43 / 101
生徒会
お風呂
しおりを挟むすげぇ…………。
俺の使ってる二人で一室の部屋とはやっぱり違う………。
お風呂とトイレはわかれてるし、
お風呂のバスタブも結構大きめ。
決定的に違うのは、やっぱり電気が使われてるとこだよね!
ほら、俺らのお風呂は蛇口の向きを調整してお湯の温度管理しないと熱すぎたり冷たすぎたりするけど、先輩のお風呂はディスプレイ??タッチパネル?で、温度調整できるの!!便利!!
温くなったら勝手に追い焚きしてくれるみたいだし!
シャワーも好きだけど、やっぱりバスタブに浸かると癒されるぅ~
シャンプーとボディソープこれ使っていいのかな?
いっか。
勝手に使っちゃお~
おかりしまーす。
でも、なんか悪いから少なめに…
もこもこもこ…
うわぁ~このシャンプーいいやつかな?
めっちゃふわふわで気持ちいい~
「唯利ー!!」
ん??
外から
蓮先輩の声。
「なんですか~??」
ガラッてお風呂場の戸を開けて、顔を出す
「唯利…………お前良い身体してんなぁ…………」
もちろん、浴室の外にいたのは蓮先輩なんだけども…………俺の身体をじろじろ観察してる。
はい??
いや、確かに俺腹筋鍛えてるし、少しは自身あるけど…………そこまでじゃないよ?
もっと三藤くんみたいな三角筋とか大腿筋とか鍛えたいんだけど。
「え、俺の身体を見るために声かけたんですか?」
そこまでじろじろ見られると、なんかはずいじゃん…………
「あぁ…。ここにバスタオルと寝巻き用の俺の服おいとくから使って。って言おうと思ったんだけど」
え、
あ、
そなの??
確かに先輩の手には洋服が…。
「外から声かけるだけにしようと思ったんだけど、まさかドア開けてくれるとは思わなかったからつい見ちゃったじゃん笑」
「…………!!!!!」
バシャン!!
あわててドア閉めた俺。
ついでに鍵も。
それでもこのドア透けてるからまだ恥ずかしいんだけど…………。
先輩だけ服着て俺だけ裸って不公平じゃないっ!?
「え、いいじゃん、なんで閉めるんだよ~」
文句言う先輩。
「湯気がでてって寒いからです!!!」
くそっ。
長風呂してやろうか。
先輩のお風呂ものぞき見してやろうか!!
54
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
ビッチです!誤解しないでください!
モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃
「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」
「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」
「大丈夫か?あんな噂気にするな」
「晃ほど清純な男はいないというのに」
「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」
噂じゃなくて事実ですけど!!!??
俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生……
魔性の男で申し訳ない笑
めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
腐男子ですが何か?
みーやん
BL
俺は田中玲央。何処にでもいる一般人。
ただ少し趣味が特殊で男と男がイチャコラしているのをみるのが大好きだってこと以外はね。
そんな俺は中学一年生の頃から密かに企んでいた計画がある。青藍学園。そう全寮制男子校へ入学することだ。しかし定番ながら学費がバカみたい高額だ。そこで特待生を狙うべく勉強に励んだ。
幸いにも俺にはすこぶる頭のいい姉がいたため、中学一年生からの成績は常にトップ。そのまま三年間走り切ったのだ。
そしてついに高校入試の試験。
見事特待生と首席をもぎとったのだ。
「さぁ!ここからが俺の人生の始まりだ!
って。え?
首席って…めっちゃ目立つくねぇ?!
やっちまったぁ!!」
この作品はごく普通の顔をした一般人に思えた田中玲央が実は隠れ美少年だということを知らずに腐男子を隠しながら学園生活を送る物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる