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転生者教会編
第15話 朝
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少し眠かったが、外に出ることにした。
割と寒くて、身震いした。
「、、、ここ、、、どこだよ、、、」
この世界に来てだいたい5日ほどたった。
でも、正直こころの整理ができていない。
よく分からないうちに能力とか手に入れて。
よく分からないうちに人に助けられて。
よく分からないうちにみんないなくなっちゃって。
どうすれば良い方向に行くのだろうか。
この5日間でわかったのは、この世界が『平和』では無い。ということ。
ドラゴンやケルベロスの襲撃。
閉門時間の早さ。
再殺し屋の存在。
どれも平和を表すものとは思えない。
でも、町や景色は日本よりも綺麗だ。
「、、、綺麗、、、だな。」
1人そうつぶやく。
別に悲しくはない。
悲しんだら、あいつが心配するよ。
フラッ
「んあ?」
グラグラ、、、
「あ、、、れ、、、」
バタッ
異世界とは言えど、現在も類まれな能力を持っただけの人間。
睡眠は取らなければならない。
彼は、レンガで作られた道の上で寝息を立て始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「、、、朝ですわ。」
少し薄い霧に覆われた美しい朝。
「起きてください。ドルヴァ様。」
「、、、ふあ?、、、ああ、おはよう、、、ユズカ。」
気だるげに起き上がるドルヴァ。
「、、、おや?あの男はどこへ、、、」
「!」
泰輔はいなかった。
「いませんわ!」
「、、、さらわれた、、、なんてことはないじゃろうが、、、」
「っ、、、」
「やつを探すのはあとじゃ。先にダグラスを助ける手立てを立てよう。」
「そう、、、ですわね。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瞼が開く。
「、、、ん、、、」
目覚めたのは、建物の屋上だった。
「ここ、、、は、、、」
フラフラと立ち上がる。
「高いな、、、」
「、、、おっ起きたか。」
「!?」
背後に人影を感じた。
そちらを向く。
「、、、よお。」
「お、おっす。」
身長はそれほど高くなく、170cmくらい。
声は少し低く、目は切れ目である。
「君は、、、誰だ?」
「、、、俺?俺は、、、大悪党、、、かな」
「悪党?」
「ハハッ冗談だよ。俺はルイ。」
「ルイ。ルイか。わかった。」
「あんたは、、、」
「俺はタイスケ。タイスケって呼んでくれ。」
「タイスケ、、、タイスケねぇ。」
「俺を助けてくれたのか?」
「助けた?んなわけねえだろ。」
「え?」
「邪魔だから退けただけだよ。」
「あ、そうか。ご、ごめん。」
「いや、いーよ。それよりも、」
「ん?」
「あんた、転生者だろ。」
「!?」
「分かるよ。隠すな。オーラでバレバレ。そんでもって俺は再殺し屋じゃねえ。」
「、、、よかった。」
「俺も、、、転生者なんだ。」
「! そうなのか!」
「ああ。そこで、だ。」
「ん?」
「転生者教会ってのが、この国にある。」
「あ、ああ。知ってる。」
「そこには7人の転生者全員が集まってる。ただ、
俺ら2人がここに集まった今、その事実はおかしい。ということ。」
「そうだな。」
「あの教会には最低2人の偽転生者が存在している。そいつらを暴き出そう。」
「それもそうだけどさ、、、」
「なんだよ。」
「転生者って見つけられるのか?」
「ならなぜ俺はお前が転生者だと気づけた?」
「、、、あっ!そうか!」
「だろ。じゃ、行くぞ。」
「えっ、、、ちょちょちょ」
「だからなんだよ?」
「場所!場所は!?」
「そんなの、俺についてくれば分かる。」
「、、、、、、」
2人は、転生者教会へとむかっていった。
割と寒くて、身震いした。
「、、、ここ、、、どこだよ、、、」
この世界に来てだいたい5日ほどたった。
でも、正直こころの整理ができていない。
よく分からないうちに能力とか手に入れて。
よく分からないうちに人に助けられて。
よく分からないうちにみんないなくなっちゃって。
どうすれば良い方向に行くのだろうか。
この5日間でわかったのは、この世界が『平和』では無い。ということ。
ドラゴンやケルベロスの襲撃。
閉門時間の早さ。
再殺し屋の存在。
どれも平和を表すものとは思えない。
でも、町や景色は日本よりも綺麗だ。
「、、、綺麗、、、だな。」
1人そうつぶやく。
別に悲しくはない。
悲しんだら、あいつが心配するよ。
フラッ
「んあ?」
グラグラ、、、
「あ、、、れ、、、」
バタッ
異世界とは言えど、現在も類まれな能力を持っただけの人間。
睡眠は取らなければならない。
彼は、レンガで作られた道の上で寝息を立て始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「、、、朝ですわ。」
少し薄い霧に覆われた美しい朝。
「起きてください。ドルヴァ様。」
「、、、ふあ?、、、ああ、おはよう、、、ユズカ。」
気だるげに起き上がるドルヴァ。
「、、、おや?あの男はどこへ、、、」
「!」
泰輔はいなかった。
「いませんわ!」
「、、、さらわれた、、、なんてことはないじゃろうが、、、」
「っ、、、」
「やつを探すのはあとじゃ。先にダグラスを助ける手立てを立てよう。」
「そう、、、ですわね。」
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瞼が開く。
「、、、ん、、、」
目覚めたのは、建物の屋上だった。
「ここ、、、は、、、」
フラフラと立ち上がる。
「高いな、、、」
「、、、おっ起きたか。」
「!?」
背後に人影を感じた。
そちらを向く。
「、、、よお。」
「お、おっす。」
身長はそれほど高くなく、170cmくらい。
声は少し低く、目は切れ目である。
「君は、、、誰だ?」
「、、、俺?俺は、、、大悪党、、、かな」
「悪党?」
「ハハッ冗談だよ。俺はルイ。」
「ルイ。ルイか。わかった。」
「あんたは、、、」
「俺はタイスケ。タイスケって呼んでくれ。」
「タイスケ、、、タイスケねぇ。」
「俺を助けてくれたのか?」
「助けた?んなわけねえだろ。」
「え?」
「邪魔だから退けただけだよ。」
「あ、そうか。ご、ごめん。」
「いや、いーよ。それよりも、」
「ん?」
「あんた、転生者だろ。」
「!?」
「分かるよ。隠すな。オーラでバレバレ。そんでもって俺は再殺し屋じゃねえ。」
「、、、よかった。」
「俺も、、、転生者なんだ。」
「! そうなのか!」
「ああ。そこで、だ。」
「ん?」
「転生者教会ってのが、この国にある。」
「あ、ああ。知ってる。」
「そこには7人の転生者全員が集まってる。ただ、
俺ら2人がここに集まった今、その事実はおかしい。ということ。」
「そうだな。」
「あの教会には最低2人の偽転生者が存在している。そいつらを暴き出そう。」
「それもそうだけどさ、、、」
「なんだよ。」
「転生者って見つけられるのか?」
「ならなぜ俺はお前が転生者だと気づけた?」
「、、、あっ!そうか!」
「だろ。じゃ、行くぞ。」
「えっ、、、ちょちょちょ」
「だからなんだよ?」
「場所!場所は!?」
「そんなの、俺についてくれば分かる。」
「、、、、、、」
2人は、転生者教会へとむかっていった。
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