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本編
20 名誉の話
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「乗馬も良いですけれど、まずは家名の名誉をお考えになってはいかがかしら?」
一同の視線が声の主に向けられた。
薄青のドレスに身を包んだ令嬢は、グレーの瞳を持ち、深い青色のストレート髪を腰まで流している。
彼女は心配そうな表情を浮かべているが、口元には明らかな嘲笑が滲んでいた。
「あら、失礼いたしました」
令嬢が一礼すると共に、青い髪が絹のように揺れる。
「私、ヴィヴィアン・エーテルと申します。エーテル伯爵家の長女ですわ。リゼナ様のお噂はかねがね伺っておりましたの」
「はじめまして、ヴィヴィアン様」
リゼナが微笑むと、ヴィヴィアンの視線がリゼナの黒いドレスに留まる。
その瞳には明らかな軽蔑があった。
「それにしても...そのようなお色のドレスをお召しになるなんて、王都の作法をまだ学ばれていないのですね」
ヴィヴィアンは嘲るような口調で言い放った。
「黒色が好みでしたので私はとても気に入ったのですが、皆様にはあまり良い印象ではないようですね…残念ですわ」
ヴィヴィアンは鼻で笑う。
「当然ですわ。黒は忌まわしい色とされているのですよ。魔王を連想させる不吉な色として、避けるのが常識ですの。まさかご存じなかったなんて...」
(魔王を連想させる...なるほど、それで忌み嫌われているのね)
「そうだったのですね…教えていただきありがとうございます。ですが、私はこの色がとても気に入っているんです」
リゼナの堂々とした態度に、ヴィヴィアンの表情が一瞬曇るが、すぐに皮肉めいた笑みを浮かべる。
「まあ、個人のお好みは大切ですものね。ただ、社交界では周囲への配慮も重要ですのよ?特にルクレシア公爵家のご令嬢ともなれば」
リゼナは相変わらず穏やかな表情を保ったままだった。
全く動じないその態度が癪に障ったのか、ヴィヴィアンは更に踏み込む。
「それに、魔法もまだお使いになられないようですし、社交界にでられるのも、十分にお勉強を積まれてからの方がよろしいのでは?ルクレシア家の名誉に影響するようなことがあっては心配ですもの」
「あら、家名の名誉について心配していただけるなんて嬉しいですわ。確かに、それは大切なことですわね…」
ヴィヴィアンの顔に満足そうな表情が浮かんだ。
「そうでしょう?それくらいはリゼナ様もお分かりになりますのね。私たち貴族にとって、魔法はその家格を示す大切な証。ましてやルクレシア公爵家ともなれば、周囲の期待も大きいでしょうし...やはり魔法の習得を最優先になさるべきかと」
得意げに胸を張るヴィヴィアン。
リゼナは穏やかに微笑みながら答えた。
「確かにそれもそうですわね。でもヴィヴィアン様、家門の名誉と仰りましたけど、真の名誉とは、血筋や魔法の才能によって与えられるものではないと思いますの。それは、一人一人の行いと心の在り方によって積み重ねられるもの…」
ヴィヴィアンの表情が曇る。
「ルクレシア家の名誉も、先祖代々の方々が命をかけて守り抜いてこられたものですわ。それは魔法の有無ではなく、王国と民のために尽くしてきた歴史によって築かれたものなのです」
「そんなこと…!過去の話じゃない!」
ヴィヴィアンの声に焦りが滲んだ。
「今の時代、魔法こそが貴族の力の源なのです。昔の栄光だけでは、現実の政治や軍事では通用いたしません」
リゼナはヴィヴィアンの反論を聞き終えると、ゆっくりと答えた。
「確かに時代は変わり、魔法が実際の統治や国防で重要な役割を果たすようになりました。でも、名誉の本質は時代を超えても変わらないものだと思うのです。他者の評価のために追い求めるものではなく、自分自身が正しいと信じる道を歩み続けた結果として、自然に付いてくるもの。そう私は考えています」
リゼナの瞳がヴィヴィアンを静かに見つめる。しかしその心には、かつての家族の面影が蘇っていた。
名誉のためではなく、ただ大切な人への想いのために歩み続けた彼こそが、真の名誉とは何かを教えてくれたのだと。
「…ですから、魔法ができないことで家門に傷がつくとは思いません。むしろ、そのような困難な状況にあっても、家名に恥じない生き方をすることこそが、真の名誉を守ることになるのではないかと私は考えております」
リゼナの静かな声音が、会場全体に美しく響いた。その深い響きに周囲の貴族たちも会話を止めて聞き耳を立て始めている。
「もちろん、魔法は素晴らしい才能です。ヴィヴィアン様のように優れた魔法をお持ちの方は、それを正しく使われることで、きっと多くの人々のお役に立てることでしょう。もっとも、どのような心持ちでその才能を使うかが、何より大切ですけれど」
リゼナの言葉は、表面上は褒め言葉だったが、さりげない忠告が込められていた。
それに気づいたヴィヴィアンは悔しさで何か言い返そうと唇を震わせているが、結局言葉にならずに黙り込む。
リゼナは再び優雅に微笑むと、その場にいる令嬢たちを見回した。
「皆様、素敵なお話をありがとうございました。これから様々な場面でご一緒できたら幸いですわ」
そして、リリアナに向かって丁寧に頭を下げる。
「リリー、素敵な方々をご紹介いただいてありがとう」
「……とんでもございませんわ」
リリアナは扇子をぱたりと閉じながら言った。
「お姉様が皆様と仲良くなれそうで、本当に良かったです」
リリアナの扇子を持つ手が、わずかに震えている。リゼナはその様子を見て思った。
(リリー…。私が初めての社交界でもっと慌てふためいて、皆に軽く見られると期待していたのでしょうね。でも魔王時代に人間社会の礼儀作法を学んだことがあるのよ。まさかこんな形で役立つとは思わなかったけれど)
リゼナは魔王リゼリアだった頃、なぜ人間たちが領土や資源を巡って延々と戦争を繰り返すのか理解できなかった。
だから自分の目で確かめるため、数ヶ月間、侯爵令嬢になりすまして宮廷に滞在したのだ。礼儀作法や会話術、貴族たちの複雑な力関係など。
すべてあの時に学んだものだった。
リゼナがそんな過去に思いを馳せている横で、アメリアとソフィアは、先ほどのリゼナの言葉の深さに心を奪われたような表情を浮かべていた。
ヴィヴィアンとの挨拶のようなものが終わり静寂が漂う中、少し離れた場所から朗らかな声が響いた。
「おや、これは華やかな集まりですな」
一同の視線が声の主に向けられた。
薄青のドレスに身を包んだ令嬢は、グレーの瞳を持ち、深い青色のストレート髪を腰まで流している。
彼女は心配そうな表情を浮かべているが、口元には明らかな嘲笑が滲んでいた。
「あら、失礼いたしました」
令嬢が一礼すると共に、青い髪が絹のように揺れる。
「私、ヴィヴィアン・エーテルと申します。エーテル伯爵家の長女ですわ。リゼナ様のお噂はかねがね伺っておりましたの」
「はじめまして、ヴィヴィアン様」
リゼナが微笑むと、ヴィヴィアンの視線がリゼナの黒いドレスに留まる。
その瞳には明らかな軽蔑があった。
「それにしても...そのようなお色のドレスをお召しになるなんて、王都の作法をまだ学ばれていないのですね」
ヴィヴィアンは嘲るような口調で言い放った。
「黒色が好みでしたので私はとても気に入ったのですが、皆様にはあまり良い印象ではないようですね…残念ですわ」
ヴィヴィアンは鼻で笑う。
「当然ですわ。黒は忌まわしい色とされているのですよ。魔王を連想させる不吉な色として、避けるのが常識ですの。まさかご存じなかったなんて...」
(魔王を連想させる...なるほど、それで忌み嫌われているのね)
「そうだったのですね…教えていただきありがとうございます。ですが、私はこの色がとても気に入っているんです」
リゼナの堂々とした態度に、ヴィヴィアンの表情が一瞬曇るが、すぐに皮肉めいた笑みを浮かべる。
「まあ、個人のお好みは大切ですものね。ただ、社交界では周囲への配慮も重要ですのよ?特にルクレシア公爵家のご令嬢ともなれば」
リゼナは相変わらず穏やかな表情を保ったままだった。
全く動じないその態度が癪に障ったのか、ヴィヴィアンは更に踏み込む。
「それに、魔法もまだお使いになられないようですし、社交界にでられるのも、十分にお勉強を積まれてからの方がよろしいのでは?ルクレシア家の名誉に影響するようなことがあっては心配ですもの」
「あら、家名の名誉について心配していただけるなんて嬉しいですわ。確かに、それは大切なことですわね…」
ヴィヴィアンの顔に満足そうな表情が浮かんだ。
「そうでしょう?それくらいはリゼナ様もお分かりになりますのね。私たち貴族にとって、魔法はその家格を示す大切な証。ましてやルクレシア公爵家ともなれば、周囲の期待も大きいでしょうし...やはり魔法の習得を最優先になさるべきかと」
得意げに胸を張るヴィヴィアン。
リゼナは穏やかに微笑みながら答えた。
「確かにそれもそうですわね。でもヴィヴィアン様、家門の名誉と仰りましたけど、真の名誉とは、血筋や魔法の才能によって与えられるものではないと思いますの。それは、一人一人の行いと心の在り方によって積み重ねられるもの…」
ヴィヴィアンの表情が曇る。
「ルクレシア家の名誉も、先祖代々の方々が命をかけて守り抜いてこられたものですわ。それは魔法の有無ではなく、王国と民のために尽くしてきた歴史によって築かれたものなのです」
「そんなこと…!過去の話じゃない!」
ヴィヴィアンの声に焦りが滲んだ。
「今の時代、魔法こそが貴族の力の源なのです。昔の栄光だけでは、現実の政治や軍事では通用いたしません」
リゼナはヴィヴィアンの反論を聞き終えると、ゆっくりと答えた。
「確かに時代は変わり、魔法が実際の統治や国防で重要な役割を果たすようになりました。でも、名誉の本質は時代を超えても変わらないものだと思うのです。他者の評価のために追い求めるものではなく、自分自身が正しいと信じる道を歩み続けた結果として、自然に付いてくるもの。そう私は考えています」
リゼナの瞳がヴィヴィアンを静かに見つめる。しかしその心には、かつての家族の面影が蘇っていた。
名誉のためではなく、ただ大切な人への想いのために歩み続けた彼こそが、真の名誉とは何かを教えてくれたのだと。
「…ですから、魔法ができないことで家門に傷がつくとは思いません。むしろ、そのような困難な状況にあっても、家名に恥じない生き方をすることこそが、真の名誉を守ることになるのではないかと私は考えております」
リゼナの静かな声音が、会場全体に美しく響いた。その深い響きに周囲の貴族たちも会話を止めて聞き耳を立て始めている。
「もちろん、魔法は素晴らしい才能です。ヴィヴィアン様のように優れた魔法をお持ちの方は、それを正しく使われることで、きっと多くの人々のお役に立てることでしょう。もっとも、どのような心持ちでその才能を使うかが、何より大切ですけれど」
リゼナの言葉は、表面上は褒め言葉だったが、さりげない忠告が込められていた。
それに気づいたヴィヴィアンは悔しさで何か言い返そうと唇を震わせているが、結局言葉にならずに黙り込む。
リゼナは再び優雅に微笑むと、その場にいる令嬢たちを見回した。
「皆様、素敵なお話をありがとうございました。これから様々な場面でご一緒できたら幸いですわ」
そして、リリアナに向かって丁寧に頭を下げる。
「リリー、素敵な方々をご紹介いただいてありがとう」
「……とんでもございませんわ」
リリアナは扇子をぱたりと閉じながら言った。
「お姉様が皆様と仲良くなれそうで、本当に良かったです」
リリアナの扇子を持つ手が、わずかに震えている。リゼナはその様子を見て思った。
(リリー…。私が初めての社交界でもっと慌てふためいて、皆に軽く見られると期待していたのでしょうね。でも魔王時代に人間社会の礼儀作法を学んだことがあるのよ。まさかこんな形で役立つとは思わなかったけれど)
リゼナは魔王リゼリアだった頃、なぜ人間たちが領土や資源を巡って延々と戦争を繰り返すのか理解できなかった。
だから自分の目で確かめるため、数ヶ月間、侯爵令嬢になりすまして宮廷に滞在したのだ。礼儀作法や会話術、貴族たちの複雑な力関係など。
すべてあの時に学んだものだった。
リゼナがそんな過去に思いを馳せている横で、アメリアとソフィアは、先ほどのリゼナの言葉の深さに心を奪われたような表情を浮かべていた。
ヴィヴィアンとの挨拶のようなものが終わり静寂が漂う中、少し離れた場所から朗らかな声が響いた。
「おや、これは華やかな集まりですな」
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