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第三章・戦士チームの旅立ち
背骨の剣と臀部の盾
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「アリダリ、金貨を払え」
ジェンダ王子が地竜に勝てそうもないと提言したが、アリダリは金貨の入った袋の中を覗いてため息をつき、「実は帰りの金貨の支払いも覚束無い」と嘆く。
「俺、城の金庫見たけどさ。財政難だと思うぜ」
トーマがアーズランド王国の財政事情を呟き、ソングに抱えられていたチーネが立ち上がって、再び地竜に襲いかかる。
「ソング。頑張って。時間稼ぐから」
「ん?いや、でも……」
隅の壁に座り込んだエリアンも立ち上がり、野獣の剣のグリップを力強く握り締め、エネルギーを注ぎ込んで刃こぼれした部分を蘇らせ、牙を剥いて三角の耳とパンクヘアーを逆立たせて地竜へ立ち向かう。
その二人の勇気を見てソングも立ち上がって仁王立ちになり、アソコにエネルギーを集中させ、体の中の武器をイメージするが、森の湖に霧がかかったように剣も盾も見えてこない。
「もっと、エッチなことを想像しろ。そんなんじゃダメだ」
ジェンダ王子がソングの腰のキルトの生地が少し膨らんだのを見て、もっと興奮しないと武器は発現しないとアドバイスした。
(ジェンダ王子の推理は正しく、勇者ゼツリは無闇に武器が使えないよう、至福の愛を感じた時に封印が解かれ、使用可能な時間も制限されている。)
ソングが首に掛けた母の形見のペンダントが開き、揉み上げと顎髭を生やしたゼツリの精悍な顔写真が微笑んで見えた。
「ゼツリの奴め」
唯一、一緒に戦った事のあるアリダリがゼツリの思惑に苦笑いし、神々の戦争を嘆き、勇者の神器を封印したいと考えていた最強の戦士を思い浮かべた。
「息子に愛の課題を与えたか?」
ソングもエッチな想像だけで武器が使えるなら苦労はしなかっただろう。
「そんな簡単じゃねー」
目を閉じてチーネの苺の唇と柔らかい桃の乳房を思い浮かべるが、爆発するような快感は得られない。
「経験不足なんじゃ」
アルダリがソングの必死の形相を見て叱咤激励した。スケベなだけに、愛と欲望については熟知している。
「燃えるような感覚は想像だけでは湧き上がらぬ」
ジェンダ王子とトーマを引き連れて、戦況を眺めたアリダリが「チーネの愛が必要」と答えを出す。
地竜との戦いはチーネが飛び回って背後に周り込み、エリアンは攻撃よりも剣と盾で地竜の打撃を食い止めている。
そしてチーネが地竜の体を駆け上がり、後頭部から蜜蜂の剣を半円に曲げて地竜の眼を剣先で突き刺そうとした。
「ムッ?」
突然、死角からカーブを描いた剣の軌道にスマフグが唖然として蒸気の息を呑み、片眼に刺さったと思われたが寸前で瞼を閉じ、硬い皮膚に引っ掻き傷しか付けられず失敗した。
スマフグは首を振り、腕で後頭部を払ってチーネを投げ飛ばすと、蒸気の輪っかをフンと鼻から吹き出し、口いっぱいに息を吸い込んで頬を膨らます。
(これがスマフグと呼ばれる所以であり、火種に酸素を加えて一気に吐き出す。)
「逃げろ。焼かれるぞ」
アルダリの叫び声にエリアンが地竜の前から逃げ出し、床に転げ落ちたチーネも仲間の方へ退避した。
しかし地竜が口から吐き出した炎は凄まじく、火柱が床から高波みなって広がり戦士チームを襲った。
エリアンが盾で炎の波を堰き止めたが、パンクヘアーがチリチリに焼け焦げ、他の者は岩陰に逃れる。
「チーネ。隅っこでソングを抱いてやれ」
「え?」
近くにいたジェンダ王子が剣を抜いてチーネに囁き、トーマも仕方なくショルダーバッグから出したトカゲの被り物をして、爬虫類の腕でカンフーの構えをした。
その一歩前に出たアリダリがスマフグを睨み付けて一角獣の杖を向け、ソングとチーネ以外は地竜を撹乱するように頼む。
「火はすぐには吐けまい。王子とトーマは周辺を逃げ回れ。鎖で足を繋がれているから、距離を保って時間を稼いでくれ」
「了解した」
ジェンダ王子とトーマがすぐに走り出し、地竜の前で分かれて周辺に散らばった。
エリアンも野獣の剣を構えて飛び出そうとしたが、アリダリはスマフグの火炎を警戒して別の指示を出す。
「わしとエリアンは一緒に火炎を防ぎ、ソングとチーネを守るぞ」
「わかった。しかし盾がもつかな」
アリダリが杖を前に出して霊力を発してバリアーを張り、エリアンが隣に立って既に黒焦げの盾を構えた。
「ソングとチーネよ。炎を受けられるのは三十秒だ」
つまりアルダリはスマフグが火を吹いてから、杖のバリアーとエリアンの盾で炎を防げるのはそれが限界と予測した。
「それがタイムリミット」
チーネは三十秒以内にソングに射精させて武器を出させろと理解したが、あの腐食の呪いは危険だ。
「でも、ソングの指が?」
「仕方ない。覚悟を決めろ」
「そうよ。このままでは全員が死ぬ」
ジェンダ王子が剣を頭上で回転させながら逃げ回り、トーマは壁を這って天井へ退避しているが、アリダリもエリアンも捕まるのは時間の問題だと戦況を分析した。
地竜はウルズの泉のゲートに入り込まれないように二人を追い詰め、エネルギーが回復したら炎を吐いて焼き殺すつもりだ。
「わかった。チーネに任せな」
「ええ~?嘘~。まさか、ここでSEXするのか?」
「愛が有れば場所は関係ない。それにソング。あなたは愛の戦士になると誓った。恥ずかしがるより、勇者としてチーネを抱きなさい」
チーネがソングを押し倒し、キルトのショートパンツを脱がせてその上に跨がり、ソングは積極的なチーネに焦っている。いつもは強気で負けず嫌いのソングだが、ついこの前初体験を終えた少年に過ぎない。
『この追い詰められた状況でSEXしろっていうのか?』
ジェンダ王子が地竜に勝てそうもないと提言したが、アリダリは金貨の入った袋の中を覗いてため息をつき、「実は帰りの金貨の支払いも覚束無い」と嘆く。
「俺、城の金庫見たけどさ。財政難だと思うぜ」
トーマがアーズランド王国の財政事情を呟き、ソングに抱えられていたチーネが立ち上がって、再び地竜に襲いかかる。
「ソング。頑張って。時間稼ぐから」
「ん?いや、でも……」
隅の壁に座り込んだエリアンも立ち上がり、野獣の剣のグリップを力強く握り締め、エネルギーを注ぎ込んで刃こぼれした部分を蘇らせ、牙を剥いて三角の耳とパンクヘアーを逆立たせて地竜へ立ち向かう。
その二人の勇気を見てソングも立ち上がって仁王立ちになり、アソコにエネルギーを集中させ、体の中の武器をイメージするが、森の湖に霧がかかったように剣も盾も見えてこない。
「もっと、エッチなことを想像しろ。そんなんじゃダメだ」
ジェンダ王子がソングの腰のキルトの生地が少し膨らんだのを見て、もっと興奮しないと武器は発現しないとアドバイスした。
(ジェンダ王子の推理は正しく、勇者ゼツリは無闇に武器が使えないよう、至福の愛を感じた時に封印が解かれ、使用可能な時間も制限されている。)
ソングが首に掛けた母の形見のペンダントが開き、揉み上げと顎髭を生やしたゼツリの精悍な顔写真が微笑んで見えた。
「ゼツリの奴め」
唯一、一緒に戦った事のあるアリダリがゼツリの思惑に苦笑いし、神々の戦争を嘆き、勇者の神器を封印したいと考えていた最強の戦士を思い浮かべた。
「息子に愛の課題を与えたか?」
ソングもエッチな想像だけで武器が使えるなら苦労はしなかっただろう。
「そんな簡単じゃねー」
目を閉じてチーネの苺の唇と柔らかい桃の乳房を思い浮かべるが、爆発するような快感は得られない。
「経験不足なんじゃ」
アルダリがソングの必死の形相を見て叱咤激励した。スケベなだけに、愛と欲望については熟知している。
「燃えるような感覚は想像だけでは湧き上がらぬ」
ジェンダ王子とトーマを引き連れて、戦況を眺めたアリダリが「チーネの愛が必要」と答えを出す。
地竜との戦いはチーネが飛び回って背後に周り込み、エリアンは攻撃よりも剣と盾で地竜の打撃を食い止めている。
そしてチーネが地竜の体を駆け上がり、後頭部から蜜蜂の剣を半円に曲げて地竜の眼を剣先で突き刺そうとした。
「ムッ?」
突然、死角からカーブを描いた剣の軌道にスマフグが唖然として蒸気の息を呑み、片眼に刺さったと思われたが寸前で瞼を閉じ、硬い皮膚に引っ掻き傷しか付けられず失敗した。
スマフグは首を振り、腕で後頭部を払ってチーネを投げ飛ばすと、蒸気の輪っかをフンと鼻から吹き出し、口いっぱいに息を吸い込んで頬を膨らます。
(これがスマフグと呼ばれる所以であり、火種に酸素を加えて一気に吐き出す。)
「逃げろ。焼かれるぞ」
アルダリの叫び声にエリアンが地竜の前から逃げ出し、床に転げ落ちたチーネも仲間の方へ退避した。
しかし地竜が口から吐き出した炎は凄まじく、火柱が床から高波みなって広がり戦士チームを襲った。
エリアンが盾で炎の波を堰き止めたが、パンクヘアーがチリチリに焼け焦げ、他の者は岩陰に逃れる。
「チーネ。隅っこでソングを抱いてやれ」
「え?」
近くにいたジェンダ王子が剣を抜いてチーネに囁き、トーマも仕方なくショルダーバッグから出したトカゲの被り物をして、爬虫類の腕でカンフーの構えをした。
その一歩前に出たアリダリがスマフグを睨み付けて一角獣の杖を向け、ソングとチーネ以外は地竜を撹乱するように頼む。
「火はすぐには吐けまい。王子とトーマは周辺を逃げ回れ。鎖で足を繋がれているから、距離を保って時間を稼いでくれ」
「了解した」
ジェンダ王子とトーマがすぐに走り出し、地竜の前で分かれて周辺に散らばった。
エリアンも野獣の剣を構えて飛び出そうとしたが、アリダリはスマフグの火炎を警戒して別の指示を出す。
「わしとエリアンは一緒に火炎を防ぎ、ソングとチーネを守るぞ」
「わかった。しかし盾がもつかな」
アリダリが杖を前に出して霊力を発してバリアーを張り、エリアンが隣に立って既に黒焦げの盾を構えた。
「ソングとチーネよ。炎を受けられるのは三十秒だ」
つまりアルダリはスマフグが火を吹いてから、杖のバリアーとエリアンの盾で炎を防げるのはそれが限界と予測した。
「それがタイムリミット」
チーネは三十秒以内にソングに射精させて武器を出させろと理解したが、あの腐食の呪いは危険だ。
「でも、ソングの指が?」
「仕方ない。覚悟を決めろ」
「そうよ。このままでは全員が死ぬ」
ジェンダ王子が剣を頭上で回転させながら逃げ回り、トーマは壁を這って天井へ退避しているが、アリダリもエリアンも捕まるのは時間の問題だと戦況を分析した。
地竜はウルズの泉のゲートに入り込まれないように二人を追い詰め、エネルギーが回復したら炎を吐いて焼き殺すつもりだ。
「わかった。チーネに任せな」
「ええ~?嘘~。まさか、ここでSEXするのか?」
「愛が有れば場所は関係ない。それにソング。あなたは愛の戦士になると誓った。恥ずかしがるより、勇者としてチーネを抱きなさい」
チーネがソングを押し倒し、キルトのショートパンツを脱がせてその上に跨がり、ソングは積極的なチーネに焦っている。いつもは強気で負けず嫌いのソングだが、ついこの前初体験を終えた少年に過ぎない。
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