プリケツの君

施術 2回目

この施術は、3回が１セットになる。
前回の施術を受けた日から　２日後、また彼の診療室で　施術を受けた。

前回と同じように、首から、肩、背中にかけての入念なマッサージを施してもらって、体中がリラックスした気分に浸っている。

それと、前回オチンチンが勃起してしまったことで、ちょっと性的な興奮も　少し期待していたりする自分が居る。

施術を受けはじめる以前と比べて、体中の強張りがほぐれて、癒されている感じがとても心地よい。

人間の体に本来　備わっている陽から陰への気の流れのようなものが、改善されているのだろう。

もっと気持ちを　束縛から解放させて、
もっと自分本来の感性に身を委ねることが肝心なんだ　と教えてくれる。

もっともっと自分の体を知らなければならない。
人の体は、ひとりひとり違うものだ。感じる場所も違えば、感性の質も違う。

どうしたら自分がもっと気持ち良くなれるのか、
本来の自分を追求して　発見しなくてはならない。

彼の見立てによると、

僕の場合、特徴的なのは、骨盤底筋が発達しているということ。
特に、肛門の周りに　分布している神経の密度がとても高いようだ。

肛門まわりの性感が　とても敏感だということだ。

金玉とお尻の穴の間の部分を　会陰（えいん）と呼ぶのだけど、

その会陰の部分を揉みほぐし、次に肛門の表面をやさしくタッチしてもらうと、うっとりとするような快楽に包まれてきた。

なにやらローションのようなものを塗られて、アナルの入り口に人差し指を入れられた。
ゾワゾワする快感に一瞬、戸惑いを感じたけど、すぐに気持ちよさに変わった。

こんなにアナルが感じるなんて、僕はきっと普通の感性じゃない、
という決定的な認識を受け入れながら、ますますアナルの快楽に、没入していく。

これまで感じたことの無いアナル特有の快感が下半身全体にジンワリと響く。

さらに進んで、人差し指、中指の２本を同時にアナルに入れて　抜き差ししていく。肛門が押し広げられる感覚が気持ちいい。
クセになりそうな快感が　きゅっと込み上げてくる。

この２回目の施術は、お尻が蕩けるような　これまでの人生で感じたことの無い
未知の感覚を体感させてもらうことになった。