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のんちゃん、じしん!?
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「よし、ここでポテチタワー完成っ!!」
ソファの上で、おっきなクッションを3つ重ねて、さらにその上にポテチの袋をそーっと乗せて…
のんちゃんはひとりで勝手に盛り上がっていた。
「ふふふ、これぞ『おやつの玉座』であるっ!」
そのときだった。
――グラッ!
「ひゃああああああ!!」
のんちゃん、ソファの上でガクンと揺れて転がり落ちる。
「じ、じしん!? じしんだよね!? ちょ、まって、どこ!どこに逃げればいいのー!?」
クッションと一緒に床でごろごろ転がりながら、半泣きで叫ぶ。
「非常口は…どこ!? うちに非常口ないっ!!」
しかも、
「だ、だいじなぬいぐるみ!非常持ち出し袋に入ってないーっ!!」
テンパりすぎて、もはや意味不明。
「にゃー」
そのとき、もふにゃんが棚の上からひょこっと顔を出した。
「あっ、にゃんこ!だいじょうぶだった!? とにかく一緒にテーブルの下へ!!」
のんちゃん、もふにゃんを脇にかかえて、テーブルの下へシュバッと避難!
…でも、もふにゃんは全然焦ってない。むしろふわーっとあくびなんかしてる。
「…ん?」
ふと見上げると、さっきの“じしん”の原因がわかった。
棚の上に落ちていたのは――
ティッシュ箱と空っぽのスナック袋。
「……これ、にゃんこのくしゃみで落ちたやつじゃんっ!!」
そう、さっきの“グラッ”は、
もふにゃんの大くしゃみで棚が揺れて、物が落ちてきただけだったのだ!
「こ、こわかったぁぁぁあああ~……でも、じしんじゃなかったぁぁあ~……」
涙目でぐでぇ~っと床に倒れ込むのんちゃん。
その上に、もふにゃんがドテッと乗っかってきて――
「……あんたが犯人でしょぉぉぉぉぉおお!!」
---
次の瞬間。
ピンポーン。
「ただいまー!」
ママが帰ってきた玄関で見た光景は、
クッションに埋もれたのんちゃんと、頭にティッシュ箱をかぶったもふにゃん。
「なにしてたの…?」
「ママ…うち、いまじしんだったの…(※くしゃみです)」
ソファの上で、おっきなクッションを3つ重ねて、さらにその上にポテチの袋をそーっと乗せて…
のんちゃんはひとりで勝手に盛り上がっていた。
「ふふふ、これぞ『おやつの玉座』であるっ!」
そのときだった。
――グラッ!
「ひゃああああああ!!」
のんちゃん、ソファの上でガクンと揺れて転がり落ちる。
「じ、じしん!? じしんだよね!? ちょ、まって、どこ!どこに逃げればいいのー!?」
クッションと一緒に床でごろごろ転がりながら、半泣きで叫ぶ。
「非常口は…どこ!? うちに非常口ないっ!!」
しかも、
「だ、だいじなぬいぐるみ!非常持ち出し袋に入ってないーっ!!」
テンパりすぎて、もはや意味不明。
「にゃー」
そのとき、もふにゃんが棚の上からひょこっと顔を出した。
「あっ、にゃんこ!だいじょうぶだった!? とにかく一緒にテーブルの下へ!!」
のんちゃん、もふにゃんを脇にかかえて、テーブルの下へシュバッと避難!
…でも、もふにゃんは全然焦ってない。むしろふわーっとあくびなんかしてる。
「…ん?」
ふと見上げると、さっきの“じしん”の原因がわかった。
棚の上に落ちていたのは――
ティッシュ箱と空っぽのスナック袋。
「……これ、にゃんこのくしゃみで落ちたやつじゃんっ!!」
そう、さっきの“グラッ”は、
もふにゃんの大くしゃみで棚が揺れて、物が落ちてきただけだったのだ!
「こ、こわかったぁぁぁあああ~……でも、じしんじゃなかったぁぁあ~……」
涙目でぐでぇ~っと床に倒れ込むのんちゃん。
その上に、もふにゃんがドテッと乗っかってきて――
「……あんたが犯人でしょぉぉぉぉぉおお!!」
---
次の瞬間。
ピンポーン。
「ただいまー!」
ママが帰ってきた玄関で見た光景は、
クッションに埋もれたのんちゃんと、頭にティッシュ箱をかぶったもふにゃん。
「なにしてたの…?」
「ママ…うち、いまじしんだったの…(※くしゃみです)」
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