百色学園高等部

shine

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普段の学校生活に戻りま~す

お説教、ノーサンキューだよぉ……

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「こういうことは、もう二度とやめてくださいね。絶対!!わかりましたか!?」


「はぁ~い~」


「本当にわかったんですか!!!」


俺は、怒られてた。



誰にって!?




ドクターにだよっっっっっっっ!!!
(あと、みーたんにもだけど)


ドクター、の、あのイケボが、ひんやり怖い声になって、怒気をおびて、あ~、イケボなのに、怖いよ~!




「少しでも、調子が悪かったら、こいつ(みーたん指差して)に言うこと!!あと、友達にも相談しておくこと!!いい!?じゃないと、君が、困るんだからね!?」

まだまだ続く、ドクターのお小言。


まぁ……俺が全面的に悪いから、


…………うん、

素直に聞いておく、けど……



で、



今の俺の状況は、

病院・点滴・ベッド・ドクター・みーたん・説教

って感じぃ??


まぁ、
あれから、何が起こったか、
大雑把に説明すると、



俺、どうやら、洗面台の近くで倒れてたらしい笑笑



俺の事を発見してくれたのは、
蓮先輩と三藤くんらしい。


蓮先輩とはね、夏休みちょくちょくLINEしてたんだけど、しばらく返信できないでいたら(宿題に集中していて忘れてたw)心配した蓮先輩が三藤くんに相談して(俺の部屋開けるには、寮長とかの許可が必要で、そこから合鍵……合カードキーで開けられるからね)一緒に俺の部屋に入ったら、俺が倒れてたんだとw


あっはっは~!



こんなにひどい風邪ひくとは思ってなかったよ~笑笑



今は、病院で点滴して貰って少し症状がおさまったから、

まだ、喉はいたいけど、



あそこまで酷くはないかなぁ~


けれども、

ま……


いろんな人に迷惑かけちゃったのは事実なわけで。


「すみません……」


素直に謝っておく。

「わかればいいんです。次回からは、体調が悪いと思ったら、悪化する前に、病院にきてください」

何度もドクターに念を押された。

「体調悪いときは保健室にこいよ。」

今ままでドクターがガンガン怒ってたから控えめだったみーたんも、ボソッと説教



一応


素直に(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)うなずく。


けれども、大人たちは納得しなかったようで


「通院を、月2回か、週一回にしましょうか。」

「もう一回同じことあったら、寮の部屋を相部屋にするぞ」


ええええ!!!



あ、しかも、なんか、


俺がまた同じことを起こさないようにって、

俺の腕に機械が取り付けられちゃったよ笑笑
何て言うんだろう、腕時計みたいな感じでバングル??みたいについてるの。

防水機能だからお風呂入る時も、取り外さないこと!!


ってドクターに強く言われた。


あと、なんか、首にかける用の、ネックストラップ??貰った~!小さな薬が入るの!!

デザインがねぇ~ちょーカッコいい、シルバーでいい感じ~

お気に入りかも。


服の下に隠しておこ~






ーーーーーーーーーーー

その後

しばらく、学校の病院棟で入院して、(そこで宿題必死に終らせようとしたら、ナースさんに必死に止められたけど、いない時見計らってこっそり終わらせて)

なんとか白蓮寮に帰ってきた。





なんか俺が病院に運ばれたの、
知られちゃってたみたいで、


俺が風邪ひいて倒れた時、三藤くんと蓮先輩が運んでくれたからかな?さすが有名人効果。

なんか俺、

ちょっとした有名人みたいだよ!?
(唯利が知らないだけでいつも有名人だが)





みんなに、

「ふ、ふく、寮長、体調、大丈夫ですか……」

「ゆ、ユイリーンさま、あ、あの、もう、身体は……」


なんて言われる。




から、



「大丈夫だよぉ~」


逆に、無駄にハイテンションで答えちゃう。


「心配してくれたの?ありがとうねぇ~♡」

だって、
皆がシリアスになって心配するから、


「もう、元気になったってぇ~」

笑顔つくって、大袈裟な身振り使って、アピールする。


いや、ほんとに、心配しないで?
ほら、こんなに元気だよ!
ピンピンだよ!

筋肉もこのとおり!!





けれども、


退院あけで、
なおかつ、
睡眠時間を返上して夏休みの宿題を必死に終えた後の唯利は、


「…………(やべぇ……やつれたユイリーンさま、儚い感じが………普段より色気マシマシになってやがる……)」


「…………(なにあのから元気!?……守ってあげたい……!)」


周囲には、唯利が思ってたより、まだまだ病人に見えてるようですよ!?

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