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第1話 始まりは階段から
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グラウンドから教室に戻り昼飯と授業を済ませた放課後。
俺は普段のように一人で帰宅の準備をしていた。
この時間、他の人達は部活やら委員会やらで忙しいのだが俺はそのようなものには所属していない。
中学までは陸上部に入っていたのだが高校ではやめた。
理由は特にない。
人生そんなもんだ。
ちなみに空斗はサッカー部で一応レギュラーらしい。
勉強はできないが、好きなことにはとことん尽くす熱い奴だ。
そんなあいつがちょっと羨ましかったりしなくもない。
だらだらと階段を降り、一階に来て弁当箱を教室に忘れてきたことに気づいた。
また上るのか…と溜め息をついて階段を上ろうとすると上から女の子が階段を降りてくるのが見えた。
このような状況のとき、男は目を伏せて階段を上るのが鉄則だと、俺は勝手に思っている。
見えたらいけないものとか見えちゃうかもしれないし。
世の男の中にはこの状況をラッキーと言うやつがいるが俺にとっては違う。
見ようとしてもいないのに、変な誤解を避けるためにわざわざこちら側が気を使わなければいけないなんてくそ迷惑な話だ。
いっそのこと女子もズボンにすればいいのに…。
いや、やっぱそれはダメだな。
そんなことをグダグダ考えていたが、その時俺は女の子の異変に気づいた。
ふらついている。
これは見上げて直視しても仕方ないよな~と思いながらその女の子に声をかけようとした瞬間、
女の子が大きく揺れた。
「危ねぇ!!」
俺はその女の子をキャッチ…したはずが低い身長と力のなさが仇となり一緒に階段から転げ落ちた。
ギリギリ男らしく体をはって女の子を衝撃から守ったが、その代わり自分の後頭部を勢いよく床に打ちつけてしまった。
「白…か」
俺は意味深な言葉を呟いてそのまま気を失った。
俺は普段のように一人で帰宅の準備をしていた。
この時間、他の人達は部活やら委員会やらで忙しいのだが俺はそのようなものには所属していない。
中学までは陸上部に入っていたのだが高校ではやめた。
理由は特にない。
人生そんなもんだ。
ちなみに空斗はサッカー部で一応レギュラーらしい。
勉強はできないが、好きなことにはとことん尽くす熱い奴だ。
そんなあいつがちょっと羨ましかったりしなくもない。
だらだらと階段を降り、一階に来て弁当箱を教室に忘れてきたことに気づいた。
また上るのか…と溜め息をついて階段を上ろうとすると上から女の子が階段を降りてくるのが見えた。
このような状況のとき、男は目を伏せて階段を上るのが鉄則だと、俺は勝手に思っている。
見えたらいけないものとか見えちゃうかもしれないし。
世の男の中にはこの状況をラッキーと言うやつがいるが俺にとっては違う。
見ようとしてもいないのに、変な誤解を避けるためにわざわざこちら側が気を使わなければいけないなんてくそ迷惑な話だ。
いっそのこと女子もズボンにすればいいのに…。
いや、やっぱそれはダメだな。
そんなことをグダグダ考えていたが、その時俺は女の子の異変に気づいた。
ふらついている。
これは見上げて直視しても仕方ないよな~と思いながらその女の子に声をかけようとした瞬間、
女の子が大きく揺れた。
「危ねぇ!!」
俺はその女の子をキャッチ…したはずが低い身長と力のなさが仇となり一緒に階段から転げ落ちた。
ギリギリ男らしく体をはって女の子を衝撃から守ったが、その代わり自分の後頭部を勢いよく床に打ちつけてしまった。
「白…か」
俺は意味深な言葉を呟いてそのまま気を失った。
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