机の片方の椅子に座る。宗像と向き合うように、上司も椅子に腰を下ろした。
 「お前も、懲りないやつだな」上司が、厳しい視線を向けてきた。
 「申し訳ありません」宗像はうなだれた。
 「前にも言っただろう。警察庁から目をつけられているって」
 「……はい」
 「現場としては、キミのような優秀な刑事を失いたくはない。だから、多少の事ならオレが盾になってかばうつもりでいるが、限度というものがある。キミは、はっきり言ってやりすぎなんだよ」
 「……」
 「今日は、幸い中にいた人間も少なく、しかもキミのことを理解する人間ばかりだった。だから、今回のことは見なかったことにしておいてやる。容疑者にも、オレのほうから灸をすえてやるよ。やつが犯人なのは間違いないとオレも思っているからな。ただ、これだけは言っておく。次にこのようなことを起こしたら、もうキミのことをかばうすべはない。わかっているな?」
 「はい。私のことでご迷惑をかけ通しで、本当に申し訳ありません」
 「申し訳ないと思っているのなら、反省して捜査に全力を尽くせ。それと、もう一つ。勘にたよる捜査もときには必要だが、警察は組織として動いている。スタンドプレーは慎め!」
 「はい」
 「まっ、少し冷静に物事を考えてみろ」
 立ち上がった上司が宗像の肩を叩いた。そのまま、取調室から出ていく。一人で冷静に考えてみろという指示であった。

 妄想から覚めた宗像は、過去の失敗を振り返った。いずれも、感情に突っ走ったことが原因で引き起こした失敗であった。
 自分は、世の中の悪を正すために警察官になった。
 しかし、警察は組織である。法を犯し、あるいは規則を守らない人間は現場から外される。場合によっては、職を解かれることもある。
 そうなっては、自分の手で悪を正すことはできなくなる。
 (もう少し大人にならなければいけないのかな)宗像は、自分を戒めた。
 『罪を憎んで人を憎まず』の言葉の意味を考えてみた。
 そして、その言葉の意味がわかったような気がした。
 そんな宗像の頭の中で、とある光景が浮かび上がった。
 ある時、新宿歌舞伎町で妄想保険のモニターになることを勧められたときの光景であった。
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